• 外交・防衛

海外おける邦人対策に関する世論調査(昭和62年11月調査)

2002年11月18日掲載

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内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

内閣府政府広報室


調査の概要

調査の目的


海外旅行者の増加,日本企業の海外進出や国際化の進展など日本人の海外渡航が活発になっている現在,海外における日本人の保護・教育に関する国民の意識を調査し,今後の施策の参考とする。

調査項目


(1)海外での不安,安全性
(2)海外の日本人の保護
(3)海外子女教育

調査対象


(1) 母集団 全国20歳以上70歳未満の者
(2) 標本数 3,000人
(3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法

調査時期

  昭和62年11月19日〜昭和62年11月29日

回収結果


(1) 有効回収数(率) 2,287人(76.2%)
(2) 調査不能数(率) 713人(23.8%)
−不能内訳−
転居 40 長期不在 71 一時不在 260
住所不明 33 拒否 299 その他
10

性・年齢別回収結果

性・年齢別回収結果



調査票
Q1 〔回答票1〕 最近,海外旅行に行く人が増えていますが,あなたがもし海外旅行に行くとしたら,旅行前に訪問先のどのような事柄を調べたいと思いますか。この中からいくつでもお答えください。(M.A.)
(54.4) (ア) 観光地案内
(27.7) (イ) 文化・歴史
(26.6) (ウ) 風俗・習慣
(31.9) (エ) 気候・風土
(23.2) (オ) 交通機関
(39.4) (カ) 治安
(14.1) (キ) 医療環境
( 0.5) その他
( 8.3) 特に調べない
( 7.4) わからない
(M.T.=233.5)


Q2 〔回答票2〕 日本企業の海外進出や国際化に伴って,海外で生活する日本人の数も年々増えています。あなたやあなたの配偶者がもし海外勤務をすることになった場合,滞在先のどのようなことに不安を感じますか。この中からいくつでもお答えください。(M.A.)
(56.3) (ア) 言葉
(39.4) (イ) 食料,食べ物の状況
(13.2) (ウ) 物価
(13.5) (エ) 住宅事情
(24.0) (オ) 風俗・習慣
(21.8) (カ) 気候・風土
(22.8) (キ) 政治情勢
(50.9) (ク) 治安
(32.2) (ケ) 医療環境
(16.6) (コ) 教育環境
( 0.2) その他
( 5.3) 特にない
( 7.9) わからない
(M.T.=304.2)


Q3 〔回答票3〕 あなたは海外の治安状況などの安全面について,一般にどのようにお考えですか。この中ではどうでしょうか。
(10.2) (ア) 非常に危険である
(59.0) (イ) 国や地域にもよるが,一般的に日本に比べて危険度が高い
(20.5) (ウ) 安全度は日本と同じ程度だと思うが,危険な地域もある
( 3.0) (エ) 日本に比べて危険だとは思わない
( 7.3) わからない

Q4 〔回答票4〕 あなたは,海外で事件や事故にあった日本人の保護のために政府や大使館などは,どの程度の保護や支援をすべきだと思いますか。この中ではどうでしょうか。
( 5.4) (ア) 個人の安全は各人の責任で確保すべきであり,特に何もしなくてよい
(19.7) (イ) 戦争や内乱などの緊急時に限って,保護・支援すべきだ
(35.5) (ウ) 本人の不注意でなければ,保護・支援すべきだ
(24.2) (エ) 本人の不注意であっても,保護・支援すべきだ
(15.3) わからない

Q5 〔回答票5〕 あなたは,海外における日本人の保護のため,政府や大使館などにどのようなことに力を入れて欲しいと思いますか。この中からいくつでもお答えください。(M.A.)
(44.9) (ア) 各国の治安,防犯等に関する情報を渡航者・滞在者に提供する
(31.0) (イ) 渡航者や旅行会社に危険地域の情報を提供し,渡航の自粛を指導する
(37.8) (ウ) 現地の警察などに対して,日本人の安全確保を要請する
(28.2) (エ) 戦争や内乱などの緊急時に備えて,脱出ルートや避難方法について指導・支援する
(12.7) (オ) 戦争や内乱などの緊急時に備えて,無線連絡網の整備や非常用の食料の備蓄を行う
( 0.1) その他
(18.5) わからない
(M.T.=173.3)


Q6 〔回答票6〕 海外には,日本人のための教育機関として,小中学校に相当する日本人学校と,週末などに国語などの補習授業のみを行う補習授業校があります。あなたはこれらの学校を知っていますか。
(22.5) (ア) 日本人学校,補習授業校を両方とも知っている
(46.4) (イ) 日本人学校は知っている
( 1.0) (ウ) 補習授業校は知っている
(30.1) (エ) 両方とも知らない

Q7 〔回答票7〕 日本人学校と現地の学校について次のような意見がありますが,この中からあなたが賛成するものを2つまでお答えください。(2M.A.)
(28.4) (ア) 日本人としての基礎的な素養を身につける上で,日本人学校で教育を受けることがよい
(39.0) (イ) 日本国内での教育との差を少なくし,帰国後すぐに授業についていけるように日本人学校で教育を受けることがよい
(28.9) (ウ) 子供に真の海外生活を体験させ,国際交流を促進する上で現地の学校で教育を受けることがよい
(32.6) (エ) 帰国後の日本の学校に円滑に受け入れられるなら,現地の学校で教育を受けることがよい
( 0.1) その他
(18.9) わからない
(M.T.=147.9)


Q8 〔回答票8〕 あなたは,海外から帰国した子供たちを円滑に受け入れるため国内でどのようなことが重要だと思いますか。この中からいくつでもお答えください。(M.A.)
(45.9) (ア) どの学校においても帰国した子供たちを円滑に受け入れること
(17.9) (イ) 受け入れのための特別入学枠の増加
(32.8) (ウ) 帰国した子供たちに適切な指導ができる教員の養成
(27.9) (エ) 帰国した子供たちのための日本語教育の充実
(21.5) (オ) 日本の社会や教育に適応するための教育の充実
(17.4) (カ) 外国での経験を活かすための教育の研究
(17.5) (キ) 日本人と外国人が共に学ぶ国際学校の設置
(18.2) (ク) 進学や生活指導などについての相談窓口の充実
(12.1) (ケ) 国内の児童・生徒の国際理解を深めること
(24.9) (コ) 帰国した子供たちに対する周囲の心づかい
( 0.2) その他
( 3.6) 特にない
(13.5) わからない
(M.T.=253.4)


Q9 〔回答票9〕 もし,あなたやあなたの配偶者が海外勤務となった場合,小中学生のお子さんがいたら,連れて行きますか。この中ではどうでしょうか。
(44.8) (ア) 子供は連れて行く →フェースシートへ
(21.5) (イ) 赴任先の状況によって連れて行く →SQへ
(14.9) (ウ) 子供は連れて行かない →フェースシートへ
( 0.3) その他 →フェースシートへ
(18.5) わからない →フェースシートへ

SQ 〔回答票10〕 赴任先がどのような状況ならば,子供を連れていきますか。この中ではどうでしょうか。(M.A.)
(N=492)
(25.6) (ア) 赴任先が先進国であること
(48.8) (イ) 赴任先に日本人学校や補習授業校があること
(18.3) (ウ) 赴任先の教育水準が高いこと
(46.1) (エ) 帰国時に日本の学校に円滑に受け入れられること
(56.1) (オ) 赴任先の治安がよいこと
(29.1) (カ) 赴任先の医療環境がよいこと
( 0.2) その他
( 0.8) わからない
(M.T.=225.0)


<フェース・シート>
F1  〔性〕
(45.9)
(54.1)

F2  あなたの年齢は満でおいくつですか。
( 6.7) 20〜24歳
( 7.5) 25〜29歳
(23.6) 30〜39歳
(23.3) 40〜49歳
(23.1) 50〜59歳
(15.8) 60〜69歳

F3 〔回答票11〕 あなたが最後に卒業された学校はどちらですか。(中退・在学中も卒業とみなす)
(26.0) (ア) 小・旧高小・新中卒
(50.3) (イ) 旧中・新高卒
(22.8) (ウ) 旧高・高専・大卒
( 0.9) 不明

F4  あなたの御職業は何ですか。(具体的に記入の上,該当する項目に○をつける)
<自営業者>
( 4.6) 農林漁業
( 9.9) 商工サービス業
( 1.5) 自由業
<家族従業者>
( 2.7) 農林漁業
( 4.1) 商工サービス・自由業
<被傭者>
( 2.6) 管理職
( 3.1) 専門技術職
(16.6) 事務職
(21.5) 労務職
<無職>
(26.0) 主婦
( 1.4) 学生
( 6.0) その他の無職

F5 〔回答票12〕 あなたは外国へ行ったことがありますか。(M.A.)
( 2.4) (ア) 外国に滞在(1か国に3か月以上)したことがある
(20.3) (イ) 海外旅行に行ったことがある
(77.4) (ウ) 外国へ行ったことはない

F6  あなたにはお子さんがいらっしゃいますか。
(82.0) いる →SQへ
(18.0) いない →これで終わりですへ

SQ 〔回答票13〕 あなたのお子さんは,この中のどれにあたりますか。(M.A.)
(N=1,875)
(19.4) (ア) 就学前(乳幼児)
(23.8) (イ) 小学生
(18.0) (ウ) 中学生
(17.2) (エ) 高校生
( 9.1) (オ) 大学生(高専・短大を含む)
(45.0) (カ) 学校は卒業した
(M.T.=132.4)


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