• 治安・安全

7ページ目-防災と情報に関する世論調査(平成11年6月調査)

1999年8月30日掲載

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内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

内閣府政府広報室


調査の概要

調査の目的


防災と情報に関する国民の意識を調査し,今後の施策の参考とする。
  • 調査項目

  • (1)自然災害に関する意識
    (2)水害や土砂災害に関する意識
    (3)平常時の水害や土砂災害の防災情報に関する意識
    (4)災害危険時の水害や土砂災害の防災情報に関する意識
    (5)地震に関する意識
    (6)防災活動に関する意識

  • 調査対象

  • (1) 母集団 全国20歳以上の者
    (2) 標本数 3,000人
    (3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法

  • 調査時期
  •   平成11年6月10日~平成11年6月20日
  • 回収結果

  • (1) 有効回収数(率) 2,122人(70.7%)
    (2) 調査不能数(率) 878人(29.3%)
    -不能内訳-
    転居 93 長期不在 55 一時不在 343
    住所不明 33 拒否 328 その他
    26

  • 性・年齢別回収結果
  • 性・年齢別回収結果

     〔参考〕 本報告書で結果を引用した過去の世論調査

            ○ 河川と水害に関する世論調査
               (調査年月)      (標本数)      (有効回収数)
               昭和52年7月     5,000人      4,076人

            ○ 河川と土砂災害に関する世論調査
               (調査年月)      (標本数)      (有効回収数)
               昭和60年8月     3,000人      2,441人

            ○ 治水対策に関する世論調査
               (調査年月)      (標本数)      (有効回収数)
               平成 3年9月     3,000人      2,348人

            ○ 河川に関する世論調査
               (調査年月)      (標本数)      (有効回収数)
               平成 8年9月     3,000人      2,143人

            ○ 防災に関する世論調査
               (調査年月)      (標本数)      (有効回収数)
               昭和59年9月     3,000人      2,442人
               昭和62年8月     3,000人      2,370人
               平成 元年7月     3,000人      2,322人
               平成 3年7月     3,000人      2,268人
                (注) いずれも20歳以上を対象としている。
               平成 7年9月    10,000人      7,232人
                (注) 15歳以上を対象としている。
               平成 9年9月     3,000人      2,218人
                (注) 20歳以上を対象としている。




    調査票
    はじめに,自然災害について,お伺いします。
    Q1  〔回答票1〕 あなたは,今までに自然災害によって被害を受けたり,身近に危険を感じたことがありますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
    (18.3) (ア) 地震
    ( 1.6) (イ) 津波
    (25.3) (ウ) 台風
    ( 9.2) (エ) 豪雨
    (10.6) (オ) 河川のはんらん
    ( 3.6) (カ) 土砂崩れ,崖崩れ
    ( 1.1) (キ) 高潮
    ( 1.7) (ク) 豪雪
    ( 0.2) (ケ) なだれ
    ( 0.1) (コ) 火山噴火
    ( 4.4) (サ) 落雷
    ( 0.3) (シ) 竜巻
    ( 0.5) その他
    (54.1) 被害や危険を感じたことはない
    (M.T.=131.1 )


    次に,水害や土砂災害について,お伺いします。
    Q2  〔回答票2〕 あなたがお住まいになっている地域は,河川のはんらんや高潮などによる水害に対して安全だと思いますか。それとも,危険だと思いますか。この中ではどうでしょうか。
    (53.9) (ア) 安全 →SQaへ
    (32.1) (イ) まあ安全 →SQaへ
    ( 9.6) (ウ) やや危険 →SQbへ
    ( 2.0) (エ) 危険 →SQbへ
    ( 2.4) わからない →Q3へ

    SQa  〔回答票3〕 水害に対して安全だと思うのは,どのような理由からですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
    (N=1,825)
    (39.1) (ア) 現在住んでいる土地は高台にあるので,水害の危険はないから
    (20.1) (イ) 堤防やダムなどの施設の整備・改修がされているから
    (40.9) (ウ) 今までに水害がなかったので,これからもないと思うから
    ( 2.0) (エ) 自分で水害を防ぐための対策をほどこしているから
    (33.2) (オ) 近くに河川や海がなく,水害の危険はないから
    ( 0.2) その他
    (M.T.=135.6 )


    SQb  〔回答票4〕 水害に対して危険だと思うのは,どのような理由からですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
    (N=247)
    (57.5) (ア) 河川や海の近くに住んでいるから
    (11.7) (イ) 堤防やダムなどの施設の整備・改修がされていないから
    ( 8.9) (ウ) 上流での開発が進み,以前と状況が変わったから
    (37.7) (エ) 住宅が低地にあるから
    (41.7) (オ) 過去に水害が発生したことがあるから
    (13.4) (カ) 昔,田や沼であったところに家が建っているから
    ( 8.1) その他
    (M.T.=178.9 )


    Q3  〔回答票5〕 あなたがお住まいになっている地域は,土石流,がけ崩れ,地すべりなどの土砂災害に対して安全だと思いますか。それとも,危険だと思いますか。この中ではどうでしょうか。
    (62.3) (ア) 安全 →SQaへ
    (27.6) (イ) まあ安全 →SQaへ
    ( 7.3) (ウ) やや危険 →SQbへ
    ( 1.2) (エ) 危険 →SQbへ
    ( 1.6) わからない →Q4へ

    SQa  〔回答票6〕 土砂災害に対して安全だと思うのは,どのような理由からですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
    (N=1,907)
    (69.1) (ア) 現在住んでいるところは,地形や地質面からみて,土砂災害の危険はないから
    ( 7.7) (イ) 危険箇所に対する対策工事などが実施されているから
    (42.4) (ウ) 今までに土砂災害がなかったので,これからもないと思うから
    ( 1.6) (エ) 自分で土砂災害を防ぐための対策をほどこしているから
    ( 0.3) その他
    (M.T.=121.0 )


    SQb  〔回答票7〕 土砂災害に対して危険だと思うのは,どのような理由からですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
    (N=181)
    (38.1) (ア) 住宅のそばにがけがあるから
    (46.4) (イ) 住宅が山地にあるから
    (12.7) (ウ) 住宅が谷ぞい・谷の出口にあるから
    (17.7) (エ) 土砂災害の対策工事などがなされていないから
    (22.1) (オ) 過去に災害が発生したことがあるから
    ( 3.3) その他
    (M.T.=140.3 )


    Q4  水害や土砂災害による被害を防ぐ方法の1つとして,上流の森林や農地の開発を制限したり,下流の低地に建物を建てることを制限する方法がとられていますが,あなたは,このような土地の利用を制限することを,今より強める必要があると思いますか。それとも,その必要はないと思いますか。
    (54.1) 強める必要がある →SQaへ
    (28.0) その必要はない →SQbへ
    (18.0) わからない →Q5へ

    SQa  〔回答票8〕 土地利用の制限をどのように強めればよいと思いますか。この中からあなたのお考えに近い方をあげてください。
    (N=1,147)
    (41.7) (ア) 災害の危険性に応じて土地利用を制限して,危険性が高い場所には住まないような制度をつくる
    (55.5) (イ) 危険性の高い場所を示す地図などを公表して,危険性が高い場所には住まないように土地利用を誘導する
    ( 2.8) わからない

    SQb  〔回答票9〕 土地利用の制限をする必要がないと思う理由は何ですか。あなたのお考えに最も近いものをこの中から1つあげてください。
    (N=594)
    (85.7) (ア) 現在の規制で十分だから
    ( 4.7) (イ) 住宅地等の資産価格に影響がでるから
    ( 4.7) (ウ) 基本的に個人が災害被害の責任を負えばよいから
    ( 4.9) わからない

    次に,平常時の水害や土砂災害の防災情報について,お伺いします。
    Q5  〔回答票10〕 あなたがお住まいになっている地域で,水害や土砂災害などの危険がある場所を,普段からお知らせするには,どのような方法がよいと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
    (54.2) (ア) テレビによるお知らせ
    (28.5) (イ) ラジオによるお知らせ
    ( 4.9) (ウ) インターネット,パソコン通信によるお知らせ
    ( 3.4) (エ) ダイレクトメールによるお知らせ
    (47.2) (オ) 広報車
    (32.5) (カ) 広報誌やパンフレット
    (12.2) (キ) 防災訓練などのイベント
    (47.9) (ク) 町内会や自治会
    (27.5) (ケ) 看板や標識
    (13.9) (コ) 学校での教育
    ( 3.3) その他
    (M.T.=275.5 )


    Q6  〔回答票11〕 あなたがお住まいになっている地域で,水害や土砂災害の危険性に関する情報について,現在より充実して欲しいと思いますか。それとも,そうは思いませんか。この中ではどうでしょうか。
    (39.3) (ア) 現在より充実して欲しい →SQaへ
    (55.8) (イ) 現在程度でよい →SQbへ
    ( 4.9) (ウ) 充実する必要はない →SQbへ

    SQa  〔回答票12〕 充実して欲しい防災情報は何ですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
    (N=834)
    (39.0) (ア) 居住地域で過去に災害が発生した場所を示す地図
    (19.2) (イ) 自宅がある場所での被害実績
    (55.0) (ウ) 災害時の避難場所や避難経路
    (45.3) (エ) 将来,被害を受ける可能性が高い場所を示した地図
    (34.9) (オ) 自宅のある場所の災害を受ける危険性
    (33.6) (カ) 災害時に提供される情報の内容と利用方法
    (20.3) (キ) 災害時に必要となる気象や雨量などに関する用語の解説
    (28.8) (ク) 災害に関する情報の入手先
    ( 1.0) その他
    (M.T.=277.0 )


    SQb  〔回答票13〕 充実する必要がないと思う理由は何ですか。この中からあなたのお考えに最も近いものを1つあげてください。
    (N=1,288)
    (88.4) (ア) 現在の情報で十分だから
    ( 4.9) (イ) 情報があっても利用しないから
    ( 2.5) (ウ) 居住地の危険性が高いことがわかると不安になるから
    ( 0.3) (エ) 居住地の危険性が高いと,不動産の資産価格が目減りするから
    ( 4.0) わからない

    次に,災害危険時の水害や土砂災害の防災情報について,お伺いします。
    Q7  〔回答票14〕 水害や土砂災害が発生する危険性が高くなった時に出る防災情報のうち,あなたが知っているものをこの中からいくつでもあげてください。(M.A.)
    (92.8) (ア) 大雨注意報や大雨警報
    (79.8) (イ) 洪水注意報や洪水警報
    (38.3) (ウ) 洪水予報
    (26.1) (エ) 水防警報
    (57.3) (オ) 警戒水位
    (60.6) (カ) 避難勧告や避難指示
    ( 2.4) 知っているものはない
    (M.T.=357.2)


    Q8  〔回答票15〕 水害や土砂災害が発生する危険性がある時の防災情報として,必要と思うものは何ですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
    (45.3) (ア) 身近な河川について細かな場所ごとの水位や雨量を示す情報
    (50.3) (イ) 危険な場所についての頻繁な最新の情報
    (35.0) (ウ) 河川の水位や雨量などについての精度の高い情報
    (43.7) (エ) 分かりやすい言葉や図表で表示した情報
    (36.6) (オ) 多くの伝達方法を通じての情報提供
    ( 0.5) その他
    ( 5.6) わからない
    (M.T.=217.0 )


    Q9(1)  〔回答票16〕 (1)水害や土砂災害が発生する危険性がある時の情報は,実際にはどのような方法であなたに伝えられると思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
    (18.0) (ア) 防災行政無線
    (15.2) (イ) 有線放送,ケーブルテレビ,コミュニティFMによるお知らせ
    (65.5) (ウ) テレビによるお知らせ
    (43.6) (エ) ラジオによるお知らせ
    ( 3.8) (オ) インターネット,パソコン通信によるお知らせ
    (57.8) (カ) 広報車
    (46.9) (キ) 消防職員・消防団員,水防団員
    (13.6) (ク) 市町村職員
    (34.1) (ケ) 町内会や自治会などの役員
    ( 7.3) (コ) 自主的な防災活動を行う自主防災組織
    (21.8) (サ) 近所の人
    ( 1.2) その他
    ( 1.6) わからない
    (M.T.=330.4 )


    Q9(2)  〔回答票16〕 (2)また,その中で最も望ましいと思うものを1つだけあげてください。
    (10.1) (ア) 防災行政無線
    ( 5.4) (イ) 有線放送,ケーブルテレビ,コミュニティFMによるお知らせ
    (22.4) (ウ) テレビによるお知らせ
    ( 5.5) (エ) ラジオによるお知らせ
    ( 0.2) (オ) インターネット,パソコン通信によるお知らせ
    (25.2) (カ) 広報車
    (13.1) (キ) 消防職員・消防団員,水防団員
    ( 1.2) (ク) 市町村職員
    ( 7.6) (ケ) 町内会や自治会などの役員
    ( 1.1) (コ) 自主的な防災活動を行う自主防災組織
    ( 1.6) (サ) 近所の人
    ( 0.8) その他
    ( 5.7) わからない

    Q10  〔回答票17〕 水害や土砂災害が発生する危険があって,避難勧告が出された場合,あなたはどのような行動をとると思いますか。この中からあなたのお考えに最も近いものを1つあげてください。
    (46.5) (ア) 即座に避難する
    (23.0) (イ) 近所の人が避難を始めたら避難する
    (20.8) (ウ) 自宅の周辺に危険が迫ってきたら避難する
    ( 5.7) (エ) 過去の災害経験から危険と感じたら避難する
    ( 0.8) (オ) 避難勧告が出ても避難しない
    ( 0.5) その他
    ( 2.6) わからない

    Q11(1)  〔回答票18〕 (1)仮に,避難指示などが出されるとしたら,実際にはどのような方法であなたに伝えられると思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
    (17.2) (ア) 防災行政無線
    (11.5) (イ) 有線放送
    (44.2) (ウ) テレビ
    (30.3) (エ) ラジオ
    (41.4) (オ) サイレン
    (10.2) (カ) 半鐘
    (58.4) (キ) 広報車の巡回
    (45.5) (ク) 消防職員・団員,水防団員の巡回
    (14.3) (ケ) 警察官の巡回
    (13.5) (コ) 市町村職員の巡回
    (31.8)<
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