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調査票-裁判員制度に関する世論調査(平成21年6月調査)

2009年7月27日掲載

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3 調査票  裁判員制度に関する世論調査 



平成21年6月


1.裁判に対する関心等

Q1〔回答票1〕 あなたは,日ごろ,新聞記事やテレビなどのニュースで報道される刑事事件について,どの程度の関心を持っていますか。次のうちから近いものを1つだけお答えください。

(37.5)(ア)関心を持っている→SQへ
(47.5)(イ)有名な事件や自分の知っている事件については,関心を持っている→SQへ
(13.4)(ウ)あまり関心がない→Q2へ
(1.6)(エ)全く関心がない→Q2へ

(Q1で(ア)、(イ)と答えた方に)

SQ〔回答票2〕 最近の新聞記事やテレビなどのニュースで報道された刑事事件で,最も関心を持ったのはどんな犯罪でしょうか。次の中から1つだけお答えください。
(N=1,745)

(75.4)(ア)殺人,強盗殺人,強盗などの凶悪犯罪
(5.4)(イ)暴行,傷害,脅迫などの粗暴な犯罪
(3.8)(ウ)窃盗,詐欺などの財産に関する犯罪
(2.7)(エ)強姦,強制わいせつなどの性犯罪
(9.9)(オ)贈収賄などの汚職犯罪
(1.5)その他
(1.3)わからない

Q2〔回答票3〕 これまでの裁判の制度や手続,判決などに関していろいろな問題点が指摘されることがあります。そのような意見のうち,あなたがそのとおりだと思うものを,この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(42.1)(ア)これまでの裁判は,専門的すぎてわかりにくい
(68.6)(イ)これまでの裁判は,時間がかかりすぎる
(22.2)(ウ)これまでの裁判は,一般の常識に合わないところがある
(47.7)(エ)裁判所や裁判官は,身近に感じられない
(4.3)(オ)特にない
(0.7)その他
(1.9)わからない
(M.T.=187.5)

2.国民の司法参加に関する認識

Q3 昭和のはじめころ,わが国の刑事裁判では,裁判官以外の国民だけで話し合って,被告人が有罪であるか無罪であるかについて結論を出す制度である陪審制度が実施されていました。あなたは,このことを知っていますか。

(28.5)知っている
(71.5)知らない

Q4〔回答票4〕 世界の多くの国では,刑事裁判に裁判官以外の国民が参加する制度があります。そのうちいくつかをここにあげました。これらの制度は各国で実際に行われているものですが,このうち,あなたが知っているものを,いくつでもあげてください。(M.A.)

(59.1)(ア)アメリカ,イギリスなどでは,裁判官以外の国民だけで話し合って,被告人の有罪・無罪を決める制度がある
(10.7)(イ)ドイツ,フランスなどでは,裁判官と裁判官以外の国民が一緒に話し合って,被告人の有罪・無罪や刑の重さを決める制度がある
(6.9)(ウ)韓国では,裁判官以外の国民だけで話し合って,被告人の有罪・無罪について,裁判官に意見を言う制度がある
(32.7)(エ)知っているものはない
(−)その他
(4.8)わからない
(M.T.=114.1)

3.裁判員制度に対する認識

Q5 日本の裁判員制度についてお尋ねします。「裁判員制度」とは,国民から選ばれた「裁判員」が刑事事件の裁判に参加し,裁判官と一緒に有罪・無罪や刑の重さを決める制度です。あなたは,「裁判員制度」を知っていますか。

(97.4)知っている→SQ1へ
(2.6)知らない→Q6へ

(Q5で「知っている」と答えた方に)

SQ1〔回答票5〕 あなたは,裁判員制度について,何から知りましたか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=2,000)

(72.7)(ア)新聞
(11.0)(イ)雑誌
(95.6)(ウ)テレビ
(13.7)(エ)ラジオ
(13.0)(オ)インターネット
(12.4)(カ)ポスター
(7.4)(キ)パンフレット
(1.5)その他
(0.1)わからない
(M.T.=227.2)

(Q5で「知っている」と答えた方に)

SQ2〔回答票6〕 ここに,裁判員制度の仕組みなどについて主なものをいくつかあげました。(ア)から(コ)までは,いずれも,裁判員制度について,法令で定められた内容や,実際にそのとおり行われる内容を記したものです。このうち,あなたが知っているものを,いくつでもあげてください。(M.A.)
(N=2,000)

(75.8)(ア)平成21年5月から始まった
(79.1)(イ)20歳以上の国民は,原則として,誰でも裁判員に選ばれる可能性がある
(24.9)(ウ)1年間で裁判員に選ばれるのは,20歳以上の国民の5,000人に1人くらいである
(66.7)(エ)裁判員は,裁判員だけで裁判をするのでなく,専門家の裁判官と一緒に裁判をする
(42.9)(オ)裁判員には,法律の知識はいらない
(44.6)(カ)裁判員には,日当(1日1万円以内)や交通費が支給される
(18.9)(キ)約7割の裁判は,3日以内に終わると見込まれる
(56.4)(ク)健康上の理由,重要な仕事や用事,家族の介護・養育などのため,裁判所に行くことが難しい人は,裁判員に選ばれない
(22.1)(ケ)裁判員やその家族に危害が加えられるような事情がある事件は,裁判員制度の対象とならない場合がある
(60.6)(コ)裁判員の名前や住所などは,公表されない
(3.9)(サ)知っているものはない
(0.4)その他
(M.T.=495.9)

Q6〔回答票7〕 専門家でない国民が,裁判員として刑事裁判に参加するようになると,刑事裁判が今よりも関心が高まり身近なものになると思いますか。あなたの考えに近いものを1つだけお答えください。

(17.2)(ア)かなり身近になる
(50.0)(イ)ある程度身近になる
(21.9)(ウ)あまり身近にならない
(6.3)(エ)まったく身近にならない
(0.4)その他
(4.1)わからない

Q7〔回答票8〕 裁判にかかわる裁判官,検察官,弁護士は,法律の専門家でない方に無理なく裁判に参加していただけるよう,さまざまな工夫をしています。もし,あなたが裁判員として裁判に参加することになった場合,裁判官,検察官,弁護士に,どのようなことを望みますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(75.4)(ア)素人にもわかりやすい裁判にしてもらいたい
(39.9)(イ)多くの書類を読まないですむようにしてもらいたい
(48.5)(ウ)裁判所に行く日数を少なくしてもらいたい
(41.9)(エ)ていねいに応対してもらいたい
(37.3)(オ)議論の場では,十分に意見を言う機会を与えてもらいたい
(1.3)その他
(3.1)特にない
(2.5)わからない
(M.T.=249.9)

4.裁判員裁判への応諾意識

Q8〔回答票9〕 裁判員候補者に選ばれたときは,裁判所へ行くことは法律で義務とされています。もし,あなたが裁判員候補者に選ばれたら,裁判所においでいただけますか。この中から,あなたの考えに近いものを1つだけお答えください。

(13.6)(ア)義務であるか否かにかかわらず,行きたいと思う→Q9へ
(57.9)(イ)義務であるから,なるべく行かなければならないと思う→Q9へ
(25.9)(ウ)義務だとしても,行くつもりはない→SQへ
(2.6)わからない→Q9へ

(Q8で(ウ)と答えた方に)

SQ〔回答票10〕 あなたが裁判員候補者として選ばれても裁判所へ行く気持ちがない理由は何ですか。この中から,いくつでもあげてください。(M.A.)
(N=532)

(34.6)(ア)裁判の仕組みがわからない
(46.2)(イ)有罪・無罪などの判断がむずかしそうである
(34.0)(ウ)専門家の裁判官に向かって意見を言える自信がない
(46.2)(エ)自分の判断が被告人の運命に影響するため荷が重い
(22.7)(オ)仕事を休めない
(23.5)(カ)健康上の問題がある
(9.4)(キ)家族の世話や介護などができなくなる
(23.3)(ク)被告人のさかうらみがこわい
(7.7)その他
(2.1)(ケ)特にない
(M.T.=249.8)

5.国への要望

Q9〔回答票11〕 あなたは,国民の皆さんに進んで裁判に参加していただくためには,今後,国はどのようなことをすべきだと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(27.3)(ア)広報や啓発のための活動→SQへ
(45.2)(イ)学校での教育→Q10へ
(59.3)(ウ)仕事のある人でも裁判に参加しやすくするための環境を整える→Q10へ
(43.8)(エ)育児や介護のある人でも裁判に参加しやすくするための環境を整える→Q10へ
(62.5)(オ)裁判をよりわかりやすくする→Q10へ
(30.9)(カ)裁判をより速いものにする→Q10へ
(1.4)その他→Q10へ
(3.4)特にない→Q10へ
(3.6)わからない→Q10へ
(M.T.=277.3)

(Q9で(ア)と答えた方に)

SQ〔回答票12〕 あなたは,今後,国は,裁判員制度の意義や内容などを広く国民に周知するため,どのような広報や啓発のための活動をすべきだと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=561)

(91.6)(ア)テレビ・ラジオを利用した広報
(75.8)(イ)新聞・雑誌を利用した広報
(46.0)(ウ)インターネットを利用した広報
(39.0)(エ)公共の場所へのポスターの掲示
(38.3)(オ)パンフレットの配布
(28.2)(カ)広報用ビデオの上映や配布
(39.4)(キ)講演会や説明会の開催
(39.2)(ク)実際の裁判と同じように裁判の手続を体験する「模擬裁判」の実施
(0.7)その他
(0.4)わからない
(M.T.=398.6)

〔フェース・シート〕

F1〔性〕 

(46.3)男性
(53.7)女性

F2〔年齢〕 あなたのお年は満でおいくつですか。

(4.8)20〜24歳
(5.1)25〜29歳
(7.0)30〜34歳
(9.0)35〜39歳
(9.6)40〜44歳
(8.3)45〜49歳
(8.1)50〜54歳
(9.9)55〜59歳
(11.8)60〜64歳
(9.3)65〜69歳
(17.0)70歳以上

F3〔職業〕 あなたのご職業は何ですか。

(職業の内容を具体的に記入してから,下の該当する項目に○をつける。)
[                             ]

職業


F4 あなたは,同居しているご家族がいますか。

(93.1)いる→F5へ
(6.9)いない→終了

(F4で「いる」と答えた方に)

F5〔回答票17〕 あなたの同居しているご家族についてあてはまるものを,すべてあげてください。(M.A.)
(N=1,913)

(14.2)(ア)未就学の子供がいる
(10.6)(イ)小学1〜3年生の子供がいる
(9.1)(ウ)小学4〜6年生の子供がいる
(8.2)(エ)介護を要する家族がいる
(67.9)(オ)いずれにもあてはまらない
(M.T.=109.9)



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