2 調査結果の概要
3.スポーツ施設と地域社会におけるスポーツに関する意識について
(1) 公共スポーツ施設についての要望
市町村立体育館,プール,テニスコートなどの公共スポーツ施設について,何か望むことがあるか聞いたところ,望むことについて何らかの選択肢を挙げた者(以下『「望むことがある」とする者』という。)の割合が68.8%,「特にない」と答えた者の割合が29.9%となっている。
前回の調査結果と比較して見ると,「特にない」(26.9%→29.9%)と答えた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「特にない」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
性別に見ると,大きな差異は見られない。
年齢別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は20歳代から50歳代で,「特にない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
次に,市町村立体育館,プール,テニスコートなどの公共スポーツ施設に望むことについては,「身近で利用できるよう,施設数の増加」を挙げた者の割合が36.4%と最も高く,以下,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」(23.5%),「初心者向けのスポーツ教室やスポーツ行事の充実」(23.2%),「利用手続き,料金の支払い方法などの簡略化」(22.8%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
都市規模別に見ると,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」を挙げた者の割合は男性で,「初心者向けのスポーツ教室やスポーツ行事の充実」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「身近で利用できるよう,施設数の増加」,「利用手続き,料金の支払い方法などの簡略化」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,「初心者向けのスポーツ教室やスポーツ行事の充実」を挙げた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図12,表10−1,表10−2)
前回の調査結果と比較して見ると,「特にない」(26.9%→29.9%)と答えた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「特にない」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
性別に見ると,大きな差異は見られない。
年齢別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は20歳代から50歳代で,「特にない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
次に,市町村立体育館,プール,テニスコートなどの公共スポーツ施設に望むことについては,「身近で利用できるよう,施設数の増加」を挙げた者の割合が36.4%と最も高く,以下,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」(23.5%),「初心者向けのスポーツ教室やスポーツ行事の充実」(23.2%),「利用手続き,料金の支払い方法などの簡略化」(22.8%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
都市規模別に見ると,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」を挙げた者の割合は男性で,「初心者向けのスポーツ教室やスポーツ行事の充実」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「身近で利用できるよう,施設数の増加」,「利用手続き,料金の支払い方法などの簡略化」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,「初心者向けのスポーツ教室やスポーツ行事の充実」を挙げた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図12,表10−1,表10−2)
(2) 民間スポーツ施設についての要望
フィットネスクラブ,スイミングクラブ,テニスクラブ,ゴルフ練習場などの民間スポーツ施設について,何か望むことがあるか聞いたところ,望むことについて何らかの選択肢を挙げた者(以下,『「望むことがある」とする者』という。)の割合が62.5%,「特にない」と答えた者の割合が35.5%となっている。
前回の調査結果と比較して見ると,「特にない」(31.4%→35.5%)と答えた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は大都市,中都市で,「特にない」と答えた者の割合は小都市,町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は女性で,「特にない」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は20歳代から50歳代で,「特にない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
次にフィットネスクラブ,スイミングクラブ,テニスクラブ,ゴルフ練習場などの民間スポーツ施設に望むことについては,「利用料金が安くなること」を挙げた者の割合が52.9%と最も高く,以下,「身近で利用できるよう,施設数の増加」(23.5%)などの順となっている。(複数回答,上位2項目)
都市規模別に見ると,「利用料金が安くなること」を挙げた者の割合は大都市,中都市で高くなっている。
性別に見ると,「利用料金が安くなること」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「利用料金が安くなること」,「身近で利用できるよう,施設数の増加」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で高くなっている。(図13,表11−1,表11−2)
前回の調査結果と比較して見ると,「特にない」(31.4%→35.5%)と答えた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は大都市,中都市で,「特にない」と答えた者の割合は小都市,町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は女性で,「特にない」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は20歳代から50歳代で,「特にない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
次にフィットネスクラブ,スイミングクラブ,テニスクラブ,ゴルフ練習場などの民間スポーツ施設に望むことについては,「利用料金が安くなること」を挙げた者の割合が52.9%と最も高く,以下,「身近で利用できるよう,施設数の増加」(23.5%)などの順となっている。(複数回答,上位2項目)
都市規模別に見ると,「利用料金が安くなること」を挙げた者の割合は大都市,中都市で高くなっている。
性別に見ると,「利用料金が安くなること」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「利用料金が安くなること」,「身近で利用できるよう,施設数の増加」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で高くなっている。(図13,表11−1,表11−2)
(3) 今の子どものスポーツや外遊びの環境の変化
自分の子どもの頃と比較して,今の子どものスポーツや外遊びの環境はどのようになったと感じるか聞いたところ,「よくなった」とする者の割合が23.1%(「よくなった」10.2%+「どちらかといえばよくなった」12.9%),「変わらない」と答えた者の割合が7.5%,「悪くなった」とする者の割合が66.4%(「どちらかといえば悪くなった」42.2%+「悪くなった」24.2%)となっている。
前回の調査結果と比較して見ると,「よくなった」(26.7%→23.1%)とする者の割合が低下し,「悪くなった」(63.1%→66.4%)とする者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「よくなった」とする者の割合は町村で,「悪くなった」とする者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「よくなった」とする者の割合は男性で,「悪くなった」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「よくなった」とする者の割合は60歳代,70歳以上で,「悪くなった」とする者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図14,表12−1,表12-2)
前回の調査結果と比較して見ると,「よくなった」(26.7%→23.1%)とする者の割合が低下し,「悪くなった」(63.1%→66.4%)とする者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「よくなった」とする者の割合は町村で,「悪くなった」とする者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「よくなった」とする者の割合は男性で,「悪くなった」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「よくなった」とする者の割合は60歳代,70歳以上で,「悪くなった」とする者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図14,表12−1,表12-2)
ア 変化したところ
自分の子どものときと比較して,今の子どものスポーツや外遊びの環境は「悪くなった」とする者(1,278人)に,それはどのようなところか聞いたところ,「子どもが自由に遊べる空き地や生活道路が少なくなった」を挙げた者の割合が75.7%と最も高く,以下,「スポーツや外遊びができる時間が少なくなった」(51.7%),「スポーツや外遊びをする仲間(友達)が少なくなった」(49.1%),「親子でスポーツに親しむ機会が少なくなった」(20.1%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
前回の調査結果と比較して見ると,「子どもが自由に遊べる空き地や生活道路が少なくなった」(71.6%→75.7%),「スポーツや外遊びをする仲間(友達)が少なくなった」(44.3%→49.1%)を挙げた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「子どもが自由に遊べる空き地や生活道路が少なくなった」,「親子でスポーツに親しむ機会が少なくなった」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
年齢別に見ると,「子どもが自由に遊べる空き地や生活道路が少なくなった」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「スポーツや外遊びができる時間が少なくなった」を挙げた者の割合は50歳代で,「親子でスポーツに親しむ機会が少なくなった」を挙げた者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図15,表13−1,表13−2)
前回の調査結果と比較して見ると,「子どもが自由に遊べる空き地や生活道路が少なくなった」(71.6%→75.7%),「スポーツや外遊びをする仲間(友達)が少なくなった」(44.3%→49.1%)を挙げた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「子どもが自由に遊べる空き地や生活道路が少なくなった」,「親子でスポーツに親しむ機会が少なくなった」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
年齢別に見ると,「子どもが自由に遊べる空き地や生活道路が少なくなった」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「スポーツや外遊びができる時間が少なくなった」を挙げた者の割合は50歳代で,「親子でスポーツに親しむ機会が少なくなった」を挙げた者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図15,表13−1,表13−2)
(4) クラブ・同好会への加入状況・今後の加入意向
自分の好きな運動やスポーツのクラブ,同好会があれば,加入したいと思うか聞いたところ,「既に加入している」と答えた者の割合が16.2%,「加入したいと思う」と答えた者の割合が38.3%,「加入したいとは思わない」と答えた者の割合が44.3%となっている。
前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
都市規模別に見ると,「加入したいとは思わない」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
性別に見ると,「既に加入している」,「加入したいとは思わない」と答えた者の割合は男性で,「加入したいと思う」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「加入したいと思う」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で,「加入したいとは思わない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図16,表14−1,表14-2,参考1,参考2)
前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
都市規模別に見ると,「加入したいとは思わない」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
性別に見ると,「既に加入している」,「加入したいとは思わない」と答えた者の割合は男性で,「加入したいと思う」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「加入したいと思う」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で,「加入したいとは思わない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図16,表14−1,表14-2,参考1,参考2)
ア 加入しているクラブ・同好会の形態
自分の好きな運動やスポーツのクラブ,同好会に,「既に加入している」と答えた者(312人)に,どのようなクラブや同好会か聞いたところ,「おおむね同じ市町村内の人が加入している地域のクラブや同好会(総合型地域スポーツクラブを含む)」を挙げた者の割合が46.5%と最も高く,以下,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」(27.9%),「職場のクラブや同好会」(15.7%),「おおむね同じ県内の人が加入しているクラブや同好会」(14.4%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
前回の調査結果と比較して見ると,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」(17.0%→27.9%)を挙げた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「おおむね同じ市町村内の人が加入している地域のクラブや同好会(総合型地域スポーツクラブを含む)」を挙げた者の割合は町村で,「おおむね同じ県内の人が加入しているクラブや同好会」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「職場のクラブや同好会」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「おおむね同じ市町村内の人が加入している地域のクラブや同好会(総合型地域スポーツクラブを含む)」を挙げた者の割合は70歳以上で,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」を挙げた者の割合は60歳代で,「職場のクラブや同好会」を挙げた者の割合は30歳代で,「おおむね同じ県内の人が加入しているクラブや同好会」を挙げた者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図17,表15−1,表15−2)
前回の調査結果と比較して見ると,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」(17.0%→27.9%)を挙げた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「おおむね同じ市町村内の人が加入している地域のクラブや同好会(総合型地域スポーツクラブを含む)」を挙げた者の割合は町村で,「おおむね同じ県内の人が加入しているクラブや同好会」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「職場のクラブや同好会」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「おおむね同じ市町村内の人が加入している地域のクラブや同好会(総合型地域スポーツクラブを含む)」を挙げた者の割合は70歳以上で,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」を挙げた者の割合は60歳代で,「職場のクラブや同好会」を挙げた者の割合は30歳代で,「おおむね同じ県内の人が加入しているクラブや同好会」を挙げた者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図17,表15−1,表15−2)
イ クラブ・同好会で行っている運動・スポーツの種目
自分の好きな運動やスポーツのクラブ,同好会に,「既に加入している」と答えた者(312人)に,そのクラブや同好会で行っている運動・スポーツを聞いたところ,「体操(ラジオ体操,職場体操,美容体操,エアロビクス,縄跳びを含む)」を挙げた者の割合が18.9%,「ゴルフ」を挙げた者の割合が15.7%,「野球,ソフトボール」,「テニス,ソフトテニス,バドミントン,卓球」を挙げた者の割合が13.8%,「ウォーキング(歩け歩け運動,散歩などを含む)」を挙げた者の割合が13.1%,「水泳」を挙げた者の割合が12.2%,「バレーボール,バスケットボール」を挙げた者の割合が10.3%,「室内運動器具を使ってする運動」を挙げた者の割合が9.6%,「ダンス(フォークダンス,ジャズダンス,社交ダンス,民謡踊りを含む)」を挙げた者の割合が8.3%,「ゲートボール,グラウンドゴルフ」を挙げた者の割合が5.4%などの順となっている。(複数回答,上位10項目)
性別に見ると,「体操(ラジオ体操,職場体操,美容体操,エアロビクス,縄跳びを含む)」,「水泳」,「バレーボール,バスケットボール」を挙げた者の割合は女性で,「ゴルフ」,「野球,ソフトボール」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「ゴルフ」,「ウォーキング(歩け歩け運動,散歩などを含む)」を挙げた者の割合は60歳代で,「バレーボール,バスケットボール」を挙げた者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図18,表16,参考)
性別に見ると,「体操(ラジオ体操,職場体操,美容体操,エアロビクス,縄跳びを含む)」,「水泳」,「バレーボール,バスケットボール」を挙げた者の割合は女性で,「ゴルフ」,「野球,ソフトボール」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「ゴルフ」,「ウォーキング(歩け歩け運動,散歩などを含む)」を挙げた者の割合は60歳代で,「バレーボール,バスケットボール」を挙げた者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図18,表16,参考)
ウ クラブ・同好会に加入した動機
自分の好きな運動やスポーツのクラブ,同好会に,「既に加入している」と答えた者(312人)に,そのクラブや同好会に加入した動機を聞いたところ,「健康・体力つくりのため」を挙げた者の割合が56.1%,「親睦のため(仲間ができるから)」を挙げた者の割合が47.1%,「好きなスポーツ活動ができるから」を挙げた者の割合が39.1%,「継続してできるから」,「地域の人達と交流できるから」を挙げた者の割合が30.1%などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
都市規模別に見ると,「親睦のため(仲間ができるから)」を挙げた者の割合は中都市で,「地域の人達と交流できるから」を挙げた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「健康・体力つくりのため」を挙げた者の割合は女性で,「親睦のため(仲間ができるから)」,「好きなスポーツ活動ができるから」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「健康・体力つくりのため」を挙げた者の割合は60歳代で,「好きなスポーツ活動ができるから」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,「地域の人達と交流できるから」を挙げた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図19,表17−1,表17−2)
前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
都市規模別に見ると,「親睦のため(仲間ができるから)」を挙げた者の割合は中都市で,「地域の人達と交流できるから」を挙げた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「健康・体力つくりのため」を挙げた者の割合は女性で,「親睦のため(仲間ができるから)」,「好きなスポーツ活動ができるから」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「健康・体力つくりのため」を挙げた者の割合は60歳代で,「好きなスポーツ活動ができるから」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,「地域の人達と交流できるから」を挙げた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図19,表17−1,表17−2)
エ 加入したいクラブ・同好会の形態
自分の好きな運動やスポーツのクラブ,同好会に,「加入したいと思う」と答えた者(738人)に,どのようなクラブや同好会か聞いたところ,「おおむね同じ市町村内の人が加入している地域のクラブや同好会(総合型地域スポーツクラブを含む)」を挙げた者の割合が61.4%と最も高く,以下,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」(29.7%),「職場のクラブや同好会」(18.0%),「おおむね同じ県内の人が加入しているクラブや同好会」(16.9%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
前回の調査結果と比較して見ると,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」(23.3%→29.7%)を挙げた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」を挙げた者の割合は女性で,「職場のクラブや同好会」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「おおむね同じ市町村内の人が加入している地域のクラブや同好会(総合型地域スポーツクラブを含む)」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「職場のクラブや同好会」を挙げた者の割合は40歳代で,「おおむね同じ県内の人が加入しているクラブや同好会」を挙げた者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図20,表18−1,表18−2)
前回の調査結果と比較して見ると,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」(23.3%→29.7%)を挙げた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」を挙げた者の割合は女性で,「職場のクラブや同好会」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「おおむね同じ市町村内の人が加入している地域のクラブや同好会(総合型地域スポーツクラブを含む)」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「職場のクラブや同好会」を挙げた者の割合は40歳代で,「おおむね同じ県内の人が加入しているクラブや同好会」を挙げた者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図20,表18−1,表18−2)
オ 加入したいクラブ・同好会の運動・スポーツの種目
自分の好きな運動やスポーツのクラブ,同好会に,「加入したいと思う」と答えた者(738人)に,加入したいクラブ・同好会で行いたい運動やスポーツの種目を聞いたところ,「体操(ラジオ体操,職場体操,美容体操,エアロビクス,縄跳びを含む)」を挙げた者の割合が27.2%,「ウォーキング(歩け歩け運動,散歩などを含む)」を挙げた者の割合が24.8%,「水泳」を挙げた者の割合が21.7%,「テニス,ソフトテニス,バドミントン,卓球」を挙げた者の割合が20.3%,「ダンス(フォークダンス,ジャズダンス,社交ダンス,民謡踊りを含む)」を挙げた者の割合が16.8%などとなっている。(複数回答,上位5項目)
都市規模別に見ると,「ダンス(フォークダンス,ジャズダンス,社交ダンス,民謡踊りを含む)」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「体操(ラジオ体操,職場体操,美容体操,エアロビクス,縄跳びを含む)」,「水泳」,「テニス,ソフトテニス,バドミントン,卓球」,「ダンス(フォークダンス,ジャズダンス,社交ダンス,民謡踊りを含む)」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「ウォーキング(歩け歩け運動,散歩などを含む)」を挙げた者の割合は50歳代から70歳以上で,「テニス,ソフトテニス,バドミントン,卓球」を挙げた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図21,表19,参考)
都市規模別に見ると,「ダンス(フォークダンス,ジャズダンス,社交ダンス,民謡踊りを含む)」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「体操(ラジオ体操,職場体操,美容体操,エアロビクス,縄跳びを含む)」,「水泳」,「テニス,ソフトテニス,バドミントン,卓球」,「ダンス(フォークダンス,ジャズダンス,社交ダンス,民謡踊りを含む)」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「ウォーキング(歩け歩け運動,散歩などを含む)」を挙げた者の割合は50歳代から70歳以上で,「テニス,ソフトテニス,バドミントン,卓球」を挙げた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図21,表19,参考)
(5) 地域におけるスポーツ振興の効果
地域におけるスポーツ振興に,どのような効果を期待するか聞いたところ,効果について何らかの選択肢を挙げた者(以下,『「効果を期待する」とする者』という。)の割合が88.4%,「特にない」と答えた者の割合が10.5%となっている。
都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
性別に見ると,大きな差異は見られない。
年齢別に見ると,「効果を期待する」とする者の割合は20歳代から50歳代で,「特にない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。
次に,地域におけるスポーツ振興に期待する効果については,「高齢者の生きがいづくり」を挙げた者の割合が42.2%と最も高く,以下,「地域のコミュニティの形成・活性化」(37.1%),「親子や家族の交流」,「子どもの体力づくり」(32.1%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
性別に見ると,「高齢者の生きがいづくり」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「高齢者の生きがいづくり」を挙げた者の割合は50歳代から70歳以上で,「地域のコミュニティの形成・活性化」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「親子や家族の交流」,「子どもの体力づくり」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図22,表20−1,表20−2)
都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
性別に見ると,大きな差異は見られない。
年齢別に見ると,「効果を期待する」とする者の割合は20歳代から50歳代で,「特にない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。
次に,地域におけるスポーツ振興に期待する効果については,「高齢者の生きがいづくり」を挙げた者の割合が42.2%と最も高く,以下,「地域のコミュニティの形成・活性化」(37.1%),「親子や家族の交流」,「子どもの体力づくり」(32.1%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
性別に見ると,「高齢者の生きがいづくり」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「高齢者の生きがいづくり」を挙げた者の割合は50歳代から70歳以上で,「地域のコミュニティの形成・活性化」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「親子や家族の交流」,「子どもの体力づくり」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図22,表20−1,表20−2)
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