• 環境・自然

3ページ目-動物愛護に関する世論調査(平成15年7月調査)

2003年9月8日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


2 ペット飼育に関する意識について

 (1) ペット飼育がよい理由
 ペットとして動物を飼うことについて,よいと思うことはどのようなことか聞いたところ,「生活に潤いや安らぎが生まれる」を挙げた者の割合が54.6%と最も高く,以下,「家庭がなごやかになる」(45.2%),「子どもたちが心豊かに育つ」(41.2%),「防犯や留守番に役立つ」(30.2%),「育てることが楽しい」(27.2%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「生活に潤いや安らぎが生まれる」(51.2%→54.6%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「生活に潤いや安らぎが生まれる」,「家庭がなごやかになる」,「育てることが楽しい」を挙げた者の割合は,大都市で,「防犯や留守番に役立つ」を挙げた者の割合は,町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「生活に潤いや安らぎが生まれる」,「家庭がなごやかになる」,「子どもたちが心豊かに育つ」,「育てることが楽しい」を挙げた者の割合は,女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「生活に潤いや安らぎが生まれる」を挙げた者の割合は,40歳代,50歳代で,「家庭がなごやかになる」を挙げた者の割合は,40歳代で,「子どもたちが心豊かに育つ」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で,「防犯や留守番に役立つ」を挙げた者の割合は,50歳代で,「育てることが楽しい」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 住居の形態別に見ると,「防犯や留守番に役立つ」を挙げた者の割合は,一戸建てで高くなっている。(図12表12

 (2) ペット飼育の問題点
 ペットを飼うことで,問題が生じるとすればどのようなことだと思うか聞いたところ,「捨てられる犬やねこが多い」を挙げた者の割合が61.0%と最も高く,以下,「最後まで飼わずに保健所などに引き取ってもらう人がいる」(30.8%),「他人のペットの飼育により迷惑がかかる」(29.7%),「ペットの習性などを知らないで飼っている人がいる」(27.2%),「寄生虫や人畜共通感染症(ペットから人に移る病気)が移る可能性がある」(26.7%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「捨てられる犬やねこが多い」(55.5%→61.0%),「ペットの習性などを知らないで飼っている人がいる」(22.7%→27.2%)を挙げた者の割合が上昇し,「最後まで飼わずに保健所などに引き取ってもらう人がいる」(58.2%→30.8%)を挙げた者の割合が低下している。
 性別に見ると,「捨てられる犬やねこが多い」,「ペットの習性などを知らないで飼っている人がいる」,「寄生虫や人畜共通感染症(ペットから人に移る病気)が移る可能性がある」を挙げた者の割合は,女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「捨てられる犬やねこが多い」を挙げた者の割合は,20歳代,40歳代で,「最後まで飼わずに保健所などに引き取ってもらう人がいる」を挙げた者の割合は,20歳代から40歳代で,「他人のペットの飼育により迷惑がかかる」を挙げた者の割合は,70歳以上で,「ペットの習性などを知らないで飼っている人がいる」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「寄生虫や人畜共通感染症(ペットから人に移る病気)が移る可能性がある」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 住居の形態別に見ると,「捨てられる犬やねこが多い」,「最後まで飼わずに保健所などに引き取ってもらう人がいる」を挙げた者の割合は,集合住宅で高くなっている。(図13表13

 (3) ペット飼育による迷惑
 他人がペットを飼うことについて,どのようなことに迷惑を感じるか聞いたところ,「散歩している犬のふんの放置など飼い主のマナーが悪い」を挙げた者の割合が60.3%と最も高く,以下,「ねこがやって来てふん尿をしていく」(42.6%),「鳴き声がうるさい」(35.1%),「犬の放し飼い」(29.5%)などの順となっている。なお,「特にない」と答えた者の割合が12.1%となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「散歩している犬のふんの放置など飼い主のマナーが悪い」を挙げた者の割合は,大都市で,「鳴き声がうるさい」を挙げた者の割合は,小都市で,「犬の放し飼い」を挙げた者の割合は,町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「ねこがやって来てふん尿をしていく」を挙げた者の割合は,女性で,「鳴き声がうるさい」を挙げた者の割合は,男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「散歩している犬のふんの放置など飼い主のマナーが悪い」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で高くなっている。
 住居の形態別に見ると,「ねこがやって来てふん尿をしていく」,「犬の放し飼い」を挙げた者の割合は,一戸建てで,「散歩している犬のふんの放置など飼い主のマナーが悪い」,「鳴き声がうるさい」を挙げた者の割合は,集合住宅で,それぞれ高くなっている。(図14表14



目次戻る次へ
この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top