• 社会と法制度

自動車損害賠償責任保険に関する世論調査(昭和37年11月調査)

2006年12月22日掲載

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内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

世論調査報告書

内閣府政府広報室


調査の概要

・調査目的
自動車損害賠償責任保険についての知識と意見を調査して,今後の制度の運用ならびに改善のための参考とする。
 
・調査対象
 
(1) 母集団全国の満20才以上59才未満の男女個人
(2) 標本数3000
(3) 抽出方法層化副次無作為抽出法
 
・調査時期
 
昭和37年11月10日〜昭和37年11月14日
 
・調査方法
 
質問票による個別面接聴取法
 
・調査機関
 
社団法人 中央調査社
 
・回収結果
 
(1) 有効回収数(率)2473人(82.4%)
(2) 調査不能数(率)527人(17.6%)
   −欠票内訳−
転居99 長期不在85 一時不在184
住所不明77 拒否50 死亡6
病気18 その他8
計527


調査票

Q1ここ数年の間にあなたのご家族や親戚の人で交通事故のために亡くなったりケガをさせられた人がいますか。……どういう事故でしたか。
(14)いる(事故の内容を記入   )
(86)いない



Q2あなたは,ふだん道を歩いているときに,交通事故にあいはしないかと不安に思うことがありますか,そういうことは別にありませんか。
(51)ある
(49)そういうことはない・わからない



Q3 お宅では,自動車やエンジンの総排気量が125cc以上の2輪車をおもちですか。
(17)もっている→SQ1へ
(83)もっていない→SQ2へ



SQ1 あなたが運転しますか。
(8)(少しは)する→Q4へ
(9)全然しない→Q4へ



SQ2おもちでなくても運転することはありますか。
(7)ある
(76)ない



SQ3 エンジンの総排気量が125cc以下の原動機付自転車はおもちですか。
(10)もっている→SQ4へ
(73)もっていない→Q4へ



SQ4あなたが運転しますか。
(6)(少しは)する
(4)全然しない



Q4 自動車には,強制保険の制度があって,もし自動車にひかれたり,乗っているバスやタクシーが事故を起こしたためにお客がケガをしたり死んだりした場合には保険から賠償金が支払われることになっていますが,あなたはこういう制度があることをご存じでしたか。
(58)知っていた→SQ1へ
(42)知らなかった→Q5へ



SQ1自動車に強制保険の制度があることは,どういう機会に知りましたか。(O.A.)
(N=1441)
(35)人の話で
(27)新聞,雑誌,テレビ,ラジオ,書籍などで
(11)自分が車を運転するので,車を購入したので
(5)運転免許試験,免許更新のとき
(6)身内や知人の事故に際して
(12)その他



SQ2保険金は,事故を起こした側が請求して相手に支払うのがふつうですが,そうではなくて,ケガをさせられた人や,死んだ人の近親者が直接請求してうけとることもできるということをあなたはご存じでしたか。
(37)知っていた
(21)知らなかった



Q5自動車にひき逃げされたり,保険に入っていない自動車にひかれたりして賠償金がなかなかとれない場合はひかれたほうは政府に対して保障金を請求することができるのですが,あなたはこういうことは,ご存じでしたか。
(26)知っていた
(74)知らなかった



Q6この制度では,保険金の最高額が決まっているので,それ以上の損害をこうむった場合には,その分を損害を与えた側に賠償金として請求することができるのですが,あなたはそういうことはご存じでしたか。
(29)知っていた
(71)知らなかった



Q7 被害者が受けとる賠償金のうち,この自動車賠償責任保険の保険金で支払われる最高額は,現在,被害者1人あたり,亡くなった場合は50万円となっていますが,あなたは,この額は低すぎると思いますか,それとも適当だと思いますか。
(50)低すぎる→SQへ
(15)適当→Q8へ
(35)わからない→Q8へ



SQどの程度まで引上げたらよいと思いますか。
(2)75万円(およびそれ以下)
(22)100万円
(8)200万円
(3)300万円
(2)500万円
(1)それ以上
(12)わからない



Q8 全治1ヵ月以上の重傷の場合の保険金の最高額は,現在1人当り10万円となっていますが,この額は低すぎると思いますか,それとも適当だと思いますか。
(43)低すぎる→SQへ
(22)適当→Q9へ
(35)わからない→Q9へ



SQどの程度まで引上げたらよいと思いますか。
(2)15万円(およびそれ以下)
(10)20万円
(10)30万円
(7)50万円
(2)100万円
(1)それ以上
(11)わからない



Q9自動車事故のために一生かたわになってしまったという人に対しては,亡くなった場合と同じくらいの保険金を支払う必要があると思いますか,そうは思いませんか。
(66)支払う必要がある
(3)その必要はない
(21)一概にいえない(不具の程度による)
(10)わからない



Q10(Q7,Q8のどちらかがA「低すぎる」のものに)
自動車事故で被害を受けた人たちへの賠償金にあてる保険金は,現在,自動車をもっている人たちの出す保険料だけがあてられているのですが,あなたは,保険金の額をひき上げる財源の一部として国民の税金をあてることに賛成ですか,反対ですか。
(21)賛成
(21)反対
(4)一概にいえない(   )
(9)わからない



Q11強制保険の制度が行われているのは,現在自動車だけですが,原動機付の自転車(エンジンの総排気量が125cc以下の2輪車)も強制保険をつけるべきだと思いますか,その必要はないと思いますか。
(52)つけるべきだ
(16)その必要はない
(2)一概にいえない
(30)わからない



<フェース・シート>
F1〔本人職業〕 あなたのご職業は何ですか。
(13.2)自営者 農林漁業
(10.4)自営者 商工サービス業
(1.6)自営者 自由業
(1.1)被傭者 管理職
(12.3)被傭者 専門技術職,事務職
(14.5)被傭者 労務職
(10.5)家族従業 農林漁業
(3.7)家族従業 商工サービス業,その他
(0.7)無職 学生
(28.1)無職 主婦
(3.8)無職 その他,無職



F2〔実質上の世帯主職業〕 お宅の中心になって働らいている方の職業は何ですか。
(27.5)自営者 農林漁業
(21.4)自営者 商工サービス業
(3.2)自営者 自由業
(3.2)被傭者 管理職
(20.8)被傭者 専門技術職,事務職
(20.3)被傭者 労務職
(2.5)無職,その他



F3〔性〕
(…)
(…)



F4〔年令〕 あなたのお年は満でおいくつですか。
(…)20代
(…)30代
(…)40代
(…)50代
(…)60才以上



F5〔学歴〕 あなたが最後に卒業された学校はどちらですか。(中退は卒業とみなす)
(12.5)小卒
(49.0)高小・新中卒
(31.8)旧中・新高卒
(6.2)旧高専大・新大卒
(0.5)不明



F6〔生活程度〕(調査員判断)
(2.1)
(16.5)中上
(60.8)
(18.9)中下
(1.7)
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