1.日本と諸外国・地域との関係
(1) 日本とアメリカ
ア アメリカに対する親近感
アメリカに親しみを感じるか聞いたところ、「親しみを感じる」とする者の割合が88.5%(「親しみを感じる」36.6%+「どちらかというと親しみを感じる」52.0%)、「親しみを感じない」とする者の割合が11.1%(「どちらかというと親しみを感じない」6.9%+「親しみを感じない」4.2%)となっている。
前回の調査結果と比較してみると、「親しみを感じる」(84.0%→88.5%)とする者の割合が上昇している。
性別に見ると、「親しみを感じる」とする者の割合は男性で、「親しみを感じない」とする者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「親しみを感じない」とする者の割合は30歳代で高くなっている。(図1、表1-1(CSV形式:2KB)、表1-2(CSV形式:1KB)、表1-参考(CSV形式:3KB))
イ 現在の日本とアメリカとの関係
現在の日本とアメリカとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ、「良好だと思う」とする者の割合が91.3%(「良好だと思う」30.9%+「まあ良好だと思う」60.4%)、「良好だと思わない」とする者の割合が8.5%(「あまり良好だと思わない」7.4%+「良好だと思わない」1.1%)となっている。
前回の調査結果と比較してみると、「良好だと思う」(86.3%→91.3%)とする者の割合が上昇している。
性別に見ると、「良好だと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。(図2、表2-1(CSV形式:2KB)、表2-2(CSV形式:1KB)、表2-参考1(CSV形式:2KB)、表2-参考2(CSV形式:1KB)、表2-参考3(CSV形式:2KB))
ウ 今後の日本とアメリカとの関係の発展
今後の日本とアメリカとの関係の発展は、両国や、アジア及び太平洋地域にとって重要だと思うか聞いたところ、「重要だと思う」とする者の割合が98.2%(「重要だと思う」81.5%+「まあ重要だと思う」16.8%)、「重要だと思わない」とする者の割合が1.5%(「あまり重要だと思わない」0.8%+「重要だと思わない」0.6%)となっている。
前回の調査結果と比較してみると、「重要だと思う」(97.1%→98.2%)とする者の割合が上昇している。(図3、表3-1(CSV形式:2KB)、表3-2(CSV形式:1KB)、表3-参考(CSV形式:1KB))
(2) 日本とロシア
ア ロシアに対する親近感
ロシアに親しみを感じるか聞いたところ、「親しみを感じる」とする者の割合が13.1%(「親しみを感じる」1.3%+「どちらかというと親しみを感じる」11.8%)、「親しみを感じない」とする者の割合が86.4%(「どちらかというと親しみを感じない」48.9%+「親しみを感じない」37.4%)となっている。
前回の調査結果と比較してみると、大きな変化は見られない。
都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
年齢別に見ると、「親しみを感じる」とする者の割合は18~29歳で、「親しみを感じない」とする者の割合は60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図4、表4-1(CSV形式:2KB)、表4-2(CSV形式:1KB)、表4-参考(CSV形式:3KB))
イ 現在の日本とロシアとの関係
現在の日本とロシアとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ、「良好だと思う」とする者の割合が20.6%(「良好だと思う」1.5%+「まあ良好だと思う」19.1%)、「良好だと思わない」とする者の割合が79.0%(「あまり良好だと思わない」56.1%+「良好だと思わない」22.9%)となっている。
前回の調査結果と比較してみると、「良好だと思う」(24.9%→20.6%)とする者の割合が低下し、「良好だと思わない」(73.9%→79.0%)とする者の割合が上昇している。
年齢別に見ると、「良好だと思う」とする者の割合は18~29歳から40歳代で、「良好だと思わない」とする者の割合は60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図5、表5-1(CSV形式:2KB)、表5-2(CSV形式:1KB)、表5-参考1(CSV形式:3KB)、表5-参考2(CSV形式:1KB))
ウ 今後の日本とロシアとの関係の発展
今後の日本とロシアとの関係の発展は、両国や、アジア及び太平洋地域にとって重要だと思うか聞いたところ、「重要だと思う」とする者の割合が73.1%(「重要だと思う」26.2%+「まあ重要だと思う」46.9%)、「重要だと思わない」とする者の割合が26.4%(「あまり重要だと思わない」20.6%+「重要だと思わない」5.8%)となっている。
前回の調査結果と比較してみると、大きな変化は見られない。
性別に見ると、「重要だと思う」とする者の割合は女性で、「重要だと思わない」とする者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「重要だと思う」とする者の割合は18~29歳から40歳代で、「重要だと思わない」とする者の割合は60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図6、表6-1(CSV形式:2KB)、表6-2(CSV形式:1KB)、表6-参考(CSV形式:1KB))
(3) 日本と中国
ア 中国に対する親近感
中国に親しみを感じるか聞いたところ、「親しみを感じる」とする者の割合が20.6%(「親しみを感じる」3.4%+「どちらかというと親しみを感じる」17.2%)、「親しみを感じない」とする者の割合が79.0%(「どちらかというと親しみを感じない」35.4%+「親しみを感じない」43.5%)となっている。
前回の調査結果と比較してみると、大きな変化は見られない。
都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
性別に見ると、大きな差異は見られない。
年齢別に見ると、「親しみを感じる」とする者の割合は18~29歳、30歳代で、「親しみを感じない」とする者の割合は60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図7、表7-1(CSV形式:2KB)、表7-2(CSV形式:1KB)、表7-参考(CSV形式:3KB))
イ 現在の日本と中国との関係
現在の日本と中国との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ、「良好だと思う」とする者の割合が14.5%(「良好だと思う」0.9%+「まあ良好だと思う」13.6%)、「良好だと思わない」とする者の割合が85.2%(「あまり良好だと思わない」47.7%+「良好だと思わない」37.5%)となっている。
前回の調査結果と比較してみると、「良好だと思う」(17.1%→14.5%)とする者の割合が低下し、「良好だと思わない」(81.8%→85.2%)とする者の割合が上昇している。
性別に見ると、大きな差異は見られない。
年齢別に見ると、「良好だと思う」とする者の割合は18~29歳で、「良好だと思わない」とする者の割合は60歳代で、それぞれ高くなっている。(図8、表8-1(CSV形式:2KB)、表8-2(CSV形式:1KB)、表8-参考1(CSV形式:3KB)、表8-参考2(CSV形式:1KB))
ウ 今後の日本と中国との関係の発展
今後の日本と中国との関係の発展は、両国や、アジア及び太平洋地域にとって重要だと思うか聞いたところ、「重要だと思う」とする者の割合が78.7%(「重要だと思う」38.2%+「まあ重要だと思う」40.4%)、「重要だと思わない」とする者の割合が20.9%(「あまり重要だと思わない」11.8%+「重要だと思わない」9.1%)となっている。
前回の調査結果と比較してみると、大きな変化は見られない。
性別に見ると、大きな差異は見られない。
年齢別に見ると、「重要だと思う」とする者の割合は18~29歳、40歳代で、「重要だと思わない」とする者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図9、表9-1(CSV形式:2KB)、表9-2(CSV形式:1KB)、表9-参考(CSV形式:1KB))
(4) 日本と韓国
ア 韓国に対する親近感
韓国に親しみを感じるか聞いたところ、「親しみを感じる」とする者の割合が37.0%(「親しみを感じる」10.0%+「どちらかというと親しみを感じる」27.0%)、「親しみを感じない」とする者の割合が62.4%(「どちらかというと親しみを感じない」28.9%+「親しみを感じない」33.6%)となっている。
前回の調査結果と比較してみると、大きな変化は見られない。
都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
性別に見ると、「親しみを感じる」とする者の割合は女性で、「親しみを感じない」とする者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「親しみを感じる」とする者の割合は18~29歳で、「親しみを感じない」とする者の割合は60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図10、表10-1(CSV形式:2KB)、表10-2(CSV形式:1KB)、表10-参考(CSV形式:3KB))
イ 現在の日本と韓国との関係
現在の日本と韓国との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ、「良好だと思う」とする者の割合が18.6%(「良好だと思う」2.6%+「まあ良好だと思う」16.0%)、「良好だと思わない」とする者の割合が81.1%(「あまり良好だと思わない」38.6%+「良好だと思わない」42.5%)となっている。
性別に見ると、「良好だと思う」とする者の割合は女性で、「良好だと思わない」とする者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「良好だと思う」とする者の割合は18~29歳で、「良好だと思わない」とする者の割合は60歳代で、それぞれ高くなっている。(図11、表11-1(CSV形式:2KB)、表11-2(CSV形式:1KB)、表11-参考1(CSV形式:3KB)、表11-参考2(CSV形式:1KB))
ウ 今後の日本と韓国との関係の発展
今後の日本と韓国との関係の発展は、両国や、アジア及び太平洋地域にとって重要だと思うか聞いたところ、「重要だと思う」とする者の割合が62.1%(「重要だと思う」25.2%+「まあ重要だと思う」36.9%)、「重要だと思わない」とする者の割合が37.4%(「あまり重要だと思わない」21.6%+「重要だと思わない」15.9%)となっている。
前回の調査結果と比較してみると、「重要だと思う」(58.4%→62.1%)とする者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
性別に見ると、「重要だと思う」とする者の割合は女性で、「重要だと思わない」とする者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「重要だと思う」とする者の割合は18~29歳で高くなっている。(図12、表12-1(CSV形式:2KB)、表12-2(CSV形式:1KB)、表12-参考(CSV形式:1KB))
(5) 日本とインド
ア インドに対する親近感
インドに親しみを感じるか聞いたところ、「親しみを感じる」とする者の割合が51.3%(「親しみを感じる」8.8%+「どちらかというと親しみを感じる」42.6%)、「親しみを感じない」とする者の割合が48.1%(「どちらかというと親しみを感じない」30.6%+「親しみを感じない」17.5%)となっている。
性別に見ると、「親しみを感じる」とする者の割合は男性で、「親しみを感じない」とする者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「親しみを感じる」とする者の割合は70歳以上で、「親しみを感じない」とする者の割合は18~29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。(図13、表13(CSV形式:2KB)、表13-参考1(CSV形式:2KB)、表13-参考2(CSV形式:2KB))
イ 現在の日本とインドとの関係
現在の日本とインドとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ、「良好だと思う」とする者の割合が74.1%(「良好だと思う」10.8%+「まあ良好だと思う」63.3%)、「良好だと思わない」とする者の割合が25.0%(「あまり良好だと思わない」20.5%+「良好だと思わない」4.6%)となっている。
都市規模別に見ると、「良好だと思わない」とする者の割合は小都市で高くなっている。
性別に見ると、「良好だと思う」とする者の割合は男性で、「良好だと思わない」とする者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。(図14、表14(CSV形式:2KB)、表14-参考1(CSV形式:2KB)、表14-参考2(CSV形式:1KB)、表14-参考3(CSV形式:2KB))
ウ 今後の日本とインドとの関係の発展
今後の日本とインドとの関係の発展は、両国や、アジア及び太平洋地域にとって重要だと思うか聞いたところ、「重要だと思う」とする者の割合が84.4%(「重要だと思う」37.3%+「まあ重要だと思う」47.0%)、「重要だと思わない」とする者の割合が15.0%(「あまり重要だと思わない」12.5%+「重要だと思わない」2.6%)となっている。
性別に見ると、「重要だと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。(図15、表15(CSV形式:2KB)、表15-参考(CSV形式:1KB))
(6) 東南アジアに対する親近感
東南アジア(タイ、インドネシアなど)に親しみを感じるか聞いたところ、「親しみを感じる」とする者の割合が71.5%(「親しみを感じる」19.0%+「どちらかというと親しみを感じる」52.5%)、「親しみを感じない」とする者の割合が28.3%(「どちらかというと親しみを感じない」18.0%+「親しみを感じない」10.2%)となっている。
都市規模別に見ると、「親しみを感じない」とする者の割合は小都市で高くなっている。
性別に見ると、「親しみを感じる」とする者の割合は男性で、「親しみを感じない」とする者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「親しみを感じる」とする者の割合は40歳代で、「親しみを感じない」とする者の割合は30歳代で、それぞれ高くなっている。(図16、表16(CSV形式:1KB)、表16-参考(CSV形式:3KB))
(7) ヨーロッパに対する親近感
ヨーロッパ(イギリス、フランス、ドイツなど)に親しみを感じるか聞いたところ、「親しみを感じる」とする者の割合が71.4%(「親しみを感じる」20.5%+「どちらかというと親しみを感じる」50.9%)、「親しみを感じない」とする者の割合が28.1%(「どちらかというと親しみを感じない」19.8%+「親しみを感じない」8.3%)となっている。
都市規模別に見ると、「親しみを感じない」とする者の割合は小都市で高くなっている。
性別に見ると、「親しみを感じる」とする者の割合は男性で、「親しみを感じない」とする者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「親しみを感じる」とする者の割合は70歳以上で、「親しみを感じない」とする者の割合は18~29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。(図17、表17(CSV形式:1KB)、表17-参考1(CSV形式:2KB)、表17-参考2(CSV形式:1KB)、表17-参考3(CSV形式:2KB)、表17-参考4(CSV形式:1KB))
(8) 中央アジア・コーカサスに対する親近感
中央アジア・コーカサス(ウズベキスタン、ジョージアなど)に親しみを感じるか聞いたところ、「親しみを感じる」とする者の割合が22.7%(「親しみを感じる」2.6%+「どちらかというと親しみを感じる」20.0%)、「親しみを感じない」とする者の割合が76.6%(「どちらかというと親しみを感じない」42.6%+「親しみを感じない」34.0%)となっている。
都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
性別に見ると、「親しみを感じる」とする者の割合は男性で、「親しみを感じない」とする者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「親しみを感じる」とする者の割合は70歳以上で、「親しみを感じない」とする者の割合は18~29歳から40歳代で、それぞれ高くなっている。(図18、表18(CSV形式:1KB)、表18-参考(CSV形式:1KB))
(9) 北朝鮮への関心事項
北朝鮮のことについて関心を持っていることを聞いたところ、「日本人拉致問題」を挙げた者の割合が79.8%、「ミサイル問題」を挙げた者の割合が77.8%と高く、以下、「核問題」(65.5%)、「政治体制」(44.4%)などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
前回の調査結果と比較してみると、「日本人拉致問題」(83.3%→79.8%)、「核問題」(70.1%→65.5%)、「政治体制」(47.8%→44.4%)を挙げた者の割合が低下し、「ミサイル問題」(73.2%→77.8%)を挙げた者の割合が上昇している。
性別に見ると、「日本人拉致問題」を挙げた者の割合は女性で、「核問題」、「政治体制」を挙げた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「日本人拉致問題」を挙げた者の割合は60歳代、70歳以上で、「ミサイル問題」を挙げた者の割合は30歳代で、「核問題」を挙げた者の割合は40歳代で、それぞれ高くなっている。(図19、表19-1(CSV形式:2KB)、表19-2(CSV形式:1KB)、表19-参考1(CSV形式:2KB)、表19-参考2(CSV形式:2KB)、表19-参考3(CSV形式:1KB))