2 調査結果の概要
3. 少年による不良行為への対応
(1) 不良行為をしている少年を発見した場合の対応
見知らぬ少年が喫煙しているのを発見したり,深夜に少年のグループが公園などに集まっているのを見つけた場合,どうするか聞いたところ,「注意する」と答えた者の割合が11.5%,「注意したいが見て見ぬふりをする」と答えた者の割合が54.0%,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合が11.0%,「警察官に連絡する」と答えた者の割合が14.2%,「学校に連絡する」と答えた者の割合が4.0%となっている。
前回の調査結果と比較して見ると,「注意する」(16.3%→11.5%),「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」(15.7%→11.0%)と答えた者の割合が低下し,「注意したいが見て見ぬふりをする」(49.8%→54.0%),「警察官に連絡する」(4.9%→14.2%)と答えた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「注意する」,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合は男性で,「注意したいが見て見ぬふりをする」,「警察官に連絡する」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「注意する」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,「注意したいが見て見ぬふりをする」と答えた者の割合は50歳代で,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,「警察官に連絡する」と答えた者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。
子どもの有無別に見ると,「注意する」と答えた者の割合は就職している(働いている)子どもがいる者で高くなっている。(図9,表9)
前回の調査結果と比較して見ると,「注意する」(16.3%→11.5%),「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」(15.7%→11.0%)と答えた者の割合が低下し,「注意したいが見て見ぬふりをする」(49.8%→54.0%),「警察官に連絡する」(4.9%→14.2%)と答えた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「注意する」,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合は男性で,「注意したいが見て見ぬふりをする」,「警察官に連絡する」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「注意する」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,「注意したいが見て見ぬふりをする」と答えた者の割合は50歳代で,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,「警察官に連絡する」と答えた者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。
子どもの有無別に見ると,「注意する」と答えた者の割合は就職している(働いている)子どもがいる者で高くなっている。(図9,表9)
ア 見て見ぬふりをする理由
「注意したいが見て見ぬふりをする」と答えた者(1,105人)に,その理由を聞いたところ,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合が78.8%,「他人の子どもなので関係ないから」と答えた者の割合が1.7%,「注意するのが面倒だから」と答えた者の割合が2.5%,「注意しても少年が聞きいれないと思うから」と答えた者の割合が14.3%,「誰かが注意すると思うから」と答えた者の割合が0.6%となっている。
都市規模別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は大都市で,「注意しても少年が聞きいれないと思うから」と答えた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は女性で,「注意しても少年が聞きいれないと思うから」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は70歳以上で高くなっている。
子どもの有無別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は就職している(働いている)子どもがいる者で高くなっている。(図10,表10)
都市規模別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は大都市で,「注意しても少年が聞きいれないと思うから」と答えた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は女性で,「注意しても少年が聞きいれないと思うから」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は70歳以上で高くなっている。
子どもの有無別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は就職している(働いている)子どもがいる者で高くなっている。(図10,表10)
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