2 調査結果の概要
3.少年による不良行為への対応
(1) 不良行為をしている少年を発見した場合の対応
見知らぬ少年が喫煙しているのを発見したり,深夜に少年のグループが公園などに集まっているのを見つけた場合,どうするか聞いたところ,「注意する」と答えた者の割合が11.9%,「注意したいが見て見ぬふりをする」と答えた者の割合が49.2%,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合が12.2%,「警察官に連絡する」と答えた者の割合が17.9%,「学校に連絡する」と答えた者の割合が4.3%となっている。
前回の調査結果と比較して見ると,「注意したいが見て見ぬふりをする」(54.0%→49.2%)と答えた者の割合が低下し,「警察官に連絡する」(14.2%→17.9%)と答えた者の割合が上昇している。
性別に見ると,「注意する」,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合は男性で,「注意したいが見て見ぬふりをする」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「注意する」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,「注意したいが見て見ぬふりをする」と答えた者の割合は50歳代で,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。
子どもの有無別に見ると,「注意する」と答えた者の割合はその他の子どもがいる者で,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合は乳幼児の子どもがいる者,子どもがいない者で,「警察官に連絡する」と答えた者の割合は大学生の子どもがいる者で,それぞれ高くなっている。(図9,表9−1,表9−2,参考)
前回の調査結果と比較して見ると,「注意したいが見て見ぬふりをする」(54.0%→49.2%)と答えた者の割合が低下し,「警察官に連絡する」(14.2%→17.9%)と答えた者の割合が上昇している。
性別に見ると,「注意する」,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合は男性で,「注意したいが見て見ぬふりをする」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「注意する」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,「注意したいが見て見ぬふりをする」と答えた者の割合は50歳代で,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。
子どもの有無別に見ると,「注意する」と答えた者の割合はその他の子どもがいる者で,「注意するほどの問題(たいしたこと)ではないと思うので放っておく」と答えた者の割合は乳幼児の子どもがいる者,子どもがいない者で,「警察官に連絡する」と答えた者の割合は大学生の子どもがいる者で,それぞれ高くなっている。(図9,表9−1,表9−2,参考)
ア 見て見ぬふりをする理由
「注意したいが見て見ぬふりをする」と答えた者(928人)に,その理由を聞いたところ,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合が70.9%,「他人の子どもなので関係ないから」と答えた者の割合が2.6%,「注意するのが面倒だから」と答えた者の割合が4.3%,「注意しても少年が聞きいれないと思うから」と答えた者の割合が18.3%,「誰かが注意すると思うから」と答えた者の割合が2.0%となっている。
前回の調査結果と比較して見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」(78.8%→70.9%)と答えた者の割合が低下し,「注意しても少年が聞きいれないと思うから」(14.3%→18.3%)と答えた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は小都市で高くなっている。
性別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は女性で,「注意しても少年が聞きいれないと思うから」と答えた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は70歳以上で,「注意しても少年が聞きいれないと思うから」と答えた者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。
子どもの有無別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合はその他の子どもがいる者で高くなっている。(図10,表10−1,表10−2)
前回の調査結果と比較して見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」(78.8%→70.9%)と答えた者の割合が低下し,「注意しても少年が聞きいれないと思うから」(14.3%→18.3%)と答えた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は小都市で高くなっている。
性別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は女性で,「注意しても少年が聞きいれないと思うから」と答えた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合は70歳以上で,「注意しても少年が聞きいれないと思うから」と答えた者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。
子どもの有無別に見ると,「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」と答えた者の割合はその他の子どもがいる者で高くなっている。(図10,表10−1,表10−2)
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