• その他

4ページ目-文化に関する世論調査(平成21年11月調査)

2010年1月18日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


3.子どもの文化芸術体験

 (1) 20歳未満の子どもの有無
 20歳未満の子どもはいるか聞いたところ,「いる」と答えた者の割合が28.4%,「いない」と答えた者の割合が71.6%となっている。
 都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「いる」と答えた者の割合は30歳代,40歳代で,「いない」と答えた者の割合は20歳代,50歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図9表9

  ア 子どもの文化芸術体験
 20歳未満の子どもが「いる」と答えた者(527人)に,子どもは,今までに,どのような文化芸術体験を行ったことがあるか聞いたところ,「学校における公演などの鑑賞体験」を挙げた者の割合が59.0%と最も高く,以下,「音楽,舞踊,華道,茶道,書道などの習い事」(45.4%),「ホール・劇場や美術館・博物館など地域の文化施設における,鑑賞や学習」(44.6%),「地域の芸能や祭りへの参加」(41.4%),「学校における演劇などの創作体験」(39.8%),「歴史的な建物や遺跡などの見学」(37.6%),「音楽祭や演劇祭など,地域で行われる文化的行事への参加」(36.6%)などの順となっている。(複数回答,上位7項目)
 性別に見ると,「学校における公演などの鑑賞体験」,「音楽,舞踊,華道,茶道,書道などの習い事」,「ホール・劇場や美術館・博物館など地域の文化施設における,鑑賞や学習」,「地域の芸能や祭りへの参加」,「学校における演劇などの創作体験」,「歴史的な建物や遺跡などの見学」,「音楽祭や演劇祭など,地域で行われる文化的行事への参加」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。(図10表10

 (2) 子どもの文化芸術体験の重要度
 子どもの文化芸術体験について重要だと思うか聞いたところ,「重要である」と答えた者の割合が93.1%,「重要ではない」と答えた者の割合が2.1%となっている。
 都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「重要である」と答えた者の割合は40歳代で高くなっている。(図11表11

  ア 子どもの文化芸術体験に重要な事項
 子どもの文化芸術体験について,「重要である」と答えた者(1,725人)に,何が重要だと思うか聞いたところ,「学校における公演などの鑑賞体験を充実させる」を挙げた者の割合が58.3%と最も高く,以下,「ホール・劇場や美術館・博物館など地域の文化施設における,子ども向けの鑑賞機会や学習機会を充実させる」(49.5%),「地域の祭りなど,地域に密着した伝統的な文化体験の機会をより多く提供する」(46.0%),「音楽祭や演劇祭など,地域で文化的行事を開催し,文化芸術に親しむきっかけを提供する」(41.0%),「歴史的な建物や遺跡などについて学習する機会を充実させる」(39.9%),「学校における演劇などの創作体験を充実させる」(38.1%)などの順となっている。(複数回答,上位6項目)
 都市規模別に見ると,「歴史的な建物や遺跡などについて学習する機会を充実させる」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「学校における公演などの鑑賞体験を充実させる」,「ホール・劇場や美術館・博物館など地域の文化施設における,子ども向けの鑑賞機会や学習機会を充実させる」,「音楽祭や演劇祭など,地域で文化的行事を開催し,文化芸術に親しむきっかけを提供する」,「学校における演劇などの創作体験を充実させる」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「学校における公演などの鑑賞体験を充実させる」を挙げた者の割合は30歳代で,「ホール・劇場や美術館・博物館など地域の文化施設における,子ども向けの鑑賞機会や学習機会を充実させる」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「音楽祭や演劇祭など,地域で文化的行事を開催し,文化芸術に親しむきっかけを提供する」を挙げた者の割合は40歳代で,「学校における演劇などの創作体験を充実させる」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図12表12

 (3) 子どもの文化芸術体験の効果
 子どもの文化芸術体験について,期待する効果は何か聞いたところ,「日本の文化を知り,国や地域に対する愛着を持つようになる」を挙げた者の割合が60.2%と最も高く,以下,「美しさなどへの感性が育まれる」(51.9%),「他者の気持ちを理解したり想像するようになる」(38.6%),「コミュニケーション能力が高まる」(37.9%),「他国の人々や文化への関心が高まる」(35.7%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 都市規模別に見ると,「日本の文化を知り,国や地域に対する愛着を持つようになる」,「他国の人々や文化への関心が高まる」を挙げた者の割合は大都市で,「他者の気持ちを理解したり想像するようになる」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「美しさなどへの感性が育まれる」,「他者の気持ちを理解したり想像するようになる」,「他国の人々や文化への関心が高まる」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「日本の文化を知り,国や地域に対する愛着を持つようになる」,「美しさなどへの感性が育まれる」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「他者の気持ちを理解したり想像するようになる」,「コミュニケーション能力が高まる」を挙げた者の割合は40歳代で,「他国の人々や文化への関心が高まる」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図13表13




目次戻る次へ
この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top