• 社会と法制度

税負担(減税について)に関する世論調査(昭和37年12月調査)

2006年12月22日掲載

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内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

世論調査報告書

内閣府政府広報室


調査の概要

・調査目的
所得税の減税をめぐる問題点について,緊急調査のテスト・ケースとして行なったものである。
 
・調査対象
 
(1) 母集団全国の有権者
(2) 標本数1250
(3) 抽出方法層化多段無作為抽出法
 
・調査時期
 
昭和37年12月18日〜昭和37年12月20日
 
・調査方法
 
調査員による個別面接聴取法
 
・調査機関
 
社団法人 中央調査社
 
・回収結果
 
(1) 有効回収数(率)964人(77%)
(2) 調査不能数(率)286人(23%)


調査票

Q1税金にいろいろな種類がありますが,あなたの納めている税金は,全体として軽くなってきていると思いますか,重くなってきていると思いますか,あまり変わりないと思いますか。
(10)軽くなってきている
(31)変りない
(40)重くなってきている
(19)納めていない・わからない



Q2 あなたがぜひ軽くしてもらいたいという税金が何かありますか。……
(…)直接税→SQへ
(…)間接税→SQへ
(10)具体的にはない・わからない→Q3へ
(10)ない→Q3へ



SQ〔回答票〕(あるというものに)どの税金ですか,この中〔回答票〕ではどれでしょうか。(M.A.)
(36)直接税 所得税
(8)直接税 事業税
(26)直接税 固定資産税
(26)直接税 住民税
(3)直接税 利子・配当所得税
(5)直接税 相続税
(1)直接税 法人税
(21)直接税 国民健康保険税
(17)間接税 酒・タバコ税
(17)間接税 電気・ガス税
(11)間接税 物品税・関税
(8)間接税 砂糖消費税
(10)間接税 入場税・遊興飲食税



Q3〔回答票〕あなたの今の考えは,この中〔回答票〕のどちらに近いですか……どちらかといえばどちらですか。
(43)減税はしなくてもよいから,国民の経済活動を盛んにしたり,国民生活をよくするための仕事を積極的にやってもらいたい
(43)そういうことは今の程度でよいから税金を安くすることに力を入れてもらいたい
(14)わからない



Q4あなたは所得税を納めていますか。
(34)納めている
(66)いない→Q11へ



Q5(Q5−10は本人が所得税を納めている,ものに)
あなたの感じでは,今の所得税は重いと思いますか,軽いと思いますか,ふつうだと思いますか。
(51)重い
(35)ふつう
(2)軽い
(12)わからない



Q6最近は毎年のように所得税の減税が行なわれて来ましたが,ご存じですか。
(76)知っている
(24)知らない



Q7お宅の場合には所得税の負担はだんだん軽くなって来ている感じがしますか,重くなって来ている感じがしますか,それとも変りない感じですか。
(15)軽くなって来ている
(47)変りない
(30)重くなって来ている
(8)わからない



Q8政府では,今の日本は不景気になって来ているので,来年度はいままでにやって来たような大巾な減税はやれないと言っていますが,ご存じですか。
(64)知っている
(36)知らない→Q10へ



Q9(知っている,ものに)やむを得ないと思いますか,納得できないと思いますか。
(30)やむを得ない
(28)納得できない
(6)わからない



Q10〔回答票〕あなたは政府が来年度の予算を編成するときにどれに一番力を入れてもらいたいと思いますか。この中では〔回答票〕どれでしょうか,1つだけ言って下さい。
(43)生活保護,国民健康保険など社会保障の充実
(26)道路交通,災害対策などの公共投資の充実
(27)所得税の減税
(4)わからない



Q11今の制度では貯蓄を奨励するために郵便貯金(50万円まで)の利子には税金はかからないし,そのほか元金50万円まで,6ヵ月以上の銀行の定期預金,貸付信託などの利子にも税金がかからないことになっていますが,ご存じですか。
(52)(だいたい)知っている
(48)よく知らない



Q1250万円を超える分の利子には10%の税金がかかることになっていますが,この利子にかかる税金をもっと安くした方がよいと思いますか,今のままでよいと思いますか,もっと高くした方がよいと思いますか。
(33)もっと安く
(23)今のまま
(4)もっと高く
(40)わからない



Q13今,言いました貯金の利子に対する税金を安くするのと,所得税の減税と,あなたとしてはどちらを強く望みますか……どちらかといえばどちらですか。
(5)利子課税の減税
(73)所得税の減税
(22)わからない



Q1412月10日に税制調査会が来年度の税制の改正について答申しましたが,ご存じですか。
(25)知っている
(75)知らない→Q17へ



Q15(Q15,16は答申を知っている,ものに)
答申の内容についてもご存じですか。
(15)(だいたい)知っている
(10)知らない



Q16この答申では所得税の減税に関して,基礎控除,扶養控除などを,それぞれ1万円ずつ引上げることになっていますが,あなたはこれについてどう思いますか,もっと大巾に引上げた方がよいと思いますか,この程度でよいと思いますか,こんなに引上げる必要はないと思いますか。
(11)もっと大巾に
(8)この程度でよい
(1)こんなに引上げる必要はない
(5)わからない



Q17あなたは所得税の減税よりも,所得税を払っていない低所得者に対する対策の方に力を入れるべきだという意見に賛成ですか,反対ですか。
(53)賛成
(8)反対
(23)一概にいえない
(16)わからない



<フェース・シート>
F1〔世帯内の地位〕お宅での実際上の世帯主(主として生計を支えている人)はどなたですか。
(38)対象者本人が世帯主
(33)本人は世帯主の妻(又は夫)
(7)本人は世帯主の親
(17)本人は世帯主の子
(5)その他



F2〔世帯主の所得の種類〕世帯主の方の所得は給与所得ですか,農業所得ですか,事業所得ですか。
(40)給与所得者
(32)農業所得者
(21)事業所得者
(7)その他の所得者



F3〔本人所得の種類〕あなたは所得がありますか,……給与所得ですか,農業所得ですか,事業所得ですか。
(13)給与所得者
(6)農業所得者
(2)事業所得者
(1)その他の所得者
(2)所得の種類不明
(38)所得がない



F4〔回答票〕〔所得額〕お宅の所得は税金も入れて,だいたいどの位になりますか………この中〔回答票〕ではどうでしょうか。
(16)20万円未満
(18)20万円−30万円未満
(25)30万円−50万円未満
(13)50万円−70万円未満
(7)70万円−100万円未満
(3)100万円−200万円未満
(1)200万円以上
(17)額不明



F5〔回答票〕〔貯蓄額〕お宅では貯蓄はどれ位持っていらっしゃいますか,この中〔回答票〕ではどうでしょうか。貯金だけでなく,株や生命保険の掛金なども全部含めて下さい。
(16)5万円未満
(13)5万円−10万円未満
(14)10万円−30万円未満
(8)30万円−50万円未満
(5)50万円−100万円未満
(4)100万円以上
(21)額不明
(19)持っていない



F6〔学歴〕あなたは学校はどこまでいらっしゃいましたか。(中退は卒業とみなす)
(24)小卒
(39)高小・新中卒
(30)旧中・新高卒
(7)旧高専大・新大卒



F7〔年令〕あなたのお年は満でおいくつですか。
(23)20−29才
(27)30−39才
(20)40−49才
(16)50−59才
(14)60才以上



F8〔性〕
(45)
(55)



F9〔生活程度〕(調査員判断)
(3)
(18)中上
(52)
(22)中下
(5)
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