「日米防衛協力に関する世論調査」(平成10年1月調査)
総理府広報室
調査票
Q1 | 〔回答票1〕 あなたは新聞や雑誌の自衛隊・防衛問題に関する記事やニュースなどに、どの程度接していますか。この中から1つだけお答えください。 |
(11.6) | (ア) | かなり頻繁に接している |
(37.9) | (イ) | 時々接している |
(30.8) | (ウ) | あまり接していない |
(19.5) | (エ) | ほとんど接していない |
( 0.1) | わからない |
Q2 | 〔回答票2〕 あなたは自衛隊や防衛問題に関心がありますか。この中ではどうでしょうか。 |
(11.8) | (ア) | 非常に関心がある |
(45.0) | (イ) | ある程度関心がある |
(32.6) | (ウ) | あまり関心がない |
(10.0) | (エ) | 全く関心がない |
( 0.7) | わからない |
Q3 | 〔回答票3〕 あなたは、現在の日米の防衛協力関係は、緊密だと思いますか。それともそうは思いませんか。 |
(16.7) | (ア) | 非常に緊密である |
(40.6) | (イ) | ある程度緊密である |
(21.1) | (ウ) | あまり緊密ではない |
( 2.4) | (エ) | 全く緊密ではない |
(19.1) | わからない |
Q4 | 〔回答票4〕 日本は現在、アメリカと安全保障条約を結んでいますが、この日米安全保障条約は日本の平和と安全に役立っていると思いますか。役立っていないと思いますか。この中ではどうでしょうか。 |
(25.4) | (ア) | 役立っている |
(39.0) | (イ) | どちらかと言えば役立っている |
(16.4) | (ウ) | どちらかと言えば役立っていない |
( 5.7) | (エ) | 役立っていない |
(13.5) | わからない |
Q5 | 〔回答票5〕 日米安全保障条約は、日本の安全と極東における国際の平和と安全のため米軍の日本における施設・区域の使用を認めており、これに基づき、日本は米軍に施設・区域を提供しています。このような在日米軍の駐留について、あなたは必要だと思いますか。必要ないと思いますか。この中ではどうでしょうか。 |
(14.1) | (ア) | 必要である口→(SQaへ) |
(31.6) | (イ) | どちらかと言えば必要である口→(SQaへ) |
(19.8) | (ウ) | どちらかと言えば必要でない口→(SQbへ) |
(14.9) | (エ) | 必要でない口→(SQbへ) |
(10.2) | 一概に言えない | |
( 9.4) | わからない |
SQa | 〔回答票6〕 必要だと思う理由は何でしょうか。この中からいくつでもあげてください。(N=1,609 )(M. A. ) |
(30.5) | (ア) | 日本の防衛に際して米国の助力を確実に得るために必要だから |
(66.7) | (イ) | 日本周辺地域で起こる日本の平和と安全に重要な影響を及ぼす事態の発生に際して、日本のなし得ることは限られており、その解決には米国の力が必要だから |
(23.9) | (ウ) | 日米安全保障体制を維持する上で不可欠だから |
(22.2) | (エ) | 米軍の駐留はアジア太平洋地域の平和と安定に寄与しているから |
( 0.7) | その他(口口) | |
( 1.8) | わからない |
(M. T. =146.0 )
SQb | 〔回答票7〕 必要ないと思う理由は何でしょうか。この中からいくつでもあげてください。(N=1,223 )(M. A. ) |
(17.6) | (ア) | 多少の時間はかかるが米国の来援を期待でき、普段から米軍を駐留させることまでは必要ないから |
(47.0) | (イ) | 米軍が駐留していることにより、巻き込まれなくて済むはずの国際紛争に日本が巻き込まれる不安があるから |
(20.9) | (ウ) | 米軍の駐留は、アジア太平洋地域にかえって緊張をもたらすから |
(28.5) | (エ) | 外国軍隊の駐留を認めることは日本の主体性を損なうことになるから |
(31.2) | (オ) | 米軍基地の存在は、地元地域社会の発展に支障をきたすから |
( 2.5) | その他(口口) | |
( 4.5) | わからない |
(M. T. =152.3 )
Q6 | 〔回答票8〕 自衛隊と米軍は、日米共同訓練を実施することにより、平素から戦術面などにおける相互理解を促進するとともに、それぞれの戦術技量の向上や、戦術、装備などの共通性・両用性の向上を図っています。こうした日米共同訓練の実施についてあなたはどう思いますか。この中ではどうでしょうか。 |
( 4.1) | (ア) | これまで以上に積極的に実施すべきだ |
(30.6) | (イ) | これまで程度の実施を続けるべきだ |
(41.0) | (ウ) | 実施すべきだができるだけ縮小すべきだ |
(12.1) | (エ) | 実施すべきではない |
(12.2) | わからない |
Q7 | 〔回答票9〕 日米安全保障体制をより有効に機能させるために、日本は米国との間で様々な施策を推進していますが、それらのうち、日本の平和と安定に役立っているとあなたが思うものはどれですか。次の中からいくつでもあげてください。(M. A. ) |
(34.5) | (ア) | 日米間の情報交換や安全保障に関する政策協議 |
(11.8) | (イ) | 日米共同訓練 |
(22.5) | (ウ) | 日米間の装備・技術交流 |
(11.5) | (エ) | 米軍が使用する施設の整備など在日米軍の駐留を円滑にするための施策 |
(24.9) | (オ) | 特にない |
( 0.3) | その他(口口) | |
(16.9) | わからない |
(M. T. =122.4 )
Q8 | 〔回答票10〕 日米両国政府は、新しい時代における、より効果的な日米防衛協力関係を築くために、一昨年の夏以来、「日米防衛協力のための指針」(いわゆるガイドライン)の見直しに取り組み、昨年9月に新たな「日米防衛協力のための指針」をとりまとめました。この新たな指針においては、(1) 平素から行う協力、(2) 日本に対する武力攻撃に際しての対処行動等及び (3) 日本周辺地域における事態で日本の平和と安全に重要な影響を与える場合の協力(いわゆる「周辺事態における協力」)の3つの分野について具体的な内容が示されました。あなたは、この指針について、どの程度ご存じですか。この中ではどうでしょうか。 |
( 7.9) | (ア) | 新たな「日米防衛協力のための指針」の概要について知っている |
(31.0) | (イ) | 新たな「日米防衛協力のための指針」がとりまとめられたことは知っている |
(53.9) | (ウ) | 知らない |
( 7.2) | わからない |
Q9 | 〔回答票11〕 新たな「日米防衛協力のための指針」においては、特に日本周辺地域で日本の平和と安全に重要な影響を与える事態が起こった場合に、日米両国は、日米両国民の安全な地域への退避、捜索・救難活動及び被災地の救援活動や避難民への対応などにおいて協力するとともに、米軍への施設の提供、燃料の補給、人員の輸送等で日本は米軍に支援を行うことなどの日米の協力方針が示されました。このことについて、あなたの評価はどのようなものでしょうか。この中ではどうでしょうか。 |
(11.8) | (ア) | 評価できる口→(SQaへ) |
(37.4) | (イ) | どちらかと言えば評価できる口→(SQaへ) |
(14.2) | (ウ) | どちらかと言えば評価できない口→(SQbへ) |
( 6.7) | (エ) | 評価できない口→(SQbへ) |
(12.2) | 一概に言えない | |
(17.7) | わからない |
SQa | 〔回答票12〕評価できる理由は何でしょうか。この中から2つまであげてください。(N=1,732 )(2M. A. ) |
(17.3) | (ア) | 日本周辺地域における事態への協力の在り方について、方向性が明確になったから |
(53.0) | (イ) | 日本周辺地域における事態への対応は、我が国の安全保障につながることだから |
(35.3) | (ウ) | アジア太平洋地域の平和と安定につながることだから |
(17.6) | (エ) | 日本周辺地域における事態に際して、日本国民の安全な地域への退避が容易になるから |
(38.5) | (オ) | 被災地の救援活動や避難民への対応など日本も国際的な役割を果たしうるから |
( 0.5) | その他(口口) | |
( 2.1) | わからない |
(M. T. =164.2 )
SQb | 〔回答票13〕評価できない理由は何でしょうか。この中から2つまであげてください。(N= 737)(2M. A. ) |
(21.4) | (ア) | アジア太平洋地域に緊張をもたらすから |
(53.9) | (イ) | 日本が他国の武力紛争に巻き込まれる恐れがあるから |
(14.7) | (ウ) | 日米安全保障条約自体に反対だから |
(34.5) | (エ) | 日本国憲法を逸脱する危険があるから |
(30.0) | (オ) | 「周辺事態」の概念がわかりづらいから |
( 1.8) | その他(口口) | |
( 2.3) | わからない |
(M. T. =158.5 )
Q10 | 〔回答票14〕 今回、新たな「日米防衛協力のための指針」がとりまとめられたことなどを踏まえ、今後の日米の防衛協力のあり方について、あなたはどう考えますか。この中ではどうでしょうか。 |
( 7.6) | (ア) | 防衛協力関係を強めた方がよい |
(62.4) | (イ) | 現状程度でよい |
(17.8) | (ウ) | 防衛協力関係を弱めた方がよい |
(12.2) | わからない |
Q11 | 〔回答票15〕 今後、日米防衛協力については、どのような分野での協力を充実させていくべきだと考えますか。この中からいくつでもあげてください。(M. A. ) |
(26.5) | (ア) | 日本の安全確保のための分野 |
(37.0) | (イ) | 日本周辺地域の平和と安定の確保のための分野 |
(45.5) | (ウ) | 国連平和維持活動(PKO)や人道的な国際救援活動への参加における協力 |
(20.0) | (エ) | 国連などが行う軍備管理・軍縮分野への協力 |
(10.7) | (オ) | 特にない |
( 0.4) | その他(口口) | |
( 8.6) | わからない |
(M. T. =148.7 )
Q12 | 〔回答票16〕日米の防衛協力について、あなたはどのようなことを知りたいですか。この中からいくつでもあげてください。(M. A. ) |
(24.9) | (ア) | 日米安全保障条約の意義・役割 |
(25.3) | (イ) | 日米両国間の安全保障上の政策協議の内容 |
(22.1) | (ウ) | 日米防衛協力のための指針のしくみ |
(14.3) | (エ) | 日米共同訓練の実施状況 |
(14.3) | (オ) | 日米物品役務相互提供協定のしくみ |
(14.9) | (カ) | 装備・技術面の相互交流の現状 |
(15.0) | (キ) | 在日米軍の駐留を円滑にするための施策 |
(32.9) | (ク) | 特にない |
( 1.2) | その他(口口) | |
( 5.8) | わからない |
(M. T. =170.5 )