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7ページ目-体力・スポーツに関する世論調査(平成12年10月調査)

2000年12月25日掲載

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2 調査結果の概要


  1. スポーツ施設とスポーツ振興についての要望

    (1) 公共スポーツ施設についての要望
     市町村立体育館,プール,テニスコートなどの公共スポーツ施設について,望むことがあるか聞いたところ,望むことについて何らかの選択肢を挙げた者(以下『「望むことがある」とする者』という。)の割合が55.3%,「特にない」と答えた者の割合が40.1%となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
     都市規模別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は大都市で,「特にない」と答えた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,大きな差異は見られない。
     年齢別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は20歳代から40歳代で,「特にない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
     運動・スポーツの1年間の実施状況との関連で見ると, 「望むことがある」とする者の割合は「運動やスポーツを行った」とする者で,「特にない」と答えた者の割合は「運動やスポーツはしなかった」で,それぞれ高くなっている。
     次に,市町村立体育館,プール,テニスコートなどの公共スポーツ施設に望むことについては,「身近で利用できるよう,施設数の増加」を挙げた者の割合が30.5%と最も高く,以下,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」(19.8%),「初心者向けのスポーツ教室やスポーツ行事の充実」(16.8%),「利用手続き,料金の支払い方法などの簡略化」(14.0%),「利用案内など広報の充実」(10.6%)などの順となっている。(複数回答)
     前回の調査結果と比較して見ると,「利用手続き,料金の支払い方法などの簡略化」(17.4%→14.0%)を挙げた者の割合が低下している。(図34
     都市規模別に見ると,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」,「利用手続き,料金の支払い方法などの簡略化」を挙げた者の割合は大都市で,「利用案内など広報の充実」を挙げた者の割合は大都市,中都市で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」を挙げた者の割合は男性で,「初心者向けのスポーツ教室やスポーツ行事の充実」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
     年齢別に見ると,「身近で利用できるよう,施設数の増加」,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」,「利用手続き,料金の支払い方法などの簡略化」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「初心者向けのスポーツ教室やスポーツ行事の充実」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「利用案内など広報の充実」を挙げた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。
     運動・スポーツの1年間の実施状況との関連で見ると,上記5項目全てについて,「運動やスポーツを行った」とする者で高くなっている。(表33

    (2) 都市型の民間スポーツ施設についての要望
     フィットネスクラブ,スイミングクラブ、テニスクラブ,ゴルフ練習場などの都市型の民間スポーツ施設について望むことがあるか聞いたところ,望むことについて何らかの選択肢を挙げた者(以下『「望むことがある」とする者』という。)の割合が47.4%,「特にない」と答えた者の割合が47.2%となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,「望むことがある」(53.5%→47.4%)とする者の割合が低下し,「特にない」(41.0%→47.2%)とする者の割合が上昇している。
     都市規模別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は大都市で,「特にない」と答えた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,大きな差異は見られない。
     年齢別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は20歳代から40歳代で,「特にない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
     運動・スポーツの1年間の実施状況との関連で見ると, 「望むことがある」とする者の割合は「運動やスポーツを行った」とする者で,「特にない」と答えた者の割合は「運動やスポーツはしなかった」で,それぞれ高くなっている。
     次に,フィットネスクラブ,スイミングクラブ、テニスクラブ,ゴルフ練習場などの都市型の民間スポーツ施設に望むことについては,「利用料金が安くなること」を挙げた者の割合が37.9%と最も高く,以下,「身近で利用できるよう,施設数の増加」(17.4%)などの順となっている。(複数回答)
     前回の調査結果と比較して見ると,「利用料金が安くなること」(42.1%→37.9%),「身近で利用できるよう,施設数の増加」(20.3%→17.4%)を挙げた者の割合が低下している。(図35
     都市規模別に見ると,「利用料金が安くなること」を挙げた者の割合は大都市,中都市で高くなっている。
     性別に見ると,大きな差異は見られない。
     年齢別に見ると,「利用料金が安くなること」,「身近で利用できるよう,施設数の増加」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。
     運動・スポーツの1年間の実施状況との関連で見ると,「利用料金が安くなること」,「身近で利用できるよう,施設数の増加」を挙げた者の割合は「運動やスポーツを行った」とする者で高くなっている。(表34

    (3) スポーツ振興についての国や地方公共団体への要望
     スポーツをもっと振興させるために,国や県または市町村に今後どのようなことに力を入れてもらいたいと思うか聞いたところ,力を入れてもらいたいことについて何らかの選択肢を挙げた者(以下『「力を入れてもらいたいことがある」とする者』という。)の割合が83.4%,「力を入れてもらいたいものはない」と答えた者の割合が6.3%となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が10.4%となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,「力を入れてもらいたいことがある」(79.3%→83.4%)とする者の割合が上昇している。
     都市規模別に見ると,「力を入れてもらいたいことがある」とする者の割合は大都市で高くなっている。
     性別に見ると,「力を入れてもらいたいことがある」とする者の割合は男性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「力を入れてもらいたいことがある」とする者の割合は20歳代から40歳代で高くなっている。
     運動・スポーツの1年間の実施状況との関連で見ると, 「力を入れてもらいたいことがある」とする者の割合は「運動やスポーツを行った」とする者で高くなっている。
     次に,スポーツをもっと振興させるために,国や県または市町村に今後どのようなことに力を入れてもらいたいと思うかについては,「年齢層にあったスポーツの開発普及」を挙げた者の割合が38.5%と最も高く,以下,「スポーツ指導者の養成」(29.3%) 「学校体育施設の開放・整備」(25.7%),「地域のクラブやサークルの育成」(22.9%)「各種スポーツ行事・大会・教室の開催」(22.5%)などの順となっている。(複数回答)
     前回の調査結果と比較して見ると,「スポーツ指導者の養成」(37.9%→29.3%), 「学校体育施設の開放・整備」(28.5%→25.7%),「各種スポーツ行事・大会・教室の開催」(26.9%→22.5%)を挙げた者の割合が低下している。(図36
     都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
     性別に見ると,「年齢層にあったスポーツの開発普及」を挙げた者の割合は女性で,「スポーツ指導者の養成」,「各種スポーツ行事・大会・教室の開催」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
     年齢別に見ると,「年齢層にあったスポーツの開発普及」を挙げた者の割合は50歳代で,「スポーツ指導者の養成」を挙げた者の割合は40歳代で,「学校体育施設の開放・整備」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「地域のクラブやサークルの育成」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「各種スポーツ行事・大会・教室の開催」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
     運動・スポーツの1年間の実施状況との関連で見ると,上記5項目全てについて,「運動やスポーツを行った」とする者で高くなっている。(表35


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