2 調査結果の概要
2 ペット飼育に関する意識について
(1) ペット飼育がよい理由
ペットとして動物を飼うことについて,よいと思うことはどのようなことか聞いたところ,「生活に潤いや安らぎが生まれる」を挙げた者の割合が54.6%と最も高く,以下,「家庭がなごやかになる」(45.2%),「子どもたちが心豊かに育つ」(41.2%),「防犯や留守番に役立つ」(30.2%),「育てることが楽しい」(27.2%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
前回の調査結果と比較して見ると,「生活に潤いや安らぎが生まれる」(51.2%→54.6%)を挙げた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「生活に潤いや安らぎが生まれる」,「家庭がなごやかになる」,「育てることが楽しい」を挙げた者の割合は,大都市で,「防犯や留守番に役立つ」を挙げた者の割合は,町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「生活に潤いや安らぎが生まれる」,「家庭がなごやかになる」,「子どもたちが心豊かに育つ」,「育てることが楽しい」を挙げた者の割合は,女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「生活に潤いや安らぎが生まれる」を挙げた者の割合は,40歳代,50歳代で,「家庭がなごやかになる」を挙げた者の割合は,40歳代で,「子どもたちが心豊かに育つ」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で,「防犯や留守番に役立つ」を挙げた者の割合は,50歳代で,「育てることが楽しい」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
住居の形態別に見ると,「防犯や留守番に役立つ」を挙げた者の割合は,一戸建てで高くなっている。(図12,表12)
前回の調査結果と比較して見ると,「生活に潤いや安らぎが生まれる」(51.2%→54.6%)を挙げた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「生活に潤いや安らぎが生まれる」,「家庭がなごやかになる」,「育てることが楽しい」を挙げた者の割合は,大都市で,「防犯や留守番に役立つ」を挙げた者の割合は,町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「生活に潤いや安らぎが生まれる」,「家庭がなごやかになる」,「子どもたちが心豊かに育つ」,「育てることが楽しい」を挙げた者の割合は,女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「生活に潤いや安らぎが生まれる」を挙げた者の割合は,40歳代,50歳代で,「家庭がなごやかになる」を挙げた者の割合は,40歳代で,「子どもたちが心豊かに育つ」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で,「防犯や留守番に役立つ」を挙げた者の割合は,50歳代で,「育てることが楽しい」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
住居の形態別に見ると,「防犯や留守番に役立つ」を挙げた者の割合は,一戸建てで高くなっている。(図12,表12)
(2) ペット飼育の問題点
ペットを飼うことで,問題が生じるとすればどのようなことだと思うか聞いたところ,「捨てられる犬やねこが多い」を挙げた者の割合が61.0%と最も高く,以下,「最後まで飼わずに保健所などに引き取ってもらう人がいる」(30.8%),「他人のペットの飼育により迷惑がかかる」(29.7%),「ペットの習性などを知らないで飼っている人がいる」(27.2%),「寄生虫や人畜共通感染症(ペットから人に移る病気)が移る可能性がある」(26.7%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
前回の調査結果と比較して見ると,「捨てられる犬やねこが多い」(55.5%→61.0%),「ペットの習性などを知らないで飼っている人がいる」(22.7%→27.2%)を挙げた者の割合が上昇し,「最後まで飼わずに保健所などに引き取ってもらう人がいる」(58.2%→30.8%)を挙げた者の割合が低下している。
性別に見ると,「捨てられる犬やねこが多い」,「ペットの習性などを知らないで飼っている人がいる」,「寄生虫や人畜共通感染症(ペットから人に移る病気)が移る可能性がある」を挙げた者の割合は,女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「捨てられる犬やねこが多い」を挙げた者の割合は,20歳代,40歳代で,「最後まで飼わずに保健所などに引き取ってもらう人がいる」を挙げた者の割合は,20歳代から40歳代で,「他人のペットの飼育により迷惑がかかる」を挙げた者の割合は,70歳以上で,「ペットの習性などを知らないで飼っている人がいる」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「寄生虫や人畜共通感染症(ペットから人に移る病気)が移る可能性がある」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
住居の形態別に見ると,「捨てられる犬やねこが多い」,「最後まで飼わずに保健所などに引き取ってもらう人がいる」を挙げた者の割合は,集合住宅で高くなっている。(図13,表13)
前回の調査結果と比較して見ると,「捨てられる犬やねこが多い」(55.5%→61.0%),「ペットの習性などを知らないで飼っている人がいる」(22.7%→27.2%)を挙げた者の割合が上昇し,「最後まで飼わずに保健所などに引き取ってもらう人がいる」(58.2%→30.8%)を挙げた者の割合が低下している。
性別に見ると,「捨てられる犬やねこが多い」,「ペットの習性などを知らないで飼っている人がいる」,「寄生虫や人畜共通感染症(ペットから人に移る病気)が移る可能性がある」を挙げた者の割合は,女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「捨てられる犬やねこが多い」を挙げた者の割合は,20歳代,40歳代で,「最後まで飼わずに保健所などに引き取ってもらう人がいる」を挙げた者の割合は,20歳代から40歳代で,「他人のペットの飼育により迷惑がかかる」を挙げた者の割合は,70歳以上で,「ペットの習性などを知らないで飼っている人がいる」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「寄生虫や人畜共通感染症(ペットから人に移る病気)が移る可能性がある」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
住居の形態別に見ると,「捨てられる犬やねこが多い」,「最後まで飼わずに保健所などに引き取ってもらう人がいる」を挙げた者の割合は,集合住宅で高くなっている。(図13,表13)
(3) ペット飼育による迷惑
他人がペットを飼うことについて,どのようなことに迷惑を感じるか聞いたところ,「散歩している犬のふんの放置など飼い主のマナーが悪い」を挙げた者の割合が60.3%と最も高く,以下,「ねこがやって来てふん尿をしていく」(42.6%),「鳴き声がうるさい」(35.1%),「犬の放し飼い」(29.5%)などの順となっている。なお,「特にない」と答えた者の割合が12.1%となっている。(複数回答,上位4項目)
都市規模別に見ると,「散歩している犬のふんの放置など飼い主のマナーが悪い」を挙げた者の割合は,大都市で,「鳴き声がうるさい」を挙げた者の割合は,小都市で,「犬の放し飼い」を挙げた者の割合は,町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「ねこがやって来てふん尿をしていく」を挙げた者の割合は,女性で,「鳴き声がうるさい」を挙げた者の割合は,男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「散歩している犬のふんの放置など飼い主のマナーが悪い」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で高くなっている。
住居の形態別に見ると,「ねこがやって来てふん尿をしていく」,「犬の放し飼い」を挙げた者の割合は,一戸建てで,「散歩している犬のふんの放置など飼い主のマナーが悪い」,「鳴き声がうるさい」を挙げた者の割合は,集合住宅で,それぞれ高くなっている。(図14,表14)
都市規模別に見ると,「散歩している犬のふんの放置など飼い主のマナーが悪い」を挙げた者の割合は,大都市で,「鳴き声がうるさい」を挙げた者の割合は,小都市で,「犬の放し飼い」を挙げた者の割合は,町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「ねこがやって来てふん尿をしていく」を挙げた者の割合は,女性で,「鳴き声がうるさい」を挙げた者の割合は,男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「散歩している犬のふんの放置など飼い主のマナーが悪い」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で高くなっている。
住居の形態別に見ると,「ねこがやって来てふん尿をしていく」,「犬の放し飼い」を挙げた者の割合は,一戸建てで,「散歩している犬のふんの放置など飼い主のマナーが悪い」,「鳴き声がうるさい」を挙げた者の割合は,集合住宅で,それぞれ高くなっている。(図14,表14)
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