世論調査内閣府

2 調査結果の概要


1.現在の生活について

 (1) 去年と比べた生活の向上感
 お宅の生活は,去年の今頃と比べて向上していると思うか聞いたところ,「向上している」と答えた者の割合が3.8%,「同じようなもの」と答えた者の割合が66.9%,「低下している」と答えた者の割合が28.5%となっている。
 前回の調査結果(平成13年9月調査をいう。以下同じ。)と比較して見ると,「低下している」(30.1%→28.5%)と答えた者の割合が低下している。(図2
 性別に見ると,「低下している」と答えた者の割合が男性で,高くなっている。(図1
 性・年齢別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は,男女とも30歳代,70歳以上で, 「低下している」と答えた者の割合は,男性の40歳代から60歳代と女性の50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。(図3)>
 職業別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は,管理職・専門技術職・事務職,主婦,学生で,「低下している」と答えた者の割合は,商工サービス業・自由業(自営業主),商工サービス業・自由業(家族従業者),労務職で,それぞれ高くなっている。(表1


 (2) 生活に対する満足度
  ア 現在の生活に対する満足度
 全体として,現在の生活にどの程度満足しているか聞いたところ,「満足」とする者の割合が60.9%(「満足している」7.9%+「まあ満足している」52.9%),「不満」とする者の割合が36.7%(「やや不満だ」26.1%+「不満だ」10.7%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。(図5
 性別に見ると,「満足」とする者の割合は女性で,「不満」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(図4
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は,男性の70歳以上と女性の20歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は,男性の40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。 (図6
 職業別に見ると,「満足」とする者の割合は,管理職・専門技術職・事務職,主婦,学生で,「不満」とする者の割合は,商工サービス業・自由業(自営業主),労務職で,それぞれ高くなっている。(表2


  イ 現在の生活の各面での満足度
 所得・収入,資産・貯蓄,耐久消費財,住生活,レジャー・余暇生活にどの程度満足しているか聞いたところ,「満足」(「満足している」+「まあ満足している」)とする者の割合は,所得・収入の面では42.9%(5.6%+37.3%),資産・貯蓄の面では36.5%(4.0%+32.5%),耐久消費財の面では71.7%(13.3%+58.3%),住生活の面では71.2%(17.3%+53.9%),レジャー・余暇生活の面では58.9%(11.0%+47.9%)となっている。
 また,「不満」(「やや不満だ」+「不満だ」)とする者の割合は,所得・収入の面では53.7%(34.8%+18.9%),資産・貯蓄の面では58.5%(36.7%+21.8%),耐久消費財の面では24.0%(18.1%+5.9%),住生活の面では26.7%(18.5%+8.2%),レジャー・余暇生活の面では37.1%(25.4%+11.7%)となっている。(図7
 前回の調査結果と比較して見ると,所得・収入の面で「満足」(40.8%→42.9%),資産・貯蓄の面で「満足」(34.6%→36.5%),レジャー・余暇生活の面で「満足」(56.3%→58.9%)とする者の割合が上昇し,所得・収入の面で,「不満」(55.6%→53.7%),レジャー・余暇生活の面で「不満」(39.5%→37.1%)とする者の割合が低下している。(表3


  (ア)所得・収入
 所得・収入に対する満足度を性別に見ると,「満足」とする者の割合は女性で,「不満」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は,男女とも70歳以上で,「不満」とする者の割合は,男性の30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 住宅の形態別に見ると,「満足」と答えた者の割合は,持ち家の一戸建の者で,「不満」と答えた者の割合は,賃貸住宅の民間の者と公団・公社・公営の者で,それぞれ高くなっている。(表4


  (イ)資産・貯蓄
 資産・貯蓄に対する満足度を性別に見ると,「不満」とする者の割合は,男性で高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は,男性の60歳代,70歳以上と女性の60歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は,男性の30歳代から50歳代と女性の30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 住宅の形態別に見ると,「満足」とする者の割合は,持ち家の一戸建ての者で,「不満」とする者の割合は,賃貸住宅の民間の者と公団・公社・公営の者で,それぞれ高くなっている。(表5


  (ウ)耐久消費財
 耐久消費財に対する満足度を性別に見ると,「不満」とする者の割合は,男性で高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は,男女とも60歳代で,「不満」とする者の割合は,男性の20歳代,40歳代,50歳代と女性の30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 住宅の形態別に見ると,「満足」とする者の割合は,持ち家の一戸建の者で,「不満」とする者の割合は,賃貸住宅の民間の者と公団・公社・公営の者で,それぞれ高くなっている。(表6


  (エ)住生活
 住生活に対する満足度を都市規模別に見ると,「不満」とする者の割合は,東京都区部で高くなっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は,男女とも60歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は,男女とも30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 住宅の形態別に見ると,「満足」とする者の割合は,持ち家の一戸建の者で,「不満」とする者の割合は,賃貸住宅の民間の者,公団・公社・公営の者,給与住宅の者で,それぞれ高くなっている。(表7


  (オ)レジャー・余暇生活
 レジャー・余暇生活に対する満足度を性別に見ると,「満足」とする者の割合は女性で,「不満」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は,男性の20歳代と女性の20歳代,60歳代で,「不満」とする者の割合は,男性の40歳代,50歳代と女性の40歳代で,それぞれ高くなっている。
 住宅の形態別に見ると,「満足」とする者の割合は,持ち家の一戸建の者で,「不満」とする者の割合は,賃貸住宅の民間の者で,それぞれ高くなっている。(表8


 (3) 生活の充実感
  ア 現在の生活の充実感
 日頃の生活の中で,どの程度充実感を感じているか聞いたところ,「充実感を感じている」とする者の割合が67.0%(「十分充実感を感じている」10.3%+「まあ充実感を感じている」56.7%),「充実感を感じていない」とする者の割合が29.6%(「あまり充実感を感じていない」23.7%+「ほとんど(全く)充実感を感じていない」5.9%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「充実感を感じている」(65.3%→67.0%)とする者の割合が上昇し,「充実感を感じていない」(31.4%→29.6%)とする者の割合が低下している。(図9
 性別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は女性で,「充実感を感じていない」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(図8
性・年齢別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は,女性の20歳代から40歳代で,「充実感を感じていない」とする者の割合は,男性の50歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図10
 生活の向上感についての質問との関連で見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は,「向上している」,「同じようなもの」と答えた者で,「充実感を感じていない」とする者の割合は,「低下している」と答えた者で,それぞれ高くなっている。(表9


  イ 充実感を感じる時
 「十分充実感を感じている」,「まあ充実感を感じている」,「あまり充実感を感じていない」,「どちらともいえない」と答えた者(6,737人)に,日頃の生活の中で,充実感を感じるのは,主にどのような時か聞いたところ,「家族団らんの時」を挙げた者の割合が44.7%と最も高く,以下,「ゆったりと休養している時」(39.5%),「趣味やスポーツに熱中している時」(38.0%),「友人や知人と会合,雑談している時」(37.2%)などの順となっている。 (複数回答)
 前回の調査結果と比較して見ると,「友人や知人と会合,雑談している時」(39.2%→37.2%)を挙げた者の割合が低下している。(表10
 性別に見ると,「家族団らんの時」,「ゆったりと休養している時」,「友人や知人と会合,雑談している時」を挙げた者の割合は女性で,「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(図11
 性・年齢別に見ると,「家族団らんの時」を挙げた者の割合は,男女とも30歳代,40歳代で,「ゆったりと休養している時」を挙げた者の割合は,女性の20歳代,40歳代で,「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた者の割合は,男性の20歳代から40歳代で,「友人や知人と会合,雑談している時」を挙げた者の割合は,男性の20歳代と女性の20歳代から60歳代で,それぞれ高くなっている。(図12〜図15


 (4) 日常生活での悩みや不安
  ア 日常生活での悩みや不安
 日頃の生活の中で,悩みや不安を感じているかどうかを聞いたところ,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合が63.3%,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合が35.7%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「悩みや不安を感じている」(65.1%→63.3%)と答えた者の割合が低下し,「悩みや不安を感じていない」(33.0%→35.7%)と答えた者の割合が上昇している。(図17
 性別に見ると,大きな差異は見られない。(図16
 性・年齢別に見ると,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合は,男女とも40歳代,50歳代で,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合は,男性の20歳代と女性の20歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図18表11


  イ 悩みや不安の内容
 「悩みや不安を感じている」と答えた者(4,585人)に,悩みや不安を感じているのはどのようなことか聞いたところ,「自分の健康について」を挙げた者の割合が44.8%,「老後の生活設計について」を挙げた者の割合が43.7%と高く,以下,「今後の収入や資産の見通しについて」(36.5%),「家族の健康について」(35.9%)などの順となっている。 (複数回答)
 前回の調査結果と比較して見ると,「老後の生活設計について」(47.1%→43.7%),「家族の健康について」(38.5%→35.9%)を挙げた者の割合が低下している。(図19
 性別に見ると,「今後の収入や資産の見通しについて」を挙げた者の割合は男性で,「家族の健康について」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「自分の健康について」を挙げた者の割合は,男女とも60歳代,70歳以上で,「老後の生活設計について」を挙げた者の割合は,男女とも50歳代,60歳代で,「今後の収入や資産の見通しについて」を挙げた者の割合は,男性の20歳代から40歳代と女性の30歳代,40歳代で,「家族の健康について」を挙げた者の割合は,女性の50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。(表12


 (5) 時間のゆとりの有無
 日頃の生活の中で,休んだり,好きなことをしたりする時間的なゆとりがあるかどうか聞いたところ,「ゆとりがある」とする者の割合が64.3%(「かなりゆとりがある」20.8%+「ある程度ゆとりがある」43.5%),「ゆとりがない」とする者の割合が35.3%(「あまりゆとりがない」26.1%+「ほとんどゆとりがない」9.2%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。(図20
 性・年齢別に見ると,「ゆとりがある」とする者の割合は,男女とも60歳代,70歳以上で,「ゆとりがない」とする者の割合は,男性の30歳代から50歳代と女性の20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図21
 職業別に見ると,「ゆとりがある」とする者の割合は,主婦,その他の無職で,「ゆとりがない」とする者の割合は,商工サービス業・自由業(自営業主),商工サービス業・自由業(家族従業者),管理職・専門技術職・事務職,労務職で,それぞれ高くなっている。(表13


 (6) 自由時間の過ごし方
 現在,どのようなことをして自分の自由になる時間を過ごしているか聞いたところ,「ラジオを聞いたり,テレビを見たりする」を挙げた者の割合が58.0%と最も高く,以下,「趣味を楽しむ」(41.3%),「のんびり休養する」(37.3%),「新聞,雑誌などを読んだりする」(35.8%)などの順となっている。(複数回答)
 前回の調査結果と比較して見ると,「新聞,雑誌などを読んだりする」(38.1%→35.8%)を挙げた者の割合が低下している。(図22
 性別に見ると,「趣味を楽しむ」を挙げた者の割合は,男性で高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「ラジオを聞いたり,テレビを見たりする」を挙げた者の割合は,男女とも60歳代,70歳以上で,「趣味を楽しむ」を挙げた者の割合は,男性の20歳代,60歳代と女性の60歳代で,「のんびり休養する」を挙げた者の割合は,男性の20歳代,30歳代と女性の20歳代で,「新聞,雑誌などを読んだりする」を挙げた者の割合は,男性の60歳代,70歳以上と女性の50歳代で,それぞれ高くなっている。
 時間のゆとりの有無についての質問との関連で見ると,「ラジオを聞いたり,テレビを見たりする」,「趣味を楽しむ」,「のんびり休養する」,「新聞,雑誌などを読んだりする」を挙げた者の割合は,「ゆとりがある」とする者で高くなっている。(表14


(7) 生活程度
 生活の程度は,世間一般から見て,どの程度と思うか聞いたところ,「上」と答えた者の割合が0.7%,「中の上」と答えた者の割合が9.7%,「中の中」と答えた者の割合が56.1%,「中の下」と答えた者の割合が24.0%,「下」と答えた者の割合が6.5%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「中の下」(25.6%→24.0%)と答えた者の割合が低下している。(図24
 性別に見ると,「中の中」と答えた者の割合は女性で,「中の下」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(図23
 性・年齢別に見ると,「中の中」と答えた者の割合は,女性の20歳代,30歳代で,「中の下」と答えた者の割合は,男性の30歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 世帯収入別に見ると,「中の中」と答えた者の割合は,500万円以上1,000万円未満の者で,「中の下」と答えた者の割合は,100万円以上600万円未満の者で,それぞれ高くなっている。
 住宅の形態別に見ると,「中の中」と答えた者の割合は,持ち家の一戸建の者で,「中の下」と答えた者の割合は,賃貸住宅の民間と公団・公社・公営の者で,それぞれ高くなっている。(表15



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