3 調査票 基本的法制度に関する世論調査
平成16年12月
Q1 あなたは、今までに、裁判所を見学したり、裁判を傍聴(ぼうちょう)したりしたことがありますか。
(13.4) | ある |
(86.6) | ない |
Q2 〔回答票1〕 死刑制度に関して、このような意見がありますが、あなたはどちらの意見に賛成ですか
( 6.0) | (ア) | どんな場合でも死刑は廃止すべきである | →SQa1へ |
(81.4) | (イ) | 場合によっては死刑もやむを得ない | →SQb1へ |
(12.5) | わからない・一概に言えない | →Q3へ |
SQa1 〔回答票2〕 「どんな場合でも死刑は廃止すべきである」という意見に賛成の理由はどのようなことですか。この 中から、あなたの考えに近いものをいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=123)
(28.5) | (ア) | 人を殺すことは刑罰(けいばつ)であっても人道に反し、野蛮(やばん)である |
(35.0) | (イ) | 国家であっても人を殺すことは許されない |
(39.0) | (ウ) | 裁判に誤りがあったとき、死刑にしてしまうと取り返しがつかない |
(25.2) | (エ) | 凶悪な犯罪を犯した者でも、更生(こうせい)の可能性がある |
(31.7) | (オ) | 死刑を廃止しても、そのために凶悪な犯罪が増加するとは思わない |
(50.4) | (カ) | 生かしておいて罪の償(つぐな)いをさせた方がよい |
( 1.6) | その他( ) | |
( - ) | わからない |
SQa2 〔回答票3〕 死刑を廃止する場合には、すぐに全面的に廃止するのがよいと思いますか、それともだんだんに死刑を減らしていって、いずれ廃止する方がよいと思いますか。
(N=123)
(39.8) | (ア) | すぐに、全面的に廃止する |
(53.7) | (イ) | だんだん死刑を減らしていき、いずれ廃止する |
( 6.5) | わからない |
SQb1 〔回答票4〕 場合によっては死刑もやむを得ない」という意見に賛成の理由はどのようなことですか。この中から、あなたの考えに近いものをいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,668)
(54.7) | (ア) | 凶悪な犯罪は命をもって償(つぐな)うべきだ |
(50.7) | (イ) | 死刑を廃止すれば、被害を受けた人やその家族の気持ちがおさまらない |
(53.3) | (ウ) | 死刑を廃止すれば、凶悪な犯罪が増える |
(45.0) | (エ) | 凶悪な犯罪を犯す人は生かしておくと、また同じような犯罪を犯す危険がある |
( 1.0) | その他( ) | |
( 0.8) | わからない |
SQb2 〔回答票5〕 将来も死刑を廃止しない方がよいと思いますか、それとも、状況が変われば、将来的には、死刑を廃止してもよいと思いますか。
(N=1,668)
(61.7) | (ア) | 将来も死刑を廃止しない |
(31.8) | (イ) | 状況が変われば、将来的には、死刑を廃止してもよい |
( 6.5) | わからない |
(全員に)
Q3 死刑がなくなった場合、凶悪な犯罪が増えるという意見と増えないという意見がありますが、あなたはどのようにお考えになりますか。
(60.3) | 増える |
( 6.0) | 増えない |
(29.0) | 一概には言えない |
( 4.8) | わからない |
Q4 〔回答票6〕 日本では、刑務所に収容する刑罰として、懲役刑(ちょうえきけい)と禁錮刑(きんこけい)があり、犯罪の質や内容によって、処罰を区別しています。懲役刑は、刑務所に収容して一定の作業をさせます。一方、禁錮刑は、刑務所には収容しますが、本人が希望する場合にだけ作業をさせます。このような懲役刑と禁錮刑の区別について、この中からあなたの意見に最も近いものを1つだけお答えください。
(38.6) | (ア) | 現在のように犯罪の性質や内容によって、懲役刑(ちょうえきけい)と禁錮刑(きんこけい)を区別しておいた方がよい |
(40.9) | (イ) | 犯罪の性質や内容によって区別せず、懲役刑に一本化し、刑務所に収容した上で一定の作業をさせる方がよい |
( 5.7) | (ウ) | 犯罪の性質や内容によって区別せず、禁錮刑に一本化し、刑務所には収容するが、本人が希望する場合にだけ作業をさせる方がよい |
( 0.4) | その他( ) | |
(14.4) | わからない |
Q5 〔回答票7〕 罰金刑について伺います。十分にお金を持っている人とあまりお金を持っていない人が、それぞれ同じような犯罪を犯して、裁判で、罰金刑に処せられる場合、その罰金額をどのようにすべきだとお考えでしょうか。この中から1つだけお答えください。
(37.5) | (ア) | 同じような犯罪を犯したのだから、同じような罰金額にすべきである |
(21.8) | (イ) | 十分にお金を持っている人と、あまりお金を持っていない人とで不公平にならないように、それぞれの資力を考えて、罰金額に差をつけるべきである |
(34.7) | (ウ) | 罰金額の大小、犯罪の性質や内容によるので、同じような罰金額にすべきかどうかは一概に言えない |
( 0.7) | その他( ) | |
( 5.2) | わからない |
Q6 〔回答票8〕 あなたは、日ごろ、新聞記事やテレビのニュースで報道される刑事事件について、どの程度の関心を持っていますか。この中から1つだけお答えください。
(58.4) | (ア) | 日ごろ関心を持っている | →SQへ |
(33.3) | (イ) | 有名な事件や自分の知っている事件については関心を持っている | →SQへ |
( 7.9) | (ウ) | あまり関心がない | →Q7へ |
( 0.3) | (エ) | 全く関心がない | →Q7へ |
SQ 〔回答票9〕 最近の新聞やテレビのニュースで報道された刑事事件で、関心を持ったのは、どのような犯罪でしょうか。この中から3つまであげてください。(3M.A.)
(N=1,879)
(52.0) | (ア) | 窃盗(せっとう)、詐欺(さぎ)などの財産に関する犯罪 |
(46.9) | (イ) | 暴行、傷害、脅迫などの粗暴な犯罪 |
(85.5) | (ウ) | 殺人、強盗殺人、強盗などの凶悪な犯罪 |
(31.2) | (エ) | 強姦(ごうかん)、強制わいせつなどの性犯罪 |
(31.1) | (オ) | 贈収賄(ぞうしゅうわい)などの汚職犯罪 |
(16.2) | (カ) | 交通事故 |
(14.4) | (キ) | 覚せい剤取締法違反などの薬物犯罪 |
( 2.4) | その他( ) |
(全員に)
Q7 〔回答票10〕 あなたは、我が国における犯罪捜査や刑事裁判の手続きの中で、犯人であると疑いをかけられている人の権利は尊重されていると思いますか、それとも尊重されていないと思いますか。この中から1つだけお答えください。
(10.9) | (ア)十分尊重されている |
(26.9) | (イ)どちらかというと尊重されている |
(32.8) | (ウ)あまり尊重されていない |
( 7.7) | (エ)ほとんど尊重されていない |
(10.1) | どちらともいえない |
(11.7) | わからない |
Q8 〔回答票11〕 あなたは、我が国における犯罪捜査や刑事裁判の手続きの中で、被害者の権利は尊重されていると思いますか、それとも尊重されていないと思いますか。この中から1つだけお答えください。
( 2.7) | (ア)十分尊重されている |
(13.2) | (イ)どちらかというと尊重されている |
(45.5) | (ウ)あまり尊重されていない |
(25.1) | (エ)ほとんど尊重されていない |
( 6.3) | どちらともいえない |
( 7.2) | わからない |
<<フェース・シート>>
F1 (性別)
(46.1) | 男性 |
(53.9) | 女性 |
F2 (年齢) あなたのお年は満でおいくつですか。
( 4.0) | 20歳〜24歳 |
( 6.1) | 25歳〜29歳 |
( 7.2) | 30歳〜34歳 |
( 7.2) | 35歳〜39歳 |
( 8.1) | 40歳〜44歳 |
( 7.4) | 45歳〜49歳 |
(10.2) | 50歳〜54歳 |
( 9.7) | 55歳〜59歳 |
(13.0) | 60歳〜64歳 |
( 9.6) | 65歳〜69歳 |
(17.7) | 70歳以上 |
F3 (職業) あなたのご職業は何ですか。
職業の内容を具体的に記入してから、下の該当する項目に○をつける。
〔 〕
(どうも長い間ありがとうございました。)
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