2 調査結果の概要
3.インターネット上の安全に関する協力について
(1)ホットラインセンターの認知度
インターネット・ホットラインセンターについてどの程度知っているか聞いたところ,「知っている」とする者の割合が12.6%(「よく知っている」2.9%+「少し知っている」9.7%),「名称だけしか知らない」と答えた者の割合が16.6%,「全く知らない」と答えた者の割合が70.8%となっている。
都市規模別に見ると,「全く知らない」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
性別に見ると,「知っている」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「知っている」とする者の割合は50歳代で,「全く知らない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。
性・年齢別に見ると,「知っている」とする者の割合は男性の50歳代で,「全く知らない」と答えた者の割合は男性の70歳以上,女性の70歳以上で,それぞれ高くなっている。
職業別に見ると,「知っている」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で,「全く知らない」と答えた者の割合はその他の無職で,それぞれ高くなっている。(図11,表11)
都市規模別に見ると,「全く知らない」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
性別に見ると,「知っている」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「知っている」とする者の割合は50歳代で,「全く知らない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。
性・年齢別に見ると,「知っている」とする者の割合は男性の50歳代で,「全く知らない」と答えた者の割合は男性の70歳以上,女性の70歳以上で,それぞれ高くなっている。
職業別に見ると,「知っている」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で,「全く知らない」と答えた者の割合はその他の無職で,それぞれ高くなっている。(図11,表11)
(2)ホットラインセンターの有効性
インターネット・ホットラインセンターは安全を守るために有効と思うか聞いたところ,「有効と思う」とする者の割合が69.4%(「有効と思う」40.6%+「どちらかといえば有効と思う」28.8%),「有効ではないと思う」とする者の割合が9.4%(「どちらかといえば有効ではないと思う」5.6%+「有効ではないと思う」3.8%)となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が21.2%となっている。
年齢別に見ると,「有効と思う」とする者の割合は20歳代から40歳代で高くなっている。
性・年齢別に見ると,「有効と思う」とする者の割合は男性の30歳代,女性の20歳代から50歳代で高くなっている。
職業別に見ると,「有効と思う」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で高くなっている。(図12,表12)
年齢別に見ると,「有効と思う」とする者の割合は20歳代から40歳代で高くなっている。
性・年齢別に見ると,「有効と思う」とする者の割合は男性の30歳代,女性の20歳代から50歳代で高くなっている。
職業別に見ると,「有効と思う」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で高くなっている。(図12,表12)
(3)ホットラインセンターに通知する意識
インターネットを「ほぼ毎日」,「1週間に数回程度」,「1週間に1回程度」,「1ヶ月に1,2回程度」利用している者,および「ほとんど利用していない」,「全く利用していない」と答えた者の中から,今後インターネットを「利用してみたい」,「どちらかといえば利用してみたい」,「どちらかといえば利用する予定はない」と答えた者(1,943人)に,インターネット上の違法情報,有害情報を見かけた場合,インターネット・ホットラインセンターに通報するか聞いたところ,「通報する」とする者の割合が41.1%(「通報する」16.7%+「どちらかといえば通報する」24.4%),「通報しない」とする者の割合が46.6%(「どちらかといえば通報しない」28.9%+「通報しない」17.7%)となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が12.3%となっている。
性別に見ると,「通報する」とする者の割合は女性で,「通報しない」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(図13,表13)
性別に見ると,「通報する」とする者の割合は女性で,「通報しない」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(図13,表13)
ア ホットラインセンターに通報する条件や場面
インターネット上の違法情報,有害情報を見かけた場合,インターネット・ホットラインセンターに「通報する」,「どちらかといえば通報する」と答えた者(799人)に,どのような情報を見た時に通報するか聞いたところ,「麻薬などの違法な薬物に関する売買の情報を見たとき」を挙げた者の割合が74.3%,「殺人や運転免許証の偽造などを請け負う情報を見たとき」を挙げた者の割合が74.0%,「銀行口座や携帯電話などの違法な取引の情報を見たとき」を挙げた者の割合が72.3%,「児童ポルノを見たとき」を挙げた者の割合が70.1%などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
性別に見ると,「児童ポルノを見たとき」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。(図14,表14)
性別に見ると,「児童ポルノを見たとき」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。(図14,表14)
イ ホットラインセンターに通報しない理由
インターネット上の違法情報,有害情報を見かけた場合,インターネット・ホットラインセンターに「どちらかといえば通報しない」,「通報しない」と答えた者(905人)に,通報したくないと思う理由を聞いたところ,「通報のやり方がわからないから」を挙げた者の割合が55.7%と最も高く,以下,「通報のやり方が面倒そうだから」(37.1%),「自分はかかわりたくないから」(28.1%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
性別に見ると,「通報のやり方がわからないから」,「自分はかかわりたくないから」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。(図15,表15)
性別に見ると,「通報のやり方がわからないから」,「自分はかかわりたくないから」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。(図15,表15)
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