「高齢者介護に関する世論調査」
内閣府政府広報室
調 査 の 概 要
調査の目的
高齢者介護に関する国民の意識を調査し、今後の施策の参考とする。
調査項目
(1)高齢者介護における問題点
(2)高齢者介護に対する外部サービス等についての意識
(3)在宅介護、施設介護に対する意識
(4)利用者負担に対する意識
(5)公的介護保険制度に対する意識
調査対象
(1) 母集団 全国20歳以上の者 |
(2) 標本数 5,000人 |
(3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法 |
調査時期 平成7年8月31日〜平成7年9月10日
回収結果
(1) 有効回収数(率) 3,596人(71.9%)
(2) 調査不能数(率) 1,404人(28.1%)
−不能内訳−
転居 | 115 | 長期不在 | 121 | 一時不在 | 619 |
住所不明 | 34 | 拒否 | 474 | その他
| 41 |
性・年齢別回収結果

調 査 票
Q1 | 〔回答票1〕 21世紀前半には4人に1人が65歳以上という「超高齢社会」が到来すると言われていますが、あなたはこのことにどの程度関心がありますか。この中ではどうでしょうか。 |
(31.1) |
(ア) |
非常に関心がある |
(52.9) |
(イ) |
ある程度関心がある |
(13.5) |
(ウ) |
あまり関心がない |
( 1.9) |
(エ) |
まったく関心がない |
( 0.6) |
|
わからない |
Q2 | 〔回答票2〕 あなた自身が老後に寝たきりや痴呆症になるかもしれないと、不安に思うことがありますか。この中ではどうでしょうか。 |
(21.7) |
(ア) |
よくある |
(45.4) |
(イ) |
時々ある |
(25.9) |
(ウ) |
あまりない |
( 6.1) |
(エ) |
まったくない |
( 0.9) |
|
わからない |
Q3 | 〔回答票2〕 では、あなたご自身ではなく、あなたのご家族が老後に寝たきりや痴呆症になるかもしれないと、不安に思うことがありますか。この中ではどうでしょうか。 |
(26.3) |
(ア) |
よくある |
(46.6) |
(イ) |
時々ある |
(20.1) |
(ウ) |
あまりない |
( 5.7) |
(エ) |
まったくない |
( 1.3) |
|
わからない |
Q4 | 〔回答票3〕 仮にあなたやあなたのご家族が、老後に寝たきりや痴呆症になり、介護が必要となった場合、何か困ると思われることはありますか。この中ではどうでしょうか。 |
(34.7) |
(ア) |
かなりある |
→SQ1へ |
(47.4) |
(イ) |
ある程度ある |
→SQ1へ |
(12.3) |
(ウ) |
あまりない |
→Q5へ |
( 1.9) |
(エ) |
まったくない |
→Q5へ |
( 3.7) |
|
わからない |
→Q5へ |
SQ1 | 〔回答票4〕 では、具体的にどのような点が困ると思われますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) (N=2,951) |
(30.1) |
(ア) |
介護をしてくれる家族がいないこと |
→SQ2へ |
(74.3) |
(イ) |
家族に肉体的・精神的負担をかけること |
→SQ2へ |
(27.5) |
(ウ) |
収入がなくなること |
→SQ2へ |
(52.6) |
(エ) |
介護のための費用がかかること |
→SQ2へ |
(22.2) |
(オ) |
人生の楽しみが感じられなくなること |
→SQ2へ |
(26.2) |
(カ) |
在宅における介護サービスに関すること |
→SQ2へ |
(26.4) |
(キ) |
介護施設に関すること |
→SQ2へ |
(18.4) |
(ク) |
住みなれた自宅で生活できなくなること |
→SQ2へ |
( 0.5) |
|
その他 |
→SQ2へ |
( 1.0) |
|
わからない |
→Q5へ |
(M.T.=279.1)
SQ2 | 〔回答票5〕 老後に、寝たきりや痴呆症になった場合のために、これから準備しようと思うことや既に準備していることがありますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) (N=2,921) |
(13.4) |
(ア) |
民間の介護保険などへの加入 |
(40.9) |
(イ) |
貯蓄などによる経済面での備え |
(18.3) |
(ウ) |
介護サービスや介護施設についての情報収集 |
(12.4) |
(エ) |
家族に介護してくれるよう頼むこと |
(11.9) |
(オ) |
家の中の段差を少なくしたり、手すりを付けるなど、住宅面での工夫 |
( 0.8) |
|
その他 |
(35.9) |
|
特にない |
( 1.6) |
|
わからない |
(M.T.=135.1)
Q5 | もし、あなたが老後に寝たきりや痴呆症になり、介護が必要となった場合に、あなたの希望と条件に合うような特別養護老人ホームや老人保健施設など、介護の受けられる施設があったら、あなたは入ってもいいという気持ちはありますか、それともありませんか。 |
(65.3) |
|
ある |
→SQa1へ |
(20.5) |
|
ない |
→SQbへ |
(14.2) |
|
わからない |
→Q6へ |
SQa1 | 〔回答票6〕 それはなぜですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) (N=2,348) |
( 7.9) |
(ア) |
家族がいないから |
( 3.6) |
(イ) |
家族は介護する気がないから |
(37.8) |
(ウ) |
家族は仕事をしているなど、介護の時間が十分にとれないから |
(13.5) |
(エ) |
家族は高齢や体が弱いなど、十分な介護ができないから |
(76.9) |
(オ) |
家族に迷惑をかけたくないから |
(35.9) |
(カ) |
専門的な介護が受けられるから |
( 9.6) |
(キ) |
ホームヘルパーの派遣など自宅で受けられるサービスが不十分だから |
(11.2) |
(ク) |
住宅が狭く、介護用の部屋を設けられないから |
( 0.8) |
|
その他 |
( 0.6) |
|
わからない |
(M.T.=197.7)
SQa2 | 〔回答票7〕 それでは、どのような条件であれば入ってもよいと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) (N=2,348) |
(36.3) |
(ア) |
職員からきめ細かな介護をしてもらえること |
(51.9) |
(イ) |
具合が悪くなった時にすぐに治療を受けられること |
(35.1) |
(ウ) |
リハビリが充実していること |
(54.5) |
(エ) |
設備が整っていること |
(31.5) |
(オ) |
雰囲気が明るいこと |
(33.2) |
(カ) |
個室が整備されるなど、プライバシーが保たれること |
(53.4) |
(キ) |
料金が安いこと |
(33.3) |
(ク) |
地元(近所)にあること |
(17.7) |
(ケ) |
自分の希望というよりは家族の希望に合うこと |
( 0.2) |
|
その他 |
( 1.6) |
|
特にない |
( 2.1) |
|
わからない |
(M.T.=350.7)
SQb | 〔回答票8〕 それはなぜですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) (N=738) |
(23.2) |
(ア) |
在宅で家族により十分な介護ができるから |
(73.6) |
(イ) |
できるかぎり自宅で生活をしたいから |
(27.1) |
(ウ) |
他人の世話になるのはいやだから |
(19.0) |
(エ) |
他人との共同生活はしたくないから |
(14.8) |
(オ) |
施設に入るだけの金銭的余裕がないから |
( 8.4) |
(カ) |
福祉施設を利用することに抵抗を感じるから |
(15.6) |
(キ) |
施設では自由な生活ができないから |
(10.4) |
(ク) |
具体的に施設を知らず、不安だから |
( 1.8) |
|
その他 |
( 1.8) |
|
わからない |
(M.T.=195.5)
Q6 | 〔回答票9〕 自宅で介護されるとしたら、あなたは、どのような形の介護をされたいですか。この中ではどうでしょうか。 |
(25.0) |
(ア) |
家族だけに介護されたい |
→SQa1へ |
(42.6) |
(イ) |
家族の介護を中心とし、ホームヘルパーなど外部の者も利用したい |
→SQb1へ |
(21.5) |
(ウ) |
ホームヘルパーなど外部の者の介護を中心とし、あわせて家族による介護を受けたい |
→SQb1へ |
( 3.4) |
(エ) |
ホームヘルパーなど外部の者だけに介護されたい |
→Q7へ |
( 0.9) |
|
その他 |
→Q7へ |
( 6.7) |
|
わからない |
→Q7へ |
SQa1 | 〔回答票10〕 それはなぜですか。この中から2つまであげてください。(2M.A.) (N=898) |
(37.6) |
(ア) |
家族の者だけで十分な介護ができるから |
(40.4) |
(イ) |
他人に家庭に入ってきてほしくないから |
(52.9) |
(ウ) |
他人の世話になるのはいやだから |
(16.1) |
(エ) |
ホームヘルパーなどを利用するだけの金銭的余裕がないから |
( 5.7) |
(オ) |
福祉サービスを利用することに抵抗を感じるから |
( 1.6) |
|
その他 |
( 2.1) |
|
わからない |
(M.T.=156.5)
SQa2 | 〔回答票11〕 その場合、家族の中では、主として誰に身の回りの世話を頼むつもりですか。この中から1つだけお答えください。 (N=898) |
(54.8) |
(ア) |
配偶者 |
( 5.7) |
(イ) |
息子 |
(19.4) |
(ウ) |
娘 |
( 0.4) |
(エ) |
婿 |
(12.1) |
(オ) |
嫁 |
( 0.2) |
(カ) |
孫 |
( 2.0) |
(キ) |
その他の親族 |
( 5.3) |
|
わからない |
SQb1 | 〔回答票12〕 それはなぜですか。この中から2つまであげてください。(2M.A.) (N=2,303) |
(64.6) |
(ア) |
家族の肉体的負担を減らすため |
(54.1) |
(イ) |
家族の精神的負担を減らすため |
(30.7) |
(ウ) |
家族は仕事などがあり、介護に十分な時間をとれないため |
(21.8) |
(エ) |
専門的な介護を受けるため |
(11.2) |
(オ) |
家族に気がねしたくないため |
( 0.4) |
|
その他 |
( 1.8) |
|
わからない |
(M.T.=184.6)
SQb2 | 〔回答票13〕 その場合、家族の中では、主として誰に身の回りの世話を頼むつもりですか。この中から1つだけお答えください。 (N=2,303) |
(50.9) |
(ア) |
配偶者 |
( 4.8) |
(イ) |
息子 |
(19.2) |
(ウ) |
娘 |
( 0.1) |
(エ) |
婿 |
( 7.6) |
(オ) |
嫁 |
( 0.2) |
(カ) |
孫 |
( 2.2) |
(キ) |
その他の親族 |
(15.0) |
|
わからない |
Q7 | 〔回答票14〕 仮に御両親(実父又は実母)や配偶者が寝たきりになり、あなたが介護する立場になったら、どこで介護を受けさせたいと思いますか。この中であなたの考えに近いのはどちらですか。 |
(52.8) |
(ア) |
自宅(実家又は自分の家)で介護を受けさせたい |
(35.1) |
(イ) |
場合によっては、特別養護老人ホームや老人保健施設などの施設を利用してもよい |
( 4.1) |
|
両親も配偶者もいない |
( 5.9) |
|
どちらとも言えない |
( 2.2) |
|
わからない |
Q8 | 〔回答票15〕 一般論としてお伺いしますが、親が寝たきりや痴呆症になった時、子が親の介護をすることについてどう思いますか。あなたの考えに近いのはどちらですか。 |
(57.3) |
(ア) |
子供が親の介護をすることは当たり前のことだ |
(28.7) |
(イ) |
子供だからといって、必ずしも自ら親の介護をする必要はない |
(12.6) |
|
どちらとも言えない |
( 1.4) |
|
わからない |
Q9 | 〔回答票16〕 仮に、ご家族の方が寝たきりや痴呆症になって、あなたが家庭で介護しなければならなくなったとして、どんなことに困ると思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) |
(43.9) |
(ア) |
適切な介護の仕方がわからないなど、必要な知識がない |
(17.2) |
(イ) |
介護サービスなどについての情報が少ない |
(35.2) |
(ウ) |
介護に要する経済的負担が大きい |
(62.5) |
(エ) |
食事や排泄、入浴など世話の負担が重く、十分な睡眠が取れないなど肉体的負担が大きい |
(47.3) |
(オ) |
ストレスや精神的負担が大きい |
(45.6) |
(カ) |
家を留守にできない、自由に行動できない |
(31.5) |
(キ) |
仕事に出られない、仕事を辞めなければならない |
(11.5) |
(ク) |
緊急の場合に対応できる病院や診療所が近くにない |
(22.9) |
(ケ) |
介護するための部屋がない、入浴しにくいなど住宅面に問題がある |
( 0.9) |
|
その他 |
( 2.3) |
|
特に困らない |
( 2.9) |
|
わからない |
(M.T.=323.6)
Q10 | 〔回答票17〕 寝たきりや痴呆症などの高齢者に対して、このようなサービスがあります。この中で聞いたことがあるものを、いくつでもあげてください。(M.A.) |
(83.3) |
(ア) |
ホームヘルパーの派遣制度 |
→SQ1へ |
(61.9) |
(イ) |
デイサービス(入浴や日常生活動作の訓練などを、通って受けるサービス) |
→SQ1へ |
(45.3) |
(ウ) |
短期入所(ショートステイ)サービス(介護が必要な高齢者を施設に一時的に預かる制度) |
→SQ1へ |
(53.6) |
(エ) |
日常生活用具(ベッド・車椅子・便座など)の給付や貸与 |
→SQ1へ |
(48.2) |
(オ) |
給食サービス(食事を在宅の寝たきりや虚弱な高齢者に配達) |
→SQ1へ |
(78.1) |
(カ) |
訪問入浴サービス(入浴車の巡回) |
→SQ1へ |
(37.2) |
(キ) |
送迎(移送)サービス(病院や施設へ行くときの送り迎えなど) |
→SQ1へ |
(34.4) |
(ク) |
緊急通報サービス(倒れるなどした際にボタンで緊急を知らせる) |
→SQ1へ |
(18.7) |
(ケ) |
介護実習・普及センター事業(介護の知識や技術の習得、介護機能についての相談) |
→SQ1へ |
(44.1) |
(コ) |
保健婦による訪問指導(健康面についての相談に応じる) |
→SQ1へ |
(20.2) |
(サ) |
市町村の機能訓練事業(保健センター等において心身の機能の維持回復を図るために必要な訓練を行う) |
→SQ1へ |
(27.3) |
(シ) |
医療機関、訪問看護ステーションからの訪問看護 |
→SQ1へ |
(28.2) |
(ス) |
医師の訪問診療(寝たきりの高齢者宅へ医師が訪問して診療を行う) |
→SQ1へ |
(25.0) |
(セ) |
在宅医療・福祉関連情報提供・相談サービス |
→SQ1へ |
( 3.3) |
|
どれも知らない |
→Q11へ |
( 0.8) |
|
わからない |
→Q11へ |
(M.T.=609.3)
SQ1 | 〔回答票17〕 そのうち、ここ数年ぐらいの間に、あなた自身や身近な人のために利用したサービスがあれば、いくつでもあげてください。(M.A.) (N=3,451) |
( 4.2) |
(ア) |
ホームヘルパーの派遣制度 |
→SQ2へ |
( 4.6) |
(イ) |
デイサービス(入浴や日常生活動作の訓練などを、通って受けるサービス) |
→SQ2へ |
( 4.3) |
(ウ) |
短期入所(ショートステイ)サービス(介護が必要な高齢者を施設に一時的に預かる制度) |
→SQ2へ |
( 4.1) |
(エ) |
日常生活用具(ベッド・車椅子・便座など)の給付や貸与 |
→SQ2へ |
( 1.0) |
(オ) |
給食サービス(食事を在宅の寝たきりや虚弱な高齢者に配達) |
→SQ2へ |
( 4.3) |
(カ) |
訪問入浴サービス(入浴車の巡回) |
→SQ2へ |
( 1.7) |
(キ) |
送迎(移送)サービス(病院や施設へ行くときの送り迎えなど) |
→SQ2へ |
( 0.9) |
(ク) |
緊急通報サービス(倒れるなどした際にボタンで緊急を知らせる) |
→SQ2へ |
( 0.7) |
(ケ) |
介護実習・普及センター事業(介護の知識や技術の習得、介護機能についての相談) |
→SQ2へ |
( 2.6) |
(コ) |
保健婦による訪問指導(健康面についての相談に応じる) |
→SQ2へ |
( 0.7) |
(サ) |
市町村の機能訓練事業(保健センター等において心身の機能の維持回復を図るために必要な訓練を行う) |
→SQ2へ |
( 1.4) |
(シ) |
医療機関、訪問看護ステーションからの訪問看護 |
→SQ2へ |
( 2.5) |
(ス) |
医師の訪問診療(寝たきりの高齢者宅へ医師が訪問して診療を行う) |
→SQ2へ |
( 1.1) |
(セ) |
在宅医療・福祉関連情報提供・相談サービス |
→SQ2へ |
(83.9) |
|
どれも利用したことがない |
→Q11へ |
( 0.4) |
|
わからない |
→Q11へ |
(M.T.=118.6)
SQ2 | 〔回答票18〕 現在の介護サービスについて何か不満な点があればこの中からいくつでもあげてください。(M.A.) (N=541) |
(19.4) |
(ア) |
サービスを提供している機関、利用方法、利用料金がよくわからない |
(19.4) |
(イ) |
利用の条件が厳しかったり、利用手続きが面倒 |
( 7.8) |
(ウ) |
利用の際、所得や家族の状況などプライバシーに係わることを調べられる |
(16.8) |
(エ) |
必要なサービスがすぐに受けられない |
(13.1) |
(オ) |
利用時間に制限が多い |
( 6.7) |
(カ) |
サービスの水準が低く、内容も不十分 |
( 6.1) |
(キ) |
自分のニーズにあうサービスがない |
( 7.6) |
(ク) |
利用料金が高い |
(37.3) |
(ケ) |
特に不満はない |
( 1.8) |
|
その他 |
(13.3) |
|
わからない |
(M.T.=149.4)
Q11 | 〔回答票19〕 寝たきりや痴呆症などの高齢者に対して、このような施設があります。この中で聞いたことがあるものを、いくつでもあげてください。(M.A.) |
(83.9) |
(ア) |
特別養護老人ホーム(常に介護を必要とする高齢者を介護する施設) |
→SQ1へ |
(76.3) |
(イ) |
養護老人ホーム(所得が少ないこと等により、自宅での生活が困難な高齢者が入所する施設) |
→SQ1へ |
(23.5) |
(ウ) |
ケアハウス(自炊ができないなど、独立して生活するには不安があり、家族による援助を受けることが困難な高齢者が入居する施設) |
→SQ1へ |
(74.2) |
(エ) |
有料老人ホーム(食事の提供、その他日常生活に必要なサービスを提供する施設) |
→SQ1へ |
(33.2) |
(オ) |
老人保健施設(病状安定期にあり、入院による治療はないが、リハビリ、看護、介護を中心とした医療ケアが必要な高齢者向けの施設) |
→SQ1へ |
(41.9) |
(カ) |
老人病院(高齢の入院患者が中心の病院) |
→SQ1へ |
( 2.8) |
|
どれも知らない |
→Q12へ |
( 0.5) |
|
わからない |
→Q12へ |
(M.T.=336.2)
SQ1 | 〔回答票19〕 そのうち、ここ数年ぐらいの間に、あなた自身や身近な人のために利用した施設があれば、いくつでもあげてください。(M.A.) (N=3,477) |
( 3.9) |
(ア) |
特別養護老人ホーム(常に介護を必要とする高齢者を介護する施設) |
→SQ2へ |
( 1.7) |
(イ) |
養護老人ホーム(所得が少ないこと等により、自宅での生活が困難な高齢者が入所する施設) |
→SQ2へ |
( 0.5) |
(ウ) |
ケアハウス(自炊ができないなど、独立して生活するには不安があり、家族による援助を受けることが困難な高齢者が入居する施設) |
→SQ2へ |
( 1.1) |
(エ) |
有料老人ホーム(食事の提供、その他日常生活に必要なサービスを提供する施設) |
→SQ2へ |
( 1.4) |
(オ) |
老人保健施設(病状安定期にあり、入院による治療はないが、リハビリ、看護、介護を中心とした医療ケアが必要な高齢者向けの施設) |
→SQ2へ |
( 4.0) |
(カ) |
老人病院(高齢の入院患者が中心の病院) |
→SQ2へ |
(88.5) |
|
どれも利用したことがない |
→Q12へ |
( 0.9) |
|
わからない |
→Q12へ |
(M.T.=102.0)
SQ2 | 〔回答票20〕 現在の介護施設について、何か不満な点があれば、この中からいくつでもあげてください。(M.A.) (N=367) |
(18.8) |
(ア) |
施設の場所、入所方法、利用料金がよくわからない |
(26.2) |
(イ) |
入所の条件が厳しかったり、入所手続きが面倒 |
( 7.1) |
(ウ) |
利用の際、所得や家族の状況などプライバシーに係わることを調べられる |
(40.3) |
(エ) |
施設にすぐ入所できない |
(10.4) |
(オ) |
施設の水準が低く、内容も不十分 |
( 7.1) |
(カ) |
自分のニーズにあう施設がない |
(19.1) |
(キ) |
利用料金が高い |
(25.9) |
(ク) |
特に不満はない |
( 2.5) |
|
その他 |
(13.6) |
|
わからない |
(M.T.=170.8)
Q12 | 〔回答票21〕 今後、超高齢社会を迎えるにあたり、現在の介護サービスや介護施設では不十分なので、介護サービスなどを一層充実させていく必要があると言われています。そのための費用負担について、あなたの考えに最も近いものはどれですか。この中から1つだけお答えください。 |
(50.2) |
(ア) |
介護サービスなどを充実させるためには、税金や保険料がある程度増加してもやむをえない |
(24.5) |
(イ) |
税金や保険料の負担は現状程度とし、介護サービスなどを充実させるために必要な費用は、利用者の自己負担とするのがよい |
( 9.0) |
(ウ) |
税金や保険料などの負担を減らし、介護費用は原則として利用者の自己負担とするのがよい |
( 2.2) |
|
その他 |
(14.1) |
|
わからない |
Q13 | 〔回答票22〕 あなたは、現在、公的介護保険制度の創設について検討されていることを知っていますか。それとも知りませんか。この中ではどうでしょうか。 |
(13.1) |
(ア) |
公的介護保険制度の創設について検討されていることを知っている |
(14.0) |
(イ) |
公的介護保険制度という言葉は聞いたことがある |
(70.5) |
(ウ) |
知らない |
( 2.4) |
|
わからない |
Q14 | 〔回答票23〕 公的介護保険制度というのは、健康保険のように、国民があらかじめ保険料を支払い、高齢期に寝たきり等で介護が必要になった場合、介護施設や介護サービスを利用できる制度です。国などの公的機関が、公的介護保険制度のような高齢者介護のための新しい仕組みや制度をつくることについて、あなたは賛成ですか。それとも、反対ですか。この中ではどうでしょうか。 |
(46.7) |
(ア) |
賛成 |
→SQaへ |
(35.6) |
(イ) |
どちらかと言えば賛成 |
→SQaへ |
( 4.1) |
(ウ) |
どちらかと言えば反対 |
→SQbへ |
( 1.8) |
(エ) |
反対 |
→SQbへ |
( 0.3) |
|
その他 |
→Q15へ |
(11.5) |
|
わからない |
→Q15へ |
SQa | 〔回答票24〕 それはなぜですか。この中から2つまであげてください。(2M.A.) (N=2,960) |
(65.8) |
(ア) |
介護問題は、社会全体で対応していく必要があるから |
(59.8) |
(イ) |
本人やその家族だけで介護費用を出すのは大変だから |
(31.1) |
(ウ) |
あらかじめ保険料を支払っていれば、遠慮することなくサービスを利用できるから |
( 8.9) |
(エ) |
所得調査等の手続きが不要となり、施設やサービスを利用しやすくなるから |
(16.6) |
(オ) |
支払った保険料が介護サービスに使われることが明らかだから |
( 0.4) |
|
その他 |
( 1.0) |
|
わからない |
(M.T.=183.6)
SQb | 〔回答票25〕 それはなぜですか。この中から2つまであげてください。(2M.A.) (N=212) |
(10.4) |
(ア) |
介護は家族がするべきことで、国などの公的機関が介入する問題ではないから |
(31.6) |
(イ) |
介護が必要になったとしても、あらかじめ預貯金や民間の介護保険に入るなどして自分で備えておけばいいから |
(68.4) |
(ウ) |
新しい制度をつくることによって、保険料のような経済的負担が増えるのはいやだから |
(22.2) |
(エ) |
保険制度には保険料の未納・滞納などの問題があるから |
( 8.0) |
|
その他 |
( 3.3) |
|
わからない |
(M.T.=143.9)
Q15 | 〔回答票26〕 公的介護保険制度を創設する場合、保険制度でカバーするサービスの範囲について、あなたの考えに近いのはどれですか。この中から1つだけお答えください。 |
(11.7) |
(ア) |
保険料負担が重くなっても、すべての介護サービスをカバーする |
(32.6) |
(イ) |
多少保険料負担が重くなっても、できるだけ多くの介護サービスをカバーする |
(36.8) |
(ウ) |
保険料負担があまり重くならないように、カバーする介護サービスを限定する |
( 4.6) |
(エ) |
介護サービスについては個人の自助努力に任せればよい |
( 7.3) |
|
一概に言えない |
( 7.0) |
|
わからない |
Q16 | 〔回答票27〕 公的介護保険制度を創設する場合、保険料を負担する対象者として、あなたの考えに近いのはどれですか。この中から1つだけお答えください。 |
(56.9) |
(ア) |
国民全体の問題なので、20歳以上の者で負担する |
(23.0) |
(イ) |
高齢者介護問題が身近に感じられる40歳以上の者で負担する |
( 4.4) |
(ウ) |
高齢者自身の問題なので、65歳以上の高齢者で負担する |
( 8.6) |
|
一概に言えない |
( 1.0) |
|
その他 |
( 6.1) |
|
わからない |
Q17 | 〔回答票28〕 現在、健康保険では、医療を受けた人と受けない人との公平性を図ったり、過剰な利用を防止するため、医療を受けた際には、ある程度の利用料を支払うことになっていますが、公的介護保険制度を創設する場合、介護サービスを利用した際に、利用者が支払う料金について、あなたの考えに近いものはどれですか。この中から1つだけお答えください。 |
(12.5) |
(ア) |
利用したサービスに応じて、かなりの利用料を支払うこともやむを得ない |
(66.6) |
(イ) |
適正なサービスの利用が無理なく行える程度の金額を、利用料として支払うのがよい |
(14.2) |
(ウ) |
利用料は無料とするのがよい |
( 0.2) |
|
その他 |
( 6.6) |
|
わからない |
Q18 | 〔回答票29〕 公的介護保険制度が創設された場合、保険が適用される介護施設やホームヘルパーなどを利用せず、家族など在宅で介護を行う人に、介護手当として現金を支給すべきかどうかという議論があります。こうした現金支給について、あなたの考えに最も近いものをこの中から1つだけお答えください。 |
<現金支給をしない方がよい> |
( 6.0) |
(ア) |
現金支給をしても、家族がしっかり介護するとは限らないから、現金支給をしない方がよい |
( 4.9) |
(イ) |
現金支給をすると、家族の介護が中心となり、かえって家族を介護にしばりつけるおそれがあるから、現金支給をしない方がよい |
( 4.9) |
(ウ) |
現金支給をすると、家族関係に金銭が絡み、ぎくしゃくすることも考えられるから、現金支給をしない方がよい |
(11.9) |
(エ) |
介護を家族が行うのは当然で、これを金銭で評価することは不適切であるから、現金支給をしない方がよい |
<現金支給をする方がよい> |
(13.0) |
(オ) |
家族が介護している場合に、現金支給をしないと、外部のサービスを利用している場合と比べて不公平だから、現金支給をする方がよい |
(15.9) |
(カ) |
懸命に介護している家族の労苦に報いる必要があるから、現金支給をする方がよい |
(19.5) |
(キ) |
仕事を休職して介護に当たっている家族に対し、休職で失われた収入の一部を補う必要があるから、現金支給をする方がよい |
( 9.8) |
(ク) |
家族の介護も、外部のサービスと同様に、労働として評価し、金銭的な報酬を支払うべきであるから、現金支給をする方がよい |
( 1.1) |
|
その他 |
(13.0) |
|
わからない |
Q19 | 〔回答票30〕 今後、増加が予想される介護を必要とする高齢者のために、国や自治体はどのような施策に重点を置くべきだと思いますか。この中から3つまであげてください。(3M.A.) |
(56.3) |
(ア) |
在宅介護のための、ホームヘルパーや訪問看護婦などの充実 |
(24.7) |
(イ) |
在宅介護のための、通って受けるサービスの充実(ショートステイ、デイサービス、デイケアなど) |
(48.6) |
(ウ) |
特別養護老人ホームや老人保健施設などの介護施設の増設 |
(27.9) |
(エ) |
24時間対応の巡回型介護サービスの充実 |
(12.6) |
(オ) |
痴呆性老人のための小規模な共同生活の場(グループホーム)の設置 |
(27.0) |
(カ) |
病院や診療所などの医療機関の充実 |
(21.8) |
(キ) |
寝たきりや痴呆症にならないための予防事業の充実 |
(14.5) |
(ク) |
高齢者に配慮した住宅整備の推進(公的住宅の建設、住宅改造など) |
( 9.5) |
(ケ) |
民間の介護保険の育成・支援 |
(19.1) |
(コ) |
介護問題に関する相談窓口や相談体制の整備 |
( 0.5) |
|
その他 |
( 2.6) |
|
特にない |
( 3.1) |
|
わからない |
(M.T.=268.2)
<フェース・シート>
( 5.6) |
|
20〜24歳 |
( 5.8) |
|
25〜29歳 |
( 6.5) |
|
30〜34歳 |
( 7.9) |
|
35〜39歳 |
(10.5) |
|
40〜44歳 |
(12.1) |
|
45〜49歳 |
(11.9) |
|
50〜54歳 |
( 9.6) |
|
55〜59歳 |
(10.3) |
|
60〜64歳 |
( 8.8) |
|
65〜69歳 |
(11.2) |
|
70歳以上 |
F3 | 〔職業〕あなたのご職業は何ですか。(具体的に記入の上、該当する項目に○をつける) |
<自営業主> |
( 4.1) |
|
農林漁業 |
( 7.2) |
|
商工サービス業 |
( 1.1) |
|
自由業 |
<家族従業者> |
( 2.2) |
|
農林漁業 |
( 4.4) |
|
商工サービス・自由業 |
<被傭者> |
( 2.4) |
|
管理職 |
( 1.3) |
|
専門技術職 |
(17.0) |
|
事務職 |
(22.0) |
|
労務職 |
<無職> |
(24.0) |
|
主婦 |
( 0.9) |
|
学生 |
(13.2) |
|
その他の無職 |
F4 | 〔回答票31〕 〔未既婚〕あなたは、結婚していらっしゃいますか。 |
(78.8) |
(ア) |
結婚している(配偶者がいる) |
→SQへ |
( 9.7) |
(イ) |
結婚したが、離婚又は死別した |
→SQへ |
(11.5) |
(ウ) |
未婚 |
→F5へ |
SQ | 〔回答票32〕 〔子供の有無〕あなたには、お子さんがいらっしゃいますか。成人したお子さんや別居しているお子さんも含めてお答えください。 (N=3,183) |
(25.5) |
(ア) |
息子がいる |
(20.7) |
(イ) |
娘がいる |
(48.4) |
(ウ) |
息子と娘がいる |
( 5.4) |
(エ) |
子供はいない |
F5 | 〔回答票33〕 〔世帯構成〕お宅のご家族は、このように分類した場合どれにあたりますか。 |
( 5.5) |
(ア) |
1人世帯 |
(15.9) |
(イ) |
1世代世帯(夫婦だけ) |
(48.7) |
(ウ) |
2世代世帯(親と子) |
(28.0) |
(エ) |
3世代世帯(親と子と孫) |
( 1.9) |
(オ) |
その他の世帯 |
F6 | 〔回答票34〕 〔高齢の家族の有無〕あなたを含めたご家族の中に、65歳以上の方はいらっしゃいますか。別居しているご家族も含めてお答えください。 |
(11.2) |
(ア) |
同居している家族の中にも、別居している家族の中にもいる |
(34.5) |
(イ) |
同居している家族の中にいる |
(26.9) |
(ウ) |
別居している家族の中にいる |
(27.2) |
(エ) |
同居、別居を問わずいない |
( 0.2) |
|
わからない |
F7 | 〔回答票35〕 〔介護経験の有無〕あなたは、今までに高齢の家族の身の回りの世話などの介護をある程度継続して行ったことがありますか。この中ではどうですか。(M.A.) |
( 5.8) |
(ア) |
現在、世話をしている |
→SQへ |
(33.0) |
(イ) |
世話をしたことがある |
→SQへ |
(61.1) |
(ウ) |
世話をしたことがない |
→F8へ |
( 0.1) |
|
その他 |
→F8へ |
( 0.1) |
|
わからない |
→F8へ |
(M.T.=100.1)
SQ | 〔回答票36〕 主にどこで介護しましたか。(M.A.) (N=1,390) |
(57.9) |
(ア) |
家庭(同居) |
(18.6) |
(イ) |
家庭(別居) |
(33.8) |
(ウ) |
病院・診療所 |
( 0.6) |
|
その他 |
( 0.1) |
|
わからない |
(M.T.=110.9)
F8 | 〔回答票37〕 〔住宅の床面積〕お住まいの住宅の床面積はどれくらいですか。玄関や風呂、トイレなども含めた住宅全体の床面積について延べでお答えください。 |
( 2.7) |
(ア) |
30㎡(9坪)未満 |
( 9.2) |
(イ) |
30㎡(9坪)〜50㎡(15坪)未満 |
( 5.4) |
(ウ) |
50㎡(15坪)〜60㎡(18坪)未満 |
( 5.8) |
(エ) |
60㎡(18坪)〜70㎡(21坪)未満 |
( 6.6) |
(オ) |
70㎡(21坪)〜80㎡(24坪)未満 |
(11.3) |
(カ) |
80㎡(24坪)〜100㎡(30坪)未満 |
(14.0) |
(キ) |
100㎡(30坪)〜120㎡(36坪)未満 |
(15.6) |
(ク) |
120㎡(36坪)〜150㎡(45坪)未満 |
(25.9) |
(ケ) |
150㎡(45坪)以上 |
( 3.5) |
|
わからない |
F9 | 〔回答票38〕 〔住宅の形態〕今のお住まいをこのように分けた場合、どれにあたりますか。 |
(76.2) |
(ア) |
持ち家(一戸建て) |
( 3.6) |
(イ) |
持ち家(マンションなどの集合住宅) |
(11.4) |
(ウ) |
民間の賃貸住宅(借家、アパート、マンション等すべてを含む) |
( 5.8) |
(エ) |
公営・公団・公社の賃貸住宅 |
( 2.6) |
(オ) |
勤め先の給与住宅(社宅、寮、公務員住宅等) |
( 0.4) |
|
その他 |
( 0.1) |
|
わからない |