3 調査票 男女共同参画社会に関する世論調査
−男性のライフスタイルを中心に−
平成12年9月調査
Q1 | 〔回答票1〕 あなたは,10年前に比べて,家庭を重視する男性の割合が増えていると思いますか,それとも変わらないと思いますか。この中ではどうでしょうか。 |
(31.5) | (ア) | 増えている |
(35.0) | (イ) | ある程度増えている |
(23.2) | (ウ) | あまり変わらない |
( 5.1) | (エ) | ほとんど(全く)変わらない |
( 0.6) | | その他 ( ) |
( 4.6) | | わからない |
Q2 | 〔回答票2〕 「今後,男性が子育てや教育などに参画して,家庭生活を充実し,家庭と仕事の両立を図るためには,これまでの企業や仕事中心のライフスタイルを変える方がよい」という考え方について,あなたはどう思いますか。この中ではどうでしょうか。 |
(30.4) | (ア) | そう思う |
(45.8) | (イ) | ある程度そう思う |
(11.4) | (ウ) | あまりそうは思わない |
( 6.1) | (エ) | そうは思わない |
( 3.3) | | どちらともいえない |
( 3.0) | | わからない |
Q3 | 〔回答票3〕 あなたは,男性が,家事,子育てや教育,介護,地域活動(ボランティア活動など)に参画した場合,どのような変化がもたらされると思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) |
(41.0) | (ア) | 家事などの重要性に対する男性の認識が深まる |
( 9.2) | (イ) | 仕事を最優先にする人が減り,日本経済の活力が衰える |
(28.7) | (ウ) | 企業が男性の家事などへの参画の重要性を認識することにより,労働時間短縮や休暇制度の整備が進む |
(38.6) | (エ) | 仕事と家庭生活のバランスがとれた生き方ができる男性が増える |
(37.3) | (オ) | 女性の家事負担が減り,女性の就労や社会参加が容易になる |
(33.3) | (カ) | 男性の家庭や社会に対する理解が深まり,視野が広がる |
(40.4) | (キ) | 家庭における夫婦や親子の絆が深まる |
(10.0) | (ク) | 労働時間数の減少や企業内での昇進の遅れなどにより,収入が減る |
(23.3) | (ケ) | 人々の地域社会に対する親しみや連帯感が高まる |
( 5.9) | (コ) | 男らしさが否定される |
( 0.5) | | その他( ) |
( 6.2) | | わからない |
(M.T.=274.4)
Q4 | 〔回答票4〕 あなたは,今後,男性が,女性とともに家事,子育てや教育,介護,地域活動に積極的に参画していくためには,どのようなことが必要だと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) |
(34.9) | (ア) | 男女の役割分担についての社会通念,慣習,しきたりを改めること |
(30.6) | (イ) | 企業中心という社会全体の仕組みを改めること |
(18.8) | (ウ) | 仕事と家庭の両立などの問題について相談できる窓口を設けること |
(33.5) | (エ) | 労働時間を短縮したり,休暇制度を普及させること |
(41.3) | (オ) | 夫婦の間で家事などの分担をするように十分に話し合うこと |
(26.4) | (カ) | 家事などを男女で分担するようなしつけや育て方をすること |
(25.1) | (キ) | 男性の男女共同参画に対する関心を高めること |
(24.8) | (ク) | 男性の企業中心の生き方,考え方を改めること |
(26.2) | (ケ) | 男性が,家事などに参画することによるライフスタイルの変化に対する抵抗感をなくすこと |
(14.1) | (コ) | 妻が,夫に経済力や出世を求めないこと |
(17.8) | (サ) | 自宅でも仕事ができるように在宅勤務等を普及させること |
( 0.8) | | その他( ) |
( 5.6) | | わからない |
(M.T.=299.9)
Q5 | 〔回答票5〕 仕事と家庭や地域活動についての男性の生き方として,あなたが望ましいと思うのは,どのような生き方でしょうか。この中から1つだけあげてください。 |
( 9.5) | (ア) | 家事や地域活動は妻に任せ,仕事に専念する |
(36.0) | (イ) | 家庭や地域活動を尊重するが,あくまでも仕事を優先させる |
(48.7) | (ウ) | 家事や地域活動に妻とともに参加し,仕事と両立させる |
( 2.7) | (エ) | どちらかといえば,仕事よりも,家庭や地域活動などを優先させる |
( 0.7) | (オ) | 仕事は妻に任せ,家事や地域活動に専念する |
( 0.1) | | その他( ) |
( 2.3) | | わからない |
Q6 | 〔回答票6〕 あなたは,家事,子育てや教育,介護などの家庭における役割について男性がどの程度関わるべきだと思いますか。この中から1つだけあげてください。
まず、「炊事,洗濯,掃除などの家事」についてはどうでしょうか。(次に(2),(3)について聞く。) |
Q7 | 〔回答票7〕 育児や家族介護を行うために,育児休業や介護休業を取得できる制度があります。この制度を活用して,男性が育児休業や介護休業を取ることについて,あなたはどう思いますか。この中から1つだけあげてください。 |
Q8 | 〔回答票8〕 あなたは,男性が育児休業や介護休業を取ることについて,現在,社会や企業の支援は十分だと思いますか。この中から1つだけあげてください。 |
Q9 | 〔回答票9〕 失礼ですが,あなたは現在結婚していらっしゃいますか。 |
SQ1 | 〔回答票10〕 あなたのご家庭では,次にあげるような家事などを,主にだれが分担していますか。この中から1つだけあげてください。
まず,「炊事,洗濯,掃除などの家事」についてはどうでしょうか。(次に(2),(3)について聞く。) |
Q10 | 〔回答票11〕 (1)あなたは現在,仕事以外に,家庭の外で何か活動をなさっていますか。この中からあてはまるものをすべてあげてください。(M.A.)
(2) では,今後参加してみたい活動は何ですか。この中からあてはまるものをすべてあげてください。(M.A.) |
(M.T.=130.5)(M.T.=134.7)
Q11 | 〔回答票12〕 あなたは,次にあげるような家庭生活に関連した外部のサービスを利用したいと思いますか。それとも家族の手で行いたいと思いますか。この中ではどうでしょうか。
まず,「家事(食事,掃除,洗濯など)」については,どうでしょうか。
((1)から(3)までそれぞれについて,子どもや高齢者がいない場合はいると仮定して,全員に聞く) |
Q12 | 〔回答票13〕 夫・パートナーからの暴力等に対する関心が高まっていますが,あなたは,女性に対する暴力をなくすためには,どうしたらよいと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) |
(M.T.=281.6)
Q13 | 〔回答票14〕 メディアにおける性・暴力表現について,あなたはどのようにお考えですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) |
(49.1) | (ア) | 女性の性的側面を過度に強調するなど,行き過ぎた表現が目立つ |
(49.1) | (イ) | 社会全体の性に関する道徳観・倫理観が損なわれている |
(22.4) | (ウ) | 女性に対する犯罪を助長するおそれがある |
(40.8) | (エ) | そのような表現を望まない人や子どもの目に触れないような配慮が足りない |
(19.5) | (オ) | 女性のイメージや男性のイメージについて偏った表現をしている |
( 0.4) | | その他( ) |
( 5.9) | (カ) | 特に問題はない |
( 6.2) | | わからない |
(M.T.=193.3)
Q14 | 〔回答票15〕 売春やその相手方となることについて成人どうしの場合,あなたはどのように感じますか。この中から1つだけあげてださい。 |
(58.8) | (ア) | 当事者間に合意があっても,許せないことである |
(26.2) | (イ) | 当事者間に合意があれば,よくないことだが,やむをえない |
( 7.7) | (ウ) | 当事者間に合意があれば,なんらとがめることはない |
( 0.1) | | その他( ) |
( 7.1) | | わからない |
Q15 | 〔回答票16〕 あなたは,今後,男性が,女性とともに家事,子育てや教育,介護,地域活動に積極的に参画していくために,行政はどのようなことに力を入れていくべきだと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) |
(23.1) | (ア) | 男女の固定的な役割分担意識を是正するための広報・啓発活動を充実する |
(43.2) | (イ) | 学校教育や社会教育・生涯学習の場で,男女共同参画の意識を育む学習機会を充実する |
(41.4) | (ウ) | 男女が共に職業生活と家庭・地域生活を両立することができるようにする |
(18.0) | (エ) | ボランティア活動に関する情報提供などの身近な情報を充実する |
(35.7) | (オ) | 男性が家庭生活や地域活動へ参画することが奨励されるような社会的風土を作り出す |
(36.0) | (カ) | 労働時間の短縮やフレックスタイム制の普及などにより,仕事以外に費やせる時間を増やすようにする |
(19.3) | (キ) | 環境保護,まちづくり,福祉などの社会的活動を行うNPOやNGOの活動を一層促進する |
( 0.7) | | その他( ) |
( 4.1) | | 特にない |
( 6.4) | | わからない |
(M.T.=228.0)
F1〔 性 〕
F2〔年 齢〕あなたの年齢は満でおいくつですか。
F3〔本人職業〕あなたのご職業は何ですか。
(職業の内容を具体的に記入してから,下の該当する項目に○をする)
(Q9で(ア)結婚している,(イ)結婚していないが一緒に暮らしていると答えた者に聞く)
F4 | 〔回答票17〕〔共働きの有無〕 お宅は,ご夫婦とも職業をお持ちのご家庭ですか。それとも,どちらか一方が働いているご家庭ですか。
(N=2744) |
(47.0) | (ア) | 共働き家庭(パートタイム・内職などを含む) | →(SQへ) |
(32.2) | (イ) | 夫のみ就業家庭 | →(F5へ) |
( 3.1) | (ウ) | 妻のみ就業家庭 | →(SQへ) |
(17.7) | | その他( ) | →(F5へ) |
SQ | 〔回答票18〕〔妻の雇用形態〕 あなたの配偶者の方は(対象者が女性の場合—あなたは)どのような働き方をしていますか。この中ではどれにあたりますか。
(N=1375) |
(32.4) | (ア) | フルタイム |
(34.7) | (イ) | パートタイム |
( 6.0) | (ウ) | 自営業主 |
(24.5) | (エ) | 家族従業者 |
( 1.7) | (オ) | 内 職 |
( 0.7) | | その他( ) |
(Q9で(ア)結婚している〜(エ)死別と答えた者に聞く)
F5 | 〔回答票19〕〔子どもの有無〕 あなたにはお子さんがいらっしゃいますか。この中ではどれにあたりますか。(M.A.)
(N=3015) |
( 2.7) | (ア) | 乳 児(1歳未満) | |
(12.2) | (イ) | 幼 児(1歳以上) | |
(13.6) | (ウ) | 小学生 | |
(10.5) | (エ) | 中学生 | |
(17.2) | (オ) | 高校,大学,大学院生(高専,短大,専門学校を含む) | |
(57.5) | (カ) | 学校は卒業した(中退も含む) | |
( 7.9) | |
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