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世論調査内閣府

2 調査結果の概要


  1. 学生の体験活動について

    (1) 実際に行われていると思われる学生の体験活動

     学生の体験活動について,実際はどのような活動が多く行われていると思うか聞いたところ,「アルバイト」を挙げた者の割合が45.7%,「スポーツや趣味・教養などのサークル活動」を挙げた者の割合が43.1%と高く,以下,「海外旅行」(23.7%),「将来の職業に関連した就業体験」(21.4%),「福祉施設等におけるボランティア活動」(19.4%)などの順となっている。(図22
     都市規模別に見ると,「アルバイト」,「スポーツや趣味・教養などのサークル活動」,「海外旅行」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
     性別に見ると,「スポーツや趣味・教養などのサークル活動」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
     職業別に見ると,「アルバイト」,「海外旅行」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「スポーツや趣味・教養などのサークル活動」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,学生で,「将来の職業に関連した就業体験」,「福祉施設等におけるボランティア活動」を挙げた者の割合は学生で,それぞれ高くなっている。(表22

    (2) 学生が体験すべき活動

     学生の体験活動について, 今後,大学生はどのような活動を行うべきだと思うか聞いたところ,「福祉施設等におけるボランティア活動」を挙げた者の割合が46.9%と最も高く,以下,「海外青年協力隊への参加などの海外ボランティア活動」(38.0%),「将来の職業に関連した就業体験」(35.6%),「環境保護,町づくり,子供の体験活動の支援などの地域活動への参加」(33.0%)などの順となっている。(図23
     都市規模別に見ると,「福祉施設等におけるボランティア活動」を挙げた者の割合は中都市で,「海外青年協力隊への参加などの海外ボランティア活動」を挙げた者の割合は大都市,中都市で,それぞれ高くなっている。
     性・年齢別に見ると,「福祉施設等におけるボランティア活動」を挙げた者の割合は男性の30歳代と女性の40歳代で,「海外青年協力隊への参加などの海外ボランティア活動」を挙げた者の割合は女性の40歳代で,「将来の職業に関連した就業体験」を挙げた者の割合は男性の15歳から19歳,20歳代,30歳代と女性の30歳代で,「環境保護,町づくり,子供の体験活動の支援などの地域活動への参加」を挙げた者の割合は男性の30歳代,40歳代と女性の20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(表23

    (3) 体験活動から得られる資質や能力

     体験活動によってどのような資質・能力が育成されることを期待するか聞いたところ,「協調性」を挙げた者の割合が50.3%,「忍耐力」を挙げた者の割合が49.4%と高く,以下,「思いやり・優しさ」(45.6%),「判断力」(39.0%),「実行力」(38.6%),「幅広い視野」(36.5%)などの順となっている。(図24
     都市規模別に見ると,「協調性」,「実行力」を挙げた者の割合は中都市で,「思いやり・優しさ」を挙げた者の割合は小都市で,「判断力」を挙げた者の割合は大都市,中都市で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,「忍耐力」,「思いやり・優しさ」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
     性・年齢別に見ると,「協調性」を挙げた者の割合は女性の30歳代で,「忍耐力」を挙げた者の割合は男性の60歳代と女性の40歳代で,「思いやり・優しさ」を挙げた者の割合は女性の50歳代,60歳代で,「判断力」を挙げた者の割合は男性の15歳から19歳,20歳代と女性の30歳代で,「実行力」を挙げた者の割合は男性の20歳代と女性の15歳から19歳で,「幅広い視野」を挙げた者の割合は女性の30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
     職業別に見ると,「協調性」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「思いやり・優しさ」を挙げた者の割合は主婦で,「判断力」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,学生で,「実行力」を挙げた者の割合は学生で,「幅広い視野」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,主婦で,それぞれ高くなっている。(表24

    (4) 国際化社会を担う大学生に特に必要とされる資質や能力

     これからの国際化社会を担う大学生には,特にどのような資質・能力を身につけていることを期待するか聞いたところ,「国際性」を挙げた者の割合が44.1%と最も高く,以下,「幅広い視野」(37.5%),「実行力」(35.1%),「協調性」(34.4%),「判断力」(33.8%),「リーダーシップ・指導力」(33.4%),「忍耐力」(31.3%),「思いやり・優しさ」(30.7%)などの順となっている。(図25
     都市規模別に見ると,「協調性」,「リーダーシップ・指導力」を挙げた者の割合は中都市で,「国際性」を挙げた者の割合は小都市で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,「リーダーシップ・指導力」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
     性・年齢別に見ると,「国際性」を挙げた者の割合は女性の40歳代で,「幅広い視野」を挙げた者の割合は女性の30歳代,40歳代で,「実行力」を挙げた者の割合は男性の15歳から19歳,20歳代と女性の20歳代,30歳代で,「判断力」を挙げた者の割合は女性の30歳代,50歳代で,「リーダーシップ・指導力」を挙げた者の割合は男性の40歳代,50歳代で,「思いやり・優しさ」を挙げた者の割合は女性の60歳代で,それぞれ高くなっている。
     職業別に見ると,「国際性」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,主婦,学生で,「幅広い視野」,「協調性」,「リーダーシップ・指導力」,を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「実行力」,「判断力」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,学生で,「忍耐力」を挙げた者の割合は学生で,それぞれ高くなっている。(表25

    (5) 学生の体験活動推進のために取り組むべきこと

     大学生の体験活動を推進する上で行政や大学はどのような取り組みを行うことが必要であると考えるか聞いたところ,「体験活動に対する意欲・関心を向上させる高校以前の教育の充実」を挙げた者の割合が38.6%と最も高く,以下,「体験活動を取り入れた授業科目の開設」(31.5%),「ボランティア活動に対する社会的理解の涵養」(30.1%),「福祉施設等における学生ボランティアの受入れ先の理解の促進」(29.0%),「学生が体験活動を行う時間的なゆとりや精神的なゆとりの確保」(28.7%),「体験活動に関する積極的な情報提供」(27.7%),「自主的な体験活動の大学等における単位認定」(26.6%)などの順となっている。(図26
     都市規模別に見ると,「ボランティア活動に対する社会的理解の涵養」を挙げた者の割合は中都市で,「体験活動に関する積極的な情報提供」を挙げた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,「体験活動に関する積極的な情報提供」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
     性・年齢別に見ると,「体験活動に対する意欲・関心を向上させる高校以前の教育の充実」を挙げた者の割合は女性の40歳代で,「体験活動を取り入れた授業科目の開設」を挙げた者の割合は男性の15歳から19歳と女性の20歳代,30歳代で,「ボランティア活動に対する社会的理解の涵養」を挙げた者の割合は男性の40歳代,50歳代で,「福祉施設等における学生ボランティアの受入れ先の理解の促進」を挙げた者の割合は女性の30歳代で,「学生が体験活動を行う時間的なゆとりや精神的なゆとりの確保」を挙げた者の割合は女性の30歳代,50歳代で,「体験活動に関する積極的な情報提供」を挙げた者の割合は女性の40歳代で,「自主的な体験活動の大学等における単位認定」を挙げた者の割合は男性の20歳代,30歳代でそれぞれ高くなっている。
     職業別に見ると,「体験活動に対する意欲・関心を向上させる高校以前の教育の充実」,「福祉施設等における学生ボランティアの受入れ先の理解の促進」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,主婦で,「体験活動を取り入れた授業科目の開設」,「体験活動に関する積極的な情報提供」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,学生で,「ボランティア活動に対する社会的理解の涵養」,「自主的な体験活動の大学等における単位認定」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,それぞれ高くなっている。(表26


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