内閣府政府広報室
調査の概要
調査の目的
省エネルギーと環境に関する国民の意識を調査し,今後の施策の参考とする。
調査項目
(1)省エネルギーに対する関心
(2)日常生活での省エネルギー
(3)省エネルギーと地球環境問題
(4)省エネルギーと資源リサイクル
調査対象
(1) 母集団 全国20歳以上の者 |
(2) 標本数 3,000人 |
(3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法 |
調査時期
平成4年6月4日〜平成4年6月14日
回収結果
(1) 有効回収数(率) 2,284人(76.1%)
(2) 調査不能数(率) 716人(23.9%)
−不能内訳−
転居 | 65 | 長期不在 | 63 | 一時不在 | 308 |
住所不明 | 14 | 拒否 | 251 | その他
| 15 |
性・年齢別回収結果
調査票
Q1 | 〔回答票1〕 エネルギーの節約(省エネルギー)が話題になっていますが,あなたは,このことについて,どの程度関心がありますか。この中ではどうでしょうか。 |
(22.0) |
(ア) |
非常に関心がある |
(61.5) |
(イ) |
ある程度関心がある |
(14.3) |
(ウ) |
あまり関心がない |
( 1.4) |
(エ) |
まったく関心がない |
( 0.7) |
|
わからない |
Q2 | 〔回答票2〕 今後,わが国のエネルギーの消費は増加するものと見込まれていますが,あなたは,これに対して,どのように対応していくべきだと思いますか。この中からあなたの考えに近いものを1つだけあげてください。 |
(20.2) |
(ア) |
生活水準をきりつめてでも,省エネルギーに努めるべきである |
(61.2) |
(イ) |
生活水準を低下させない程度に省エネルギーに努めるとともに,必要なエネルギー源は新たに開発すべきである |
(10.7) |
(ウ) |
省エネルギーではなく,必要なエネルギー源は新たに開発すべきである |
( 0.2) |
|
その他 |
( 2.8) |
|
特にない |
( 4.9) |
|
わからない |
Q3 | 〔回答票3〕 あなたは,省エネルギーの推進のためには,社会一般のライフスタイルを変える(深夜テレビ・深夜営業の時間短縮,家電製品の大型化・複数所有化やマイカーの利用の自粛等)必要があると思いますか。この中ではどうでしょうか。 |
(25.9) |
(ア) |
変える必要がある |
(40.3) |
(イ) |
ある程度変える必要がある |
(23.8) |
(ウ) |
エネルギー事情の変化によっては変える必要がある |
( 6.0) |
(エ) |
変える必要がない |
( 4.0) |
|
わからない |
Q4 | 〔回答票4〕 あなたは,日常生活の中で,エネルギーの節約をするために,何か具体的に心がけていることはありますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) |
(60.9) |
(ア) |
テレビ,ラジオのつけっぱなしをやめたり,見る時間を減らす |
(72.4) |
(イ) |
不必要な電灯や冷房器具はこまめに消す |
(43.8) |
(ウ) |
部屋の冷房は過度にならないようにする |
(10.4) |
(エ) |
冷房器具の置き場所を適正にする |
(32.4) |
(オ) |
入浴は家族全員が間をあけないようにすませる |
(18.6) |
(カ) |
冷蔵庫の置き場所を適正にしたり扉の開閉を少なくする |
(35.7) |
(キ) |
湯沸器や風呂などの口火をつけたままにしない |
(15.3) |
(ク) |
エアコンはよく手入れする |
(29.6) |
(ケ) |
洗濯機を不必要に長く回さないなど洗濯を上手にやる |
(26.5) |
(コ) |
掃除機にゴミをためすぎないようにする |
(12.8) |
(サ) |
壁などに断熱材をいれる |
(23.1) |
(シ) |
カーテンやブラインド等を利用し,窓からの太陽熱の侵入を防ぐようにする |
(14.9) |
(ス) |
買い物,レジャー等にはできる限りマイカーの利用を自粛し,鉄道,バス等の公共輸送機関を利用する |
( 0.9) |
|
その他 |
( 8.2) |
|
特に心がけているものはない |
( 0.4) |
|
わからない |
(M.T.=405.9)
Q5 | 〔回答票5〕 最近,地球が温暖化する問題やオゾン層の破壊など,いわゆる地球環境問題が国際的にも話題になっておりますが,あなたはこのことを知っていますか。この中ではどうでしょうか。 |
(41.2) |
(ア) |
よく知っている |
(45.9) |
(イ) |
ある程度知っている |
(11.4) |
(ウ) |
あまり知らない |
( 1.5) |
(エ) |
まったく知らない |
Q6 | 〔回答票5〕 地球が温暖化する問題の解決のためには,エネルギーの節約(省エネルギー)を推進することが必要であると言われていますが,あなたはこのことを知っていますか。この中ではどうでしょうか。 |
(35.9) |
(ア) |
よく知っている |
(45.0) |
(イ) |
ある程度知っている |
(16.5) |
(ウ) |
あまり知らない |
( 2.5) |
(エ) |
まったく知らない |
Q7 | 〔回答票6〕 「最近におけるエネルギー消費の急激な増加や,地球環境問題に積極的に対応するためには,省エネルギーの推進を強化する必要がある」という考え方がありますが,あなたは,この考え方についてどう思いますか。この中ではどうでしょうか。 |
(37.5) |
(ア) |
そう思う |
(52.4) |
(イ) |
ある程度そう思う |
( 4.8) |
(ウ) |
あまりそうは思わない |
( 0.6) |
(エ) |
そうは思わない |
( 4.7) |
|
わからない |
Q8 | 〔回答票7〕 紙,アルミ缶,びんなどの再生利用(リサイクル)が,省エネルギーにも役立つと言われていますが,あなたはこのことを知っていますか。この中ではどうでしょうか。 |
(63.7) |
(ア) |
よく知っている |
(30.5) |
(イ) |
ある程度知っている |
( 5.3) |
(ウ) |
あまり知らない |
( 0.6) |
(エ) |
まったく知らない |
Q9 | 〔回答票8〕 あなたは,資源の再生利用(資源リサイクル)として,今後,どのようなことに心がけてみたいと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) |
(75.1) |
(ア) |
空きびんや空き缶などを放置しないで,『空き缶入れ』など決められた場所に捨てる |
(73.9) |
(イ) |
『燃えるごみ』『燃えないごみ』に分けるなど分別回収に協力する |
(52.3) |
(ウ) |
廃品の回収などリサイクル活動に参加する |
(40.7) |
(エ) |
再生紙などリサイクル製品を積極的に購入する |
( 0.9) |
|
その他 |
( 2.8) |
|
特に心がけてみたいと思うものはない |
( 1.3) |
|
わからない |
(M.T.=247.0)
Q10 | 〔回答票9〕 サマータイム(夏時刻)についてお聞きします。【注:回答票9のサマータイムの説明を対象者にみせて調査員が読みあげる】[「サマータイム(夏時刻)」とは,夜の明けるのが早い夏の間,1時間時計の針を進める制度です。「サマータイム(夏時刻)」は,わが国でも昭和23年から26年まで実施されましたが,近年,ほとんどの先進国,中国などで実施されています。サマータイムについては,これによって,1日の生活の始まりと終わりが早くなり,その結果太陽(日光)を活用できる時間が長くなるため,石油,電気などエネルギーの節約になるということ,また,余暇の活用,国際協調などの理由から導入すべきという意見と,一方で長時間労働につながるといった意見もあります。]あなたは,「サマータイム(夏時刻)」がどのようなものであるか知っていましたか。 |
(57.0) |
|
知っていた |
(43.0) |
|
知らなかった |
Q11 | 〔回答票10〕 「わが国でも夏の間,1時間,時計の針を進めるサマータイム(夏時刻)を実施すべきである」という意見がありますが,これについて,あなたはどのように思いますか。この中ではどうでしょうか。 |
(15.7) |
(ア) |
賛成 |
→SQaへ |
(27.3) |
(イ) |
どちらかといえば賛成 |
→SQaへ |
(23.0) |
(ウ) |
どちらかといえば反対 |
→SQbへ |
(11.2) |
(エ) |
反対 |
→SQbへ |
(22.9) |
|
わからない |
→Q12へ |
SQa | 〔回答票11〕 サマータイム(夏時刻)の実施に賛成であるのはどのような理由からでしょうか。この中から1つだけあげてください。 (N=981) |
(35.9) |
(ア) |
エネルギーの節約になるから |
(15.6) |
(イ) |
余暇時間の拡大になるから |
(20.5) |
(ウ) |
太陽(日光)を活用する習慣をつけることは良いことだから |
(14.7) |
(エ) |
仕事の能率が上がるから |
( 3.2) |
(オ) |
先進国の大半が導入しており,国際協調になるから |
( 8.1) |
(カ) |
健康に良いから |
( 0.3) |
|
その他 |
( 1.8) |
|
わからない |
SQb | 〔回答票12〕 サマータイム(夏時刻)の実施に反対であるのはどのような理由からでしょうか。この中から1つだけあげてください。 (N=780) |
(47.3) |
(ア) |
生活のリズムが乱れるから |
(14.2) |
(イ) |
導入すると事実上終業時間が守られず,長時間労働につながるから |
(20.1) |
(ウ) |
省エネルギーにつながるといっても,それ程効果があるとは考えられないから |
( 6.4) |
(エ) |
睡眠不足になるから |
( 8.8) |
(オ) |
日本の風土になじまないから |
( 1.8) |
|
その他 |
( 1.3) |
|
わからない |
Q12 | 〔回答票13〕 あなたは,省エネルギーを推進するためには,どのようなことが最も大切だと思いますか。この中から1つだけあげてください。 |
(16.1) |
(ア) |
政府による指導 |
(13.9) |
(イ) |
企業での節約 |
( 5.5) |
(ウ) |
学校での教育 |
(59.7) |
(エ) |
消費者一人一人の心がけ |
( 1.9) |
(オ) |
政府による広報 |
( 0.3) |
|
その他 |
( 2.6) |
|
わからない |
Q13 | 〔回答票14〕 あなたは,省エネルギーに関する情報は何から得ていますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) |
(77.9) |
(ア) |
新聞 |
(89.3) |
(イ) |
テレビ |
(16.7) |
(ウ) |
ラジオ |
(20.4) |
(エ) |
雑誌 |
( 8.5) |
(オ) |
ポスター |
( 7.9) |
(カ) |
パンフレット |
( 1.6) |
|
その他 |
( 2.3) |
|
特にない |
( 0.5) |
|
わからない |
(M.T.=225.2)
<フェース・シート>
( 6.3) |
|
20〜24歳 |
( 7.0) |
|
25〜29歳 |
( 8.3) |
|
30〜34歳 |
(10.2) |
|
35〜39歳 |
(14.4) |
|
40〜44歳 |
(10.1) |
|
45〜49歳 |
(10.9) |
|
50〜54歳 |
(10.2) |
|
55〜59歳 |
( 8.6) |
|
60〜64歳 |
( 6.3) |
|
65〜69歳 |
( 7.8) |
|
70歳以上 |
F3 | 〔職業〕あなたのご職業は何ですか。(具体的に記入の上,下の該当する項目に○をつける。) |
<自営業主> |
( 5.3) |
|
農林漁業 |
( 8.5) |
|
商工サービス業 |
( 0.7) |
|
自由業 |
<家族従業者> |
( 2.7) |
|
農林漁業 |
( 4.6) |
|
商工サービス業 |
( 0.3) |
|
自由業 |
<被傭者> |
( 2.7) |
|
管理職 |
( 2.4) |
|
専門・技術職 |
(17.9) |
|
事務職 |
(23.1) |
|
労務職 |
<無職> |
(22.5) |
|
主婦 |
( 1.0) |
|
学生 |
( 8.4) |
|
その他の無職 |