世論調査報告書
内閣府政府広報室
調査の概要
・調査の目的 |
消防行政に関する認識、火災予防に対する態度、消防団活動に対する意見等を調査して、今後の消防行政の参考とする。 |
・調査項目 | |
(1) | 火災に対する関心と態度 |
(2) | 消防活動に対する理解 |
(3) | 消防団について |
(4) | 消防に対する寄付について |
・調査対象 | |
(1) | 母集団 全国の20才以上の者 |
(2) | 標本数 3,000人 |
(3) | 抽出方法 層別2段無作為抽出法 |
・調査時期 昭和42年8月9日〜昭和42年8月13日 |
・調査方法 調査員による面接聴取 |
・調査実施委託機関 社団法人 中央調査社 |
・回収結果 | |||||||||||||||||||||||
(1) | 有効回収数(率) 2,483人(82.8%) | ||||||||||||||||||||||
(2) | 調査不能数(率) 517人(17.2%) | ||||||||||||||||||||||
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・性・年齢別回収結果
性・年齢 | 標本数 | 回収数 | 回収率 | 性・年齢 | 標本数 | 回収数 | 回収率 | ||
男 | 20歳〜 | 375 | 256 | 68.3% | 女 | 20歳〜 | 367 | 292 | 79.6% |
30歳〜 | 372 | 289 | 77.7 | 30歳〜 | 396 | 343 | 86.8 | ||
40歳〜 | 314 | 264 | 84.1 | 40歳〜 | 317 | 292 | 92.1 | ||
50歳〜 | 223 | 181 | 81.2 | 50歳〜 | 205 | 188 | 91.7 | ||
60歳〜 | 226 | 211 | 93.4 | 60歳〜 | 177 | 167 | 94.4 | ||
不明 | 20 | - | - | 不明 | 8 | - | - | ||
計 | 1,530 | 1,201 | 78.5 | 計 | 1,407 | 1,282 | 87.2 |
調査票
Q1 | (回答票1)次に消防のことについてお伺いします。お宅では火事がおきたとき火を消すために,ふだんから用意しているものが何かありますか,この中ではどうでしようか……そのほかにもありましたらおつしやつてください。(M.A.) | ||||||||||||||||||
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Q2 | あなたの家は,付近から火災がおこつたら,類焼する危険性が強いと思いますか,それほどではないと思いますか。 | ||||||||||||
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Q3 | お宅では,もしお宅やご近所から火が出て,逃げ出さなければならなくなったら,何を持つて逃げるか,どこから逃げるかなどについて話し合いをしたことがありますか。 | ||||||||
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SQ | そういう時には誰が何をするかという分担まできまつていますか。 | ||||||
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Q4 | あなたはこの2,3年の間に,旅館やホテルなどに泊つたことがありますか。 | ||||||||
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SQ | あなたは,そういう時は,非常口や消火器がどこにあるか確かめていますか,あまり気をつかいませんか。 | ||||||
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Q5 | あなたは,デパートや地下街で火災が起こつたら大変なことになると考えたことがありますか。 | ||||||||
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SQ | では,あなたが実際にデパートや地下街で買物をしている時に,火事が起こつたらどうしようと心配をしたことがありますか,それほど心配したことはありませんか。 | |||||||||
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Q6 | つぎに,消防署や消防団などの活動についてご意見をお伺いします。ご存じのように,消防活動は「消防署に勤めている職員」や「日頃は自分の仕事をもつていて,一旦火災などがおきた時にかけるける消防団の団員」によつて行われることになつていますが,この市(町・村・区)にはいつも職員のいる消防署がありますか。 | |||||||||
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SQ | それでは消防団はありますか。 | |||||||||
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〔調査員事前記入・対象者名簿の「青字」を転記〕 | ||||||||||
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〔調査員記入〕 | |||||||||
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Q7 | お宅にはこの1年間に,消防署の職員や消防団の団員が火の元検査に来ましたか。 | ||||||||||||
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SQ | 何回ぐらい来ましたか。 | ||||||||||||
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Q8 | この市(町・村・区)では,この2,3年の間に,風水害や地震などで大きな被害を受けたことがありますか。 | |||||||||
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Q9 | 風水害や地震などの災害の際には,消防署の職員や消防団の団員が出て,警戒,避難誘導被害者救助などをすることになつているのはご存じですか。 | ||||||
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Q10 | 消防署の職員や消防団の団員は,急病人や交通事故の負傷者を病院へ運ぶ救急活動もすることになつているのはご存じですか。 | ||||||
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Q11 | 〔東京都区部は除く〕消防署や消防団の維持管理は国や県(都・道・府)の仕事として行なわれているのではなく,市(町・村)の仕事として行なわれていることをご存じですか。 | ||||||
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Q12 | 消防署や消防団は,火事のおこつたときや災害のおきたときに出動するのをはじめ,火災の予防のための活動や救急活動も行なうことになつていますが,あなたは,この市(町・村・区)の消防署や消防団の力は現在程度で十分だと思いますか,現在程度では不十分だと思いますか。 | ||||||||||||
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SQ1 | (回答票2)この市(町・村・区)の消防にはどういう点が不十分だと思いますか,この中ではどうでしようか。(M.A.) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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SQ2 | 〔東京都区部は除く〕あなたは,この市の消防力を充実していくための費用は,なるべくこの市(町・村)の財政の中でまかなうべきだと思いますか,国や県(都・道・府)も積極的に援助すべきだと思いますか。 | ||||||||||||
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Q13(1) | あなたは,この市(町・村・区)の消防活動にとつて,消防団は貴重な役割を果していると思いますか,そうは思いませんか。 | ||||||||||||||||
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SQ | 消防団は今後も残しておいた方がよいと思いますか,その必要はないと思いますか。 | ||||||||||||
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Q13(2) | あなたはこの町(村・市)の消防活動は,将来も消防団だけで十分だと思いますか,消防署も必要だと思いますか。 | ||||||||||||||||
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SQ | 消防署を置くためには,今より税金などの負担が重くなつてもよいと思いますか,それなら必要ないと思いますか。 | ||||||||||||
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Q14 | 次に,消防団員の待遇についてですが,「消防団の活動は自分達の住んでいる地域を自分達で守るためのものだから,団員に対して報酬はあまり出さなくてもよい」という意見と「消防団の活動も労働の一種だから,団員に対して相当の報酬は出す必要がある」という意見とがありますが,あなたはどちらに賛成ですか。 | ||||||||||||
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Q15 | 消防団員に対する手当は,所によつて多少差はありますが,年に1,000円程度のところがほとんど大部分です。あなたは消防団員に対する手当ては年額どの位が適当だと思いますか。費用は市(町・村・都)が負担するものとして考えてください。 | ||||||||||||||||||||
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