• 高齢社会

調査票-公的年金制度に関する世論調査(平成15年2月調査)

2003年4月14日掲載

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3 調査票 公的年金制度に関する世論調査 


平成15年2月  

調査時期:平成15年2月13日〜2月23日
調査対象:全国20歳以上の者 5,000人
回収結果:3,578人(71.6%)


1 老後の生活について

Q1〔回答票1〕 あなたは,ご自分の老後の生活について考えることがありますか。この中から1つお答えください。

(34.9)(ア) よく考えている
(40.6)(イ) ときどき考えている
(19.0)(ウ) あまり考えたことがない
( 5.0)(エ) 全く考えたことがない
( 0.1) その他(            )
( 0.3) わからない

Q2〔回答票2〕 あなたは,老後の生活設計の中で,公的年金をどのように位置づけていますか。この中から1つお答えください。

(29.0)(ア) ほぼ全面的に公的年金に頼る
(41.7)(イ) 公的年金を中心とし,これに個人年金や貯蓄などの自助努力を組み合わせる
(21.7)(ウ) 公的年金にはなるべく頼らず,できるだけ個人年金や貯蓄などの自助努力を中心に考える
( 2.3)(エ) 公的年金には頼らず,子どもなどによる私的扶養に頼る
( 0.5) その他(            )
( 4.8) わからない

Q3〔回答票3〕 あなたは,少子高齢社会への対応として,社会保障などの分野において,日本にとって最も重要な課題となるのはどのようなことだと思いますか。この中から3つまであげてください。(3M.A.)

(55.4)(ア) 老後の生活に必要な年金など所得保障の確保
(61.6)(イ) 安心して医療が受けられる体制の整備
(48.3)(ウ) 高齢者の介護施設・介護サービスの確保
(19.8)(エ) 高齢者の雇用の確保
(10.0)(オ) 高齢者の住宅など生活環境の整備
(17.5)(カ) 高齢者の健康管理
(15.1)(キ) 高齢者の生きがい増進
(20.9)(ク) 育児・出生対策など次世代の育成の支援
(13.4)(ケ) 家族や地域社会の人間関係
( 0.3) その他(            )
( 1.9) 特にない
( 1.6) わからない
(M.T.=265.7)

2.公的年金制度について

Q4〔回答票4〕 あなたは,ご自分が加入している公的年金制度について,どこから情報を得ていますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(22.8)(ア) 社会保険事務所などの国の広報
(29.5)(イ) 都道府県や市町村の広報
(18.5)(ウ) 職場における福利厚生に関する情報
(53.7)(エ) テレビ・ラジオ
(42.4)(オ) 新聞・雑誌
( 1.2)(カ) 専門書
(12.3)(キ) 友人・知人
( 1.5) その他(            )
( 4.7) わからない
(M.T.=186.5)

Q5〔回答票5〕 あなたは,公的年金制度について,どの程度関心がありますか。この中から1つお答えください。

(35.4)(ア) 非常に関心がある  →(SQa1へ)
(42.3)(イ) ある程度関心がある  →(SQa1へ)
(16.1)(ウ) あまり関心がない  →(SQbへ)
( 5.4)(エ) ほとんど(全く)関心が無い  →(SQbへ)
( - ) その他(            )  →(Q6へ)
( 0.8) わからない  →(Q6へ)

SQa1〔回答票6〕 では,あなたは,公的年金制度について,いつ頃から関心を持つようになりましたか。この中から1つお答えください。

(N=2,780)

( 1.9)(ア) 20歳未満
(11.6)(イ) 20歳代
(19.7)(ウ) 30歳代
(23.8)(エ) 40歳代
(28.5)(オ) 50歳代
(13.9)(カ) 60歳以上
( 0.6) わからない

SQa2〔回答票7〕 では,あなたは,公的年金制度のどのようなことについて関心がありますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(N=2,780)

(31.0)(ア)自分が負担する又は負担した保険料はどのくらいから
(67.3)(イ)現在あるいは将来,自分が受け取る年金はどうなっているのか
(37.7)(ウ)公的年金制度全体の年金の給付内容や保険料の負担の現状はどうなっているのか
(56.0)(エ)少子化,高齢化が進んでいく中で,将来の公的年金制度全体の姿はどのようなものになるのか
( 0.7) その他(            )
( 1.8) わからない
(M.T.=194.6)

SQb〔回答票8〕 では,あなたが公的年金制度について関心がないのは,どのような理由からでしょうか。この中から1つお答えください。

(N=770)

(58.8)(ア) 将来の話なので,老後の生活についてはあまり深く考えていないから
(20.8)(イ) 老後の生活は公的年金に頼らず,貯蓄したり老後も自分で働けるよう準備しているから
( 4.9)(ウ) 老後の生活は公的年金に頼らず,子どもに養ってもらうつもりでいるから
( 9.7) その他(            )
( 5.7) わからない

Q6〔回答票9〕 あなたは,現在の公的年金制度の仕組みや役割には,どのようなものがあると思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(66.7)(ア) 20歳になれば,学生を含めた国民の誰もが,加入する義務がある
(58.0)(イ) 現役で働いている世代が,年金を受け取っている高齢者を扶養するという制度である
(62.5)(ウ) 保険料を支払った期間に応じて年金が受けられる
(31.7)(エ) 物価や賃金の上昇に応じた年金額が保障される
(55.6)(オ) 死ぬまで,生涯にわたり年金が受けられる
(42.5)(カ) 高齢者になったら年金が受けられるほか,障害者になったり世帯の生計を支えている者が死亡した場合にも保障が受けられる
( 0.3) その他(            )
( 4.2) わからない
(M.T.=321.6)

3.公的年金制度の改正について

Q7〔回答票10〕 昨年,厚生労働省の審議会で年金制度改正についての総論的な議論が一段落し,厚生労働省が「年金改革の骨格に関する方向性と論点」をとりまとめて発表するなど,平成16年の年金制度改正に向けた検討が進められていますが,あなたは,そうした年金制度の改正に向けた動きについて知っていましたか。この中から1つお答えください。

(18.6)(ア) 知っていた
(35.6)(イ) ある程度知っていた
(23.6)(ウ) あまり知らなかった
(21.0)(エ) 知らなかった
( - ) その他(            )
( 1.2) わからない

Q8〔回答票11〕 「公的年金制度の負担と給付の関係は,働いている時に納めた保険料の実績に応じた額の年金が給付されるなどの負担と給付の関係が明確な仕組みであった方が良い」という意見がありますが,あなたはどのように思いますか。この中から1つお答えください。

(49.4)(ア) そう思う
(31.7)(イ) どちらかといえばそう思う
( 4.9)(ウ) どちらかといえばそう思わない
( 3.0)(エ) そう思わない
( 4.9) どちらともいえない
( 6.1) わからない

4.公的年金の給付と負担について

Q9〔回答票12〕 厚生労働省の試算によると,現在の給付水準を維持する場合,平成37年(2025年)以降の厚生年金の保険料率を,現在の年収の13.58%(サラリーマン本人の負担はその半分で,残りは会社が負担)から,年収の約23%にまで上げる必要があります。また,逆に現在の保険料水準を維持する場合には,既に受給している方の年金も含め,直ちに給付水準を3〜4割抑制することが必要になります。あなたはこのことを知っていましたか。この中から1つお答えください。

(15.8)(ア) 知っていた
(31.7)(イ) ある程度知っていた
(21.3)(ウ) あまり知らなかった
(28.9)(エ) 知らなかった
( 0.0) その他(            )
( 2.3) わからない

Q10〔回答票13〕 このような試算を踏まえ,今後の年金の給付水準と保険料負担のあり方について,あなたはどのように考えますか。この中から1つお答えください。

(18.1)(ア) 現在の年金の給付水準を今後も維持すべきであり,そのためには,今後の保険料負担が相当重くなってもやむを得ない(保険料率は年収の約23%)
(46.7)(イ) 今後,保険料負担が重くなっていくことはやむを得ないが,その上昇をなるべく抑えるために,年金の給付水準もある程度引き下げるのがよい
(12.3)(ウ) 保険料負担は現在の水準より引き上げるべきではなく,そのためには,年金の 給付水準を大幅に引き下げてもやむを得ない(給付水準は3〜4割抑制)
( 4.2) その他(            )
(18.7) わからない

 (Q11は〔回答票14〕に記載してある提示カードを読み上げた上で質問する。)

〜提示カード〜
 将来の推計人口を見直すたびに明らかとなる一層の高齢化・少子化を踏まえ,政府は5年ごとに将来の推計人口などに基づき公的年金の保険料と給付など制度の見直しを行ってきました。それに対し「保険料の上限をはっきり決め(例えば年収の2割とし,サラリーマン本人と事業主で負担を折半する),給付は人口や経済の動向に合わせて自動的に調整することとし,5年ごとに制度の見直しを行わなくてよい仕組みとした方がよい」という意見があります。

Q11〔回答票14〕 あなたは,このような意見についてどのように思いますか。この中から1つお答えください

(14.5)(ア) そう思う
(31.6)(イ) どちらかといえばそう思う
(15.9)(ウ) どちらかといえばそう思わない
(14.1)(エ) そう思わない
(10.8) どちらともいえない
(13.0) わからない

5.パートタイマー等について

Q12〔回答票15〕 現在,正社員に比べて労働時間の短い,パートタイマー等の労働者の中には,被用者年金である厚生年金が適用されていない人が大勢います。今回の年金制度改正の中で,このような人にも厚生年金を適用すべきであるという意見があります。厚生年金が適用された場合,パートタイマー等や勤め先の企業は給料に応じた保険料を負担することになりますが,パートタイマー等は老後,基礎年金に加え,保険料負担に応じた年金を受けられることともなります。このことについて,あなたはどのように考えますか。この中から1つお答えください。

(58.0)(ア) パートタイマー等にも労働者としての老後の所得保障が行われることとなるので,適用した方がよい
(12.2)(イ) 新たにパートタイマー等に保険料負担が生じるので,適用しない方がよい
( 4.9)(ウ) 新たに企業に保険料負担が生じるので,適用しない方がよい
(11.4)(エ) 新たにパートタイマー等と企業の両方に保険料負担が生じるので,適用しない方がよい
( 1.4) その他(            )
(12.1) わからない

6.第3号被保険者制度について

Q13〔回答票16〕 サラリーマン家庭の専業主婦等は,現在の制度においては,国民年金の保険料を負担する必要はなく,その配偶者が加入する厚生年金や共済年金からの負担により,老後等に国民年金(基礎年金)が給付される仕組みとなっていますが,あなたはこのことを知っていましたか。この中から1つお答えください。

(61.3)(ア) 知っていた
(18.8)(イ) ある程度知っていた
( 7.7)(ウ) あまり知らなかった
(10.8)(エ) 知らなかった
( 0.0) その他(            )
( 1.3) わからない

Q14〔回答票17〕 そのような専業主婦等の年金の給付と負担のあり方について,あなたはどのように考えますか。この中から1つお答えください。

(32.3)(ア) 夫の納めた保険料の一部を妻の分とみなして,夫と妻に対し別々に年金を支給する仕組みとするのがよい
(17.4)(イ) 専業主婦等も,別途保険料を負担する仕組みとするのがよい
( 7.5)(ウ) 保険料を負担しないのだから,専業主婦等への年金は減額する仕組みとするのがよい
(31.0)(エ) 所得がない又は少ないのだから,現行のように配偶者の加入する制度で保険料を負担する仕組みがよい
( 0.4) その他(            )
(11.4) わからない

7.年金制度の中での少子化対策について

Q15〔回答票18〕 現在の公的年金制度は働いている世代全体で高齢者を支える仕組みを採っています。この年金制度において,制度の支え手となる次の世代の育成を支援することについて,あなたのお考えに近いものはどれですか。

(54.1)(ア) 保育サービスの充実などの社会保障施策と合わせて,年金制度においても,子どもを育てている者の保険料の軽減を拡充するなど,子どもを育てることを支援する対策を講じるべきである
(29.7)(イ) 少子化対策は,年金制度以外の社会保障施策として実施すべきであり,年金制度において少子化対策を行うことは適当でない
( 0.3) その他(            )
( 8.6) どちらともいえない
( 7.5) わからない

<<フェース・シート>>

F1〔性〕

(46.6)男性
(53.4)女性

F2〔年齢〕 あなたの年齢は満でおいくつですか。

( 4.1)20〜24歳
( 5.9)25〜29歳
( 8.0)30〜34歳
( 7.7)35〜39歳
( 8.4)40〜44歳
( 8.1)45〜49歳
(11.4)50〜54歳
( 9.4)55〜59歳
(11.4)60〜64歳
(10.3)65〜69歳
(15.3)70歳以上

F3〔職業〕>あなたのご職業は何ですか。

(職業の内容を具体的に記入してから、下の該当する項目に○をつける)

職業



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