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防災に関する世論調査(平成7年9月調査)

2002年6月1日掲載

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内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

内閣府政府広報室


調査の概要

調査の目的


防災に関する国民の意識を調査し、今後の施策の参考とする。

調査項目


(1)危険だと感じる災害、居住地域の安全度等についての意識
(2)災害に対する備え
(3)災害についての情報の周知度・関心度
(4)防災活動についての認識
(5)地域の防災活動の周知度・関心度
(6)政府等への要望

調査対象


(1) 母集団 全国15歳以上の者
(2) 標本数 10,000人
(3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法

調査時期

  平成7年9月21日〜平成7年10月4日

回収結果


(1) 有効回収数(率) 7,232人(72.3%)
(2) 調査不能数(率) 2,768人(27.7%)
−不能内訳−
転居 267 長期不在 197 一時不在 1229
住所不明 61 拒否 917 その他
97

性・年齢別回収結果

性・年齢別回収結果



調査票
Q1 〔回答票1〕 あなたは、今までに災害によって被害を受けたり、身近に危険を感じたことがありますか。この中ではどうでしょうか。
(15.7) (ア) 被害を受けたことがある
(13.5) (イ) 被害を受けるほどではないが、身近に危険を感じたことがある
(70.7) (ウ) 被害を受けたり、身近に危険を感じたことはない

Q2 〔回答票2〕 あなたの住んでいる地域は、災害に対し安全だと感じていますか、それとも危険だと感じていますか。この中ではどうでしょうか。
(23.1) (ア) 安全 →Q3へ
(40.5) (イ) ある程度安全 →Q3へ
(17.0) (ウ) 安全とも危険とも言えない →Q3へ
(13.1) (エ) ある程度危険 →SQへ
( 3.1) (オ) 危険 →SQへ
( 3.2) わからない →Q3へ

SQ 〔回答票3〕 では、危険だと感じている災害はどれですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,169)
(63.5) (ア) 地震
(11.7) (イ) 津波
(33.5) (ウ) 台風
(22.7) (エ) 豪雨
(26.3) (オ) 河川のはんらん
(18.5) (カ) 土砂崩れ、崖崩れ
( 2.3) (キ) 高潮
( 2.1) (ク) 豪雪
( 0.3) (ケ) なだれ
( 1.1) (コ) 火山噴火
(10.4) (サ) 落雷
( 2.1) (シ) 竜巻
(17.5) (ス) ガス爆発
(43.4) (セ) 火災
( 3.1) その他
( 0.3) わからない
(M.T.=258.9)


Q3 〔回答票4〕 あなたの住んでいる地域で、今後10年くらいの間に大地震が起こると思いますか。この中ではどうでしょうか。
(11.0) (ア) 起こると思う
(27.5) (イ) 起こる可能性は高いと思う
(37.6) (ウ) 起こる可能性は低いと思う
( 6.4) (エ) 絶対に起こらないと思う
(17.5) わからない

Q4 〔回答票5〕 あなたの住んでいる地域で大地震が起こった場合、どのようなことが心配ですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(14.0) (ア) 津波、浸水、堤防の決壊
(16.7) (イ) 土砂崩れ、崖崩れ
(27.5) (ウ) 地割れ、陥没
( 7.0) (エ) 液状化現象※
(66.7) (オ) 火災の発生
(36.1) (カ) ガスなどの危険物の爆発
(61.4) (キ) 建物の倒壊
(34.8) (ク) 建物からの壁や窓ガラスの落下・塀の倒壊
(42.6) (ケ) タンス、冷蔵庫など家具類の転倒
(25.4) (コ) 道路や橋の被害や混雑
(31.8) (サ) 交通機関の混乱
(44.8) (シ) 電話などの通信機能の混乱
(16.0) (ス) デマなどによる情報の混乱
(14.3) (セ) 生産活動の停止
( 9.7) (ソ) 治安の混乱
( 9.1) (タ) 近くに避難場所がないこと
(42.6) (チ) 食料や飲料水の確保
(24.2) (ツ) 日用品の不足
(56.9) (テ) 電気、水道、ガスの供給停止
( 0.9) その他
( 2.3) 心配だと思うことはない
( 0.9) わからない
*液状化現象−水を含んだ砂地盤が地震の揺れによる上昇水圧などにより、地表面に水や砂が噴く出す現象
(M.T.=585.6)


Q5(1) 〔回答票6〕 (1)お宅では、大地震が起こった場合に備えて、どのような対策をとっていますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(26.6) (ア) 消火器や三角バケツを準備している
(27.7) (イ) いつも風呂に水をためおきしている
(12.7) (ウ) 家具や冷蔵庫などを固定し、転倒を防止している
( 3.1) (エ) ブロック塀を点検し、倒壊を防止している
( 4.9) (オ) 自分の家の耐震性を高くしている
(23.3) (カ) 食料や飲料水を準備している
(58.1) (キ) 携帯ラジオ、懐中電灯、医薬品などを準備している
(14.3) (ク) 非常持ち出し用衣類、毛布などを準備している
(27.4) (ケ) 貴重品などをすぐ持ち出せるように準備している
(16.1) (コ) 家族との連絡方法などを決めている
(20.6) (サ) 近くの学校や公園など、避難する場所を決めている
( 5.0) (シ) 防災訓練に積極的に参加している
( 1.1) その他
(26.3) 特に何もしていない
( 0.7) わからない
(M.T.=267.6)


Q5(2) 〔回答票6〕 (2)また、その中で今年の1月に発生した「阪神・淡路大震災」後にとり始めた対策はどれですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
( 3.7) (ア) 消火器や三角バケツを準備している
( 6.4) (イ) いつも風呂に水をためおきしている
( 6.5) (ウ) 家具や冷蔵庫などを固定し、転倒を防止している
( 0.8) (エ) ブロック塀を点検し、倒壊を防止している
( 0.9) (オ) 自分の家の耐震性を高くしている
(10.9) (カ) 食料や飲料水を準備している
(20.0) (キ) 携帯ラジオ、懐中電灯、医薬品などを準備している
( 6.3) (ク) 非常持ち出し用衣類、毛布などを準備している
(11.0) (ケ) 貴重品などをすぐ持ち出せるように準備している
( 6.7) (コ) 家族との連絡方法などを決めている
( 6.2) (サ) 近くの学校や公園など、避難する場所を決めている
( 1.1) (シ) 防災訓練に積極的に参加している
( 0.8) その他
(58.2) 特に何もしていない
( 3.0) わからない
(M.T.=142.4)


Q6 〔回答票7〕 あなたが、大地震に関して国や地方公共団体に力を入れてもらいたい対策はどのようなことですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(32.5) (ア) 避難経路や避難場所の整備
(26.1) (イ) 地域に対する消火設備の整備
(12.2) (ウ) 震災の避難訓練の実施
(39.3) (エ) 迅速な救助活動を行うための災害救助体制の充実
(11.4) (オ) 救助活動に必要な電動のこぎり等の救助用工具の準備
(25.2) (カ) ボランティアの受入れ・活用体制の整備
(18.0) (キ) 都市構造の防災化
(38.6) (ク) 緊急時の通信網の整備
(24.8) (ケ) 災害に強い交通システムの整備
(53.6) (コ) 電気、ガス、水道、電話などのライフライン施設の耐震性の向上
(25.0) (サ) 消防力の増強
(15.7) (シ) 災害時の心得や地震に関する知識の普及
(18.9) (ス) 地震予知研究の充実
(33.0) (セ) 災害時における被害状況の把握と迅速な情報提供
(32.2) (ソ) 応急仮設住宅の速やかな供給
(51.5) (タ) 食料、飲料水、医薬品の備蓄
( 0.9) その他
( 5.2) 特にない
( 3.3) わからない
(M.T.=467.3)


Q7 〔回答票8〕 「阪神・淡路大震災」について、あなたは、関心がありますか、それともありませんか。この中ではどうでしょうか。
(58.1) (ア) 非常に関心がある
(37.2) (イ) ある程度関心がある
( 3.4) (ウ) あまり関心がない
( 0.3) (エ) 全然関心がない
( 0.7) どちらともいえない
( 0.3) わからない

Q8 〔回答票9〕 「阪神・淡路大震災」のような都市直下型の地震が起こった場合、あなたは、どのようなことが心配ですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(54.7) (ア) 交通機能の停止
(52.1) (イ) 情報、通信機能の停止
(39.5) (ウ) 物流機能の停止
(69.8) (エ) 住宅密集地帯の火災
(27.1) (オ) 高速道路施設、鉄道高架橋などの倒壊
(31.7) (カ) ビルなどの倒壊
(14.4) (キ) 地下街、地下鉄施設の損壊
( 6.6) (ク) 劇場、ホール等の損壊
(16.0) (ケ) 液状化現象
( 1.7) その他
( 2.8) 心配だと思うことはない
( 2.6) わからない
(M.T.=319.1)


Q9 〔回答票10〕 「阪神・淡路大震災」の教訓として、今後、地震に強いまちづくりが求められていくと考えられますが、このために国や地方公共団体は何をすべきだと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(30.8) (ア) 老朽木造住宅の密集した市街地の建て替えなどを図る
(48.4) (イ) 学校、医療機関などの公共施設の耐震性を強化する
(24.3) (ウ) 劇場、地下街、ターミナル駅など多くの人が集まる施設の安全性を強化する
(32.3) (エ) 建築物の落下物対策、ブロック塀等の安全化を図る
(41.5) (オ) 避難場所としての、公園、河川敷などを整備する
(24.6) (カ) 既存建築物の耐震診断等を促進する
(32.7) (キ) 避難や延焼防止、物資輸送のため、幅の広い道路網を整備する
(63.0) (ク) 電気、水道、ガス、電話などのライフライン施設の耐震性の向上を図る
(13.2) (ケ) 液状化の発生を防止するため、地盤改良などを行う
(28.4) (コ) 地震に重きを置いた総合的な防災計画の作成を促進する
(16.6) (サ) 石油コンビナート等の危険物施設の耐震性の強化を図る
( 1.2) その他
( 6.6) わからない
(M.T.=363.5)


Q10 〔回答票11〕 あなたの住んでいる地域で、河川のはんらんや崖崩れなど、災害の危険がある場所を知っていますか。この中ではどうでしょうか。
( 8.6) (ア) 危険な場所をよく知っている
(25.2) (イ) 断言できないが危険だと思う場所を知っている
(27.1) (ウ) 断言できないが危険な場所はないと思う
(24.2) (エ) 危険な場所はないと確認している
( 0.4) その他
(14.5) わからない

Q11  河川のはんらんや崖崩れなど、災害の危険が迫った場合に、住民に対し避難指示や避難勧告などが出されることを知っていますか。
(77.4) 知っている
(22.6) 知らない

Q12(1) 〔回答票12〕 (1)仮に、避難指示などが出されるとしたら、実際にはどのような方法であなたに伝えられると思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)(1)伝えられると思う方法
(20.4) (ア) 防災行政無線
(16.5) (イ) 有線放送
(53.0) (ウ) テレビ
(49.9) (エ) ラジオ
(48.6) (オ) サイレン
( 9.2) (カ) 半鐘
(48.2) (キ) 広報車の巡回
(40.1) (ク) 消防職員、消防団員の巡回
(16.8) (ケ) 警察官の巡回
(13.6) (コ) 市町村職員の巡回
(24.4) (サ) 町内会、自治会などの役員の巡回
( 9.4) (シ) 町内会や自治会などを単位として、地域で自主的な防災活動を行う自主防災組織の団員の巡回
(12.8) (ス) 近所の人
( 0.8) その他
( 1.0) わからない
(M.T.=365.0)


Q12(2) 〔回答票12〕 (2)また、その中で最も望ましいと思うものを1つだけあげてください。(2)最も望ましい方法
(11.2) (ア) 防災行政無線
( 6.6) (イ) 有線放送
(10.8) (ウ) テレビ
(11.0) (エ) ラジオ
(17.3) (オ) サイレン
( 1.4) (カ) 半鐘
(15.9) (キ) 広報車の巡回
(10.4) (ク) 消防職員、消防団員の巡回
( 1.3) (ケ) 警察官の巡回
( 1.8) (コ) 市町村職員の巡回
( 5.4) (サ) 町内会、自治会などの役員の巡回
( 2.6) (シ) 町内会や自治会などを単位として、地域で自主的な防災活動を行う自主防災組織の団員の巡回
( 1.3) (ス) 近所の人
( 0.6) その他
( 2.6) わからない

Q13 〔回答票13〕 では、避難指示などが出されるような災害の危険が迫ったとしたら、あなたはどのような行動をとると思いますか。この中ではどうでしょうか。
(16.4) (ア) 避難指示などが出ていなくても、テレビなどの情報をもとに自主的に避難する
(52.5) (イ) 避難指示などに従い、即座に避難する
(24.4) (ウ) 避難指示などが出ても、しばらく様子をみて自分に危険が迫ったと判断したら避難する
( 0.9) (エ) 避難はしない
( 5.9) その時になってみないとわからない

Q14 〔回答票14〕 国や地方公共団体では、毎年、地震や豪雨などを想定した防災訓練を行っていますが、あなたは、今までに防災訓練に参加したことがありますか。この中ではどうでしょうか。
( 5.8) (ア) 積極的に参加している
(25.1) (イ) 参加したことがある
(69.1) (ウ) 参加したことはない

ボランティア活動について伺います。
Q15  あなたの学校、職場、住んでいる地域など身近にボランティア活動を行う人や団体・グループ等がありますか。
(24.1) ある
(40.7) ない
(35.1) わからない

Q16 〔回答票15〕 災害が発生すると、救援・医療活動や復旧活動、物資の搬送や情報伝達といった様々な活動が必要となってきます。あなたは、ご自身が住んでいる地域以外で災害が発生したとき、このような活動にボランティアとして参加したいと思いますか。この中ではどうでしょうか。
(17.7) (ア) 積極的に参加する →SQへ
(16.9) (イ) 自分の親類縁者や知人が住んでいる地域の災害ならば参加する →SQへ
(28.5) (ウ) 行政機関、自治会、ボランティア団体などから要請があれば参加する →SQへ
(18.9) (エ) 参加しない →Q17へ
(12.2) 一概にいえない →Q17へ
( 6.0) わからない →Q17へ

SQ 〔回答票16〕 あなたが参加したいと思うボランティア活動の内容はどのようなものですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=4,554)
(43.7) (ア) 炊き出し
(40.8) (イ) 救援物資の仕分け・配送
(60.9) (ウ) 避難所における手伝い
(18.8) (エ) 被災者の親族等への安否情報の提供
(16.6) (オ) 被災者に対する情報提供
(29.8) (カ) 高齢者などの災害弱者の介護や移送
(26.2) (キ) 子どもの世話や遊び相手
(13.7) (ク) 夜間防犯パトロール
(13.1) (ケ) 交通整理
(11.5) (コ) ボランティア組織の事務局
( 1.7) その他
( 1.6) わからない
(M.T.=278.3)


Q17 〔回答票17〕 あなたは、災害時のボランティア活動を推進するためには国や地方公共団体は何に力を入れたらよいと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
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(27.2) (ア) ボランティア登録制度の整備
(30.1) (イ) ボランティア活動のための研修の実施
(39.4) (ウ) ボランティア活動に必要な情報の提供
(35.1) (エ) ボランティアと地方公共団体等との連携の強化
(23.7) (オ) ボランティアの適正配置などの調整を行う組織の整備
(29.4) (カ) ボランティアの活動拠点や宿泊場所等の提供
(36.8) (キ) ボランティアに事故があった場合の保険制度の充実
( 0.8) その他
(16.0)