• 生活・くらし

4ページ目-国民生活に関する世論調査(平成20年6月調査)

2008年8月18日掲載

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電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


3.生き方,考え方について

 (1)家庭の役割
 家庭はどのような意味をもっているか聞いたところ,「家族団らんの場」を挙げた者の割合が65.3%と最も高く,以下,「休息・やすらぎの場」(61.5%),「家族の絆(きずな)を強める場」(57.3%),「親子が共に成長する場」(40.5%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「休息・やすらぎの場」(58.1%→61.5%),「家族の絆(きずな)を強める場」(54.2%→57.3%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「休息・やすらぎの場」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「家族団らんの場」,「家族の絆(きずな)を強める場」,「親子が共に成長する場」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「家族団らんの場」,「家族の絆(きずな)を強める場」,「親子が共に成長する場」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「休息・やすらぎの場」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「家族団らんの場」を挙げた者の割合は男性の20歳代,40歳代,女性の20歳代から40歳代で,「休息・やすらぎの場」を挙げた者の割合は男性の20歳代,女性の20歳代,40歳代,50歳代で,「家族の絆(きずな)を強める場」を挙げた者の割合は女性の20歳代から50歳代で,「親子が共に成長する場」を挙げた者の割合は男性の20歳代,30歳代,女性の20歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。(図41図42表23−1表23−2参考

 (2)働く目的は何か
 働く目的は何か聞いたところ,「お金を得るために働く」と答えた者の割合が50.1%,「社会の一員として,務めを果たすために働く」と答えた者の割合が13.9%,「自分の才能や能力を発揮するために働く」と答えた者の割合が9.9%,「生きがいをみつけるために働く」と答えた者の割合が22.0%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,大きな差異は見られない。
 都市規模別に見ると,「生きがいをみつけるために働く」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
 性別に見ると,「社会の一員として,務めを果たすために働く」と答えた者の割合は男性で,「生きがいをみつけるために働く」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「お金を得るために働く」と答えた者の割合は20歳代から50歳代で,「社会の一員として,務めを果たすために働く」と答えた者の割合は60歳代で,「生きがいをみつけるために働く」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「お金を得るために働く」と答えた者の割合は男性の30歳代から50歳代,女性の20歳代から50歳代で,「社会の一員として,務めを果たすために働く」と答えた者の割合は男性の50歳代,60歳代で,「生きがいをみつけるために働く」と答えた者の割合は男性の60歳代,70歳以上,女性の60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「お金を得るために働く」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職,労務職で,「社会の一員として,務めを果たすために働く」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職,その他の無職で,「生きがいを見つけるために働く」と答えた者の割合は自営業主,家族従業者,主婦,その他の無職で,それぞれ高くなっている。(図43表24−1表24−2

 (3)どのような仕事が理想的だと思うか
 どのような仕事が理想的だと思うか聞いたところ,「収入が安定している仕事」を挙げた者の割合が52.4%と最も高く,以下,「自分にとって楽しい仕事」(48.9%),「自分の専門知識や能力がいかせる仕事」(30.1%),「健康を損なう心配がない仕事」(17.6%)などの順となっている。(2つまでの複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「自分にとって楽しい仕事」(46.5%→48.9%)を挙げた者の割合が上昇し,「自分の専門知識や能力がいかせる仕事」(32.2%→30.1%),「健康を損なう心配がない仕事」(19.1%→17.6%)を挙げた者の割合が低下している。
 性別に見ると,「自分にとって楽しい仕事」,「健康を損なう心配がない仕事」を挙げた者の割合は女性で,「自分の専門知識や能力がいかせる仕事」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「収入が安定している仕事」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で,「自分にとって楽しい仕事」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,「自分の専門知識や能力がいかせる仕事」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,「健康を損なう心配がない仕事」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
図44図45表25−1表25−2

 (4)収入と自由時間についての考え方
 収入と自由時間について,自由時間をもっと増やしたいと思うか,収入をもっと増やしたいと思うか聞いたところ,「自由時間をもっと増やしたい」と答えた者の割合が35.5%,「収入をもっと増やしたい」と答えた者の割合が50.0%となっている。なお,「どちらともいえない」と答えた者の割合が13.0%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「自由時間をもっと増やしたい」(37.7%→35.5%)と答えた者の割合が低下し,「収入をもっと増やしたい」(44.7%→50.0%),「どちらともいえない」(15.2%→13.0%)と答えた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「自由時間をもっと増やしたい」と答えた者の割合は男性で,「どちらともいえない」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「自由時間をもっと増やしたい」と答えた者の割合は60歳代で,「収入をもっと増やしたい」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で,「どちらともいえない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「自由時間をもっと増やしたい」と答えた者の割合は男性の50歳代,60歳代,女性の60歳代で,「収入をもっと増やしたい」と答えた者の割合は男性の20歳代から40歳代,女性の20歳代から40歳代で,「どちらともいえない」と答えた者の割合は男性の70歳以上,女性の60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「自由時間をもっと増やしたい」と答えた者の割合は自営業主,管理・専門技術・事務職で,「収入をもっと増やしたい」と答えた者の割合は労務職で,「どちらともいえない」と答えた者の割合は主婦,その他の無職で,それぞれ高くなっている。(図46図47参考表26−1表26−2




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