3 調査票 地球温暖化対策に関する世論調査
平成17年7月
はじめに、地球温暖化問題について、お伺いします。
Q1 〔回答票1〕 あなたは、地球の温暖化、オゾン層の破壊、熱帯林の減少などの地球環境問題に関心がありますか。それとも関心がありませんか。この中から1つだけお答えください。
(48.2) | (ア) | 関心がある |
(38.9) | (イ) | ある程度関心がある |
( 9.7) | (ウ) | あまり関心がない |
( 2.2) | (エ) | 全く関心がない |
( 1.0) | わからない |
Q2 石炭や石油燃料から排出される二酸化炭素など、いわゆる温室効果ガスが増えることによって地球の気温が上昇する地球温暖化が大きな問題となっています。
あなたは、わが国の最近の二酸化炭素等の温室効果ガスの排出量が1990年に比べて増加していることを知っていますか。
(81.0) | 知っている |
(19.0) | 知らない |
Q3 〔回答票2〕 地球温暖化によって、自然界や人間生活に様々な影響が出ることが予測されています。あなたは、どのようなことが特に問題であると考えますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(55.2) | (ア) | 雨の量や川の流量が大きく変わること |
(51.7) | (イ) | 穀物などの農作物の収穫量が減ること |
(53.3) | (ウ) | 多くの動植物が絶滅するなど生態系が変化すること |
(28.7) | (エ) | 珊瑚の白化やマングローブ林の水没が進むこと |
(21.5) | (オ) | マラリアや熱中症などの被害が拡大すること |
(62.6) | (カ) | 海面上昇により沿岸域の地形や施設が被害を受けること |
(30.8) | (キ) | 異常気象による自然災害に対し、保険金の支払額が増えること |
( 0.7) | その他( ) | |
( 1.5) | 特にない | |
( 2.8) | わからない |
Q4 〔回答票3〕 あなたは、地球温暖化対策のための国際的な枠組みである京都議定書の内容について知っていますか。この中から1つだけお答えください。
(27.0) | (ア) | 知っている |
(50.6) | (イ) | 言葉だけは聞いたことがある |
(21.2) | (ウ) | 知らない |
( 1.2) | わからない |
Q5 〔回答票4〕 京都議定書で、わが国は2008年から2012年までの間に、6%の温室効果ガスの削減を約束しています。この約束を確実に達成するため、政府は今年4月28日に京都議定書目標達成計画を決定しましたが、あなたは、この計画について知っていますか。この中から1つだけお答えください。
(17.8) | (ア) | 計画の内容も含めて知っている |
(42.3) | (イ) | 名前だけは知っている |
(38.1) | (ウ) | 知らない |
( 1.9) | わからない |
Q6 〔回答票5〕 政府は、工場などの産業部門における温室効果ガスの削減対策は、各産業が自ら決めた計画に従って実行するなど、自主性を尊重する考えを柱としています。
あなたは、工場などの産業部門における今後の温室効果ガス削減対策はどうあるべきだと思いますか。この中から1つだけお答えください。
( 6.9) | (ア)現在より負担の軽い対策にすべき | →Q7へ |
( 8.3) | (イ)現在の対策のままでよい | →Q7へ |
(64.6) | (ウ)現在より積極的な対策にすべき | →SQへ |
( 9.9) | 一概にいえない | →Q7へ |
(10.3) | わからない | →Q7へ |
SQ 〔回答票6〕 工場などの産業部門が現在より積極的な温室効果ガスの削減対策を実行するためにはどうしたらよいと思いますか。この中から1つだけお答えください。
(N=1,051)
(34.0) | (ア) | 各産業が自ら現在より積極的な計画をたてる努力をすべき |
(61.8) | (イ) | 各産業の自主性にまかせず、対策を促進するような仕組みを政府が導入すべき |
( 2.9) | どちらともいえない | |
( 1.3) | わからない |
(全員に)
次に、家庭等で行う地球温暖化対策について、お伺いします。
Q7 〔回答票7〕 あなたは、地球温暖化防止のための個人の日常生活における取り組みについて、どのようにお考えになりますか。あなたの考えに最も近いものをこの中から1つだけお答えください。
(15.4) | (ア) | 積極的に取り組む |
(69.9) | (イ) | できる部分があれば取り組む |
( 8.2) | (ウ) | どちらともいえない |
( 3.8) | (エ) | どちらかというと取り組むことは難しい |
( 1.6) | (オ) | 取り組むことは難しい |
( 1.1) | わからない |
Q8 〔回答票8〕 家庭で行う地球温暖化対策として、あなたができると思うことは次のうちどれでしょうか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(67.2) | (ア) | 冷蔵庫、テレビ、エアコン等の電化製品や家庭用品の買い替えや新規購入の際に、省エネ効果の高い製品を選ぶ | →SQへ |
(11.9) | (イ) | エネルギー効率の良い給湯器(CO2冷媒ヒートポンプ給湯器、潜熱回収型給湯器)を設置する | →Q9へ |
(10.6) | (ウ) | 住宅の屋根などに太陽光電池を設置する(標準的な住宅で約200万円(3kw)) | →Q9へ |
( 5.7) | (エ) | 家庭用燃料電池を導入する | →Q9へ |
(18.3) | (オ) | 住宅のリフォームの際に省エネリフォームをする(複層ガラス、断熱サッシ、断熱材等の導入) | →Q9へ |
(57.9) | (カ) | 冷暖房温度の調節をする(暖房温度は20℃、冷房温度は28℃) | →Q9へ |
(70.9) | (キ) | こまめに電気を消し、毎月の電力消費量の削減に努める | →Q9へ |
(45.2) | (ク) | 買い物袋を持ち歩いたり、省包装の野菜等を選ぶ | →Q9へ |
(50.1) | (ケ) | 風呂の残り湯を洗濯に使い回す | →Q9へ |
(53.5) | (コ) | シャワーを流しっぱなしにしない | →Q9へ |
( 1.4) | その他( ) | →Q9へ | |
( 1.5) | 特にない | →Q9へ | |
( 0.9) | わからない | →Q9へ |
SQ 〔回答票9〕 冷蔵庫、テレビ、エアコン等の電化製品や家庭用品の買い替えや新規購入に関して、あなたのお考えに最も近いものを1つだけお答えください。
(N=1,092)
( 8.2) | (ア) | 買い替え等の時期を待たずに、積極的に省エネ効果の高い製品にする |
(36.5) | (イ) | 買い替え等の際には、価格、性能、デザイン等より省エネ効果の高い製品を優先して選ぶ |
(30.8) | (ウ) | 買い替え等の際には、価格、性能、デザイン等と省エネ効果を同程度に比較して選ぶ |
(23.2) | (エ) | 買い替え等の際には、価格、性能、デザイン等を優先するが、省エネ効果も考慮して選ぶ |
( 1.0) | 特にない | |
( 0.4) | わからない |
(全員に)
Q9 〔回答票10〕 政府では、家庭からの二酸化炭素排出量を削減するため、食器洗い機や電球型蛍光灯などの電化製品や家庭用品について、節電や節水など省エネ効果の高い製品の使用を勧めています。現在あなたのお宅でお使いのもののうち、省エネ効果を考慮して購入したものはありますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
( 9.2) | (ア) | 食器洗い機 |
(30.0) | (イ) | 電球型蛍光灯(白熱電球より省エネ・長寿命の蛍光灯) |
( 5.2) | (ウ) | シャワーヘッド |
(10.0) | (エ) | 電気ポット |
(33.0) | (オ) | エアコン |
(13.1) | (カ) | テレビ |
(37.0) | 考慮して購入した製品・使っている製品はない | |
( 3.7) | わからない |
Q10 あなたは「クール・ビズ」という言葉を知っていますか。
(76.6) | 知っている |
(23.4) | 知らない |
〔資料1をよく読んでもらってから質問する〕
〔資料1〕 「クール・ビズ」(COOL BIZ)は、28℃の冷房でも涼しく効率的に働くことができるような「夏の軽装」のことです。政府は、地球温暖化を防止するため、夏のオフィスの冷房温度を28℃程度にすることを広く呼びかけていますが、その一環として今年6月から「クール・ビズ」の呼びかけを実施しています。 |
Q11 〔回答票11〕 あなた(あなたが会社などで働いていらっしゃらない場合は、あなたの最も身近な親族等で会社などで働いている方)は、「クール・ビズ」に取り組んでいますか。この中から1つだけお答えください。
(30.9) | (ア) | 取り組んでいる | →SQaへ |
(38.8) | (イ) | 取り組んでいない | →SQbへ |
(13.8) | (ウ) | 自分や親族等に会社などで働いている者がいない | →Q12へ |
(16.4) | わからない | →Q12へ |
SQa1 〔回答票12〕 それは、どのような理由からですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=503)
(37.4) | (ア) | 軽装にしないためにオフィスの冷房を強くするのは非効率だから |
(25.8) | (イ) | 見た目が涼しそうだから |
(12.9) | (ウ) | 軽装でも格好がよい服が増えたから |
(24.7) | (エ) | 社内・所内の規定だから |
( 7.0) | (オ) | 上司の意向だから |
(42.9) | (カ) | 地球温暖化対策に気軽に貢献できるから |
( 4.4) | その他( ) | |
( 3.2) | 特にない | |
( 1.2) | わからない |
SQa2 〔回答票13〕 あなた(やあなたの親族等)が、「夏の軽装」に取り組み始めたのはいつからですか。(「クール・ビズ」という呼称にはこだわりません。)
(N=503)
(30.0) | (ア) | 今年から | →Q12へ |
(64.6) | (イ) | 昨年以前から | →Q12へ |
( 5.4) | わからない | →Q12へ |
SQb 〔回答票14〕 それは、どのような理由からですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=631)
(32.5) | (ア) | 長年の慣行だから |
(33.6) | (イ) | 業務の性質だから |
(15.1) | (ウ) | 社内・所内の規定だから |
( 3.3) | (エ) | 上司の意向だから |
( 2.7) | (オ) | 自分にあっていないから |
( 4.6) | (カ) | 面倒だったり、お金がかかったりするから |
( 3.5) | (キ) | そんなことをやっても地球温暖化対策には意味がないと思うから |
( 4.8) | その他( ) | |
(14.6) | 特にない | |
( 5.2) | わからない |
(全員に)
Q12 〔回答票15〕 家庭で地球温暖化対策を進めるためには、どのような方法で訴えたらいいと思いますか。この中から1つだけお答えください。
(80.6) | (ア) | テレビの番組やCM |
( 0.8) | (イ) | ラジオの番組やCM |
( 5.4) | (ウ) | 新聞の記事や広告 |
( 0.4) | (エ) | 雑誌の記事や広告 |
( 2.4) | (オ) | インターネットや携帯電話のサイトや広告 |
( 1.9) | (カ) | ポスター |
( 0.9) | (キ) | パンフレット |
( 4.3) | (ク) | 販売店における省エネ製品等の情報提供 |
( 0.9) | その他( ) | |
( 1.1) | 特にない | |
( 1.4) | わからない |
Q13 〔回答票16〕 家庭や企業で使用される自動車からの二酸化炭素排出量削減のために、政府が推進すべきだと思う取り組みはどれでしょうか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(59.7) | (ア) | ハイブリッド自動車のような低燃費車をさらに普及する |
(34.5) | (イ) | 使用時に二酸化炭素を全く排出しない燃料電池自動車を早期に実用化する |
(29.3) | (ウ) | 自動車関係の税金を燃費の良い車は軽く、燃費の悪い車は重くする |
(27.6) | (エ) | 車速や燃費を知らせ、燃費の良い運転を促すエコドライブシステムや、停車すると自動的にエンジンが止まるアイドリングストップ装置を普及する |
(15.3) | (オ) | 農産物(サトウキビなど)から作った燃料(バイオエタノール)を導入する |
(10.5) | (カ) | 自動車保有を制限する(1世帯あたり、2台までとするなど一定の制限をもうける) |
( 7.4) | (キ) | 渋滞の激しい道路や地域を通る自動車に、課金をする |
(25.2) | (ク) | 自転車専用道路や駐輪場の整備など、自転車の利用をすすめる |
(29.3) | (ケ) | 公共交通機関の利用を促進し、自家用車の利用を抑制する |
(15.9) | (コ) | 物流をトラックから鉄道輸送に切り替える |
( 1.2) | その他( ) | |
( 3.1) | 特にない | |
( 8.3) | わからない |
次に、国際的な取組について、お伺いします。
Q14 〔回答票17〕 温室効果ガスの削減には、国内における取組だけでなく他国で共同して削減したり、他国の削減割当量を買い取ることで自国の削減分とする「京都メカニズム」という仕組みがあります。わが国は、削減を約束した6%のうち、国内で最大限の対策を行った上で、なお不足する削減分についてこの仕組みを活用する予定ですが、あなたはこれについてどう思いますか。この中から1つだけお答えください。
(20.4) | (ア) | さらに国内努力をすべきであり、「京都メカニズム」は使うべきではない |
(36.0) | (イ) | 国内で最大限努力をした上であれば、「京都メカニズム」を使ってもやむを得ない |
(10.9) | (ウ) | 「京都メカニズム」を積極的に使うべき |
(32.7) | わからない |
〔資料2をよく読んでもらってから質問する〕
〔資料2〕 これまで先進国が主に温室効果ガスを大量に排出してきたことから、2012年までは京都議定書において先進国のみが具体的な数値目標を負っています。しかし、2010年にも途上国からの排出量の合計が先進国からの排出量の合計を上回ると予想されています。 |
Q15 〔回答票18〕 今年から2013年以降の新しい地球温暖化対策についての検討が始まります。あなたは今後、地球温暖化対策の国際的取り組みをどのように進めていくべきだと思いますか。あなたのお考えに最も近いものを、この中から1つだけお答えください。
( 3.6) | (ア) | 先進国のみが削減対策を実施するやり方にすべき |
(33.9) | (イ) | 先進国に加えて、温室効果ガスの排出量の多い途上国も削減対策を実施する枠組みにすべき |
(52.7) | (ウ) | 先進国、途上国を問わずすべての国が削減対策を実施する枠組みにすべき |
( 9.8) | わからない |
次に、環境税について、お伺いします。
〔資料3をよく読んでもらってから質問する〕
〔資料3〕 二酸化炭素の排出量を減らすための方法として、環境税を導入してはどうかという意見があります。環境税は、例えば二酸化炭素の排出量または化石燃料の消費量に応じて課税するものとして議論されている税金です。導入されると、ガソリンや燃料を使って発電している電気の値段が高くなることにより、その節約の気持ちが強くなったり、省エネ型・低燃費型の製品や車などが選ばれやすくなったりする効果や、税収を活用した地球温暖化対策の後押しによる効果などに着目した施策として、様々な観点から検討されています。一方で、環境税が地球温暖化対策全体の中で果たす役割や効果が明確ではない、負担が家計・企業に広く及ぶこととなる、景気回復の足かせや企業の国際競争力低下など経済への影響が懸念される、などの指摘があります。 |
Q16 〔回答票19〕 あなたは、環境税の導入をどう考えますか。あなたのお考えに最も近いものを1つだけお答えください。
( 8.4) | (ア) | 賛成 | →SQa1、SQa2へ |
(16.4) | (イ) | どちらかというと賛成 | →SQa1、SQa2へ |
(35.5) | (ウ) | どちらともいえない | →Q17へ |
(16.1) | (エ) | どちらかというと反対 | →SQbへ |
(16.3) | (オ) | 反対 | →SQbへ |
( 7.3) | わからない | →Q17へ |
SQa1 (Q16でア、イと答えた者に)〔回答票20〕 環境税の導入に賛成の理由は何ですか。この中から2つまであげてください。(2M.A.)
(N=403)
(36.0) | (ア) | エネルギーの価格を上げれば、人々が損得勘定の下で自然とエネルギーの節約などをするようになり、地球温暖化防止につながると思うから |
(45.4) | (イ) | 環境税の導入という事実が、国民一人一人の環境を大切にする気持ちを呼びさますと思うから |
(23.3) | (ウ) | 地球温暖化対策には、社会全体で相当のお金がかかり、その費用負担は、温室効果ガスの排出量に応じてなされるべきだと考えるから |
(24.6) | (エ) | 家庭やオフィス、マイカーを中心に二酸化炭素の排出量がなかなか減らないので、この解決のために新たな仕組みを取り入れることが必要と感じるから |
(39.5) | (オ) | 現在の温暖化対策は、規制を受ける人・企業や、自主的に取り組む人・企業が取り組んでいるだけで、何もしていない人も大勢いるが、環境税の導入により、全員参加の仕組みができるから |
( 1.0) | その他( ) | |
( 0.2) | 特にない | |
( 0.7) | わからない |
SQa2 (Q16でア、イと答えた者に)〔回答票21〕 仮に、環境税が導入された場合、その税収をどのように使うのが良いと思いますか。あなたのお考えに最も近いものをこの中から1つだけお答えください。
(N=403)
(62.8) | (ア) | すべて地球温暖化対策のための財源とすべき | →Q17へ |
(22.8) | (イ) | 環境税を導入することにより、家計や企業に広く負担が及ぶので、すべて家計や企業を助けるための財源とすべき | →Q17へ |
( 9.9) | (ウ) | 使いみちは特定せず、政策全般に使うべき | →Q17へ |
( 0.5) | その他( ) | →Q17へ | |
( 4.0) | わからない | →Q17へ |
SQb (Q16でエ、オと答えた者に)〔回答票22〕 環境税の導入に反対の理由は何ですか。この中から2つまであげてください。(2M.A.)
(N=527)
(27.3) | (ア) | 環境税という新しい税の必要性・意義がわからないから |
(15.4) | (イ) | 環境税導入の具体的・定量的効果がわからない、又は、効果がないと思うから |
(57.5) | (ウ) | 環境税導入により、家計の負担が重くなるから |
(14.0) | (エ) | 環境税導入により、経済への影響が懸念されるから(景気回復の足かせとなる、企業の国際競争力が低下する、産業の空洞化が起こる、等) |
(43.3) | (オ) | 環境税により生じた税収が政府によって無駄に使われるかもしれないから |
(23.5) | (カ) | エネルギーには既に多くの税がかかっていて、これ以上の負担をしたくないから |
( 4.6) | (キ) | 他の手法(規制、自主的取組、京都メカニズム等)の方が優れているから |
( 2.1) | その他( ) | |
( 0.6) | 特にない | |
( - ) | わからない |
(全員に)
次に、サマータイム制度について、お伺いします。
〔資料4をよく読んでもらってから質問する〕
〔資料4〕 サマータイムとは 夏時間制度とも呼ばれ、太陽の恵みを活かし、日中の明るい時間を有効に活用しようとするものです。例えば、4月〜10月の昼間の時間が長い期間に、全国の時刻を標準時より1時間進める制度です。この制度を導入することにより、起床・就寝時間、労働時間もこれまでどおりでありながら、明るい夕方の時間が1時間増えるためその時間を有効に活用できるものです。一方で毎年春と秋の2回時間合わせが必要になるというような面もあります。 |
Q17 〔回答票23〕 あなたは、「サマータイム(夏時間)制度」を知っていますか。この中から1つだけお答えください。
(69.2) | (ア) | 知っている |
(18.5) | (イ) | 言葉だけは聞いたことがある |
(11.1) | (ウ) | 知らない |
( 1.1) | わからない |
Q18 〔回答票24〕 日本でサマータイム(夏時間)制度が導入されるとした場合、生活面でどのようなことが考えられますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(36.3) | (ア) | 始業時間が涼しく冷房用のエネルギーが節約できる |
(29.9) | (イ) | 夕方明るいので照明時間が短くできる |
(20.0) | (ウ) | 日没までの明るい自由時間があることにより、出歩く機会が増える |
(31.1) | (エ) | エネルギーの節約によって地球温暖化防止になる |
(21.1) | (オ) | 日没までの明るい自由時間があることにより、家族とのふれあいの機会が増える |
(11.7) | (カ) | 生活スタイルを切り替え、新たな気持ちになることができる |
(15.6) | (キ) | 寝る時間が遅くなり寝不足になる恐れがある |
(31.2) | (ク) | 涼しい朝の時間に通勤・通学ができる |
(14.5) | (ケ) | 生活時間の変更で体調を崩す恐れがある |
(15.6) | (コ) | 明るい夕暮れの退社や帰宅時間となり、交通事故の減少、犯罪の防止につながる |
(17.3) | (サ) | 外が明るいと退社時間になっても帰りにくくなり、残業が増える恐れがある |
(11.1) | (シ) | 年2回時計の時刻や電気器具のタイマーを直すのが面倒くさい |
( 3.0) | (ス) | 欧米との時差が年間を通じてほぼ同じとなり、仕事や旅行で海外のサマータイムを意識しなくなる |
(11.9) | (セ) | 余暇活動、消費活動が活性化し、新たな産業や雇用機会が増大する |
( 1.4) | その他( ) | |
(14.2) | (ソ) | 今までと変わらない |
( 4.9) | わからない |
Q19 〔回答票25〕 あなたは、日本に「サマータイム(夏時間)」制度を導入することについてどのように考えていますか。この中から1つだけお答えください。
(20.5) | (ア) | 賛成 | →SQaへ |
(31.4) | (イ) | どちらかといえば賛成 | →SQaへ |
(19.2) | (ウ) | どちらかといえば反対 | →SQb1、SQb2へ |
(11.0) | (エ) | 反対 | →SQb1、SQb2へ |
(17.9) | わからない | →Q20へ |
SQa (Q19でア、イと答えた者に)〔回答票26〕 サマータイム制度の導入に賛成なのは、どのような理由からでしょうか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=844)
(66.2) | (ア) | エネルギーの節約になるから | →F1へ |
(44.9) | (イ) | 夕方の明るい時間が増えることで、私たちの行動の選択肢が拡がるから | →F1へ |
(11.0) | (ウ) | 先進国の大半が導入しており国際協調になるから | →F1へ |
(18.8) | (エ) | 1時間程度の移行は人体にほとんど影響がなく海外でもほとんど問題になっていないから | →F1へ |
(17.7) | (オ) | アウトドア活動や家族ともふれあい、ボランティア活動などの機会が増えるから | →F1へ |
(28.0) | (カ) | 切替日においてライフスタイルを自ら考え直し、その中で地球環境問題や省エネなどへの対応について考えていく「きっかけ」になるから | →F1へ |
(21.8) | (キ) | 制度導入により、社会システムの変更などによる経済効果が期待できるから | →F1へ |
( 0.6) | その他( ) | →F1へ | |
( 1.7) | 特にない | →F1へ | |