• 社会と法制度

公務員の週休2日制に関する世論調査(昭和52年7月調査)

2002年11月18日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

「公務員の週休2日制に関する世論調査」

内閣府政府広報室


調査の概要

調査の目的


公務員の週休2日制に対する国民の意識を調査して,今後の施策の参考とする。

調査項目


(1)週休2日制の普及に対する考え方
(2)公務員の週休2日制の「テスト」に対する考え方
(3)公務員の週休2日制に対する考え方
(4)土曜日に開庁しておいてもらいたい役所・公共施設

調査対象


(1) 母集団 全国20歳以上の者
(2) 標本数 3,000人
(3) 抽出方法 層化2段無作為抽出

調査時期

  昭和52年7月7日〜昭和52年7月11日

回収結果


(1) 有効回収数(率) 2,368人(78.9%)
(2) 調査不能数(率) 632人(21.1%)
−不能内訳−
転居 66 長期不在 67 一時不在 248
住所不明 31 拒否 186 その他
34

性・年齢別回収結果

性・年齢別回収結果



調査票
Q1  最近,民間会社では,週休2日制がかなり普及してきましたが,一般的にいって,あなたは,このような傾向をどのようにお考えですか。よい傾向だと思いますか,それともよくない傾向だと思いますか。
(52.5) よい傾向 →SQ1へ
(27.4) よくない傾向 →SQ2へ
(20.1) わからない →Q2へ

SQ1  よい傾向だと思うのはどのようなことからですか。(M.A.)
(N=1,244)
( 6.7) 先進国は実施しており,世界的すう勢であるから
(16.4) 社会の情勢が実施する方向にあるから
(28.5) 精神的,肉体的疲労が回復するから
(13.5) 勤労意欲が高揚し,能率があがるから
(12.5) 仕事の機械化,合理化が進み,働く時間は少なくてもよいから
(33.0) 余暇を活用し,充実した生活ができるから
(12.8) 家庭サービス,子供の相手ができるから
(15.3) 日本人は働きすぎるから
( 3.5) その他
( 4.5) わからない
(M.T.=146.6)


SQ2  よくない傾向だと思うのはどのようなことからですか。(M.A.)
(N=649)
(18.0) 日本人はもっと働くべきで,時期尚早であるから
( 8.9) 残業,休日出勤の増加など労働強化になるから
(20.6) 所得(残業手当,日給)が減少するから
(17.3) レジャー費などの支出が増加するから
(32.4) 現在程度の休日があれば十分で暇をもてあますから
( 2.0) 子供や夫の世話がふえるから
( 7.2) 経済発展が阻害されるから
(10.9) その他
( 3.7) わからない
(M.T.=121.1)


Q2 〔回答票1〕 ところで,あなたはふだん役所を訪問したり,利用したりすることがありますか。この中ではどうでしょうか。
( 8.7) (ア) よくある
(35.5) (イ) 時々ある
(31.7) (ウ) あまりない
(23.6) (エ) ほとんど(全く)ない
( 0.5) わからない

Q3  では,最近,土曜日に役所の仕事などで不便を感じたことがありますか。
(20.3) ある →SQへ
(79.7) ない →Q4へ

SQ  どのようなことで不便を感じましたか。(M.A.)
(N=480)
(15.6) 役所を訪問したが,担当者が不在だった
(25.8) 役所の窓口がこんでいて,長時間待たされた
( 4.0) 役所に電話してもなかなか通じなくて困った
(64.8) 土曜日の午後は閉まってしまうので困った
( 4.4) その他
( 1.7) わからない
(M.T.=116.3)


Q4  公務員についても,将来週休2日制を実施した場合に生ずるいろいろな問題点を明らかにするために,現在,週休2日制の「テスト」を行っていますが,あなたはこのことを知っていますか。
(42.1) 知っている
(57.9) 知らない

Q5 〔回答票2〕 では,公務員に対して現在実施している週休2日制の「テスト」について,あなたのお考えに最も近いのは,この中のどれでしょうか。
(17.8) (ア) よいことだと思う →SQ1へ
(37.2) (イ) やむを得ないことだと思う →SQ1へ
(23.5) (ウ) よくないことだと思う →SQ2へ
(21.5) わからない →Q6へ

SQ1 〔回答票3〕 そのように思うのは,どのような理由からですか。この中から,あなたのお考えに近いものを1つだけあげてください。
(N=1,301)
(46.7) (ア) 週休2日制を実施する,しないは別として,テストをやってみるのは必要なことだと思うから
(31.4) (イ) 公務員にも,いずれは週休2日制を実施すべきだと思うから
( 4.6) (ウ) テストとはいえ,少しでも休日がふえることはよいことだと思うから
(10.8) (エ) テストとはいっても,週休2日制をまだ実施していない民間への刺激になってよいと思うから
( 1.3) その他
( 5.1) わからない

SQ2 〔回答票4〕 よくないことだと思うのは,どのような理由からですか。この中からあなたのお考えに近いものを1つだけあげてください。
(N=557)
(16.3) (ア) テストであっても,中小企業等に及ぼす影響が大きいから
(15.4) (イ) 休みがふえることは好ましくないから
(37.0) (ウ) テストであっても,国民へのサービスが低下するおそれがあるから
(27.1) (エ) とにかく公務員の週休2日制そのものに反対だから
( 2.3) その他
( 1.8) わからない

Q6 〔回答票5〕 では,週休2日制の「テスト」が終ったのち,あらためて国家公務員や地方公務員に,たとえば1週おきまたは月1回の週休2日制を実施することについて,あなたはどのようにお考えですか。この中であなたのお考えにもっとも近いのはどれでしょうか。
(10.1) (ア) 土曜日に役所の窓口が閉められても賛成 →SQ1へ
(54.6) (イ) 役所の窓口を閉めてしまうのなら反対だが,職員の交替勤務によって土曜日も窓口を開いておくなら賛成 →SQ1へ
(13.9) (ウ) 土曜日に役所の窓口を開いていても反対 →SQ2へ
(10.7) 一概にいえない →Q7へ
(10.7) わからない →Q7へ

SQ1 〔回答票6〕 賛成するのは,どのような理由からですか。この中から,あなたのお考えに近いものを1つだけあげてください。
(N=1,531)
(44.8) (ア) 社会一般が週休2日制を実施する方向にあるから
(18.6) (イ) 公務員の労働条件が,民間会社に勤務する人の労働条件と差があるのはよくないから
(13.8) (ウ) 役所が実施すれば,現在実施していない民間会社にも普及するから
(15.1) (エ) 現在のテストの状況からみて,国民に対するサービス低下につながらないと思うから
( 1.3) その他
( 6.3) わからない

SQ2 〔回答票7〕 反対するのは,どのような理由からですか。この中から,あなたのお考えに近いものを1つだけあげてください。
(N=329)
(41.9) (ア) 国民に対するサービスが低下する恐れがあるから
(19.5) (イ) 公務員の労働条件は,民間会社に勤務する人とは別個に考えるべきであるから
( 8.8) (ウ) 役所が実施すると,実施できない民間会社で求人難になる恐れがあるから
(15.8) (エ) 職員が能率よく仕事をしていないから
( 6.7) (オ) 職員の増加を招く恐れがあるから
( 5.5) その他
( 1.8) わからない

Q7  公務員の週休2日制が実施され,そのため,仮りに土曜日に一部の役所が閉められた場合でも,ぜひ開いておいてもらいたい役所や公共施設がありますか。
(84.1) ある →SQへ
(15.9) ない →フェース・シートへ

SQ 〔回答票8〕 それは,どこですか。この中ではどうでしょうか。(M.A.)
(N=1,992)
(47.0) (ア) 市役所(区役所,役場)の窓口
(40.2) (イ) 郵便局
(89.5) (ウ) 病院,診療所(国・公立)
(12.9) (エ) 保育施設(国・公立)
( 6.8) (オ) 公民館,市民会館
(16.3) (カ) 小・中学校(国・公立)
(11.0) (キ) 高等学校(国・公立)
(14.3) (ク) 図書館,博物館,美術館
( 9.8) (ケ) 清掃事業
( 3.0) (コ) 税務署
( 3.5) (サ) 登記所
( 2.8) (シ) 社会保険事務所
( 4.9) (ス) 職業安定所
( 2.7) (セ) 陸運事務所
( 0.8) その他
( 0.4) わからない
(M.T.=265.9)


<フェース・シート>
F1 
(44.4)
(55.6)

F2  年齢 あなたのお年は,満でおいくつですか。
(17.1) 20〜29歳
(23.9) 30〜39歳
(24.3) 40〜49歳
(16.9) 50〜59歳
(12.6) 60〜69歳
( 5.1) 70歳以上

F3  職業 あなたのご職業は何ですか。
<自営者>
( 6.7) 農林漁業
(10.6) 商工サービス業
( 1.9) 自由業
<被傭者>
( 2.2) 管理職
( 2.5) 専門技術職
(11.9) 事務職
(18.2) 労務職
<家族従業者>
( 4.3) 農林漁業
( 4.3) 商工サービス業 自由業
<無職>
(27.8) 無職の主婦
( 0.8) 学生
( 8.9) その他の無職

F4  学歴 あなたが最後に卒業された学校はどちらですか。(中退・在学中は卒業とみなす)
( 9.0) 小卒(未就学)
(38.6) 旧高小・新中卒
(39.4) 旧中・新高卒
(11.8) 旧高専大・新大卒
( 1.2) 不明

F5 〔回答票9〕 世帯収入 お宅の収入は,ご家族全部あわせて,去年1年間でおよそどれくらいになりましたか。この中ではどうでしょうか。・・・・・・ボーナスを含め,税込みでお答えください。
( 5.2) (ア) 〜100万円未満
( 6.4) (イ) 100万円〜150万円未満
(10.6) (ウ) 150万円〜200万円未満
(13.1) (エ) 200万円〜250万円未満
(16.4) (オ) 250万円〜300万円未満
(22.0) (カ) 300万円〜500万円未満
( 8.7) (キ) 500万円以上
(17.5) 不明

この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top