このページの本文へ移動

世論調査内閣府

2 調査結果の概要


1 科学技術への関心等

 (1) 科学技術についてのニュースや話題への関心
 科学技術についてのニュースや話題に関心があるか聞いたところ,「関心がある」とする者の割合が52.7%(「関心がある」21.9%+「ある程度関心がある」30.8%),「関心がない」とする者の割合が43.0%(「あまり関心がない」25.6%+「関心がない」17.4%)となっている。
 前回の調査結果(平成10年10月調査をいう,以下同じ)と比較して見ると,「関心がある」(58.1%→52.7%)とする者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「関心がない」とする者の割合は小都市で高くなっている。
 性別に見ると,「関心がある」とする者の割合は男性で,「関心がない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「関心がある」とする者の割合は40歳代,50歳代で,「関心がない」とする者の割合は18〜29歳,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「関心がある」とする者の割合は自営業主,管理・専門技術・事務職で,「関心がない」とする者の割合は主婦で,それぞれ高くなっている。(図1表1


 (2) 科学技術に関する知識の情報源
 ふだん科学技術に関する知識をどこから得ているか聞いたところ,「テレビ」を挙げた者の割合が87.2%と最も高く,以下,「新聞」(60.0%),「インターネット」(10.9%),「一般の雑誌(週刊誌,月刊誌等)」(10.9%),「ラジオ」(9.8%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「テレビ」(89.7%→87.2%)を挙げた者の割合が低下し,「インターネット」(3.0%→10.9%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「テレビ」を挙げた者の割合は町村で,「インターネット」を挙げた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「テレビ」を挙げた者の割合は女性で,「新聞」,「インターネット」,「一般の雑誌(週刊誌,月刊誌等)」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「新聞」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「インターネット」を挙げた者の割合は18〜29歳,30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「テレビ」を挙げた者の割合は労務職で,「新聞」,「インターネット」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「一般の雑誌(週刊誌,月刊誌等)」を挙げた者の割合は自営業主,管理・専門技術・事務職で,それぞれ高くなっている。(図2表2


 (3) 科学者や技術者からの情報発信に対する意見
 科学技術への関心と理解を高めるためには,科学者や技術者が科学館・博物館などの体験の場や研究所の一般公開,講演会などを通じて科学技術をわかりやすく説明し,情報を発信することが重要だが,このような科学者や技術者からの情報発信に関する【1】【2】の意見についてどのように思うか聞いた結果は次の通りである。(図3


  【1】 わかりやすく説明されれば大抵の人は理解できる
 「科学技術に関する知識はわかりやすく説明されれば大抵の人は理解できる」という意見について,「そう思う」とする者の割合が52.5%(「そう思う」27.0%+「どちらかというとそう思う」25.5%),「そう思わない」とする者の割合が35.4%(「あまりそう思わない」19.3%+「そう思わない」16.0%)となっている。
 都市規模別に見ると,「そう思わない」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「そう思う」とする者の割合は30歳代で高くなっている。
 職業別に見ると,「そう思う」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で高くなっている。(図4表3参考表


  【2】 知る機会や情報を提供してくれるところは十分にある
 「科学技術について知りたいことを知る機会や情報を提供してくれるところは十分にある」という意見について,「そう思う」とする者の割合が17.6%(「そう思う」5.8%+「どちらかというとそう思う」11.8%),「そう思わない」とする者の割合が65.3%(「あまりそう思わない」29.3%+「そう思わない」36.0%)となっている。
 都市規模別に見ると,「そう思う」とする者の割合は大都市,中都市で,「そう思わない」とする者の割合は小都市,町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「そう思う」とする者の割合は男性で高くなっている。
 職業別に見ると,「そう思う」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で,「そう思わない」とする者の割合は労務職で,それぞれ高くなっている。(図5表4参考表


 (4) 科学者や技術者の話への関心
 機会があれば,科学者や技術者の話を聞いてみたいと思うか聞いたところ,「聞いてみたい」とする者の割合が50.7%(「聞いてみたい」19.2%+「できれば聞いてみたい」31.5%),「聞いてみたいとは思わない」とする者の割合が47.2%(「あまり聞いてみたいとは思わない」22.8%+「聞いてみたいとは思わない」24.4%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「聞いてみたい」(57.1%→50.7%)とする者の割合が低下し,「聞いてみたいとは思わない」(40.7%→47.2%)とする者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「聞いてみたい」とする者の割合は男性で,「聞いてみたいとは思わない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「聞いてみたい」とする者の割合は50歳代で,「聞いてみたいとは思わない」とする者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「聞いてみたい」とする者の割合は自営業主,管理・専門技術・事務職で,「聞いてみたいとは思わない」とする者の割合は主婦,学生・その他の無職で,それぞれ高くなっている。(図6表5


  ア 話を聞いてみたい分野
 機会があれば,科学者や技術者の話を「聞いてみたい」とする者(1,057人)に,具体的には,科学技術のどのような話を聞いてみたいと思うか聞いたところ,「地球環境問題」を挙げた者の割合が51.6%,「生命に関する科学技術や医療技術(ライフサイエンス,バイオテクノロジーなど)」を挙げた者の割合が46.2%,「エネルギー問題」を挙げた者の割合が40.6%,「安全や安心に関する科学技術 (災害対策,犯罪防止,情報セキュリティ,汚染物質管理,感染症対策など)」を挙げた者の割合が36.3%,「情報・通信技術(IT)」を挙げた者の割合が33.3%,「宇宙開発」を挙げた者の割合が32.5%,「新しい物質や材料の開発」を挙げた者の割合が28.2%,「未知の現象の解明,新しい法則や原理の発見」を挙げた者の割合が25.3%,「科学者自身の経験やエピソード」を挙げた者の割合が22.5%などの順となっている。(複数回答,上位9項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「地球環境問題」(63.0%→51.6%),「生命に関する科学技術や医療技術(ライフサイエンス,バイオテクノロジーなど)」(57.0%→46.2%)を挙げた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「生命に関する科学技術や医療技術(ライフサイエンス,バイオテクノロジーなど)」,「情報・通信技術(IT)」,「未知の現象の解明,新しい法則や原理の発見」を挙げた者の割合は大都市で,「安全や安心に関する科学技術 (災害対策,犯罪防止,情報セキュリティ,汚染物質管理,感染症対策など)」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「地球環境問題」,「生命に関する科学技術や医療技術(ライフサイエンス,バイオテクノロジーなど)」,「安全や安心に関する科学技術 (災害対策,犯罪防止,情報セキュリティ,汚染物質管理,感染症対策など)」を挙げた者の割合は女性で,「エネルギー問題」,「情報・通信技術(IT)」,「新しい物質や材料の開発」,「未知の現象の解明,新しい法則や原理の発見」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「生命に関する科学技術や医療技術(ライフサイエンス,バイオテクノロジーなど)」を挙げた者の割合は40歳代で,「情報・通信技術(IT)」を挙げた者の割合は18〜29歳,30歳代で,「宇宙開発」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「未知の現象の解明,新しい法則や原理の発見」を挙げた者の割合は18〜29歳で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「地球環境問題」を挙げた者の割合は主婦で,「生命に関する科学技術や医療技術(ライフサイエンス,バイオテクノロジーなど)」,「情報・通信技術(IT)」,「宇宙開発」,「未知の現象の解明,新しい法則や原理の発見」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「新しい物質や材料の開発」を挙げた者の割合は労務職で,それぞれ高くなっている。(図7表6


  イ 話を聞いてみたいとは思わない理由
 「聞いてみたいとは思わない」とする者(984人)に,科学者や技術者の話を聞いてみたいと思わない主な理由は何か聞いたところ,「専門的すぎてわからないから」と答えた者の割合が34.1%,「科学技術にあまり関心がないから」と答えた者の割合が32.3%と高く,以下,「科学技術を身近に感じる機会がないから」と答えた者の割合が14.3%,「科学技術の話を聞く必要性を感じないから」と答えた者の割合が11.5%,「周囲に科学技術についてわかりやすく話をしてくれる人がいないから」と答えた者の割合が4.0%の順となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「専門的すぎてわからないから」(52.8%→34.1%)と答えた者の割合が低下し,「科学技術にあまり関心がないから」(22.7%→32.3%),「科学技術を身近に感じる機会がないから」(5.6%→14.3%)と答えた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「専門的すぎてわからないから」,「科学技術の話を聞く必要性を感じないから」と答えた者の割合は60歳代で,「科学技術にあまり関心がないから」と答えた者の割合は18〜29歳で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「科学技術を身近に感じる機会がないから」と答えた者の割合は労務職で,「科学技術の話を聞く必要性を感じないから」と答えた者の割合は自営業主で,それぞれ高くなっている。(図8表7


 (5) 科学者や技術者への親近感
 科学者や技術者は,身近な存在であり,親しみを感じるという意見についてどう思うか聞いたところ,「そう思う」とする者の割合が15.5%(「そう思う」5.7%+「どちらかというとそう思う」9.8%),「そう思わない」とする者の割合が74.2%(「あまりそう思わない」38.6%+「そう思わない」35.7%)となっている。
 性別に見ると,「そう思う」とする者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「そう思う」とする者の割合は70歳以上で,「そう思わない」とする者の割合は18〜29歳で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「そう思う」とする者の割合は自営業主,学生・その他の無職で,「そう思わない」とする者の割合は労務職で,それぞれ高くなっている。(図9表8



目次戻る次へ
Copyright© Cabinet Office, Government Of Japan. All Rights Reserved.

内閣府大臣官房政府広報室 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(代表)