2 調査結果の概要
1.自衛隊・防衛問題に対する関心
(1) 自衛隊や防衛問題に対する関心
自衛隊や防衛問題に関心があるか聞いたところ,「関心がある」とする者の割合が69.8%(「非常に関心がある」16.0%+「ある程度関心がある」53.8%),「関心がない」とする者の割合が29.2%(「あまり関心がない」24.3%+「全く関心がない」4.9%)となっている。
前回の調査結果(平成21年1月「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」の調査結果をいう,以下同じ)と比較して見ると,「関心がある」(64.7%→69.8%)とする者の割合が上昇し,「関心がない」(34.4%→29.2%)とする者の割合が低下している。
都市規模別に見ると,「関心がある」とする者の割合は大都市で,「関心がない」とする者の割合は中都市,小都市で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「関心がある」とする者の割合は男性で,「関心がない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「関心がある」とする者の割合は50歳代,60歳代で,「関心がない」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図1,図2,表1-1,表1-2)
前回の調査結果(平成21年1月「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」の調査結果をいう,以下同じ)と比較して見ると,「関心がある」(64.7%→69.8%)とする者の割合が上昇し,「関心がない」(34.4%→29.2%)とする者の割合が低下している。
都市規模別に見ると,「関心がある」とする者の割合は大都市で,「関心がない」とする者の割合は中都市,小都市で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「関心がある」とする者の割合は男性で,「関心がない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「関心がある」とする者の割合は50歳代,60歳代で,「関心がない」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図1,図2,表1-1,表1-2)
ア 自衛隊や防衛問題に関心がある理由
自衛隊や防衛問題に「非常に関心がある」,「ある程度関心がある」と答えた者(1,321人)に,その理由を聞いたところ,「日本の平和と独立に係わる問題だから」と答えた者の割合が39.4%,「国際社会の安定に係わる問題だから」と答えた者の割合が19.1%,「大規模災害など各種事態への対応などで国民生活に密接な係わりを持つから」と答えた者の割合が34.0%,「マスコミなどで話題になることが多いから」と答えた者の割合が2.5%,「国民の税金を使っているから」と答えた者の割合が3.6%,「自衛隊は必要ないから」と答えた者の割合が0.6%となっている。
前回の調査結果と比較して見ると,「大規模災害など各種事態への対応などで国民生活に密接な係わりを持つから」(28.6%→34.0%)と答えた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「日本の平和と独立に係わる問題だから」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「日本の平和と独立に係わる問題だから」,「国際社会の安定に係わる問題だから」と答えた者の割合は男性で,「大規模災害など各種事態への対応などで国民生活に密接な係わりを持つから」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「日本の平和と独立に係わる問題だから」と答えた者の割合は70歳以上で高くなっている。(図3,表2-1,表2-2,参考)
前回の調査結果と比較して見ると,「大規模災害など各種事態への対応などで国民生活に密接な係わりを持つから」(28.6%→34.0%)と答えた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「日本の平和と独立に係わる問題だから」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「日本の平和と独立に係わる問題だから」,「国際社会の安定に係わる問題だから」と答えた者の割合は男性で,「大規模災害など各種事態への対応などで国民生活に密接な係わりを持つから」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「日本の平和と独立に係わる問題だから」と答えた者の割合は70歳以上で高くなっている。(図3,表2-1,表2-2,参考)
イ 自衛隊や防衛問題に関心がない理由
自衛隊や防衛問題に「あまり関心がない」,「全く関心がない」と答えた者(553人)に,その理由を聞いたところ,「差し迫った軍事的脅威が存在しないから」と答えた者の割合が17.7%,「自衛隊は必要ないから」と答えた者の割合が2.2%,「自分の生活に関係ないから」と答えた者の割合が30.7%,「自衛隊や防衛問題についてよくわからないから」と答えた者の割合が46.7%となっている。
前回の調査結果と比較して見ると,「自衛隊や防衛問題についてよくわからないから」(39.3%→46.7%)と答えた者の割合が上昇している。
地域ブロック別に見ると,「差し迫った軍事的脅威が存在しないから」と答えた者の割合は東山で高くなっている。
性別に見ると,「自分の生活に関係ないから」と答えた者の割合は男性で,「自衛隊や防衛問題についてよくわからないから」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「差し迫った軍事的脅威が存在しないから」と答えた者の割合は50歳代で,「自衛隊や防衛問題についてよくわからないから」と答えた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図4,図5,表3-1,表3-2)
前回の調査結果と比較して見ると,「自衛隊や防衛問題についてよくわからないから」(39.3%→46.7%)と答えた者の割合が上昇している。
地域ブロック別に見ると,「差し迫った軍事的脅威が存在しないから」と答えた者の割合は東山で高くなっている。
性別に見ると,「自分の生活に関係ないから」と答えた者の割合は男性で,「自衛隊や防衛問題についてよくわからないから」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「差し迫った軍事的脅威が存在しないから」と答えた者の割合は50歳代で,「自衛隊や防衛問題についてよくわからないから」と答えた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図4,図5,表3-1,表3-2)
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