「放送大学に関する世論調査」
内閣総理大臣官房広報室
調査の概要
・調査目的 |
放送を媒体とした新しい放送大学の設立にあたり,その利用希望や使用目的,視聴に関する意見および問題点を調査し設立準備の参考資料とする。 |
・調査項目 | |
(1) | 放送大学の周知状況 |
(2) | 利用希望 |
(3) | 放送大学に対する要望 |
イ | 使用目的・態度 |
ロ | 学習希望分野 |
ハ | 放送視聴可能時刻 |
ニ | スクーリングの方法 |
・調査対象者 | |
(1) | 母集団 全国の20歳以上の者(昭和44年推計:68,339千人) |
(2) | 標本数 3,000人 |
(3) | 抽出方法 層化2段無作為抽出法 |
・調査時期 昭和45年7月21日〜昭和45年7月27日 |
・調査方法 調査員による面接聴取 |
・調査実施委託機関 社団法人 中央調査社 |
・回収結果 | |||||||||||||||||||||
(1) | 有効回収数(率) 2,565人(85.5%) | ||||||||||||||||||||
(2) | 調査不能数(率) 435人(14.5%) | ||||||||||||||||||||
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・性・年齢別回収結果 |
調査票
Q1 | あなたは「放送大学」ということばを聞いたことがありますか。 | ||||
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Q2 | 放送大学は,主としてテレビとラジオを使って正規の大学教育を行なうとともに,広く社会人に向けて高度な教養番組を提供することを目的にしています。この大学には,希望する人はだれでも入れるし,また大学に入らなくても自由に放送を利用して勉強ができます。あなたは,放送大学ができたら,それを利用して勉強してみたいと思いますか,別にそういう気持はありませんか。 | ||||||
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SQ1 | 利用して勉強しようとするのは,どのような目的からですか。 | |||||||||||||||
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SQ2 | 〔回答票1〕放送大学では,正規の学生のほかに,特に必要な分野の授業科目だけを勉強したい人に対して単位履習証明書を交付することを考えています。また大学に在籍してなくてもだれでも自由に講義をみききすることができます。あなたが放送大学を利用して勉強するしかたとしては,この中のどれを選びますか。 | ||||||||||||||||||||
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SQ3 | 〔回答票2〕あなたは,放送大学でどのような分野の勉強をしたいと思いますか,この中ではどうでしょうか。いくつでもけっこうですからお選びください。(M.A.)(N=150.4) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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SQ4 | あなたが放送大学を利用して勉強する場合,何時頃ならばみききすることができますか。朝の6時から夜の12時までの間で,あなたが都合のよい時間をおっしゃって下さい。(M.A.)(N=178.8) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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SQ5(1) | 〔調査員確認〕SQ2を参照。 | ||||||
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SQ5(2) | 〔回答票3〕放送大学では,放送による講義のほか,科目によってはスクーリングを予定し,会場は少なくとも都道府県に各1カ所は設ける方向で考えています。その日数は試験を含めて年間10日〜19日になりそうです。あなたは,このスクーリングのやり方はどのような方法がよいと思いますか,この中ではどうでしょうか。 | ||||||||||||||||||||
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SQ6 | 〔回答票4〕ところで,実際問題としてあなたの生活から考えて,放送大学を利用して希望するような勉強ができそうですか,どうですか。この中ではどうでしょうか。 | ||||||||||||||||||||
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SQ7 | 利用してみたいと思わないのはなぜですか。(O.A.)〔発言内容を記入した上で該当するものにマルをつける〕 | |||||||||||||||
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<フェース・シート>
F1 | 〔性別〕 | ||||
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F2 | 〔年齢〕あなたは満でおいくつですか。 | ||||||||||||||||||||||||
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F3 | 〔学歴〕あなたが最後に卒業された学校はどちらですか。(中退,在学を含む。) | ||||||||||
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F4 | 〔職業〕あなたのご職業は何ですか。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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F5 | 〔生活程度〕〔調査員判断〕 | ||||||||||||
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