6.日本の果たすべき役割
(1) 日本の果たすべき役割
日本は国際社会で,主としてどのような役割を果たすべきか聞いたところ,「人的支援を含んだ,地域情勢の安定や紛争の平和的解決に向けた取組を通じた国際平和への貢献」を挙げた者の割合が60.7%,「環境・地球温暖化などの地球規模の課題解決への貢献」を挙げた者の割合が56.8%などの順となっている。(複数回答,上位2項目)
前回の調査結果(平成26年10月調査結果をいう)と比較して見ると,「人的支援を含んだ,地域情勢の安定や紛争の平和的解決に向けた取組を通じた国際平和への貢献」(57.0%→60.7%),「環境・地球温暖化などの地球規模の課題解決への貢献」(52.0%→56.8%)を挙げた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「人的支援を含んだ,地域情勢の安定や紛争の平和的解決に向けた取組を通じた国際平和への貢献」を挙げた者の割合は大都市で,「環境・地球温暖化などの地球規模の課題解決への貢献」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「人的支援を含んだ,地域情勢の安定や紛争の平和的解決に向けた取組を通じた国際平和への貢献」を挙げた者の割合は60歳代で高くなっている。(図37,表28-1(CSV形式:2KB),表28-2(CSV形式:2KB))