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更生保護制度に関する世論調査(令和7年11月調査)

2026年3月19日掲載

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〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

調査結果

調査の概要

1.調査目的

更生保護制度に関する国民の意識を把握し、今後の施策の参考とする。

2.調査項目

  1. 更生保護の民間協力者等に関する意識について
  2. 社会を明るくする運動に関する意識について

3.関係省庁

法務省

4.調査対象

  1. 母集団  全国18歳以上の日本国籍を有する者
  2. 標本数  3,000人
  3. 抽出方法  層化2段無作為抽出法

5.調査時期

令和7年11月6日~令和7年12月14日

6.調査方法

郵送法

7.調査実施機関

一般社団法人  中央調査社

8.回収結果

  • 有効回収率  55.5%、調査不能率  44.5%
  • 有効回収数  1,666人
  • 調査不能数  1,334人
    • うち宛先不明による返送  22人
    • うち未返送  1,182人
    • うち白票  4人
    • うち代理回答・記入不備  98人
    • うち期間外  2人
    • うち災害  0人
    • うちその他  26人

9.性・年齢別回収結果

本調査の性・年齢別の標本数、回収数及び回収率を示した表。18歳から70歳以上の年齢別、男性、女性、男女計、標本数、回収数及び回収率を示しています。全体の回収率は55.5%。具体的な回収数は、集計表の該当者数にて確認いただけます。

調査結果の概要

1.更生保護の民間協力者等に関する意識について

(1) 民間協力者等の認知度

 更生保護に携わる次の民間協力者や団体などを知っているか聞いたところ、「保護司」を挙げた者の割合が66.1%と最も高く、以下、「保護観察官」(50.5%)、「更生保護施設」(44.9%)の順となっている。なお、「いずれも知らない」と答えた者の割合が18.5%となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位3項目まで掲載)
 性別に見ると、「保護司」、「保護観察官」、「更生保護施設」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「保護司」を挙げた者の割合は50歳代から70歳以上で、「保護観察官」を挙げた者の割合は40歳代から60歳代で、それぞれ高くなっている。

「民間協力者等の認知度」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータは表1をご確認ください。

(2) 保護司になることを頼まれたらどうするか

 仮に、保護司になることを頼まれたらどうするか聞いたところ、「引き受ける」とする者の割合が12.3%(「進んで引き受ける」の割合4.4%と「仕方なく引き受ける」の割合7.9%との合計)、「引き受けたくない」とする者の割合が86.3%(「あまり引き受けたくない」の割合55.3%と「絶対に引き受けたくない」の割合31.0%との合計)となっている。
 性別に見ると、「引き受ける」とする者の割合は男性で、「引き受けたくない」とする者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「引き受ける」とする者の割合は18~29歳、70歳以上で、「引き受けたくない」とする者の割合は30歳代、50歳代、60歳代で、それぞれ高くなっている。

「保護司になることを頼まれたらどうするか」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータは表2をご確認ください。

ア 保護司を引き受けたくない理由

 保護司について、「あまり引き受けたくない」、「絶対に引き受けたくない」と答えた者(1,438人)に、保護司を引き受けたくないと思う理由を聞いたところ、「犯罪をした人と、どのように接すればいいか分からないから」を挙げた者の割合が56.6%、「どのような活動をするのか、どの程度の負担があるかなど、自分が活動するイメージがわかないから」を挙げた者の割合が51.3%と高く、以下、「自分や家族の身に何か起きないか不安だから」(44.6%)、「時間的余裕がないから」(34.8%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
 都市規模別に見ると、「どのような活動をするのか、どの程度の負担があるかなど、自分が活動するイメージがわかないから」を挙げた者の割合は小都市で、「自分や家族の身に何か起きないか不安だから」を挙げた者の割合は中都市で、それぞれ高くなっている。
 性別に見ると、「犯罪をした人と、どのように接すればいいか分からないから」、「どのような活動をするのか、どの程度の負担があるかなど、自分が活動するイメージがわかないから」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「犯罪をした人と、どのように接すればいいか分からないから」を挙げた者の割合は60歳代、70歳以上で、「どのような活動をするのか、どの程度の負担があるかなど、自分が活動するイメージがわかないから」を挙げた者の割合は70歳以上で、「自分や家族の身に何か起きないか不安だから」、「時間的余裕がないから」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で、それぞれ高くなっている。

「保護司を引き受けたくない理由」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータは表3をご確認ください。

(3) 保護司を増やすためには国は何をするべきか

 保護司を引き受ける人を増やすためには、国は何をするべきだと思うか聞いたところ、「保護司に対して、報酬や手当を支払う」を挙げた者の割合が60.9%と最も高く、以下、「保護司の活動内容や、やりがいなどを紹介する広報を充実させる」(45.9%)、「他の仕事をしながら保護司をしている方が、仕事と保護司の活動を両立できるよう、企業・事業者などの理解を得る」(45.6%)、「保護司の活動に対して、地方公共団体などの関係機関にも協力してもらう」(39.3%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
 都市規模別に見ると、「保護司に対して、報酬や手当を支払う」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「保護司に対して、報酬や手当を支払う」、「他の仕事をしながら保護司をしている方が、仕事と保護司の活動を両立できるよう、企業・事業者などの理解を得る」、「保護司の活動に対して、地方公共団体などの関係機関にも協力してもらう」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「保護司に対して、報酬や手当を支払う」を挙げた者の割合は18~29歳から50歳代で、「他の仕事をしながら保護司をしている方が、仕事と保護司の活動を両立できるよう、企業・事業者などの理解を得る」を挙げた者の割合は40歳代で、「保護司の活動に対して、地方公共団体などの関係機関にも協力してもらう」を挙げた者の割合は60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。

「保護司を増やすためには国は何をするべきか」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータは表4をご確認ください。

2.社会を明るくする運動に関する意識について

(1) 社会を明るくする運動の認知度

 「社会を明るくする運動」を知っていたか聞いたところ、「知っていた」とする者の割合が26.1%(「趣旨まで知っていた」の割合5.2%と「言葉は知っていたが、趣旨は知らなかった」の割合20.9%との合計)、「知らなかった」と答えた者の割合が73.2%となっている。
 都市規模別に見ると、「知っていた」とする者の割合は小都市で、「知らなかった」と答えた者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「知っていた」とする者の割合は70歳以上で、「知らなかった」と答えた者の割合は30歳代から50歳代で、それぞれ高くなっている。

「社会を明るくする運動の認知度」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータは表5をご確認ください。

ア 認知した方法

 「社会を明るくする運動」について、「趣旨まで知っていた」、「言葉は知っていたが、趣旨は知らなかった」と答えた者(434人)に、どのような場所や場面で「社会を明るくする運動」を見たり聞いたりしたか聞いたところ、「テレビや新聞で見たことがある」を挙げた者の割合が48.4%、「ポスターやチラシを見たことがある」を挙げた者の割合が47.5%などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位2項目まで掲載)

「認知した方法」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータは表6をご確認ください。

(2) 国民の理解や関心を深めるための方策

 「社会を明るくする運動」の趣旨について、広く国民の理解や関心を深めるために、国は何をするべきだと思うか聞いたところ、「テレビや新聞などメディアによる報道・広報の機会を増やす」を挙げた者の割合が66.2%と最も高く、以下、「学校の授業で取り上げるよう働きかける」(51.2%)、「インターネット広告、ホームページ、旧Twitterの「X」、Instagram、YouTube動画による広報を行う」(43.2%)、「「社会を明るくする運動」の名称を趣旨がより分かりやすいものに変更する」(28.2%)、「犯罪や非行をし、その後立ち直った人の話を聞く機会を増やす」(26.4%)、「誰もが気軽に参加できるイベントやシンポジウムを実施する」(25.6%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位6項目まで掲載)
 都市規模別に見ると、「インターネット広告、ホームページ、旧Twitterの「X」、Instagram、YouTube動画による広報を行う」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「「社会を明るくする運動」の名称を趣旨がより分かりやすいものに変更する」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「テレビや新聞などメディアによる報道・広報の機会を増やす」を挙げた者の割合は60歳代、70歳以上で、「学校の授業で取り上げるよう働きかける」を挙げた者の割合は18~29歳で、「インターネット広告、ホームページ、旧Twitterの「X」、Instagram、YouTube動画による広報を行う」を挙げた者の割合は18~29歳から50歳代で、「誰もが気軽に参加できるイベントやシンポジウムを実施する」を挙げた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。

「国民の理解や関心を深めるための方策」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータは表7をご確認ください。

集計表

集計表中*印のある質問文および回答肢は、一部省略のあることを示す。

ここからは、更生保護制度についておうかがいします
全員の方が【資料1】を読んでから下の問1にお答えください

【資料1】

「更生保護」とは、犯罪や非行をした人を社会の中で適切に指導・支援することにより、その再犯・再非行を防ぐとともに、これらの人たちが自立し、犯罪や非行から立ち直ることを助け、安全安心な地域社会を作ることを目的とする活動です。

左右にスクロールできます。
問1  あなたは、更生保護に携わる次の民間協力者や団体などを知っていますか。(○はいくつでも)
回答割合 選択肢番号 選択肢の内容 次に回答する問
(66.1) 1 保護司  
(7.2) 2 更生保護女性会  
(1.7) 3 BBS会  
(14.5) 4 協力雇用主  
(44.9) 5 更生保護施設  
(9.0) 6 自立準備ホーム  
(7.9) 7 更生保護協会  
(50.5) 8 保護観察官  
(18.5) 9 いずれも知らない  
(0.7)   無回答  
(M.T.=221.1)

全員の方が【資料2】を読んでから下の問2にお答えください

【資料2】

「保護司」とは、法務省職員の保護観察官と協働して、犯罪や非行をしたことにより保護観察を受けることになった人と定期的に面接を行うなどして、その生活を見守り、更生のための指導や援助をするほか、犯罪を予防するための地域の活動に取り組む民間ボランティアです。保護司には活動に要した実費が国から支給されますが、給与は支給されません。

左右にスクロールできます。
問2  仮に、あなたが保護司になることを頼まれたらどうしますか。(○は1つ)
回答割合 選択肢番号 選択肢の内容 次に回答する問
(4.4) 1 進んで引き受ける →問4へ
(7.9) 2 仕方なく引き受ける →問4へ
(55.3) 3 あまり引き受けたくない →問3へ
(31.0) 4 絶対に引き受けたくない →問3へ
(1.4)   無回答 →問4へ

問2で「3.あまり引き受けたくない」、「4.絶対に引き受けたくない」と答えた方への質問

左右にスクロールできます。
問3  保護司を引き受けたくないと思う理由を教えてください。(○はいくつでも)
(n=1,438)
回答割合 選択肢番号 選択肢の内容 次に回答する問
(44.6) 1 自分や家族の身に何か起きないか不安だから  
(26.8) 2 犯罪をした人と、関わりを持ちたくないから  
(56.6) 3 犯罪をした人と、どのように接すればいいか分からないから  
(16.3) 4 自分自身にメリットがないから  
(9.7) 5 家族や職場に反対されるから  
(51.3) 6 どのような活動をするのか、どの程度の負担があるかなど、自分が活動するイメージがわかないから  
(34.8) 7 時間的余裕がないから  
(8.1) 8 興味がないから  
(14.1) 9 犯罪をした人への支援などは国や地方公共団体が行うべきだから  
(7.4) 10 犯罪をした人に支援などするべきではないから  
(2.6)   無回答  
(M.T.=272.5)

ア 保護司を引き受けたくない理由

ここからは全員の方がお答えください

左右にスクロールできます。
問4  あなたは、保護司を引き受ける人を増やすためには、国は何をするべきだと思いますか。(○はいくつでも)
回答割合 選択肢番号 選択肢の内容 次に回答する問
(45.9) 1 保護司の活動内容や、やりがいなどを紹介する広報を充実させる  
(21.3) 2 保護司の団体と協力して、1日体験など誰もが気軽に参加できるような機会を増やす  
(11.1) 3 保護司に対する表彰の機会を増やす  
(31.0) 4 保護司に対する研修を充実させる  
(29.2) 5 保護司に対して、活動場所を提供するなど活動環境に関する支援を充実させる  
(45.6) 6 他の仕事をしながら保護司をしている方が、仕事と保護司の活動を両立できるよう、企業・事業者などの理解を得る  
(60.9) 7 保護司に対して、報酬や手当を支払う  
(39.3) 8 保護司の活動に対して、地方公共団体などの関係機関にも協力してもらう  
(4.2) 9 その他  
(3.8) 10 特にするべきことはない  
(1.5)   無回答  
(M.T.=293.8)

(3) 保護司を増やすためには国は何をするべきか

全員の方が【資料3】を読んでから下の問5にお答えください

【資料3】

「社会を明るくする運動」とは、犯罪や非行を防止し、犯罪や非行からの立ち直りを支えることで、新たな被害者も加害者も生まない、安全で安心な明るい地域社会を築くことを目指す全国的な運動です。

左右にスクロールできます。
問5  あなたは、「社会を明るくする運動」を知っていましたか。(○は1つ)
回答割合 選択肢番号 選択肢の内容 次に回答する問
(5.2) 1 趣旨まで知っていた →問6へ
(20.9) 2 言葉は知っていたが、趣旨は知らなかった →問6へ
(73.2) 3 知らなかった →問7へ
(0.7)   無回答 →問7へ

問5で「1.趣旨まで知っていた」、「2.言葉は知っていたが、趣旨は知らなかった」と答えた方への質問

左右にスクロールできます。
問6  どのような場所や場面で「社会を明るくする運動」を見たり聞いたりしましたか。(◯はいくつでも)
(n=434)
回答割合 選択肢番号 選択肢の内容 次に回答する問
(47.5) 1 ポスターやチラシを見たことがある  
(9.7) 2 インターネット広告、ホームページ、旧Twitterの「X」、Instagram、YouTube動画などで見たことがある  
(48.4) 3 テレビや新聞で見たことがある  
(14.7) 4 街頭や屋内での呼びかけ、広報グッズ配布、大型モニターでの動画放映、パレードなどの広報活動を見たことがある  
(5.3) 5 イベントやシンポジウムに参加したことがある  
(9.4) 6 家族や友人、知人から聞いたことがある  
(17.1) 7 学校や職場で聞いたことがある  
(2.1) 8 その他  
(2.8)   無回答  
(M.T.=156.9)

ここからは全員の方がお答えください

左右にスクロールできます。
問7  あなたは、「社会を明るくする運動」の趣旨について、広く国民の理解や関心を深めるために、国は何をするべきだと思いますか。(○はいくつでも)
回答割合 選択肢番号 選択肢の内容 次に回答する問
(66.2) 1 テレビや新聞などメディアによる報道・広報の機会を増やす  
(43.2) 2 インターネット広告、ホームページ、旧Twitterの「X」、Instagram、YouTube動画による広報を行う  
(19.1) 3 有名人、芸能人、キャラクターを用いた広報を行う  
(51.2) 4 学校の授業で取り上げるよう働きかける  
(25.6) 5 誰もが気軽に参加できるイベントやシンポジウムを実施する  
(28.2) 6 「社会を明るくする運動」の名称を趣旨がより分かりやすいものに変更する  
(16.1) 7 ポスターやチラシの掲示を増やす  
(26.4) 8 犯罪や非行をし、その後立ち直った人の話を聞く機会を増やす  
(2.8) 9 その他  
(1.2)   無回答  
(M.T.=279.8)
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