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5ページ目-社会意識に関する世論調査(平成20年2月調査)

2008年4月14日掲載

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2 調査結果の概要


4.社会のあり方に関する意識について

 (1) 理想の子どもの数
 理想として,自分自身に何人くらいの子どもがいるのが良いと思うか聞いたところ,「0人」と答えた者の割合が0.5%,「1人」と答えた者の割合が1.6%,「2人」と答えた者の割合が34.8%,「3人」と答えた者の割合が52.3%,「4人」と答えた者の割合が5.2%,「5人」と答えた者の割合が1.9%,「6人」と答えた者の割合が0.3%で,「わからない」と答えた者を除く回答人数の平均は2.70人となっている。
 都市規模別に見ると,「2人」と答えた者の割合は大都市で,「3人」と答えた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「2人」と答えた者の割合は男性で,「3人」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「2人」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,「3人」と答えた者の割合は50歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「2人」と答えた者の割合は男性の20歳代から40歳代,女性の20歳代,30歳代で,「3人」と答えた者の割合は男性の60歳代,70歳以上,女性の50歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「2人」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職,労務職で,「3人」と答えた者の割合は家族従業者,主婦で,それぞれ高くなっている。(図33表20−1表20−2

 (2) 持てる子どもの数
 実際には何人の子どもの持てる,あるいは持てたと思うか聞いたところ,「0人」と答えた者の割合が3.0%,「1人」と答えた者の割合が9.3%,「2人」と答えた者の割合が45.2%,「3人」と答えた者の割合が28.6%,「4人」と答えた者の割合が3.9%,「5人」と答えた者の割合が1.2%,「6人」と答えた者の割合が0.3%で,「わからない」と答えた者を除く回答人数の平均は2.28人となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「3人」(26.1%→28.6%)と答えた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「2人」と答えた者の割合は大都市,中都市で,「3人」と答えた者の割合は小都市,町村で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「2人」と答えた者の割合は30歳代,60歳代で,「3人」と答えた者の割合は50歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「2人」と答えた者の割合は女性の30歳代で,「3人」と答えた者の割合は男性の60歳代,70歳代,女性の50歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「2人」と答えた者の割合は主婦で,「3人」と答えた者の割合は自営業主,家族従業者で,それぞれ高くなっている。(図34表21−1表21−2

 (3) 子育てを楽しいと感じるか辛いと感じるか
 自分にとって子育てを楽しいと感じることが多いと思うか,それとも,辛いと感じることが多いと思うか聞いたところ,「楽しいと感じることの方が多い」と答えた者の割合が53.9%,「楽しいと感じることと辛いと感じることが同じくらい」と答えた者の割合が35.5%,「辛いと感じることの方が多い」と答えた者の割合が5.2%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「楽しいと感じることの方が多い」(51.8%→53.9%)と答えた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「楽しいと感じることの方が多い」と答えた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「楽しいと感じることの方が多い」と答えた者の割合は30歳代で高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「楽しいと感じることの方が多い」と答えた者の割合は男性の40歳代,女性の50歳代で,「楽しいと感じることと辛いと感じることが同じくらい」と答えた者の割合は男性の60歳代,女性の40歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「楽しいと感じることの方が多い」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職,主婦で高くなっている。(図35表22−1表22−2

 (4) 子育ての楽しさの内容
 自分にとって子育ての楽しさとはどんなことだと思うか聞いたところ,「子どもの成長に立ち会えること」を挙げた者の割合が67.8%と最も高く,以下,「家族のきずなが強まること」(57.8%),「子育てを通じて自分が成長できること」(53.0%),「子どもの様子を見ているだけで楽しい」(43.5%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「子どもの成長に立ち会えること」(65.2%→67.8%),「家族のきずなが強まること」(53.8%→57.8%),「子育てを通じて自分が成長できること」(49.1%→53.0%),「子どもの様子を見ているだけで楽しい」(41.1%→43.5%)を挙げた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「子どもの成長に立ち会えること」,「家族のきずなが強まること」,「子育てを通じて自分が成長できること」,「子どもの様子を見ているだけで楽しい」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「子どもの成長に立ち会えること」,「子育てを通じて自分が成長できること」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,「家族のきずなが強まること」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「子どもの様子を見ているだけで楽しい」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「子どもの成長に立ち会えること」を挙げた者の割合は男性の20歳代から40歳代,女性の30歳代から50歳代で,「家族のきずなが強まること」を挙げた者の割合は男性の40歳代,女性の30歳代から50歳代で,「子育てを通じて自分が成長できること」を挙げた者の割合は女性の20歳代から60歳代で,「子どもの様子を見ているだけで楽しい」を挙げた者の割合は男性の20歳代から40歳代,女性の30歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「子どもの成長に立ち会えること」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「家族のきずなが強まること」,「子どもの様子を見ているだけで楽しい」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,主婦で,「子育てを通じて自分が成長できること」を挙げた者の割合は家族従業者,管理・専門技術・事務職,主婦で,それぞれ高くなっている。(図36表23−1表23−2

 (5) 子育ての辛さの内容
 自分にとって子育ての辛さとはどんなことだと思うか聞いたところ,「子どもの将来の教育にお金がかかること」を挙げた者の割合が45.8%と最も高く,以下,「子どもが小さいときの子育てにお金がかかること」(25.5%),「自分の自由な時間がなくなること」(22.9%),「子どもの相手は体力や根気がいること」(22.6%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「子どもの将来の教育にお金がかかること」(42.4%→45.8%),「子どもが小さいときの子育てにお金がかかること」(22.2%→25.5%),「子どもの相手は体力や根気がいること」(21.0%→22.6%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「子どもの将来の教育にお金がかかること」,「子どもの相手は体力や根気がいること」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「子どもが小さいときの子育てにお金がかかること」を挙げた者の割合は男性で,「自分の自由な時間がなくなること」,「子どもの相手は体力や根気がいること」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「子どもの将来の教育にお金がかかること」,「子どもの相手は体力や根気がいること」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「子どもが小さいときの子育てにお金がかかること」,「自分の自由な時間がなくなること」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「子どもの将来の教育にお金がかかること」を挙げた者の割合は男性の30歳代,40歳代,女性の30歳代,40歳代で,「子どもが小さいときの子育てにお金がかかること」を挙げた者の割合は男性の20歳代,30歳代,女性の20歳代,30歳代で,「自分の自由な時間がなくなること」を挙げた者の割合は男性の20歳代,30歳代,女性の20歳代から50歳代で,「子どもの相手は体力や根気がいること」を挙げた者の割合は男性の20歳代,30歳代,女性の20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「子どもの将来の教育にお金がかかること」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,労務職で,「子どもが小さいときの子育てにお金がかかること」を挙げた者の割合は労務職で,「自分の自由な時間がなくなること」を挙げた者の割合は家族従業者,管理・専門技術・事務職,主婦で,「子どもの相手は体力や根気がいること」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,主婦で,それぞれ高くなっている。(図37表24−1表24−2参考

 (6) 子育てにおいて今以上に大きな役割を担うもの
 子供を育てることについて,今以上に大きな役割を担うべきものは何だと思うか聞いたところ,「親や家族」と答えた者の割合が42.3%,「行政」と答えた者の割合が12.5%,「子育てのための施設」と答えた者の割合が11.6%,「国民全体」と答えた者の割合が10.5%,「学校や教員」と答えた者の割合が9.2%,「近所の人」と答えた者の割合が5.7%,「今までの役割で良い」と答えた者の割合が4.0%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「親や家族」(46.6%→42.3%)を挙げた者の割合が低下し,「子育てのための施設」(10.1%→11.6%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「親や家族」を挙げた者の割合は小都市で高くなっている。
 性別に見ると,「親や家族」を挙げた者の割合は男性で,「子育てのための施設」,「国民全体」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「親や家族」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,「行政」を挙げた者の割合は30歳代で,「子育てのための施設」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,「国民全体」を挙げた者の割合は40歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「親や家族」を挙げた者の割合は男性の20歳代,60歳代,70歳以上,女性の70歳以上で,「行政」を挙げた者の割合は男性の30歳代で,「子育てのための施設」を挙げた者の割合は女性の20歳代から40歳代で,「国民全体」を挙げた者の割合は女性の40歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。(図38表25−1表25−2




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