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世論調査内閣府

2.臓器を提供する・しないの意思表示について

(1) 保険証や免許証の裏面などの意思表示方法の認知度

 臓器を提供する・しないについての意思表示をすることができる〔医療保険の被保険者証〕〔運転免許証〕〔臓器提供意思表示カード〕〔臓器提供意思登録システム〕を用いた方法を知っいたか聞いたところ,「臓器提供意思表示カード」を挙げた者の割合が54.8%と最も高く,以下,「運転免許証の裏面の臓器提供意思表示欄」(43.6%),「医療保険の被保険者証の裏面の臓器提供意思表示欄」(43.4%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
 都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
 性別に見ると,「運転免許証の裏面の臓器提供意思表示欄」を挙げた者の割合は男性で,「医療保険の被保険者証の裏面の臓器提供意思表示欄」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「臓器提供意思表示カード」,「運転免許証の裏面の臓器提供意思表示欄」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,「医療保険の被保険者証の裏面の臓器提供意思表示欄」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図7表7(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表7参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表7参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表7参考3(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(2) 臓器提供に関する意思の記入状況

 臓器を提供する・しないといった意思を,いずれかの方法で記入しているか聞いたところ,「記入している」と答えた者の割合が12.6%,「記入していない」と答えた者の割合が85.1%となっている。
 都市規模別に見ると,「記入している」と答えた者の割合は中都市で,「記入していない」と答えた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「記入している」と答えた者の割合は30歳代で,「記入していない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図8表8(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表8参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表8参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表8参考3(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表8参考4(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表8参考5(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 ア 記入していない理由

 臓器を提供する・しないといった意思を「記入していない」と答えた者(1,578人)に,記入しない理由を聞いたところ,「自分の意思が決まらないからあるいは後で記入しようと思っていたから」を挙げた者の割合が27.4%と最も高く,以下,「臓器提供や臓器移植に抵抗感があるから」(17.6%),「臓器提供には関心がないから」(15.7%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
 性別に見ると,「自分の意思が決まらないからあるいは後で記入しようと思っていたから」を挙げた者の割合は女性で,「臓器提供には関心がないから」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「自分の意思が決まらないからあるいは後で記入しようと思っていたから」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で高くなっている。(図9表9(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表9参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表9参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

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