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世論調査内閣府

2 調査結果の概要


1.生涯学習の現状等

 (1) 「生涯学習」という言葉の周知度
 「生涯学習」という言葉を聞いたことがあるかどうか聞いたところ,「聞いたことがある」と答えた者の割合が79.9%,「聞いたことがない」と答えた者の割合が20.1%となっている。
 20歳以上について,前回の調査結果(平成11年12月調査をいう,以下同じ。)と比較して見ると,「聞いたことがある」(74.0%→80.7%)と答えた者の割合が上昇し,「聞いたことがない」(26.0%→19.3%)と答えた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「聞いたことがない」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「聞いたことがある」と答えた者の割合は40歳代,50歳代で,「聞いたことがない」と答えた者の割合は15歳〜19歳,20歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図1表1

 (2) 「生涯学習」という言葉のイメージ
 「生涯学習」という言葉から,どのようなイメージを持つか聞いたところ,「趣味・教養を高めること」を挙げた者の割合が40.2%,「幼児期から高齢期まで,生涯を通じて学ぶこと」を挙げた者の割合が40.1%,「高齢者の生きがいを充実すること」を挙げた者の割合が39.2%,「生活を楽しみ,心を豊かにする活動をすること」を挙げた者の割合が38.8%などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「趣味・教養を高めること」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「趣味・教養を高めること」,「生活を楽しみ,心を豊かにする活動をすること」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「趣味・教養を高めること」,「高齢者の生きがいを充実すること」を挙げた者の割合は40歳代から60歳代で,「幼児期から高齢期まで,生涯を通じて学ぶこと」を挙げた者の割合は15歳〜19歳,20歳代から40歳代で,「生活を楽しみ,心を豊かにする活動をすること」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。(図2表2

 (3) この一年間の生涯学習の実施状況
 この一年くらいの間に,どのような「生涯学習」をしたことがあるか聞いたところ,「健康・スポーツ(健康法,医学,栄養,ジョギング,水泳など)」を挙げた者の割合が22.1%と最も高く,以下,「趣味的なもの(音楽,美術,華道,舞踊,書道など)」(18.9%),「パソコン・インターネットに関すること」(12.0%)などの順となっている。なお,「特にそういうことはしていない」と答えた者の割合が51.5%となっている。(複数回答,上位3項目)
 性別に見ると,「趣味的なもの(音楽,美術,華道,舞踊,書道など)」を挙げた者の割合は女性で,「パソコン・インターネットに関すること」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「健康・スポーツ(健康法,医学,栄養,ジョギング,水泳など)」を挙げた者の割合は15歳〜19歳,60歳代で,「趣味的なもの(音楽,美術,華道,舞踊,書道など)」を挙げた者の割合は60歳代で,「パソコン・インターネットに関すること」を挙げた者の割合は15歳〜19歳,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図3表3参考表

   ア 生涯学習をしている理由
 この一年くらいの間に,「生涯学習」を「したことがある」とする者(1,663人)に,生涯学習をするようになった理由を聞いたところ,「趣味を豊かにするため」を挙げた者の割合が42.0%と最も高く,以下,「他の人との親睦を深めたり,友人を得るため」(35.7%),「健康・体力づくりのため」(35.6%),「自由時間を有効に活用するため」(27.5%),「教養を高めるため」(27.2%),「興味があったため」(26.8%)などの順となっている。(複数回答,上位6項目)
 都市規模別に見ると,「教養を高めるため」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「趣味を豊かにするため」,「他の人との親睦を深めたり,友人を得るため」,「自由時間を有効に活用するため」,「興味があったため」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「趣味を豊かにするため」を挙げた者の割合は70歳以上で,「他の人との親睦を深めたり,友人を得るため」,「健康・体力づくりのため」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,「自由時間を有効に活用するため」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。(図4表4

   イ 生涯学習の情報をどこから得ているか
 この一年くらいの間に,「生涯学習」を「したことがある」とする者(1,663人)に,生涯学習に関する情報をどのように得ているか聞いたところ,「家族や友人,知人からの口伝え」を挙げた者の割合が43.2%と最も高く,以下,「新聞,雑誌」(37.5%),「テレビ,ラジオ,インターネットなど」(32.9%),「自治会,町内会の回覧や地域住民の連絡」(26.0%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「新聞,雑誌」を挙げた者の割合は大都市で,「自治会,町内会の回覧や地域住民の連絡」を挙げた者の割合は小都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「家族や友人,知人からの口伝え」,「自治会,町内会の回覧や地域住民の連絡」を挙げた者の割合は女性で,「テレビ,ラジオ,インターネットなど」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「家族や友人,知人からの口伝え」を挙げた者の割合は60歳代で,「新聞,雑誌」を挙げた者の割合は50歳代で,「テレビ,ラジオ,インターネットなど」を挙げた者の割合は20歳代,40歳代で,「自治会,町内会の回覧や地域住民の連絡」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図5表5

   ウ 生涯学習の形式
 この一年くらいの間に,「生涯学習」を「したことがある」とする者(1,663人)に,どのようなかたちで生涯学習活動を行っているか聞いたところ,「同好者が自主的に行っている集まり,サークル活動」を挙げた者の割合が33.1%,「公民館などにおける都道府県や市町村などの自治体の講座や教室」を挙げた者の割合が31.1%と高く,以下,「自宅での学習活動」(25.1%),「カルチャーセンターやスポーツクラブなど民間の講座や教室」(24.3%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 20歳以上について,前回の調査結果と比較して見ると,「同好者が自主的に行っている集まり,サークル活動」(40.5%→33.7%)を挙げた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「公民館などにおける都道府県や市町村などの自治体の講座や教室」を挙げた者の割合は小都市で,「カルチャーセンターやスポーツクラブなど民間の講座や教室」を挙げた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「公民館などにおける都道府県や市町村などの自治体の講座や教室」,「カルチャーセンターやスポーツクラブなど民間の講座や教室」を挙げた者の割合は女性で,「自宅での学習活動」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「同好者が自主的に行っている集まり,サークル活動」,「公民館などにおける都道府県や市町村などの自治体の講座や教室」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,「自宅での学習活動」を挙げた者の割合は50歳代で,「カルチャーセンターやスポーツクラブなど民間の講座や教室」を挙げた者の割合は40歳代で,それぞれ高くなっている。(図6表6

   エ 生涯学習の成果の活用状況
 この一年くらいの間に,「生涯学習」を「したことがある」とする者(1,663人)に,その「生涯学習」を通じて身につけた知識・技能や経験を,どのように活かしているか聞いたところ,「自分の人生がより豊かになっている」を挙げた者の割合が45.2%と最も高く,以下,「自分の健康の維持・増進に役立っている」(37.9%),「仕事や就職の上で活かしている」(27.1%),「日常の生活や地域での活動に活かしている」(26.2%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 20歳以上について,前回の調査結果と比較して見ると,「自分の人生がより豊かになっている」(52.4%→46.0%),「自分の健康の維持・増進に役立っている」(43.1%→38.7%)を挙げた者の割合が低下している。
 性別に見ると,「自分の人生がより豊かになっている」,「日常の生活や地域での活動に活かしている」を挙げた者の割合は女性で,「仕事や就職の上で活かしている」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「自分の人生がより豊かになっている」を挙げた者の割合は50歳代から70歳以上で,「自分の健康の維持・増進に役立っている」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,「仕事や就職の上で活かしている」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。(図7表7

   オ 生涯学習をしていない理由
 この一年くらいの間に,「生涯学習」について「特にそういうことはしていない」と答えた者(1,797人)に,それはどうしてか聞いたところ,「仕事や家事が忙しくて時間がない」を挙げた者の割合が53.4%と最も高く,以下,「きっかけがつかめない」(15.6%),「特に必要がない」(14.5%),「めんどうである」(13.2%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 20歳以上について,前回の調査結果と比較して見ると,「仕事や家事が忙しくて時間がない」(58.6%→55.2%)を挙げた者の割合が低下し,「特に必要がない」(8.9%→14.0%),「めんどうである」(10.2%→13.0%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「きっかけがつかめない」を挙げた者の割合は小都市で,「特に必要がない」を挙げた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると「特に必要がない」,「めんどうである」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「仕事や家事が忙しくて時間がない」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で,「きっかけがつかめない」を挙げた者の割合は50歳代で,それぞれ高くなっている。(図8表8




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