• 生活・くらし

3ページ目-国民生活に関する世論調査(平成23年10月調査)

2012年1月30日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要

2.今後の生活について

 (1) 今後の生活の見通し
 生活は,これから先,どうなっていくと思うか聞いたところ,「良くなっていく」と答えた者の割合が8.7%,「同じようなもの」と答えた者の割合が57.7%,「悪くなっていく」と答えた者の割合が30.8%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「同じようなもの」(62.4%→57.7%)と答えた者の割合が低下し,「悪くなっていく」(26.7%→30.8%)と答えた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は中都市で高くなっている。
 地域ブロック別に見ると,「悪くなっていく」と答えた者の割合は北海道,東北で高くなっている。
 性別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は女性で,「悪くなっていく」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は30歳代,70歳以上で,「悪くなっていく」と答えた者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は女性の30歳代,70歳代で,「悪くなっていく」と答えた者の割合は男性の50歳代,60歳代,女性の50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は主婦で,「悪くなっていく」と答えた者の割合は自営業主で,それぞれ高くなっている。(図30図31参考表17-1表17-2

 (2) 今後の生活の力点
 今後の生活において,特にどのような面に力を入れたいと思うか聞いたところ,「レジャー・余暇生活」を挙げた者の割合が35.8%と最も高く,以下,「所得・収入」(33.1%),「資産・貯蓄」(30.7%),「自己啓発・能力向上」(27.9%),「食生活」(26.5%),「住生活」(25.1%)などの順となっている。(複数回答,上位6項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「レジャー・余暇生活」(33.3%→35.8%),「自己啓発・能力向上」(24.5%→27.9%),「住生活」(20.7%→25.1%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「レジャー・余暇生活」を挙げた者の割合は大都市,町村で,「自己啓発・能力向上」,「住生活」を挙げた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「所得・収入」を挙げた者の割合は男性で,「食生活」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「レジャー・余暇生活」を挙げた者の割合は30歳代,60歳代で,「所得・収入」,「資産・貯蓄」,「自己啓発・能力向上」,「住生活」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,「食生活」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「レジャー・余暇生活」を挙げた者の割合は男性の60歳代,女性の20歳代,30歳代で,「所得・収入」を挙げた者の割合は男性の20歳代から50歳代,女性の20歳代から40歳代で,「資産・貯蓄」,「住生活」を挙げた者の割合は男性の20歳代から50歳代,女性の20歳代から50歳代で,「自己啓発・能力向上」を挙げた者の割合は男性の20歳代,50歳代,女性の20歳代,40歳代,50歳代で,「食生活」を挙げた者の割合は女性の60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「レジャー・余暇生活」,「資産・貯蓄」,「自己啓発・能力向上」,「住生活」を挙げた者の割合は雇用者で,「所得・収入」を挙げた者の割合は雇用者,自営業主で,「食生活」を挙げた者の割合は主婦で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「レジャー・余暇生活」,「自己啓発・能力向上」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「所得・収入」,「資産・貯蓄」,「住生活」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。 (図32図33表18-1表18-2

 (3) これからは心の豊かさか,まだ物の豊かさか
 今後の生活において,これからは心の豊かさか,まだ物の豊かさかについて聞いたところ,「物質的にある程度豊かになったので,これからは心の豊かさやゆとりのある生活をすることに重きをおきたい」(以下,「これからは心の豊かさ」という。)と答えた者の割合が61.4%,「まだまだ物質的な面で生活を豊かにすることに重きをおきたい」(以下,「まだ物の豊かさ」という。)と答えた者の割合が31.0%となっている。
 都市規模別に見ると,「まだ物の豊かさ」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
 地域ブロック別に見ると,「これからは心の豊かさ」と答えた者の割合は東山で,「まだ物の豊かさ」と答えた者の割合は東北で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「これからは心の豊かさ」と答えた者の割合は女性で,「まだ物の豊かさ」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「これからは心の豊かさ」と答えた者の割合は50歳代,60歳代で,「まだ物の豊かさ」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「これからは心の豊かさ」と答えた者の割合は女性の50歳代から70歳以上で,「まだ物の豊かさ」と答えた者の割合は男性の20歳代から50歳代,女性の20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「これからは心の豊かさ」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「まだ物の豊かさ」と答えた者の割合は販売・サービス・保安職,農林漁業職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。 (図34図35参考表19-1表19-2

 (4) 将来に備えるか,毎日の生活を充実させて楽しむか
 今後の生活において,貯蓄や投資など将来に備えることに力を入れたいと思うか,それとも毎日の生活を充実させて楽しむことに力を入れたいと思うか聞いたところ,「貯蓄や投資など将来に備える」と答えた者の割合が31.5%,「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合が61.0%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「毎日の生活を充実させて楽しむ」(58.0%→61.0%)と答えた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
 地域ブロック別に見ると,「貯蓄や投資など将来に備える」と答えた者の割合は南関東,北九州で, 「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合は北陸で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「貯蓄や投資など将来に備える」と答えた者の割合は20歳代から50歳代で,「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「貯蓄や投資など将来に備える」と答えた者の割合は男性の20歳代から50歳代,女性の20歳代から40歳代で,「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合は男性の60歳代,70歳以上,女性の60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「貯蓄や投資など将来に備える」と答えた者の割合は雇用者で,「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合は主婦,その他の無職で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「貯蓄や投資など将来に備える」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職,販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合は農林漁業職で,それぞれ高くなっている。 (図36図37参考表20-1表20-2

 (5) 老後は誰とどのように暮らすのがよいか
 一般的に,老後は誰とどのように暮らすのがよいと思うか聞いたところ,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合が13.7%,「息子(夫婦)の近くに住む」と答えた者の割合が7.9%,「娘(夫婦)と同居する」と答えた者の割合が6.0%,「娘(夫婦)の近くに住む」と答えた者の割合が6.6%,「どの子(夫婦)でもよいから同居する」と答えた者の割合が5.8%,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」と答えた者の割合が18.2%,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合が34.5%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「息子(夫婦)と同居する」(15.0%→13.7%)と答えた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は小都市,町村で,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 地域ブロック別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は東北,北陸,東山,中国で,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合は北海道,南関東,近畿,北九州で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は男性で,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は70歳以上で,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は男性の70歳以上,女性の70歳以上で,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」と答えた者の割合は男性の30歳代,女性の20歳代から40歳代で,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合は女性の50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は自営業主,その他の無職で,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」と答えた者の割合は雇用者,家族従事者で,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合は雇用者で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は農林漁業職で,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職で,それぞれ高くなっている。 (図38表21-1表21-2参考




目次戻る次へ
この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top