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4ページ目-男女共同参画社会に関する世論調査-男性のライフスタイルを中心に-(平成12年9月調査)

2000年12月4日掲載

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2 調査結果の概要


  1. 家庭生活について

    (1) 家庭生活上の役割分担
     結婚している者(「結婚していないが一緒に暮らしている」者を含み,離別,死別した者を除く。以下同じ。)(2,744人)に「炊事,洗濯,掃除などの家事」,結婚している者で中学生以下の子どものいる家庭(830人)に「子どもの世話,子どものしつけや教育」,結婚している者で身のまわりの世話や介護など,日常的に親の世話をしている家庭(548人)に「親の世話」を,家庭で主に誰が分担しているか聞いたところ,「炊事,洗濯,掃除などの家事」では,「妻」が分担していると答えた者の割合が86.6%,「子どもの世話,子どものしつけや教育」では,「妻」が分担していると答えた者の割合が56.3%,「家族全体」と答えた者の割合が38.0%,「親の世話」では,「妻」と答えた者の割合が55.8%,「家族全体」と答えた者の割合が32.7%となっている。(図16

    ア 炊事,洗濯,掃除などの家事
     結婚している者(2,744人)に,炊事,洗濯,掃除などの家事を主に誰が分担しているか聞いたところ,「夫」と答えた者の割合が1.4%,「妻」と答えた者の割合が86.6%,「子ども」と答えた者の割合が0.7%,「家族全体」と答えた者の割合が9.7%,「その他の人」と答えた者の割合が1.4%となっている。(図17
     年齢別に見ると,「妻」と答えた者の割合は50歳代で高くなっている。
     子どもの有無別に見ると,「妻」と答えた者の割合は子ども有りで,「家族全体」と答えた者の割合は子どもはいないで,それぞれ高くなっている。
     共働きの有無別に見ると,「妻」と答えた者の割合は夫のみ就業家庭で高くなっている。(表13

    イ 子どもの世話,子どものしつけや教育
     結婚している者で,中学生以下の子どものいる家庭(830人)に,子どもの世話,子どものしつけや教育を主に誰が分担しているか聞いたところ,「夫」と答えた者の割合が2.8%,「妻」と答えた者の割合が56.3%,「家族全体」と答えた者の割合が38.0%「その他の人」と答えた者の割合が0.2%となっている。(図18
     都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
     性別に見ると,「妻」と答えた者の割合は女性で,「家族全員」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(表14

    ウ 親の世話
     結婚している者で,身のまわりの世話や介護など,日常的に親の世話をしている家庭(548人)に,親の世話を主に誰が分担しているか聞いたところ,「夫」と答えた者の割合が4.9%,「妻」と答えた者の割合が55.8%,「子ども」と答えた者の割合が1.1%,「家族全体」と答えた者の割合が32.7%,「その他の人」と答えた者の割合が3.3%となっている。(図19
     平成4年11月の調査結果と比較して見ると,「妻」(64.2%→55.8%)と答えた者の割合が低下し,「家族全体」(21.8%→32.7%)と答えた者の割合が上昇している。
     性別に見ると,「妻」と答えた者の割合は女性で,「家族全員」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(表15

    (2) 社会参加活動について

    ア 現在の社会参加活動
     現在,仕事以外に,家庭の外で活動をしているか聞いたところ,社会参加活動について何らかの選択肢を挙げた者(以下『「参加している活動がある」とする者』という。)の割合が46.7%,「どれにも参加していない」と答えた者の割合が53.3%となっている。
     平成4年11月の調査結果と比較して見ると,「参加している活動がある」(41.8%→46.7%)とする者の割合が上昇し,「どれにも参加していない」(58.2%→53.3%)と答えた者の割合が低下している。
     都市規模別に見ると,「参加している活動がある」とする者の割合は町村で,「どれにも参加していない」と答えた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,大きな差異は見られない。
     性・年齢別に見ると,「参加している活動がある」とする者の割合は女性の30歳代,40歳代で,「どれにも参加していない」と答えたの割合は女性の20歳代,70歳以上,男性の20歳代で,それぞれ高くなっている。
     未既婚・子どもの有無別に見ると,「参加している活動がある」とする者の割合は既婚,子ども有りで,「どれにも参加していない」と答えたの割合は子どもはいない,未婚で,それぞれ高くなっている。
     次に,現在,仕事以外に,家庭の外で何か活動をしているかについては,「婦人会,自治会,子ども会などの地域活動」を挙げた者の割合が17.3%と最も高く,以下,「スポーツサークル活動」(12.5%),「スポーツ以外の趣味活動」(9.9%),「社会奉仕などのボランティア活動」(9.8%)などの順となっている。(複数回答)
     平成4年11月の調査結果と比較して見ると,「婦人会,自治会,子ども会などの地域活動」(14.4%→17.3%)を挙げた者の割合が上昇している。(図20
     都市規模別に見ると,「婦人会,自治会,子ども会などの地域活動」,「社会奉仕などのボランティア活動」を挙げた者の割合は町村で高くなっている。
     性別に見ると,「婦人会,自治会,子ども会などの地域活動」を挙げた者の割合は女性で,「スポーツサークル活動」,「社会奉仕などのボランティア活動」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
     性・年齢別に見ると,「婦人会,自治会,子ども会などの地域活動」を挙げた者の割合は女性の30歳代,40歳代で,「スポーツサークル活動」を挙げた者の割合は男性の30歳代,40歳代で,「スポーツ以外の趣味活動」を挙げた者の割合は女性の50歳代で,「社会奉仕などのボランティア活動」を挙げた者の割合は男性の60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
     未既婚・子どもの有無別に見ると,「婦人会,自治会,子ども会などの地域活動」,「社会奉仕などのボランティア活動」を挙げた者の割合は既婚,既婚子ども有りで高くなっている。(表16

    イ 今後の社会参加活動
     今後,参加してみたい活動かあるか聞いたところ,社会参加活動について何らかの選択肢を挙げた者(以下『「参加してみたい活動がある」とする者』という。)の割合が59.5%,「参加してみたいとは思わない」と答えた者の割合が40.5%となっている。
     平成4年11月の調査結果と比較して見ると,「参加してみたい活動がある」(52.5%→59.5%)とする者の割合が上昇し,「参加してみたいとは思わない」(47.5%→40.5%)と答えた者の割合が低下している。
     都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
     性別に見ると,大きな差異は見られない。
     性・年齢別に見ると,「参加してみたい活動がある」とする者の割合は女性の30歳代,40歳代,男性の40歳代で,「参加してみたいとは思わない」と答えたの割合は男女とも60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
     未既婚・子どもの有無別に見ると,「参加してみたい活動がある」の割合は子ども有りで,「参加してみたいと思わない」と答えたの割合は子どもはいないで,それぞれ高くなっている。
     次に,今後,参加してみたい活動が何かあるかについては,「社会奉仕などのボランティア活動」を挙げた者の割合が18.2%,「スポーツサークル活動」を挙げた者の割合が17.0%と高く,以下,「スポーツ以外の趣味活動」(15.0%)「文化・教養・学習活動」(14.6%)などの順となっている。(複数回答)
     平成4年11月の調査結果と比較して見ると,「社会奉仕などのボランティア活動」(13.7%→18.2%)を挙げた者の割合が上昇している。(図21
     都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
     性別に見ると,「文化・教養・学習活動」を挙げた者の割合は女性で,「スポーツサークル活動」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
     性・年齢別に見ると,「社会奉仕などのボランティア活動」を挙げた者の割合は女性の40歳代,50歳代で,「スポーツサークル活動」を挙げた者の割合は女性の30歳代,男性の20歳代から40歳代で,「スポーツ以外の趣味活動」を挙げた者の割合は女性の20歳代で,「文化・教養・学習活動」を挙げた者の割合は女性の40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
     未既婚・子どもの有無別に見ると,「社会奉仕などのボランティア活動」を挙げた者の割合は既婚,既婚子ども有りで,「スポーツ以外の趣味活動」を挙げた者の割合は未婚で,それぞれ高くなっている。(表17

    (3) 家庭生活関連サービスの利用
     家庭生活に関連した外部のサービスを利用したいと思うか,それとも家族の手で行いたいと思うか聞いたところ,「家事(食事,掃除,洗濯など)」では,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合が16.2%,「家族の手で行いたい」とする者の割合が81.7%,「子どもの育児・保育(保育所,託児所など)」では,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合が36.0%,「家族の手で行いたい」とする者の割合が56.8%,「高齢者介護(介護施設,介護サービスなど)」では,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合が61.5%,「家族の手で行いたい」とする者の割合が32.3%となっている。(図22

    ア 家事(食事,掃除,洗濯など)
     家事(食事,掃除,洗濯など)に関連した外部のサービスを利用したいか,それとも家族の手で行いたいか聞いたところ,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合が16.2%,「家族の手で行いたい」とする者の割合が81.7%となっている。
     平成4年11月の調査結果と比較して見ると,「外部のサービスを利用したい」(9.4%→16.2%)とする者の割合が上昇し,「家族の手で行いたい」(84.8%→81.7%)とする者の割合が低下している。
     都市規模別に見ると,大きな差異はみられない。
     性別に見ると,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合は女性で高くなっている。
     性・年齢別に見ると,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合は女性の30歳代,40歳代で,「家族の手で行いたい」とする者の割合は男性の60歳代で,それぞれ高くなっている。(図23
     未既婚・子ども有無別に見ると,「家族の手で行いたい」とする者の割合は既婚,子ども有りで高くなっている。
     共働きの有無別に見ると,「家族の手で行いたい」とする者の割合は夫のみ就業家庭で高くなっている。(表18

    イ 子どもの育児・保育(保育所,託児所など)
     子どもの育児・保育(保育所,託児所など)に関連した外部サービスを利用したいか,それとも家族の手で行いたいか聞いたところ,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合が36.0%,「家族の手で行いたい」とする者の割合が56.8%となっている。
     平成4年11月の調査結果と比較して見ると,「外部のサービスを利用したい」(22.9%→36.0%)とする者の割合が上昇している。
     都市規模別に見ると,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合は中都市で高くなっている。
     性別に見ると,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合は女性で,「家族の手で行いたい」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
     性・年齢別に見ると,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合は女性の20歳代から40歳代で,「家族の手で行いたい」とする者の割合は男性の50歳代で,それぞれ高くなっている。(図24
     未既婚・子ども有無別に見ると,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合は,未婚で,「家族の手で行いたい」とする者の割合は既婚,子ども有りで,それぞれ高くなっている。
     共働きの有無別に見ると,「家族の手で行いたい」とする者の割合は夫のみ就業家庭で高くなっている。(表19

    ウ 高齢者介護(介護施設,介護サービスなど)
     高齢者介護(介護施設,介護サービスなど)に関連した外部のサービスを利用したいか,それとも家族の手で行いたいか聞いたところ,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合が61.5%,「家族の手で行いたい」とする者の割合が32.3%となっている。
     平成4年11月の調査結果と比較して見ると,「外部のサービスを利用したい」(33.9%→61.5%)とする者の割合が上昇し,「家族の手で行いたい」(54.0%→32.3%)とする者の割合が低下している。(図25
     都市規模別に見ると,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合は中都市で,「家族の手で行いたい」とする者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合は女性で,「家族の手で行いたい」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
     性・年齢別に見ると,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合は女性の20歳代から50歳代で,「家族の手で行いたい」とする者の割合は女性の70歳以上,男性の60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
     性・共働きの有無別に見ると,「外部のサービスを利用したい」とする者の割合は女性の共働き家庭で高くなっている。(表20

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