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消防に関する世論調査(昭和42年8月調査)

2006年2月3日掲載

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内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

世論調査報告書

内閣府政府広報室


調査の概要


・調査の目的
消防行政に関する認識、火災予防に対する態度、消防団活動に対する意見等を調査して、今後の消防行政の参考とする。

・調査項目
(1) 火災に対する関心と態度
(2) 消防活動に対する理解
(3) 消防団について
(4) 消防に対する寄付について

・調査対象
(1) 母集団 全国の20才以上の者
(2) 標本数 3,000人
(3) 抽出方法 層別2段無作為抽出法

・調査時期 昭和42年8月9日〜昭和42年8月13日

・調査方法 調査員による面接聴取

・調査実施委託機関 社団法人 中央調査社

・回収結果
(1) 有効回収数(率) 2,483人(82.8%)
(2) 調査不能数(率) 517人(17.2%)
 
−欠票内訳−
転居 76 長期不在 120 一時不在 193
住所不明 55 拒否 56 その他 17
計517

・性・年齢別回収結果

性・年齢 標本数回収数回収率 性・年齢 標本数回収数回収率
20歳〜 375 25668.3% 20歳〜 367 29279.6%
30歳〜 372 28977.7 30歳〜 396 34386.8
40歳〜 314 26484.1 40歳〜 317 29292.1
50歳〜 223 18181.2 50歳〜 205 18891.7
60歳〜 226 21193.4 60歳〜 177 16794.4
不明 20 - - 不明 8 - -
1,5301,20178.5 1,4071,28287.2



調査票

Q1 (回答票1)次に消防のことについてお伺いします。お宅では火事がおきたとき火を消すために,ふだんから用意しているものが何かありますか,この中ではどうでしようか……そのほかにもありましたらおつしやつてください。(M.A.)
(42.5) 消火器
(11.7) 防火用水
(18.5) 水のはいつたバケツ
(2.3) 砂袋
(4.0) その他( )
(35.8) ない・わからない



Q2 あなたの家は,付近から火災がおこつたら,類焼する危険性が強いと思いますか,それほどではないと思いますか。
(54.9) 類焼する危険性が強い
(40.5) それほどではない
(1.5) 一概にいえない( )
(3.1) わからない



Q3 お宅では,もしお宅やご近所から火が出て,逃げ出さなければならなくなったら,何を持つて逃げるか,どこから逃げるかなどについて話し合いをしたことがありますか。
(34.8) ある →SQへ
(65.2) ない →Q4へ



SQ そういう時には誰が何をするかという分担まできまつていますか。
(8.6) きまつている
(26.2) きまつていない,わからない



Q4 あなたはこの2,3年の間に,旅館やホテルなどに泊つたことがありますか。
(56.0) ある →SQへ
(43.9) ない →Q5へ



SQ あなたは,そういう時は,非常口や消火器がどこにあるか確かめていますか,あまり気をつかいませんか。
(21.7) 確かめている
(34.3) あまり気をつかわない



Q5 あなたは,デパートや地下街で火災が起こつたら大変なことになると考えたことがありますか。
(59.4) ある →SQへ
(40.6) ない →Q6へ



SQ では,あなたが実際にデパートや地下街で買物をしている時に,火事が起こつたらどうしようと心配をしたことがありますか,それほど心配したことはありませんか。
(16.4) 心配をしたことがある
(4.2) それほど心配したことはない
(38.8) デパートや地下街には行かない



Q6 つぎに,消防署や消防団などの活動についてご意見をお伺いします。ご存じのように,消防活動は「消防署に勤めている職員」や「日頃は自分の仕事をもつていて,一旦火災などがおきた時にかけるける消防団の団員」によつて行われることになつていますが,この市(町・村・区)にはいつも職員のいる消防署がありますか。
(69.4) ある
(25.5) ない
(5.2) わからない



SQ それでは消防団はありますか。
(84.7) ある
(5.3) ない
(9.9) わからない



〔調査員事前記入・対象者名簿の「青字」を転記〕
(67.2) 消防署・消防団ともにあり
(29.4) 消防署なし,消防団あり
(3.4) 消防署あり,消防団なし



〔調査員記入〕
Q6で消防署,消防団の有無について正しく答えた →Q7へ
Q6で消防署,消防団の有無について正しく答えなかつた
→〔調査員説明〕正しく説明した上で以下の質問を行なう
→Q7へ



Q7 お宅にはこの1年間に,消防署の職員や消防団の団員が火の元検査に来ましたか。
(58.4) 来た →SQへ
(31.9) 来ない →Q8へ
(9.6) わからない →Q8へ



SQ 何回ぐらい来ましたか。
(28.6) 1回
(17.8) 2回
(9.3) 3回以上
(2.7) わからない



Q8 この市(町・村・区)では,この2,3年の間に,風水害や地震などで大きな被害を受けたことがありますか。
(11.8) ある
(85.5) ない
(2.7) わからない



Q9 風水害や地震などの災害の際には,消防署の職員や消防団の団員が出て,警戒,避難誘導被害者救助などをすることになつているのはご存じですか。
(83.8) 知つている
(16.2) 知らない



Q10 消防署の職員や消防団の団員は,急病人や交通事故の負傷者を病院へ運ぶ救急活動もすることになつているのはご存じですか。
(75.1) 知つている
(24.9) 知らない



Q11 〔東京都区部は除く〕消防署や消防団の維持管理は国や県(都・道・府)の仕事として行なわれているのではなく,市(町・村)の仕事として行なわれていることをご存じですか。
(63.1) 知つている
(29.2) 知らない



Q12 消防署や消防団は,火事のおこつたときや災害のおきたときに出動するのをはじめ,火災の予防のための活動や救急活動も行なうことになつていますが,あなたは,この市(町・村・区)の消防署や消防団の力は現在程度で十分だと思いますか,現在程度では不十分だと思いますか。
(33.8) 現在程度で十分 →Q13へ
(40.4) 現在程度では不十分 →SQ1へ
(25.8) わからない →Q13へ



SQ1 (回答票2)この市(町・村・区)の消防にはどういう点が不十分だと思いますか,この中ではどうでしようか。(M.A.)
(13.4) 消防自動車(ポンプ)がたりない
(12.8) 化学消防車,排煙車,はしご車等がたりない
(6.8) 常設消防署がない
(7.7) 消防署の職員がたりない
(12.1) 消防団員がたりない
(9.0) 消火栓がたりない
(10.6) 防火水槽がたりない
(9.2) 火災報知機がない,たりない
(7.4) 救急車がない,たりない
(2.5) その他( )
(1.7) わからない



SQ2 〔東京都区部は除く〕あなたは,この市の消防力を充実していくための費用は,なるべくこの市(町・村)の財政の中でまかなうべきだと思いますか,国や県(都・道・府)も積極的に援助すべきだと思いますか。
(3.1) この市(町村)の財政の中でまかなうべきだ
(30.8) 国や県(都道府)も積極的に援助すべきだ
(0.6) 一概にいえない( )
(3.1) わからない



Q13(1) あなたは,この市(町・村・区)の消防活動にとつて,消防団は貴重な役割を果していると思いますか,そうは思いませんか。
(48.6) 重要な役割を果している →Q14へ
(4.6) そうは思わない →SQへ
(2.1) 一概にいえない( ) →SQへ
(11.7) わからない →SQへ



SQ 消防団は今後も残しておいた方がよいと思いますか,その必要はないと思いますか。
(9.4) 今後も残しておいた方がよい
(1.7) その必要はない
(1.7) 一概にいえない( )
(5.7) わからない



Q13(2) あなたはこの町(村・市)の消防活動は,将来も消防団だけで十分だと思いますか,消防署も必要だと思いますか。
(10.6) 消防団だけで十分 →Q14へ
(13.5) 消防署も必要 →SQへ
(1.1) 一概にいえない( ) →Q14へ
(4.6) わからない →Q14へ



SQ 消防署を置くためには,今より税金などの負担が重くなつてもよいと思いますか,それなら必要ないと思いますか。
(7.6) 負担が重くなつてもよい
(2.6) それなら必要ない
(1.9) 一概にいえない( )
(1.3) わからない



Q14 次に,消防団員の待遇についてですが,「消防団の活動は自分達の住んでいる地域を自分達で守るためのものだから,団員に対して報酬はあまり出さなくてもよい」という意見と「消防団の活動も労働の一種だから,団員に対して相当の報酬は出す必要がある」という意見とがありますが,あなたはどちらに賛成ですか。
(13.9) 自分達の住んでいる地域を守るためのものだから報酬はあまり出さなくてもよい
(60.1) 労働の一種だから報酬は相当に出すべきだ
(4.6) 一概にいえない( )
(18.3) わからない



Q15 消防団員に対する手当は,所によつて多少差はありますが,年に1,000円程度のところがほとんど大部分です。あなたは消防団員に対する手当ては年額どの位が適当だと思いますか。費用は市(町・村・都)が負担するものとして考えてください。
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(3.3) 手当は必要ない
(8.7) 1,000円程度
(16.0) 2,000円〜3,000円程度
(10.6) 4,000円〜5,000円程度
(7.6) 6,000円〜10,000円程度
(3.7) 11,000円〜15,000円程度
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