世論調査内閣府

2 調査結果の概要


2.今後の生活について

 (1) 今後の生活の見通し
 生活は,これから先,どうなっていくと思うか聞いたところ,「良くなっていく」と答えた者の割合が6.6%,「同じようなもの」と答えた者の割合が58.2%,「悪くなっていく」と答えた者の割合が32.3%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「同じようなもの」(53.7%→58.2%)と答えた者の割合が上昇し,「悪くなっていく」(36.9%→32.3%)と答えた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は女性で,「悪くなっていく」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は20歳代,70歳以上で,「悪くなっていく」と答えた者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は男性の70歳以上,女性の20歳代,70歳以上で,「悪くなっていく」と答えた者の割合は男性の50歳代,60歳代,女性の60歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は主婦で,「悪くなっていく」と答えた者の割合は自営業主で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「悪くなっていく」と答えた者の割合は生産・輸送・建設・労務職で高くなっている。(図32図33参考表18−1表18−2

 (2) 今後の生活の力点
 今後の生活において,特にどのような面に力を入れたいと思うか聞いたところ,「レジャー・ 余暇生活」を挙げた者の割合が33.9%と最も高く,以下,「所得・収入」(31.8%),「資産・貯蓄」(29.0%),「自己啓発・能力向上」(26.4%),「食生活」(26.2%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「食生活」(30.8%→26.2%)を挙げた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「レジャー・余暇生活」を挙げた者の割合は中都市で,「所得・収入」を挙げた者の割合は町村で,「自己啓発・能力向上」を挙げた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「レジャー・余暇生活」,「所得・収入」を挙げた者の割合は男性で,「資産・貯蓄」,「食生活」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「レジャー・余暇生活」を挙げた者の割合は30歳代,60歳代で,「所得・収入」,「資産・貯蓄」,「自己啓発・能力向上」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,「食生活」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「レジャー・余暇生活」を挙げた者の割合は男性の60歳代で,「所得・収入」を挙げた者の割合は男性の20歳代から50歳代,女性の20歳代から40歳代で,「資産・貯蓄」を挙げた者の割合は男性の20歳代から40歳代,女性の20歳代から50歳代で,「自己啓発・能力向上」を挙げた者の割合は男性の20歳代から40歳代,女性の20歳代,40歳代,50歳代で,「食生活」を挙げた者の割合は女性の50歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「レジャー・余暇生活」,「資産・貯蓄」,「自己啓発・能力向上」を挙げた者の割合は雇用者で,「所得・収入」を挙げた者の割合は雇用者,自営業主,家族従業者で,「食生活」を挙げた者の割合は家族従業者,主婦で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「レジャー・余暇生活」,「自己啓発・能力向上」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「所得・収入」,「資産・貯蓄」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。(図34図35表19−1表19−2

 (3) これからは心の豊かさか,まだ物の豊かさか
 今後の生活において,これからは心の豊かさか,まだ物の豊かさかについて聞いたところ,「物質的にある程度豊かになったので,これからは心の豊かさやゆとりのある生活をすることに重きをおきたい」(以下,「これからは心の豊かさ」という。)と答えた者の割合が60.5%,「まだまだ物質的な面で生活を豊かにすることに重きをおきたい」(以下,「まだ物の豊かさ」という。)と答えた者の割合が30.2%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「これからは心の豊かさ」(62.6%→60.5%)と答えた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「これからは心の豊かさ」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「これからは心の豊かさ」と答えた者の割合は女性で,「まだ物の豊かさ」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「これからは心の豊かさ」と答えた者の割合は60歳代で,「まだ物の豊かさ」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「これからは心の豊かさ」と答えた者の割合は女性の50歳代から70歳以上で,「まだ物の豊かさ」と答えた者の割合は男性の20歳代,30歳代,50歳代,女性の20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「これからは心の豊かさ」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「まだ物の豊かさ」と答えた者の割合は販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。(図36図37参考表20−1表20−2

 (4) 将来に備えるか,毎日の生活を充実させて楽しむか
 今後の生活において,貯蓄や投資など将来に備えることに力を入れたいと思うか,それとも毎日の生活を充実させて楽しむことに力を入れたいと思うか聞いたところ,「貯蓄や投資など将来に備える」と答えた者の割合が31.2%,「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合が59.1%となっている。
 都市規模別に見ると,「貯蓄や投資など将来に備える」と答えた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「貯蓄や投資など将来に備える」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で,「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「貯蓄や投資など将来に備える」と答えた者の割合は男性の20歳代から50歳代,女性の20歳代から40歳代で,「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合は男性の60歳代,70歳以上,女性の60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「貯蓄や投資など将来に備える」と答えた者の割合は雇用者で,「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合は主婦,その他の無職で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「貯蓄や投資など将来に備える」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職,販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で高くなっている。(図38図39参考表21−1表21−2

 (5) 老後は誰とどのように暮らすのがよいか
 一般的に,老後は誰とどのように暮らすのがよいと思うか聞いたところ,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合が13.4%,「息子(夫婦)の近くに住む」と答えた者の割合が7.9%,「娘(夫婦)と同居する」と答えた者の割合が6.2%,「娘(夫婦)の近くに住む」と答えた者の割合が6.3%,「どの子(夫婦)でもよいから同居する」と答えた者の割合が6.0%,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」と答えた者の割合が17.9%,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合が34.5%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「息子(夫婦)と同居する」(15.5%→13.4%),「子どもたちとは別に暮らす」(36.7%→34.5%)と答えた者の割合が低下し,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」(15.8%→17.9%)と答えた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は小都市,町村で,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」と答えた者の割合は中都市で,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は男性で,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は男性の60歳代,70歳以上,女性の70歳以上で,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」と答えた者の割合は男性の20歳代,女性の20歳代から40歳代で,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合は男性の50歳代,女性の50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は自営業主,家族従業者,その他の無職で,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」と答えた者の割合は雇用者で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は農林漁業職で,「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職で,それぞれ高くなっている。(図40表22−1表22−2参考




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