内閣府政府広報室
調査の概要
調査の目的
年号に関する国民の意識を調査して,今後の施策の参考とする。
調査項目
(1)年号の使用状況
(2)年号制度存続についての賛否
(3)年号制度存続についての賛否の理由
調査対象
(1) 母集団 全国20歳以上の者 |
(2) 標本数 10,000人 |
(3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法 |
調査時期
昭和52年8月22日〜昭和52年8月31日
回収結果
(1) 有効回収数(率) 8,170人(81.7%)
(2) 調査不能数(率) 1,830人(18.3%)
−不能内訳−
転居 | 235 | 長期不在 | 248 | 一時不在 | 771 |
住所不明 | 132 | 拒否 | 369 | その他
| 75 |
性・年齢別回収結果
調査票
Q1 | あなたは,ふだん,手紙を書いたり,人と話をしたりする時,主に,昭和とか大正というような年号を使っていますか,それとも西暦を使っていますか。 |
(88.6) |
|
主に年号 |
( 3.4) |
|
主に西暦 |
( 7.1) |
|
年号と西暦が半々 |
( 0.9) |
|
その他 |
Q2 | 〔回答票〕 次の天皇の代になっても,昭和とか大正というような年号制度はあった方がよいと思いますか,それとも廃止した方がよいと思いますか。この中であなたのお考えに一番近いものをあげて下さい。 |
(58.9) |
(ア) |
あった方がよい |
→SQ1へ |
(19.5) |
(イ) |
どちらかといえばあった方がよい |
→SQ1へ |
( 3.3) |
(ウ) |
どちらかといえば廃止した方がよい |
→SQ2へ |
( 3.4) |
(エ) |
廃止した方がよい |
→SQ2へ |
(11.4) |
(オ) |
どちらでもよい |
→フェース・シートへ |
( 3.5) |
|
わからない |
→フェース・シートへ |
SQ1 | それはどのような理由からですか。(M.A.) (N=6,411) |
(37.6) |
|
古くからのしきたりだから |
(53.5) |
|
時代の区切りが明りょうになるから |
(21.7) |
|
年号をやめて西暦にしても,日本にはなじまないから |
( 2.7) |
|
その他 |
( 3.5) |
|
わからない |
(M.T.=118.9)
SQ2 | それはどのような理由からですか。(M.A.) (N=546) |
(11.9) |
|
天皇制の強化につながるから |
(33.2) |
|
年号では時代を通算するのがややこしいから |
(55.9) |
|
西暦は世界共通で便利だから |
(14.8) |
|
西暦の方が歴史を考えるのに便利だから |
( 5.1) |
|
その他 |
( 4.8) |
|
わからない |
(M.T.=125.6)
<フェース・シート>
( 7.6) |
|
20〜24歳 |
(13.1) |
|
25〜29歳 |
(13.0) |
|
30〜34歳 |
(11.7) |
|
35〜39歳 |
(11.9) |
|
40〜44歳 |
(11.0) |
|
45〜49歳 |
( 8.8) |
|
50〜54歳 |
( 6.6) |
|
55〜59歳 |
(10.9) |
|
60〜69歳 |
( 5.4) |
|
70歳以上 |
<自営業> |
( 5.0) |
|
農林漁業 |
( 9.1) |
|
商工サービス業 |
( 1.0) |
|
自由業 |
<被傭者> |
( 1.6) |
|
管理職 |
( 1.0) |
|
専門技術職 |
(15.5) |
|
事務職 |
(19.3) |
|
労務職 |
<家族従業者> |
( 5.5) |
|
農林漁業 |
( 3.5) |
|
商工サービス業 |
( 0.2) |
|
自由業 |
<無職> |
(27.8) |
|
無職の主婦 |
( 1.3) |
|
学生 |
( 9.2) |
|
その他の無職 |
F4 | 学歴 あなたが最後に卒業された学校はどちらですか。(中退,在学中は卒業とみなす) |
( 8.2) |
|
小学校卒 |
(35.0) |
|
旧制高等小学校・新制中学校卒 |
(42.6) |
|
旧制中(女)学校新制高等学校卒 |
(13.2) |
|
旧制高等専門学校・大学・新制大学卒 |
( 1.1) |
|
不明 |