• 社会と法制度

税金と予算に関する世論調査(昭和48年8月調査)

2003年12月25日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

「税金と予算に関する世論調査」

内閣府政府広報室


調査の概要


・調査目的
税金と予算についての意識や要望を調査し,今後の施策の参考資料とする。

・調査項目
(1) 税金に対する関心と考え方
(2) 税金の負担感
(3) 「税の相談日」の周知度・利用度
(4) 福祉と負担意識
(5) 予算内容の周知度および予算配分の重点

・調査対象者
(1) 母集団 全国20歳以上の男女
(2) 標本数 3,000人
(3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法

・調査時期 昭和48年8月23日〜昭和48年8月29日

・調査方法 調査員による面接聴取

・調査実施委託機関 社団法人 新情報センター

・回収結果
(1) 有効回収数(率) 2,585人(86.2%)
(2) 調査不能数(率) 415人(13.8%)
−不能内訳−
転居 21 長期不在 62 一時不在 178
住所不明 33 拒否 82 その他(病気など) 39
        415人

・性・年齢別回収結果
性・年齢別回収結果



調査票

Q1 あなたは,税金に対して関心をお持ちですか,それともあまり関心がありませんか。
(59.7) 関心がある →SQへ
(37.3) あまり(全然)関心がない →Q2へ
(2.9) 不明 →Q2へ



SQ 税金のどういうことについて関心をお持ちですか。(M.A.)(N=1,544)
(62.0) 自分の負担する税金
(32.3) 税金の使途
(18.1) 税制,税体系などの仕組み
(17.0) 所得の調査,実際の徴税の仕方など
(2.8) その他
(5.1) 不明
(M.T.=137.0)



Q2 〔回答票1〕あなたは税金をどのようなものと考えていますか,この中であなたの気持ちに一番近いものをあげて下さい。
(32.7) (ア) 国や社会を維持していくために支払う会費のようなもの
(13.8) (イ) 国や県・市町村が行う仕事に対する代金のようなもの
(11.6) (ウ) 強制的に割り当てられる寄付金のようなもので,国民としてのつき合い上支払うもの
(33.8) (エ) 理屈はともかく,国民の義務として当然納めるべきもの
(0.4)   その他
(7.7)   不明



Q3 税金は,大体公平に負担されていると思いますか,公平ではないと思いますか。
(17.6) 大体公平と思う →Q4へ
(66.7) 公平とは思わない →SQへ
(15.7) 不明 →Q4へ



SQ 公平でないと思われるのはどのような点ですか。(M.A.)(N=1,724)
(45.6) サラリーマンの税金が重い
(3.6) サラリーマン以外の者(事業所得者など)の税金が重い
(16.8) 政治家が優遇されている
(18.7) 医者が優遇されている
(4.0) 農家が優遇されている
(7.6) その他特定の業種が優遇されている
(24.3) 大企業が優遇されている
(20.1) 高額所得者の税負担が軽い
(17.6) 低額所得者の税負担が重い
(14.3) 源泉徴収と申告納税では所得の把握度に差がある
(22.6) 脱税がおこなわれている
(3.3) その他
(4.9) 不明
(M.T.=203.5)



Q4 〔回答票2〕あなたは去年1年間にどのような税金を払いましたか,この中ではどうでしょうか。(M.A.)
(51.0) (ア) 所得税 →SQ1へ
(56.4) (イ) 住民税 →SQ1へ
(9.2) (ウ) 事業税 →SQ1へ
(34.2) (エ) 固定資産税 →SQ1へ
(1.1 ) (オ) 相続税(贈与税) →SQ1へ
(1.0)   その他 →Q5へ
(40.2)   税金はかからない・不明 →Q5へ
(M.T.=193.0 )



SQ1 〔回答票3〕去年1年間の税金の支払いは,あなたの実感として苦痛でしたか,それほどでもありませんでしたか,この中ではどうでしょうか。(N=1,547)
(13.5) (ア) 大変苦痛だった →SQ2へ
(37.6) (イ) やや苦痛だった →SQ2へ
(38.8) (ウ) あまり苦痛ではなかった →Q5へ
(4.5) (エ) 全然苦痛ではなかった →Q5へ
(5.6)   不明 →Q5へ



SQ2 苦痛だと思ったのは,どのような税についてでしたか。(M.A.)(N=791)
(64.3) 所得税
(34.4) 住民税
(11.4) 事業税
(31.5) 固定資産税
(1.5) 相続税(贈与税)
(1.9) その他
(3.7) わすれた・不明
(M.T.=148.7)



Q5 ところで,税務署では毎月3回,「5日,15日,25日」を「税の相談日」として,納税者の相談に応じていますが,あなたは「税の相談日」というものがあることをご存じですか。
(42.5) 知っている →SQへ
(57.5) 知らない →Q6へ



SQ では,あなたは「税の相談日」を利用なさったことがありますか。(N=1,098)
(13.4) ある
(86.6) ない



Q6 ところで,税金には,所得税や法人税のように所得に対して直接かかる直接税のほかに,酒税や物品税のように消費の際に負担する間接税があることをご存じですか。
(82.6) 知っている →SQへ
(17.4) 知らない →Q7へ



SQ 同じ金額の税金を払う場合,あなたは直接税と間接税のどちらがよいと思いますか。(N=2,134)
(23.1) 直接税の方がよい
(23.4) 間接税の方がよい
(30.7) どちらでもよい
(22.8) わからない・不明



Q7 あなたは,国債や地方債などの公債が発行されていることをご存じですか。
(71.0) 知っている →SQへ
(29.0) 知らない →Q8へ



SQ 道路や上下水道などの社会資本を整備するための費用を,国民が負担する方法として公債による方法と,税金による方法があります。公債も結局税金で返すことになりますが,あなたはどちらによる方法がよいと思いますか。(N=1,836)
(23.3) 公債による方法
(19.7) 税金による方法
(41.5) 一概にいえない
(15.6) 不明



Q8 では,年金や医療保険の内容をさらによくするための費用の求め方には,掛金による方法と税金による方法がありますが,あなたはどちらの方法がよいと思いますか。
(22.4) 掛金による方法
(24.9) 税金による方法
(29.2) 一概にいえない
(23.5) わからない・不明



Q9 今後,道路・下水道・住宅・社会保障など,福祉水準を高めるためには,その費用をなんらかの形で国民が負担しなければなりませんが,あなたは負担が増えても福祉の充実を早急に進めるべきだと思いますか,それとも負担が増えるなら福祉の充実が遅れてもやむをえないと思いますか。
(33.2) 負担が増えても早急に充実すべきだ
(16.5) 負担が増えるなら充実が遅れてもやむをえない
(32.3) 一概にいえない
(18.0) わからない・不明



Q10 「福祉水準を高めること」と「減税をすること」は,どちらも国民の希望するところですが,今後政府はどちらに重点を置くべきだと思いますか。
(34.7) 福祉水準を高める
(27.2) 減税
(25.1) 一概にいえない
(13.0) 不明



Q11 〔回答票4〕話は変わりますが今年度の予算のうち,この中で予算額が一番多かったのはどれだと思いますか。
(8.2) (ア) 社会保障関係費
(2.3) (イ) 文教科学振興費
(28.5) (ウ) 防衛関係費
(14.7) (エ) 公共事業関係費
(46.3)   わからない・不明



Q12 〔回答票5〕今後,国の予算は,どのような施策に一番重点をおいてもらいたいと思いますか,この中ではどうでしょうか,……2番目はどれでしょうか。
(1番目) (2番目)    
(1.7) (0.1) (ア) 経済協力(後進国援助など)
(7.7) (11.5) (イ) 社会資本(道路・下水道・住宅など)の整備
(16.7) (22.7) (ウ) 社会保障の充実
(50.8) (20.6) (エ) 物価の安定
(6.7) (18.6) (オ) 環境の保全(公害対策・ゴミ処理など)
(0.4) (0.9) (カ) 防衛力の充実
(1.7 ) (5.0) (キ) 教育・科学
(2.1) (4.3) (ク) 中小企業の保護・育成
(3.9) (4.7) (ケ) 農業の保護・育成
(1.2) (0.8)   その他
(2.8) (6.9)   特にない
(4.1) (4.1)   不明



<フェース・シート>

F1 〔性別〕
(48.7)
(51.3)



F2 〔年齢〕あなたのお年は満でおいくつですか。
(19.8) 20〜29歳
(26.0) 30〜39歳
(22.7) 40〜49歳
(17.1) 50〜59歳
(14.4) 60歳以上



F3 〔学歴〕あなたが最後に卒業された学校はどちらですか。(中退は卒業とする)
(8.3) 小卒(未就学)
(39.5) 旧高小・新中卒
(40.6) 旧中・新高卒
(9.9) 旧高専大・新大卒
(1.7) 不明



F4 〔本人職業〕あなたのご職業は何ですか。(具体的に記入してから下に○印)
<自営者>
(8.5) 農林漁業
(9.7) 商工サービス業
(1.2) 自由業
<家族従業者>
(6.6) 農林漁業
(4.2) 商工サービス業・自由業
<被傭者>
(3.4) 管理職・専門技術職
(14.0) 事務職
(16.0) 労務職
<無職>
(26.0) 無職の主婦
(1.2) 学生
(8.6) その他の無職



F5 〔扶養家族数〕あなたには扶養家族がいらっしゃいますか。
(43.0) いる →SQへ
(57.0) いない →F6へ



SQ 扶養家族は何人ですか。
(6.9) 1人
(11.2) 2人
(13.2) 3人
(7.2) 4人
(4.5) 5人以上



F6 〔世帯内の地位〕あなたと世帯主との関係をお聞きしたいのですが……主としてお宅の生活を支えていらっしゃるのはあなたですか,ほかのかたですか。
(46.2) 対象者本人(実質上の世帯主) →F8へ
(53.8) 対象者本人以外 →F7へ



F7 〔世帯主職業〕(主として)お宅の生活を支えている方のご職業は何ですか。(具体的に記入してから下に○印)
<自営者>
(18.3) 農林漁業
(18.2) 商工サービス業
(1.9) 自由業
<被傭者>
(8.2) 管理職・専門技術職
(23.5) 事務職
(25.8) 労務職
(4.1) 無職



F8 〔回答票6〕〔住宅状況〕ところで,お宅のお住まいは持家ですか,借家ですか,この中ではどうでしょうか。
 
(70.8) (ア) 持家
(3.8) (イ) 県(都道府)営住宅・市(町村)営住宅
(2.8) (ウ) 公団住宅(公社住宅)
(5.8) (エ) 給与住宅(社宅・公務員住宅)
(13.1) (オ) 民間の借家
(2.7) (カ) 借間
(0.9)   不明



F9 〔回答票7〕〔収入〕お宅の収入は,ご家族全部あわせて,去年1年間でおよそどれくらいになりましたか,この中ではどうでしょうか。……ボーナスを含め,税込みでお答え下さい。
(3.1) (ア) 50万円未満
(3.8) (イ) 50万円〜70万円未満
(9.9) (ウ) 70万円〜100万円未満
(23.8) (エ) 100万円〜150万円未満
(22.8) (オ) 150万円〜200万円未満
(13.5) (カ) 200万円〜300万円未満
(4.0) (キ) 300万円〜500万円未満
(2.0) (ク) 500万円以上
(17.1) 不明

この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top