• 治安・安全

消防・地震に関する世論調査(昭和53年10月調査)

2002年11月18日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

内閣府政府広報室


調査の概要

調査の目的


国民の火災についての一般的認識,関心度,日常の心構え及び地震についての日頃の心構え,対策や地震予知に対する関心,要望等について調査し,今後の行政の参考とする。

調査項目


(1)火災についての関心度及び日頃の心構え
(2)消防対策
(3)地震についての関心
(4)地震に対する心構え及び対策
(5)地震予知について

調査対象


(1) 母集団 全国20歳以上の男女
(2) 標本数 3,000人
(3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法

調査時期

  昭和53年10月19日〜昭和53年10月25日

回収結果


(1) 有効回収数(率) 2,456人(81.9%)
(2) 調査不能数(率) 544人(18.1%)
−不能内訳−
転居 60 長期不在 64 一時不在 253
住所不明 40 拒否 116 その他
11

性・年齢別回収結果

性・年齢別回収結果



調査票
Q1  お宅では,火事がおきたとき火を消すために,普段から用意しているものがありますか。・・・・・・そのほかにもあったらおっしゃって下さい。(M.A.)
(64.9) 消火器 →SQ1へ
( 3.1) 防火用水 →Q2へ
( 7.4) 水のはいったバケツ →Q2へ
(16.6) 風呂桶に水を入れておく →Q2へ
( 2.6) その他 →Q2へ
(20.7) 特にない →Q2へ
( 0.7) わからない →Q2へ
(M.T.=116.0)


SQ1  消火器は,どんな場所においてありますか。(M.A.)
(N=1,593)
(65.5) 台所
( 8.0) 居間
(15.7) 玄関
(11.0) 廊下(階段)
( 3.6) 風呂場
( 4.3) 店舗
( 7.7) その他
( 0.4) あり場所を知らない・わからない
(M.T.=116.3)


SQ2 〔回答票1〕 消火器を備えた動機はなんですか。この中からお答え下さい。1つだけでなくても結構です。(M.A.)
(N=1,593)
(67.0) (ア) 自分(又は家族)が必要と思ったから
( 4.6) (イ) 知人からすすめられたから
( 6.1) (ウ) 法律上義務があると思ったから
(19.7) (エ) 町内会等で備えることを決めたから
( 2.7) (オ) 備える必要はあまり感じていなかったが,セールスマンがしつこかったから
( 8.3) その他
( 2.3) わからない
(M.T.=110.7)


Q2  あなたは,消火器を実際に使ったり,使い方を練習したことがありますか。
(41.4) ある
(58.6) ない

Q8  あなたは,マンションやアパートなどの2世帯以上が入居している建物にお住まいですか。
(19.1) はい →SQ1へ
(80.9) いいえ →Q10へ

SQ1  何階にお住まいですか。(平屋の場合は調査員判断で1階に区分する)
(N=469)
(45.2) 1階 →Q10へ
(29.9) 2階 →Q9へ
(24.9) 3階以上 →SQ2へ

SQ2  あなたは,この建物の非常用の階段や通路を知っていますか。
(N=117)
(52.1) 知っている
( 6.0) 知らない
(41.9) 非常用の階段や通路はない

Q9  お宅には,万一火事になったときの用意に,避難ばしごやロープなどの避難器具がありますか。
(N=257)
(20.6) ある
(79.4) ない

Q10  あなたは,最近2年ぐらいの間に消防訓練(消火訓練や避難訓練など)に参加したことがありますか。
(22.2) ある →SQ1へ
(77.8) ない →SQ2へ

SQ1  その訓練は,どこで参加しましたか。(M.A.)
(N=545)
(38.2) 職場
( 8.4) 学校
(43.9) 町内会・自治会
(10.8) その他
( 0.9) わからない
(M.T.=102.2)


SQ2  では,あなたは,消防訓練に参加する機会はありましたか。
(N=1,911)
(14.4) あった
(85.6) なかった

Q11  あなたは,この2〜3年の間に,旅館やホテルなどに泊まったことがありますか。
(67.6) ある →SQへ
(32.4) ない →Q12へ

SQ  あなたは,旅館やホテルなどに泊まった時,非常口や消火器などが,どこにあるか確かめる方ですか,あまり気をつかわない方ですか。
(N=1,661)
(61.7) 確かめる方
(38.3) あまり気をつかわない方

Q12  あなたは,ふだん買い物などでデパート(大型スーパーマーケットを含む)や地下街にいるとき,火災のことを心配する方ですか,それとも気にかけない方ですか。
(29.5) 心配する
(62.0) 気にかけない方
( 8.5) わからない(行ったことがない)

Q13  では,実際に地震で火災が起ったときなどに備えて,町内会や自治会などを単位とした「自主防災組織」が作られているところもありますが,あなたの地域では,このような組織は作られていますか。
(19.9) すでに作られている →SQ1へ
( 0.8) 準備中 →Q14へ
(47.7) 作られていない →SQ3へ
(31.6) わからない →Q14へ

SQ1  現在の自主防災組織になにか問題点がありますか。
(N=488)
( 9.2) ある →SQ2へ
(54.3) ない →Q14へ
(36.5) わからない →Q14へ

SQ2 〔回答票7〕 主としてどんな問題でしょうか。
(N=45)
(20.0) (ア) 指導者が不足している
( 4.4) (イ) 消防署の協力がない
(11.1) (ウ) 具体的に何をしたらよいかわからない
(44.4) (エ) 一般住民の認識が不足している
(20.0) その他

SQ3 〔回答票8〕 作られていないのは,何故だと思いますか。
(N=1,172)
(27.0) (ア) 特に理由はない,関心がない
(28.3) (イ) 地域のまとまりがない,指導者がいない
(13.9) (ウ) その必要がない
( 4.5) その他
(26.2) わからない

Q14  あなたの地域でも,自主防災組織が,必要だと思いますか。
(69.0) 必要だと思う
(17.0) 必要だとは思わない
(14.0) わからない

Q15  あなたは,ここ2〜3年の間に,救急車で病院に運ばれたり,または病人やケガ人に付き添って救急車に同乗したことがありますか。
( 9.5) ある →SQ1へ
(90.5) ない →Q16へ

SQ1  あなたや付き添いの人は,その際救急車で運んでもらいたい病院の名を告げたことがありますか,それとも告げたことはありませんか。
(N=234)
(33.3) 病院の名を告げたことがある
(63.2) 病院の名を告げたことはない
( 3.4) わからない

SQ2  あなたは,救急隊の措置に満足でしたか,不満でしたか。
(N=234)
(73.9) 満足だった →SQ4へ
( 9.4) 不満だった →SQ3へ
(16.7) 一概にいえない,わからない →SQ4へ

SQ3 〔回答票9〕 どんなことが不満でしたか。この中ではどうでしょうか,1つだけでなくて結構です。(M.A.)
(N=22)
(13.5) (ア) 救急車の到着がおそい
(13.6) (イ) 病院に着くまでの時間がかかりすぎる
(22.7) (ウ) 救急隊の応急措置がよくない
(31.8) その他
(18.2) わからない
(M.T.=100.0)


SQ4  救急隊は,患者を病院に運んだだけですか,それとも病院につくまでの間,何らかの応急手当をしましたか。
(N=234)
(52.6) 患者を病院に運んだだけ
(39.7) 何らかの応急手当をした
( 7.7) わからない

Q16 〔回答票10〕 それでは,消防対策について,消防署や消防団に力を入れてもらいたいのは,この中で,どれでしょうか。1つだけでなくても結構です。(M.A.)
(27.7) (ア) 火災予防のための一般住宅の査察や防火訓練などの充実
(33.3) (イ) 危険箇所の検査の強化
(24.0) (ウ) 危険物取締りの強化
(12.9) (エ) 性能のよい消火器の推せんや防火のための広報
(17.6) (オ) 違反建築の取締り強化
( 9.3) (カ) 消防署や消防団をふやす
(23.5) (キ) 救急・救助体制の充実
( 2.3) その他
(23.8) ない・わからない
(M.T.=174.6)


Q17  次に地震について伺います。最近,あなたは,大地震が発生した場合の危険性について考えたことがありますか。
(65.8) ある
(34.2) ない

Q18  あなたのお宅では,大地震が起った場合,どのようにするか,最近,具体的に家族で話し合ったことがありますか。
(41.4) ある
(54.7) ない
( 3.9) 家族はいない

Q19  あなたのお宅では,大地震が起った場合の心がまえは出来ている方だと思いますか,それともそうは思いませんか。
(37.8) 心がまえは出来ている方
(52.8) 心がまえは出来ていない方
( 9.4) わからない

Q20  あなたは,国や地方公共団体などで広報している「地震の心得10ヵ条」という言葉を見たり聞いたりしたことがありますか。
(21.1) 見たり聞いたりしたことがある →SQへ
(21.3) 見たり聞いたりしたような気がする →SQへ
(57.6) 見たり聞いたりしたことはない →Q21へ

SQ  では,その「心得」の中でおぼえているものがありましたら,いくつでも結構ですから,おっしゃってみてください。(M.A.)
(N=1,041)
(25.6) 丈夫な家具などに身を寄せよ
(52.5) すばやく火の始末
(34.3) あわてて戸外に飛び出すな
(35.6) 火が出たらまず消火
(15.7) 避難は徒歩で,持物は最少限に
( 9.9) 狭い路地,へいぎわ,がけや川べりに近寄らない
( 6.4) 山津波,がけ崩れに注意
( 4.7) 海岸では津波,低地では浸水に注意
(13.4) 余震を恐れず,デマに迷うな
( 6.2) 秩序を守り,衛生に注意
(32.8) おぼえていない
(M.T.=237.2)


Q21 〔回答票11〕 今年の6月に,東北地方を地震が襲い,宮城県を中心に大きな被害を与えましたが,あなたは,この「宮城県沖地震」の報道(や体験)からどんな教訓を得ましたか。この中ではどうでしょうか。(M.A.)
(36.2) (ア) 初期消火の大切なこと
(33.3) (イ) 懐中電灯や携帯用ラジオを備えておくこと
(30.7) (ウ) 食糧,飲料水などを備えておくこと
(19.7) (エ) 家具やプロパンガスボンベなどを固定すること
(46.3) (オ) ブロック塀や石垣などを補強すること
(20.4) (カ) 家族との連絡方法を日頃から打合わせておくこと
(21.2) (キ) 避難路や避難場所を確認しておくこと
(22.0) (ク) 地震情報を正確にきいて冷静な行動をとること
(14.8) (ケ) 隣近所の人達との協力や励まし合いの重要性
( 2.7) その他
(10.5) 特に教訓を得たものはない
( 1.8) そのような地震について知らなかった
(M.T.=259.4)


Q22  あなたは,大地震が起ったときに,避難する場所を決めていますか。
(37.1) 決めている →SQ1へ
(62.9) 特に決めていない →Q23へ

SQ1  それは市(区・町・村)が避難地として指定している場所ですか。
(N=911)
(52.1) 指定している場所 →SQ2へ
(40.6) それ以外の場所 →Q23へ
( 7.2) わからない →Q23へ

SQ2  では,その避難場所まで実際に歩いてみたことがありますか。
(N=475)
(77.9) ある
(22.1) ない

Q23  あなたのお宅では,大地震に備えて非常持出品を準備していますか。
(33.3) 準備している →SQ1へ
(66.7) 準備していない →Q24へ

SQ1  どんなものを準備していますか。(M.A.)
(N=817)
(33.8) 食糧 →SQ2へ
(12.5) 飲料水 →Q24へ
(30.6) 医薬品 →Q24へ
(46.3) 携帯用ラジオ・懐中電燈 →Q24へ
(77.2) 貴重品 →Q24へ
( 6.2) その他 →Q24へ
(M.T.=206.6)


SQ2  食糧はおよそ何日分位準備していますか。
(N=276)
(21.0) 1日分
(30.8) 2日分
(26.1) 3日分
(21.0) 4日分以上
( 1.1) 不明

Q24 〔回答票12〕 あなたは,地震に関して国や県(都・道・府)に力を入れてもらいたいのは,どのようなことでしょうか。次のうちではどれでしょうか。1つだけでなくても結構です。(M.A.)
(35.6) (ア) 避難経路や避難場所の整備
(24.3) (イ) 地域に対する消火設備の整備
(14.6) (ウ) 震災の避難訓練の実施
(18.2) (エ) 都市構造の防災化をはかる
(19.5) (オ) 消防力の増強
(21.6) (カ) 災害時の心得などの広報
( 2.3) その他
(21.6) ない・わからない
(M.T.=157.7)


Q25 〔回答票13〕 ところで,この中に,あなたが見たり聞いたりしたことのある言葉がありますか。(M.A.)
(95.7) (ア) 震度
(82.0) (イ) マグニチュード
(80.6) (ウ) 本震,余震
(87.7) (エ) 震源(地)
(39.1) (オ) マグマ,マントル
(59.9) (カ) 地盤の隆起,断層
(72.6) (キ) 地震予知
(29.8) (ク) 観測強化地域
(33.4) (ケ) 地震予知連絡会
(25.1) (コ) 大規模地震災害特別措置法
(33.1) (サ) 警戒宣言
( 1.7) どれも見聞きしたことはない
(M.T.=640.6)


Q26 
この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top