2 調査結果の概要
5 薬物乱用防止対策
(1) 薬物乱用防止のために政府に望む対策
薬物の乱用を防ぐ対策として,政府にどのような対策に力を入れて欲しいか聞いたところ,「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りの強化」を挙げた者の割合が78.5%と最も高く,以下,「薬物の密輸入に対する取締りの強化」(73.5%),「薬物を密輸・密売した者に対する刑罰を厳しくする」(60.6%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
前回の調査結果と比較して見ると,「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りの強化」(80.9%→78.5%),「薬物の密輸入に対する取締りの強化」(75.7%→73.5%)を挙げた者の割合が低下している。
都市規模別に見ると,「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りの強化」,「薬物の密輸入に対する取締りの強化」,「薬物を密輸・密売した者に対する刑罰を厳しくする」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
年齢別に見ると,「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りの強化」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「薬物の密輸入に対する取締りの強化」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「薬物を密輸・密売した者に対する刑罰を厳しくする」を挙げた者の割合は40歳代で,それぞれ高くなっている。(図21,表21,参考表1,2)
前回の調査結果と比較して見ると,「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りの強化」(80.9%→78.5%),「薬物の密輸入に対する取締りの強化」(75.7%→73.5%)を挙げた者の割合が低下している。
都市規模別に見ると,「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りの強化」,「薬物の密輸入に対する取締りの強化」,「薬物を密輸・密売した者に対する刑罰を厳しくする」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
年齢別に見ると,「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りの強化」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「薬物の密輸入に対する取締りの強化」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「薬物を密輸・密売した者に対する刑罰を厳しくする」を挙げた者の割合は40歳代で,それぞれ高くなっている。(図21,表21,参考表1,2)
(2) 薬物乱用防止に取り組む場
薬物が市民生活に拡がることを防止するためには,政府による対策のほか,さまざまな場で薬物の恐ろしさを取りあげる必要があるが,特にどのような場で取り組むべきだと思うか聞いたところ,「新聞,雑誌,テレビ,インターネットなどの各種メディア」を挙げた者の割合が72.2%と最も高く,以下,「家庭」(63.2%),「学校」(62.0%),「地域社会」(55.0%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
都市規模別に見ると,「家庭」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
年齢別に見ると,「新聞,雑誌,テレビ,インターネットなどの各種メディア」を挙げた者の割合は30歳代,50歳代で,「家庭」,「学校」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「地域社会」を挙げた者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。(図22,表22)
都市規模別に見ると,「家庭」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
年齢別に見ると,「新聞,雑誌,テレビ,インターネットなどの各種メディア」を挙げた者の割合は30歳代,50歳代で,「家庭」,「学校」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「地域社会」を挙げた者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。(図22,表22)
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