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1ページ目-森林と生活に関する世論調査(令和5年10月調査)

2024年3月5日掲載

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調査結果の概要の目次

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1 森林の利用

  1. 森林に行った回数
    1. 森林へ行った目的
  2. 日常での森林との関わり方の意向
  3. 森林や農山村で休暇を過ごす場合の意向
  4. 農山村定住の意向

2 森林の役割と森林づくり

  1. 森林に期待する働き
  2. 国有林が果たすべき役割
  3. 森林づくりボランティア活動への参加機会
    1. 森林づくりボランティア活動への参加意向

3 木材の利用

  1. 木材利用の可否
    1. 木材を利用すべきと思う理由
    2. 木材を利用すべきではないと思う理由
  2. 木材製品購入の際の産地についての意向
    1. 木材の産地を気にする理由
    2. 木材の産地を意識しない理由
  3. 木材製品購入の際の環境や社会的な観点の意向
  4. 木造住宅か非木造住宅かの意向
    1. 非木造住宅を選ぶ理由
  5. 施設への木材の利用
  6. 非住宅建物への木材の利用への意識

森林の利用

森林に行った回数

 ここ1年くらいの間に、何回くらい森林に行ったか聞いたところ、「1~2回」と答えた者の割合が22.5%、「3~4回」と答えた者の割合が12.1%、「5~12回」と答えた者の割合が8.1%、「13回以上」と答えた者の割合が5.4%、「行っていない」と答えた者の割合が47.4%となっている。
 性別に見ると、「行っていない」と答えた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「3~4回」と答えた者の割合は30歳代で高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表1をご確認ください。

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森林へ行った目的

 ここ1年くらいの間に、森林に行った回数を「1~2回」、「3~4回」、「5~12回」、「13回以上」と答えた者(782人)に、ここ1年くらいの間に森林に行った目的は何か聞いたところ、「すぐれた景観や風景を楽しむため」を挙げた者の割合が56.4%と最も高く、以下、「森林浴により森林の癒やし効果でリフレッシュするため」(44.9%)、「自然豊かなところでのんびりするため」(44.1%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位3項目まで掲載)
 性別に見ると、「森林浴により森林の癒やし効果でリフレッシュするため」、「自然豊かなところでのんびりするため」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表2をご確認ください。

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日常での森林との関わり方の意向

 休暇に森林や農山村を訪れるだけでなく、仕事、子育て、健康づくりなど日常の生活の一部として、継続的に森林との関わりをもつ様々な取組が見られる。日常の生活の中で、森林でどのようなことを行いたいと思うか聞いたところ、「心身の健康づくりのための森林内の散策やウォーキング」を挙げた者の割合が70.0%と最も高く、以下、「森林の中でのランニングや自転車による走行」(24.4%)、「森林の中での音楽鑑賞及び芸術鑑賞などの文化的活動」(22.4%)、「森林の中で自然を活用した保育・幼児教育」(21.1%)などの順となっている。なお、「特にない」と答えた者の割合が15.1%となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
 都市規模別に見ると、「森林の中でのランニングや自転車による走行」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「心身の健康づくりのための森林内の散策やウォーキング」、「森林の中での音楽鑑賞及び芸術鑑賞などの文化的活動」、「森林の中で自然を活用した保育・幼児教育」を挙げた者の割合は女性で、「森林の中でのランニングや自転車による走行」を挙げた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表3をご確認ください。

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森林や農山村で休暇を過ごす場合の意向

 森林や農山村に滞在して休暇を過ごす場合、どのようなことをして過ごしてみたいと思うか聞いたところ、「自然豊かなところでのんびりする」を挙げた者の割合が58.4%、「森林浴により森林の癒やし効果でリフレッシュする」を挙げた者の割合が55.7%と高く、以下、「森や湖、農山村の家並みなど魅力的な景観を楽しむ」(46.0%)、「地域の伝統的な文化や地元食材を使った料理を楽しんだり、特産品を購入したりする」(40.3%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
 都市規模別に見ると、「森林浴により森林の癒やし効果でリフレッシュする」、「森や湖、農山村の家並みなど魅力的な景観を楽しむ」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「森林浴により森林の癒やし効果でリフレッシュする」、「地域の伝統的な文化や地元食材を使った料理を楽しんだり、特産品を購入したりする」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「森林浴により森林の癒やし効果でリフレッシュする」を挙げた者の割合は50歳代で、「地域の伝統的な文化や地元食材を使った料理を楽しんだり、特産品を購入したりする」を挙げた者の割合は40歳代、50歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表4をご確認ください。

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農山村定住の意向

 農山村に定住してみたいと思うか聞いたところ、「定住してみたい」とする者の割合が25.2%(「定住してみたい」の割合5.1%と「どちらかといえば定住してみたい」の割合20.1%との合計)、「定住したくない」とする者の割合が62.6%(「どちらかといえば定住したくない」の割合32.2%と「定住したくない」の割合30.4%との合計)、「既に定住している」と答えた者の割合が9.7%となっている。
 都市規模別に見ると、「定住したくない」とする者の割合は大都市、中都市で高くなっている。
 性別に見ると、「定住してみたい」とする者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「定住したくない」とする者の割合は18~29歳、40歳代で高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表5をご確認ください。

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森林の役割と森林づくり

森林に期待する働き

 森林のどのような働きを期待するか聞いたところ、「二酸化炭素を吸収することにより、地球温暖化防止に貢献する働き」を挙げた者の割合が67.6%、「山崩れや洪水などの災害を防止する働き」を挙げた者の割合が63.2%と高く、以下、「水資源を蓄える働き」(55.4%)、「空気をきれいにしたり、騒音をやわらげる働き」(51.7%)、「心身の癒やしや安らぎの場を提供する働き」(51.5%)、「貴重な野生動植物の生息・生育の場としての働き」(48.8%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位6項目まで掲載)
 都市規模別に見ると、「空気をきれいにしたり、騒音をやわらげる働き」、「心身の癒やしや安らぎの場を提供する働き」、「貴重な野生動植物の生息・生育の場としての働き」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「水資源を蓄える働き」を挙げた者の割合は男性で、「心身の癒やしや安らぎの場を提供する働き」、「貴重な野生動植物の生息・生育の場としての働き」を挙げた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「山崩れや洪水などの災害を防止する働き」を挙げた者の割合は70歳以上で、「水資源を蓄える働き」を挙げた者の割合は60歳代で、「空気をきれいにしたり、騒音をやわらげる働き」、「心身の癒やしや安らぎの場を提供する働き」を挙げた者の割合は50歳代で、「貴重な野生動植物の生息・生育の場としての働き」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表6をご確認ください。

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国有林が果たすべき役割

 我が国の森林の3割は国が管理する国有林である。国有林に、どのような役割を期待するか聞いたところ、「二酸化炭素を吸収することにより、地球温暖化防止に貢献する役割」を挙げた者の割合が68.4%、「山崩れや洪水などの災害を防止する役割」を挙げた者の割合が67.2%と高く、以下、「水資源を蓄える役割」(58.5%)、「貴重な野生動植物の生息・生育の場としての役割」(50.4%)、「空気をきれいにしたり、騒音をやわらげる役割」(47.3%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位5項目まで掲載)
 都市規模別に見ると、「水資源を蓄える役割」、「貴重な野生動植物の生息・生育の場としての役割」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「水資源を蓄える役割」を挙げた者の割合は男性で、「貴重な野生動植物の生息・生育の場としての役割」を挙げた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「山崩れや洪水などの災害を防止する役割」、「水資源を蓄える役割」を挙げた者の割合は70歳以上で、「貴重な野生動植物の生息・生育の場としての役割」を挙げた者の割合は50歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表7をご確認ください。

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森林づくりボランティア活動への参加機会

 どのような機会があれば植樹や下草刈りなどの森林づくりのボランティア活動に参加したいと思うか聞いたところ、「家族や知人・友人から誘われれば参加したい」と答えた者の割合が26.5%、「学校・職場から案内があれば参加したい」と答えた者の割合が6.1%、「企業・団体から案内があれば参加したい」と答えた者の割合が3.4%、「インターネットや広報誌に掲載されていれば参加したい」と答えた者の割合が2.2%、「居住地の近隣で開催されていれば参加したい」と答えた者の割合が19.5%、「観光地・史跡名勝で開催されていれば参加したい」と答えた者の割合が5.0%となっている。なお、「森林づくりのボランティア活動に参加しようと思わない」と答えた者の割合が31.5%となっている。
 都市規模別に見ると、「居住地の近隣で開催されていれば参加したい」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
 性別に見ると、「家族や知人・友人から誘われれば参加したい」と答えた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「家族や知人・友人から誘われれば参加したい」と答えた者の割合は18~29歳、50歳代で、「居住地の近隣で開催されていれば参加したい」と答えた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表8をご確認ください。

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森林づくりボランティア活動への参加意向

 森林づくりのボランティア活動に参加したいと思うと答えた者(1,075人)に、どのような形で森林づくりのボランティア活動に参加したいと思うか聞いたところ、「地方公共団体やボランティア活動を行っている団体などが実施する森林づくりのイベントなどに参加したい」と答えた者の割合が55.8%、「ボランティア活動を行っている団体に所属して、森林づくりの活動のみに参加したい」と答えた者の割合が3.4%、「ボランティア活動を行っている団体に所属して、森林についての環境教育の取組、農山村の振興の取組などをしながら、森林づくりの活動に参加したい」と答えた者の割合が6.0%、「ボランティア活動を行っている団体に所属せず、個人や仲間で独自に森林づくりのボランティア活動を行いたい」と答えた者の割合が28.4%となっている。
 性別に見ると、「地方公共団体やボランティア活動を行っている団体などが実施する森林づくりのイベントなどに参加したい」と答えた者の割合は女性で、「ボランティア活動を行っている団体に所属せず、個人や仲間で独自に森林づくりのボランティア活動を行いたい」と答えた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「地方公共団体やボランティア活動を行っている団体などが実施する森林づくりのイベントなどに参加したい」と答えた者の割合は18~29歳、40歳代で、「ボランティア活動を行っている団体に所属せず、個人や仲間で独自に森林づくりのボランティア活動を行いたい」と答えた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表9をご確認ください。

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木材の利用

木材利用の可否

 様々な建物や製品に木材を利用すべきと思うか聞いたところ、「利用すべきである」とする者の割合が90.6%(「利用すべきである」の割合45.4%と「どちらかといえば利用すべきである」の割合45.3%との合計)、「利用すべきではない」とする者の割合が7.1%(「どちらかといえば利用すべきではない」の割合6.2%と「利用すべきではない」の割合0.9%との合計)となっている。
 年齢別に見ると、「利用すべきである」とする者の割合は50歳代、70歳以上で高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表10をご確認ください。

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木材を利用すべきと思う理由

 様々な建物や製品に木材を「利用すべきである」、「どちらかといえば利用すべきである」と答えた者(1,472人)に、利用すべきと思う理由は何か聞いたところ、「触れた時にぬくもりが感じられるため」を挙げた者の割合が64.8%と最も高く、以下、「気持ちが落ち着くため」(51.7%)、「日本らしさを感じるため」(47.4%)、「香りが良いため」(41.0%)、「植林することにより、再生産できる資材であるため」(39.9%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位5項目まで掲載)
 都市規模別に見ると、「触れた時にぬくもりが感じられるため」を挙げた者の割合は町村で高くなっている。
 性別に見ると、「触れた時にぬくもりが感じられるため」、「気持ちが落ち着くため」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「香りが良いため」を挙げた者の割合は18~29歳で、「植林することにより、再生産できる資材であるため」を挙げた者の割合は60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表11をご確認ください。

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木材を利用すべきではないと思う理由

 様々な建物や製品に木材を「どちらかといえば利用すべきではない」、「利用すべきではない」と答えた者(116人)に、利用すべきではないと思う理由は何か聞いたところ、「森林破壊につながる印象があるため」を挙げた者の割合が65.5%と最も高く、以下、「火に弱い印象があるため」(29.3%)、「森林は保護するものだと学校で習ったため」(25.9%)、「劣化しやすい印象があるため」(23.3%)、「地震に弱い印象があるため」(15.5%)、「手入れが面倒な印象があるため」(12.9%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位6項目まで掲載)

調査結果のグラフ。グラフのデータは表12をご確認ください。

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木材製品購入の際の産地についての意向

 木材を使った製品を購入する場合、原料となった木材の産地についてどのようなことを意識するか聞いたところ、「国産材を使用していること」と答えた者の割合が31.3%、「国産材のうち生産された地域が明らかであること」と答えた者の割合が9.7%、「輸入材を使用していること」と答えた者の割合が0.7%、「輸入材のうち生産された地域が明らかであること」と答えた者の割合が1.8%、「産地は特に意識しない」と答えた者の割合が55.7%となっている。
 性別に見ると、「国産材を使用していること」と答えた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「国産材を使用していること」と答えた者の割合は70歳以上で、「産地は特に意識しない」と答えた者の割合は18~29歳、40歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表13をご確認ください。

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木材の産地を気にする理由

 木材を使った製品を購入する場合、意識することを「国産材を使用していること」、「国産材のうち生産された地域が明らかであること」、「輸入材を使用していること」、「輸入材のうち生産された地域が明らかであること」と答えた者(708人)に、木材を使った製品を購入する際に産地を気にする理由は何か聞いたところ、「産地がわかることで安心感が得られるため」を挙げた者の割合が67.4%と最も高く、以下、「産地によって、材質が異なるため」(37.4%)、「産地によって、森林環境への影響や負荷が異なるため」(18.1%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位3項目まで掲載)
 性別に見ると、「産地によって、材質が異なるため」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表14をご確認ください。

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木材の産地を意識しない理由

 木材を使った製品を購入する場合、「産地は特に意識しない」と答えた者(904人)に、木材を使った製品を購入する際に産地を特に意識しない理由は何か聞いたところ、「木材の産地よりも、商品のデザインや機能性を重視するため」を挙げた者の割合が62.6%と最も高く、以下、「木材の産地よりも、木材の色や触感といった特性を重視するため」(44.5%)、「木材の産地よりも、商品の価格を重視するため」(33.5%)などの順となっている。なお、「特に理由はない」と答えた者の割合が12.3%となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位3項目まで掲載)
 性別に見ると、「木材の産地よりも、商品のデザインや機能性を重視するため」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「木材の産地よりも、木材の色や触感といった特性を重視するため」を挙げた者の割合は50歳代で高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表15をご確認ください。

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木材製品購入の際の環境や社会的な観点の意向

 木材を使った製品を購入する場合、環境や社会的な観点からどのようなことを意識するか聞いたところ、「原材料となる木材が法令などに適合して合法的に伐採されたものであること」を挙げた者の割合が37.8%と最も高く、以下、「持続的な森林経営がされた森林から生産されたものであること」(25.3%)、「多様な生物の生息環境の保全に配慮された森林から生産されたものであること」(24.8%)、「第三者機関が適切に管理されていると認めた森林から生産された森林認証材であること」(21.2%)などの順となっている。なお、「特に意識しない」と答えた者の割合が42.9%となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
 年齢別に見ると、「原材料となる木材が法令などに適合して合法的に伐採されたものであること」、「第三者機関が適切に管理されていると認めた森林から生産された森林認証材であること」を挙げた者の割合は70歳以上で高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表16をご確認ください。

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木造住宅か非木造住宅かの意向

 仮に、今後、住宅を建てたり買ったりする場合、どのような住宅を選びたいと思うか聞いたところ、「在来工法の木造による戸建住宅」と答えた者の割合が48.2%、「ツーバイフォー工法など在来工法以外の木造による戸建住宅」と答えた者の割合が18.4%、「木造によるマンションなど集合住宅」と答えた者の割合が2.9%、「鉄筋、鉄骨、コンクリート造りなど非木造による戸建住宅」と答えた者の割合が16.7%、「鉄筋、鉄骨、コンクリート造りなど非木造によるマンションなど集合住宅」と答えた者の割合が12.4%となっている。
 都市規模別に見ると、「在来工法の木造による戸建住宅」と答えた者の割合は小都市、町村で、「鉄筋、鉄骨、コンクリート造りなど非木造による戸建住宅」と答えた者の割合は中都市で、「鉄筋、鉄骨、コンクリート造りなど非木造によるマンションなど集合住宅」と答えた者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
 性別に見ると、「鉄筋、鉄骨、コンクリート造りなど非木造による戸建住宅」と答えた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「在来工法の木造による戸建住宅」と答えた者の割合は70歳以上で、「ツーバイフォー工法など在来工法以外の木造による戸建住宅」と答えた者の割合は50歳代で、「鉄筋、鉄骨、コンクリート造りなど非木造による戸建住宅」と答えた者の割合は18~29歳で、「鉄筋、鉄骨、コンクリート造りなど非木造によるマンションなど集合住宅」と答えた者の割合は18~29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表17をご確認ください。

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非木造住宅を選ぶ理由

 今後、住宅を建てたり買ったりする場合、選びたい住宅を「鉄筋、鉄骨、コンクリート造りなど非木造による戸建住宅」、「鉄筋、鉄骨、コンクリート造りなど非木造によるマンションなど集合住宅」と答えた者(472人)に、木造住宅よりも非木造住宅を選びたいと思う理由は何か聞いたところ、「地震に強い印象があるため」を挙げた者の割合が76.3%と最も高く、以下、「火に強い印象があるため」(57.8%)、「遮音性が高い印象があるため」(44.9%)、「劣化しにくい印象があるため」(43.2%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)

調査結果のグラフ。グラフのデータは表18をご確認ください。

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施設への木材の利用

 どのような施設に木材が利用されることを期待するか聞いたところ、「幼稚園・保育所・認定こども園や、小・中学校などの教育施設」を挙げた者の割合が69.6%と最も高く、以下、「旅館、ホテルなどの宿泊施設」(51.1%)、「公設のスポーツ施設、図書館、公民館などの社会教育施設」(45.4%)、「病院などの医療施設や老人ホームなどの福祉施設」(36.8%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
 性別に見ると、大きな差異は見られない。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表19をご確認ください。

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非住宅建物への木材の利用への意識

 店舗やオフィスビル、ホテルなどの住宅以外の建物に木材が利用されることをどのように思うか聞いたところ、「気持ちが落ち着く、快適そうなど、良い印象を持つと思う」を挙げた者の割合が73.8%と最も高く、以下、「環境意識が高いと思う」(33.3%)、「木材が利用された店舗などがもっと増えてほしいと思う」(28.3%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位3項目まで掲載)
 都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
 性別に見ると、「気持ちが落ち着く、快適そうなど、良い印象を持つと思う」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「環境意識が高いと思う」を挙げた者の割合は70歳以上で、「木材が利用された店舗などがもっと増えてほしいと思う」を挙げた者の割合は60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表20をご確認ください。
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