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1ページ目-社会意識に関する世論調査(令和4年12月調査)

2023年3月30日掲載

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調査結果の概要の目次

1 国や社会との関わりについて

  1. 国を愛する気持ちの程度
  2. 国を愛する気持ちを育てる必要性
  3. 社会志向か個人志向か
  4. 社会への貢献意識
    1. 社会への貢献内容
  5. 国民全体の利益か個人の利益か
  6. 現在の地域での付き合いの程度
  7. 望ましい地域での付き合いの程度

2 社会の現状に対する認識について

  1. 現在の世相(明るいイメージ)
  2. 現在の世相(暗いイメージ)
  3. 日本の誇り
  4. 社会の満足度(満足している点)
  5. 社会の満足度(満足していない点)
  6. 社会全体の満足度

3 国の政策に対する評価について

  1. 国の政策への民意の反映程度
    1. 国の政策への民意の反映方法
  2. 良い方向に向かっている分野
  3. 悪い方向に向かっている分野

国や社会との関わりについて

国を愛する気持ちの程度

 他の人と比べて、「国を愛する」という気持ちは強い方だと思うか聞いたところ、「強い」とする者の割合が51.2%(「非常に強い」の割合8.8%と「どちらかといえば強い」の割合42.4%との合計)、「どちらともいえない」と答えた者の割合が37.5%、「弱い」とする者の割合が10.3%(「どちらかといえば弱い」の割合7.7%と「非常に弱い」の割合2.6%との合計)となっている。
 都市規模別に見ると、「弱い」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「強い」とする者の割合は男性で、「どちらともいえない」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表1をご確認ください。

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国を愛する気持ちを育てる必要性

 今後、国民の間に「国を愛する」という気持ちをもっと育てる必要があると思うか聞いたところ、「そう思う」とする者の割合が82.1%(「そう思う」の割合29.8%と「どちらかといえばそう思う」の割合52.4%との合計)、「そうは思わない」とする者の割合が16.8%(「どちらかといえばそうは思わない」の割合11.9%と「そうは思わない」の割合4.8%との合計)となっている。
 都市規模別に見ると、「そう思う」とする者の割合は町村で、「そうは思わない」とする者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「そう思う」とする者の割合は70歳以上で、「そうは思わない」とする者の割合は18~29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表2をご確認ください。

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社会志向か個人志向か

 国民は、「国や社会のことにもっと目を向けるべきだ」という意見と、「個人生活の充実をもっと重視すべきだ」という意見があるが、どのように思うか聞いたところ、「国や社会のことにもっと目を向けるべきだ」とする者の割合が58.4%(「国や社会のことにもっと目を向けるべきだ」の割合15.1%と「どちらかといえば国や社会のことにもっと目を向けるべきだ」の割合43.3%との合計)、「個人生活の充実をもっと重視すべきだ」とする者の割合が39.9%(「どちらかといえば個人生活の充実をもっと重視すべきだ」の割合30.9%と「個人生活の充実をもっと重視すべきだ」の割合8.9%との合計)となっている。
 前回の調査結果と比較してみると、大きな変化は見られない。
 都市規模別に見ると、「個人生活の充実をもっと重視すべきだ」とする者の割合は小都市で高くなっている。
 年齢別に見ると、「国や社会のことにもっと目を向けるべきだ」とする者の割合は70歳以上で、「個人生活の充実をもっと重視すべきだ」とする者の割合は18~29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表3をご確認ください。

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社会への貢献意識

 日頃、社会の一員として、何か社会のために役立ちたいと思っているか、それとも、あまりそのようなことは考えていないか聞いたところ、「思っている」と答えた者の割合が64.3%、「あまり考えていない」と答えた者の割合が34.1%となっている。
 前回の調査結果と比較してみると、大きな変化は見られない。
 都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「思っている」と答えた者の割合は40歳代で高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表4をご確認ください。

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社会への貢献内容

 日頃、社会の一員として、何か社会のために役立ちたいと「思っている」と答えた者(1,133人)に、何か社会のために役立ちたいと思っているのはどのようなことか聞いたところ、「自分の職業を通して」を挙げた者の割合が41.1%と最も高く、以下、「環境美化、リサイクル活動、牛乳パックの回収など自然・環境保護に関する活動」(35.2%)、「高齢者・障害者・子どもに対する身の回りの世話、介護、食事の提供、保育など社会福祉に関する活動」(31.8%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位3項目まで掲載)
 性別に見ると、「高齢者・障害者・子どもに対する身の回りの世話、介護、食事の提供、保育など社会福祉に関する活動」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表5をご確認ください。

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国民全体の利益か個人の利益か

 今後、日本人は、個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだと思うか、それとも、国民全体の利益よりも個人個人の利益を大切にすべきだと思うか聞いたところ、「個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだ」とする者の割合が54.4%(「個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだ」の割合10.3%と「どちらかといえば個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだ」の割合44.1%との合計)、「国民全体の利益よりも個人個人の利益を大切にすべきだ」とする者の割合が38.6%(「どちらかといえば国民全体の利益よりも個人個人の利益を大切にすべきだ」の割合33.1%と「国民全体の利益よりも個人個人の利益を大切にすべきだ」の割合5.5%との合計)となっている。
 前回の調査結果と比較してみると、「個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだ」(60.6%→54.4%)とする者の割合が低下している。
 年齢別に見ると、「個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだ」とする者の割合は70歳以上で、「国民全体の利益よりも個人個人の利益を大切にすべきだ」とする者の割合は18~29歳から40歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表6をご確認ください。

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現在の地域での付き合いの程度

 地域での付き合いをどの程度しているか聞いたところ、「付き合っている」とする者の割合が55.1%(「よく付き合っている」の割合8.6%と「ある程度付き合っている」の割合46.5%との合計)、「付き合っていない」とする者の割合が43.4%(「あまり付き合っていない」の割合33.1%と「全く付き合っていない」の割合10.3%との合計)となっている。
 前回の調査結果と比較してみると、大きな変化は見られない。
 都市規模別に見ると、「付き合っている」とする者の割合は小都市、町村で、「付き合っていない」とする者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「付き合っている」とする者の割合は60歳代、70歳以上で、「付き合っていない」とする者の割合は18~29歳から40歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表7をご確認ください。

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望ましい地域での付き合いの程度

 地域での付き合いは、どの程度が望ましいと思うか聞いたところ、「地域の行事や会合に参加したり、困ったときに助け合う」と答えた者の割合が29.5%、「地域の行事や会合に参加する程度の付き合い」と答えた者の割合が28.1%、「世間話をする程度の付き合い」と答えた者の割合が20.9%、「挨拶をする程度の付き合い」と答えた者の割合が18.5%、「地域での付き合いは必要ない」と答えた者の割合が1.5%となっている。
 前回の調査結果と比較してみると、大きな変化は見られない。
 都市規模別に見ると、「地域の行事や会合に参加したり、困ったときに助け合う」と答えた者の割合は小都市で、「地域の行事や会合に参加する程度の付き合い」と答えた者の割合は小都市、町村で、「挨拶をする程度の付き合い」と答えた者の割合は大都市、中都市で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「地域の行事や会合に参加する程度の付き合い」と答えた者の割合は60歳代、70歳以上で、「挨拶をする程度の付き合い」と答えた者の割合は18~29歳から40歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表8をご確認ください。

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社会の現状に対する認識について

現在の世相(明るいイメージ)

 現在の世相をひとことで言えば、明るいイメージとしては、どのような表現が当てはまると思うか聞いたところ、「平和である」を挙げた者の割合が59.0%と最も高く、以下、「安定している」(21.0%)、「おもいやりがある」(19.6%)などの順となっている。なお、「特にない」と答えた者の割合が20.0%となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位3項目まで掲載)
 性別に見ると、「安定している」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「平和である」、「安定している」、「おもいやりがある」を挙げた者の割合は70歳以上で高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表9をご確認ください。

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現在の世相(暗いイメージ)

 現在の世相をひとことで言えば、暗いイメージとしては、どのような表現が当てはまると思うか聞いたところ、「ゆとりがない」を挙げた者の割合が44.9%と最も高く、以下、「自分本位である」(37.9%)、「無責任の風潮がつよい」(37.4%)、「不安なこと、いらいらすることが多い」(29.1%)、「活気がない」(28.2%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位5項目まで掲載)
 前回の調査結果と比較してみると、「ゆとりがない」(40.1%→44.9%)、「活気がない」(24.0%→28.2%)を挙げた者の割合が上昇し、「不安なこと、いらいらすることが多い」(33.5%→29.1%)を挙げた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると、「自分本位である」を挙げた者の割合は町村で高くなっている。
 性別に見ると、「自分本位である」、「無責任の風潮がつよい」を挙げた者の割合は男性で、「不安なこと、いらいらすることが多い」を挙げた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「ゆとりがない」を挙げた者の割合は50歳代で、「自分本位である」を挙げた者の割合は60歳代で、「不安なこと、いらいらすることが多い」を挙げた者の割合は40歳代で、「活気がない」を挙げた者の割合は30歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表10をご確認ください。

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日本の誇り

 日本の国や国民について、誇りに思うことはどんなことか聞いたところ、「治安のよさ」を挙げた者の割合が61.2%、「美しい自然」を挙げた者の割合が57.1%と高く、以下、「すぐれた文化や芸術」(45.7%)、「長い歴史と伝統」(44.0%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
 性別に見ると、「治安のよさ」を挙げた者の割合は男性で、「美しい自然」を挙げた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表11をご確認ください。

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社会の満足度(満足している点)

 現在の社会において満足している点は何か聞いたところ、「良質な生活環境が整っている」を挙げた者の割合が40.7%と最も高く、以下、「心と身体の健康が保たれる」(19.0%)などの順となっている。なお、「特にない」と答えた者の割合が30.6%となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位2項目まで掲載)
 前回の調査結果と比較してみると、「良質な生活環境が整っている」(47.2%→40.7%)を挙げた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると、「良質な生活環境が整っている」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「良質な生活環境が整っている」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「良質な生活環境が整っている」を挙げた者の割合は18~29歳で、「心と身体の健康が保たれる」を挙げた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表12をご確認ください。

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社会の満足度(満足していない点)

 現在の社会において満足していない点は何か聞いたところ、「経済的なゆとりと見通しが持てない」を挙げた者の割合が62.5%と最も高く、以下、「若者が社会での自立を目指しにくい」(30.0%)、「子育てしにくい」(27.7%)、「働きやすい環境が整っていない」(26.2%)、「女性が社会での活躍を目指しにくい」(25.4%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位5項目まで掲載)
 前回の調査結果と比較してみると、「経済的なゆとりと見通しが持てない」(55.5%→62.5%)、「子育てしにくい」(23.4%→27.7%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると、「女性が社会での活躍を目指しにくい」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「女性が社会での活躍を目指しにくい」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「経済的なゆとりと見通しが持てない」を挙げた者の割合は50歳代で、「若者が社会での自立を目指しにくい」を挙げた者の割合は30歳代で、「子育てしにくい」を挙げた者の割合は18~29歳、30歳代で、「働きやすい環境が整っていない」を挙げた者の割合は18~29歳、30歳代、50歳代で、「女性が社会での活躍を目指しにくい」を挙げた者の割合は18~29歳で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表13をご確認ください。

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社会全体の満足度

 現在の社会に全体として満足しているか聞いたところ、「満足している」とする者の割合が52.4%(「満足している」の割合3.0%と「ある程度満足している」の割合49.5%との合計)、「満足していない」とする者の割合が46.2%(「あまり満足していない」の割合35.9%と「満足していない」の割合10.3%との合計)となっている。
 前回の調査結果と比較してみると、「満足している」(58.9%→52.4%)とする者の割合が低下し、「満足していない」(40.1%→46.2%)とする者の割合が上昇している。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「満足している」とする者の割合は70歳以上で、「満足していない」とする者の割合は18~29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表14をご確認ください。

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国の政策に対する評価について

国の政策への民意の反映程度

 全般的にみて、国の政策に国民の考えや意見がどの程度反映されていると思うか聞いたところ、「反映されている」とする者の割合が26.6%(「かなり反映されている」の割合2.2%と「ある程度反映されている」の割合24.4%との合計)、「反映されていない」とする者の割合が71.4%(「あまり反映されていない」の割合52.0%と「ほとんど反映されていない」の割合19.5%との合計)となっている。
 前回の調査結果と比較してみると、「反映されている」(31.8%→26.6%)とする者の割合が低下し、「反映されていない」(66.9%→71.4%)とする者の割合が上昇している。
 性別に見ると、「反映されている」とする者の割合は男性で、「反映されていない」とする者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「反映されている」とする者の割合は70歳以上で、「反映されていない」とする者の割合は30歳代から50歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表15をご確認ください。

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国の政策への民意の反映方法

 国の政策に国民の考えや意見が「ある程度反映されている」、「あまり反映されていない」、「ほとんど反映されていない」と答えた者(1,688人)に、どうすればよりよく反映されるようになると思うか聞いたところ、「政治家が国民の声をよく聞く」と答えた者の割合が29.2%、「国民が国の政策に関心を持つ」と答えた者の割合が16.8%、「マスコミが国民の意見をよく伝える」と答えた者の割合が4.5%、「国民が選挙のときに自覚して投票する」と答えた者の割合が14.1%、「政府が世論をよく聞く」と答えた者の割合が15.3%、「国民が参加できる場をひろげる」と答えた者の割合が11.2%となっている。
 前回の調査結果と比較してみると、「国民が国の政策に関心を持つ」(19.8%→16.8%)と答えた者の割合が低下し、「国民が選挙のときに自覚して投票する」(11.0%→14.1%)と答えた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると、「政治家が国民の声をよく聞く」と答えた者の割合は小都市、町村で、「政府が世論をよく聞く」と答えた者の割合は中都市で、「国民が参加できる場をひろげる」と答えた者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
 性別に見ると、「政治家が国民の声をよく聞く」と答えた者の割合は女性で、「国民が国の政策に関心を持つ」、「国民が選挙のときに自覚して投票する」と答えた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「政治家が国民の声をよく聞く」と答えた者の割合は50歳代で、「国民が選挙のときに自覚して投票する」と答えた者の割合は70歳以上で、「国民が参加できる場をひろげる」と答えた者の割合は40歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表16をご確認ください。

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良い方向に向かっている分野

 現在の日本の状況について、良い方向に向かっていると思われるのは、どのような分野か聞いたところ、「医療・福祉」を挙げた者の割合が25.3%と最も高く、以下、「治安」(21.8%)、「防災」(21.6%)、「通信・運輸」(16.9%)などの順となっている。なお、「特にない」と答えた者の割合が24.9%となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
 前回の調査結果と比較してみると、「医療・福祉」(30.9%→25.3%)を挙げた者の割合が低下している。
 性別に見ると、「治安」、「防災」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「医療・福祉」、「治安」を挙げた者の割合は70歳以上で、「防災」を挙げた者の割合は30歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表17をご確認ください。

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悪い方向に向かっている分野

 現在の日本の状況について、悪い方向に向かっていると思われるのは、どのような分野か聞いたところ、「物価」を挙げた者の割合が70.5%と最も高く、以下、「国の財政」(61.3%)、「景気」(60.8%)、「経済力」(46.7%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
 前回の調査結果と比較してみると、「物価」(37.9%→70.5%)、「国の財政」(54.2%→61.3%)、「景気」(44.0%→60.8%)、「経済力」(36.3%→46.7%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると、「国の財政」、「景気」、「経済力」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「物価」、「景気」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「物価」を挙げた者の割合は18~29歳、50歳代で、「景気」を挙げた者の割合は18~29歳、30歳代、50歳代で、「経済力」を挙げた者の割合は18~29歳から50歳代で、それぞれ高くなっている。

調査結果のグラフ。グラフのデータは表18をご確認ください。
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