2 調査結果の概要
- 外国人への行政の対応
(1) 外国人への行政の対応
外国人に対する行政は,在留外国人の増加とともに多様化しているが,国や地方公共団体の対応は今後も充実させる必要があると思うか聞いたところ,「積極的に充実させる」と答えた者の割合が33.8%,「今よりは充実していく」と答えた者の割合が37.9%,「あまり充実させる必要はない」と答えた者の割合が17.1%となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合は11.1%となっている。
前回の調査結果と比較して見ると,「積極的に充実させる」(26.9%→33.8%),「あまり充実させる必要はない」(13.9%→17.1%)と答えた者の割合が上昇し,「今よりは充実していく」(43.2%→37.9%)と答えた者の割合が低下している。
都市規模別に見ると,「積極的に充実させる」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「積極的に充実させる」と答えた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「積極的に充実させる」と答えた者の割合は40歳代で,「今よりは充実していく」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,「あまり充実させる必要はない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図22)
職業別に見ると,「積極的に充実させる」,「今よりは充実していく」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「あまり充実させる必要はない」と答えた者の割合はその他の無職で,それぞれ高くなっている。(表22)
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