「時事問題に関する世論調査」
内閣府政府広報室
調査の概要
・調査目的 |
品不足問題,エネルギー資源問題など最近の情勢に関する国民の意識を調査して今後の施策の参考とする。 |
・調査項目 | |
(1) | 品不足問題と消費者行動 |
(2) | エネルギー資源不足問題 |
(3) | 最近の生活に関する意見 |
・調査対象者 | |
(1) | 母集団 全国20歳以上の者 |
(2) | 標本数 3,000人 |
(3) | 抽出方法 層化2段無作為抽出法 |
・調査時期 昭和48年12月13日〜昭和48年12月20日 |
・調査方法 調査員による面接聴取 |
・調査実施委託機関 社団法人 新情報センター |
・回収結果 | |||||||||||||||||||||
(1) | 有効回収数(率) 2,571人(85.7%) | ||||||||||||||||||||
(2) | 調査不能数(率) 429人(14.3%) | ||||||||||||||||||||
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性・年齢別回収結果 |
調査票
Q1 | お宅では,食料品とか日用雑貨は主にどなたがお買いになっていますか。 | ||||||||||||||
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Q2 | この間のトイレットペーパー・砂糖・洗剤などの一時的な品不足が騒がれた時に,その品物を買いにいきましたか。別に買物にはいきませんでしたか。 | ||||||
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SQ | その品物を買いにいって,買えないことがありましたか,それとも買うことができましたか。 | ||||||
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Q3 | もし,ある品物が不足しそうだというニュースを聞いた時に,あなたは,その品物を一つでも,二つでもすぐに買いにいこうと思いますか,それともそうは思いませんか。 | ||||||
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Q4 | この間のトイレットペーパー・砂糖・洗剤などの一時的な品不足が騒がれた時に,どこかへ苦情を申し出られましたか。別にそのようなことはなさいませんでしたか。 | |||||||||
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SQ1 | それはどこへ申し出られましたか。(F.A.)〔回答を具体的に記入して該当する項目にマルをつける(M.A.)〕(該当者:75人) | ||||||||||||
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(M.T.=76) |
SQ2 | 苦情の申し出は別として,何か不満がありましたか。 | ||||||
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Q5 | この間の品不足問題が騒がれた際に,政府に対して,何かこのようなことをしてほしいと思ったり,これからこんなことをしてほしいと思うことがありましたか。(ある者に)どんなことでしょうか。もっともしてほしいと思ったことを一つだけおっしゃってください。(F.A.)〔回答を具体的に記入し,該当する項目にマルをつける(M.A.)〕 | ||||||||||||||||||||||
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(M.T.=135.0) |
Q6 | 話は変わりますが,石油や電力などのエネルギー資源の不足は,これから何年間も続くとお考えですか。それともこの半年ぐらいのこととお考えですか。 | ||||||
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Q7 | 暖房用燃料としての灯油について伺いますが,今年の冬は,仮に値上りしても,手に入ると思いますか,それとも品物が不足して,手に入らなくなると思いますか………強いていえばどちらでしょうか。 | ||||||||||
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Q8 | 〔回答票1〕これからのエネルギー資源について伺います。「石炭の利用については,高い経費をかけても行なうべきだ」という意見について,あなたはどう思いますか。この中ではどうでしょうか。 | |||||||||||||||
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Q9 | 〔回答票1〕「原子力の利用については,多少の反対はあっても行なうべきだ」という意見についてはどうでしょうか。 | |||||||||||||||
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Q10 | 〔回答票1〕「水力の利用については,ある程度の自然破壊はあっても行なうべきだ」という意見についてはどうでしょうか。 | |||||||||||||||
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Q11 | では,これからの日本のエネルギー源としては,あなたは,主としてなにに頼ったらよいと思いますか。1つだけあげて下さい。 | ||||||||||||
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Q12 | 石油や電力の不足があなたの生活に与える影響として,一番強く感じることはなんでしょうか。(F.A.)〔回答を具体的に記入して,該当する項目にマルをつける(M.A.)〕 | ||||||||||||||||||
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(M.T.=128.5) |
Q13 | では,そのような品不足問題や石油・電力などのエネルギー資源不足問題をきっかけとして,節約ムードが生まれてきたことは,国民全体の生活の転換という意味で,むしろよかった思いますか,そうは思いませんか。 | ||||||||
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Q14 | ところで,こんどの国会で「国民生活安定緊急措置法」と「石油需給適正化法」が審議されていることを,あなたはご存じですか。 | ||||
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Q15 | 「節約は美徳」という呼びかけがありますが,これからは,国民全体としてはそういう節約生活に切りかえていかなければならないと思いますか,それともそれほどのことはないと思いますか。 | ||||||||
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Q16 | 〔回答票2〕物価上昇と,収入の増加の関係について,今後はどのような進み方で行くのがよいと思いますか。この中ではどうでしょうか。 | ||||||||||||
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<フェース・シート>
F1 | 〔性別〕 | ||||
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F2 | 〔年齢〕あなたのお年は満でおいくつですか。 | ||||||||||
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F3 | 〔学歴〕あなたが最後に卒業された学校はどちらですか。(中退・在学中は卒業とみなす) | ||||||||||
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F4 | 〔職業〕あなたのご職業は何ですか。〔詳しく記入〕 | ||||||||||||||||||||||||||||
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F5 | お宅には電話がありますか。 | ||||||
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SQ | では,お宅には呼び出し電話を利用できるところがありますか。 | ||||
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F6 | 〔F4で,自営者・被傭者・家族従事者に〕あなたの職場や勤務先には電話でそとから連絡できますか。(N=1,630) | ||||
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F7 | (全員に)安い値段の物や品物の供給量の見通しなどを知らせる,いわゆる物価情報が電話で簡単に聞けるようになったら,あなたは利用したいと思いますか,それとも別に利用したくはありませんか。 | ||||||
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F8 | 〔世帯内の地位〕あなたと世帯主との関係をお聞きしたいのですが………主としてお宅の生活を支えていらっしゃるのはあなたですか,ほかのかたですか。 | ||||||
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F9 | 〔世帯主職業〕(主として)お宅の生活を支えている方のご職業は何ですか。 | ||||||||||||||||||
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F10 | 〔回答票3〕〔世帯収入〕お宅の収入は,ご家族全部あわせて,1年間でおよそどれくらいになりますか,この中ではどうでしょうか…………ボーナスを含め,税込みでお答え下さい。 | |||||||||||||||||||||||||||
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