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4ページ目-がん対策に関する世論調査(平成26年11月調査)

2015年1月19日掲載

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3.がんの治療法及び病院等に関する情報源や認識について

(1) がんの治療法や病院についての情報源

 がんと診断されたら,自身のがんの治療法や病院について,どこで情報を入手しようと思うか聞いたところ,「(イ)病院・診療所の医師・看護師や(ア)以外の相談窓口」を挙げた者の割合が60.3%と最も高く,以下,「(ア)がん診療連携拠点病院(がんの治療を行うとともに,地域の医療機関との連携の中心となる役割があり,国が指定を行っている病院)のがん相談支援センター」(45.2%),「(ク)インターネット((キ)以外)」(35.6%),「(ケ)家族・友人・知人」(32.5%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「(ク)インターネット((キ)以外)」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「(ケ)家族・友人・知人」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「(イ)病院・診療所の医師・看護師や(ア)以外の相談窓口」を挙げた者の割合は70歳以上で,「(ア)がん診療連携拠点病院(がんの治療を行うとともに,地域の医療機関との連携の中心となる役割があり,国が指定を行っている病院)のがん相談支援センター」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「(ク)インターネット((キ)以外)」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,「(ケ)家族・友人・知人」を挙げた者の割合は40歳代で,それぞれ高くなっている。(図6表6-1(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表6-2(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(2) 病院を選ぶにあたり重視すること

 がんと診断されたら,治療を受ける病院を選ぶにあたり重視するのはどれか聞いたところ,「専門的な治療を提供する機器や施設の有無」を挙げた者の割合が65.2%と最も高く,以下,「医師や看護師の技術の優秀さ」(55.0%),「自宅からの距離」(49.1%),「受診にかかる経済的負担(交通費や差額ベッド代)」(33.0%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「医師や看護師の技術の優秀さ」(58.9%→55.0%)を挙げた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「受診にかかる経済的負担(交通費や差額ベッド代)」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「自宅からの距離」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「専門的な治療を提供する機器や施設の有無」,「受診にかかる経済的負担(交通費や差額ベッド代)」を挙げた者の割合は40歳代で,「医師や看護師の技術の優秀さ」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「自宅からの距離」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。(図7表7-1(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表7-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(3) 希少がん医療の集約化に対する意識

 希少がんの診療においては,専門的な病院を指定して,患者を集める仕組みが必要だと思うか聞いたところ,「必要だと思う」とする者の割合が88.4%(「必要だと思う」56.3%+「どちらかといえば必要だと思う」32.1%),「必要ではないと思う」とする者の割合が7.0%(「どちらかといえば必要ではないと思う」4.1%+「必要ではないと思う」2.9%)となっている。
 年齢別に見ると,「必要だと思う」とする者の割合は20歳代,30歳代で高くなっている。(図8表8(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(4) 希少がん診療施設までの通院時間

 希少がんと診断され,自宅から離れた場所にしか専門的な病院がない,と医師から伝えられたとして,その病院へ行くための時間が最大でどのくらいまでなら,その病院を受診しようと思うか聞いたところ,「片道1時間未満」と答えた者の割合が32.2%,「片道1時間以上,3時間未満」と答えた者の割合が45.1%,「片道3時間以上,6時間未満」と答えた者の割合が4.9%,「片道6時間以上でも専門施設を受診したい」と答えた者の割合が9.6%,「専門施設でなくても自宅近くの病院に通いたい」と答えた者の割合が5.9%となっている。
 性別に見ると,「片道1時間未満」と答えた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「片道1時間未満」と答えた者の割合は70歳以上で,「片道1時間以上,3時間未満」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図9表9(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(5) セカンドオピニオンの認知度

 がんの治療にあたって「セカンドオピニオン」という方法があることを知っていたか聞いたところ,「知っている」とする者の割合が77.7%(「よく知っている」49.6%+「言葉だけは知っている」28.1%),「知らない」と答えた者の割合が21.9%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「知っている」(72.5%→77.7%)とする者の割合が上昇し,「知らない」(26.5%→21.9%)と答えた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「知っている」とする者の割合は大都市で,「知らない」と答えた者の割合は小都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「知っている」とする者の割合は女性で,「知らない」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「知っている」とする者の割合は30歳代から50歳代で,「知らない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図10表10-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表10-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

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