世論調査

「公害に関する世論調査」

内閣府政府広報室

世論調査トップページへ 世論調査(全調査表示)へ 昭和56年度調査インデックスへ



調 査 の 概 要
  • 調査の目的
    近年,わが国における環境問題は多様化し,国民の公害による被害状況及び解決への取り組み方に変化がみられ,中でも,最近問題となっている近隣騒音に強い関心がもたれている。さらに,生活環境をめぐる問題—公害や自然環境を含む—にも国民の認識が高まりつつある。これらの諸問題に対する国民の現状認識,被害感,対応,要望等を調査し,広く国民のニーズに即した環境政策の遂行に資する。

  • 調査項目
    (1)近隣騒音とその対応
    (2)公害による被害状況及び解決への取組
    (3)生活環境をめぐる問題点と生活環境についての評価
    (4)生活環境に対する政府の取り組み方への評価及び要望

  • 調査対象
    (1) 母集団 全国20歳以上の者
    (2) 標本数 3,000人
    (3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法

  • 調査時期  昭和56年11月9日〜昭和56年11月15日

  • 回収結果
    (1) 有効回収数(率) 2,426人(80.9%)
    (2) 調査不能数(率) 574人(19.1%)

    −不能内訳−
    転居 43 長期不在 62 一時不在 261
    住所不明 25 拒否 154 その他
    29

  • 性・年齢別回収結果

    性・年齢別回収結果




    調 査 票
    Q1  最近,あなたは,日常生活から発生する近隣騒音,たとえば,近所のピアノや自動車の空ぶかしなどで,迷惑を受けたり,困ったりしたことがありますか,ありませんか。
    (27.1) ある →SQ1へ
    (72.9) ない →Q2へ

    SQ1  では,近隣騒音での発生源は何でしたか。いくつでも結構ですからあげて下さい。(M.A.)
    (N=657)
    ( 5.3) ピアノ,オルガンなどの楽器音
    ( 2.0) ルームエアコン(クーラーなど)の音
    (69.6) 自動車,オートバイの空ぶかし
    ( 8.1) ペットの鳴き声
    ( 6.4) テレビ,ステレオの音
    ( 6.2) カラオケの音
    ( 9.7) チリ紙交換,物売りなどのスピーカーの音
    ( 6.8) 隣人の話し声,泣き声,騒ぎ声
    ( 2.9) バス,トイレ,洗濯機の給排水音
    ( 4.4) 室内,階段などの足音
    ( 3.2) 建物の扉や窓の開閉音
    ( 3.3) 学校,幼稚園などの騒ぎ声
    ( 1.4) 原因が複合していて特定できない
    (12.6) その他
    ( 0.3) わからない
    (M.T.=142.3)


    SQ2  あなたは,そのような迷惑を受けたことに対し,直接苦情を申し入れたり,役所や役場などに相談したりしましたか,しませんでしたか。
    (N=657)
    (13.9) した
    (86.1) しなかった

    Q2 〔回答票1〕 あなたは,ご自分の家で発生する騒音が,近所の迷惑にならないように,日頃から気をつけていますか。この中では,どうでしょうか。
    (20.0) (ア) 非常に気をつけている
    (56.0) (イ) 一応気をつけている
    (16.4) (ウ) あまり気をつけていない
    ( 5.9) (エ) まったく気をつけていない
    ( 1.6) わからない

    Q3  「日常生活に伴う騒音は,やむを得ない」という意見がありますが,あなたは,そう思いますか,そうは思いませんか。
    (61.5) そう思う
    (30.1) そうは思わない
    ( 8.4) わからない

    Q4 〔回答票2〕 ではあなたは,近隣騒音を解決するためには,どのようにしたらよいと思いますか。この中では,どうでしょうか。2つまで選んで下さい。(M.A.)
    (78.7) (ア) 各自が他人に迷惑がかからないように気をつける
    (29.9) (イ) 隣近所で話し合い,大きな音をださないようにする
    (14.6) (ウ) 町内会や自治会の話し合いや取り決めで,大きな音をださないようにする
    ( 9.4) (エ) 市区役所,町村役場などに解決策を相談し,協力を得る
    ( 9.5) (オ) 法律や条例で音量を規制する
    ( 7.9) (カ) 家電製品,自動車の改良や建物の防音化などを進める
    (10.8) (キ) 家庭,学校,社会での教育
    ( 1.9) (ク) がまんするしかない
    ( 0.3) その他
    ( 5.0) わからない
    (M.T.=168.0)


    次に公害一般について伺います。
    Q5  あなたは,「公害対策基本法」という法律があることを,知っていますか。一般に「公害基本法」ともいわれていますが・・・・・・。
    (52.6) 知っている
    (47.4) 知らない

    Q6  公害対策基本法では,人の健康や生活環境を守るために,環境基準を定めることになっていますが,知っていますか,知りませんか。
    (48.8) 知っている →SQ1,SQ2,SQ3へ
    (51.2) 知らない →Q7へ

    SQ1  大気の汚染について,環境基準があることを知っていますか,知りませんか。
    (N=1,184)
    (91.8) 知っている
    ( 8.2) 知らない

    SQ2  では,水質の汚濁については,どうでしょうか。
    (N=1,184)
    (85.7) 知っている
    (14.3) 知らない

    SQ3  では,騒音については,どうでしょうか。
    (N=1,184)
    (90.7) 知っている
    ( 9.3) 知らない

    Q7 〔回答票3〕 あなたは,この2,3年の間にこのような公害で被害を受けたことがありますか。・・・・・・この中ではどうでしょうか。・・・・・・2つ以上ある場合は,主なものを1つだけあげて下さい。
    ( 2.8) (ア) 大気の汚染 →SQへ
    ( 4.0) (イ) 水質の汚濁(湖沼・川・海) →SQへ
    (14.7) (ウ) 騒音 →SQへ
    ( 3.6) (エ) 振動 →SQへ
    ( 0.5) (オ) 地盤沈下 →SQへ
    ( 6.6) (カ) 悪臭 →SQへ
    ( 0.3) (キ) 土壌汚染 →SQへ
    (65.0) 被害を受けたことがない →Q9へ
    ( 2.4) わからない →Q9へ

    SQ  その発生源は何だと思いますか。・・・・・・発生源が2つ以上あると思う場合は,主なものを1つだけあげて下さい。(F.A.)(該当する番号に○をつける)
    (N=789)
    (20.3) 事業活動(事務所,工場,工事現場など)
    (36.9) 自動車(オートバイなどを含む)
    ( 4.7) 鉄道
    ( 1.9) 航空機
    (13.9) 下水,ゴミなどの都市生活
    ( 5.2) 養豚場,養鶏場,牧畜などによるもの
    ( 2.8) 商店や飲食店によるもの
    ( 8.0) 近隣の私生活
    ( 2.4) 原因が複合していて特定できない
    ( 1.8) その他
    ( 2.0) わからない

    Q8 〔回答票4〕 あなたは,公害による被害をなくしたり,小さくするためにどのようなことをなさいましたか。電話や手紙によるもの,家族や団体の代表者が行動をおこしたものも含めて下さい。(M.A.)
    (N=789)
    (12.4) (ア) 自治会,町内会,対策協議会などで話し合った →SQaへ
    ( 6.3) (イ) 公害の発生源の責任者に対して抗議を申し入れ,交渉などをした →SQaへ
    ( 2.2) (ウ) 知事,市区町村長などの地域の責任者,世話役にあっせんをたのんだ →SQaへ
    ( 6.2) (エ) 都道府県庁,市区役所,町村役場,保健所に対策(取締り)を要望したり陳情した →SQaへ
    ( 0.8) (オ) 環境庁,厚生省,通産省などの国の機関やその出先機関に対策(取締り)を要望した →SQaへ
    ( 2.5) (カ) 警察に対策(取締り)を要望したり陳情した →SQaへ
    ( 2.7) その他
    (69.5) なにもしなかった →SQbへ
    ( 1.5) わからない →Q9へ
    (M.T.=104.1)


    SQa 〔回答票5〕 その結果はどうなりましたか。この中からあげて下さい。
    (N=229)
    (17.9) (ア) 満足な解決が得られた
    (19.2) (イ) 不満だが,一応解決した
    (22.3) (ウ) 解決しないが,多少改善された
    (28.4) (エ) 全然改善されなかった
    ( 9.2) (オ) 交渉中で,まだ結果が出ていない
    ( 3.1) わからない

    SQb  被害をうけてもなにもしないのはどうしてですか。(F.A.)(M.A.)(具体的に記入の上該当番号に○をつける)
    (N=548)
    (34.5) それほどの被害ではないからがまんできる,この程度ならやむを得ない
    (30.7) 場所がらやむを得ない
    ( 3.8) 発生源がはっきりしない,対策がない
    ( 4.9) どこに苦情を申し入れてよいかわからない
    ( 8.6) 申し入れても本気で取りあげてくれそうもないし,時間がかかる
    (16.4) 近所づきあいもあるのでやむを得ない
    ( 2.6) 解決の見通しがついている
    ( 8.8) 忙しい,面倒
    ( 2.7) その他
    ( 2.4) わからない
    (M.T.=115.3)


    Q9  あなたは,「公害紛争処理法」という法律があることを知っていますか。
    (19.2) 知っている
    (80.8) 知らない

    Q10  公害紛争が起こった場合,その紛争の解決を公平に行う機関として,国の公害等調整委員会とか,都道府県の公害審査会があることを知っていますか。
    (26.1) 知っている
    (73.9) 知らない

    Q11  あなたは,都道府県庁や市区役所・町村役場に公害苦情相談窓口(公害苦情相談員)のあることを知っていますか。
    (60.0) 知っている
    (40.0) 知らない

    Q12  あなたは警察でも,公害に関する苦情の相談に応じていることを知っていますか。
    (31.2) 知っている
    (68.8) 知らない

    Q13 〔回答票6〕 公害の被害を受けた人達が,当事者同士でうまく解決できない場合は,どのような解決方法が最もよいと思いますか,この中ではどうでしょうか。
    (39.7) (ア) 市区町村や都道府県などの仲介で解決をはかる →SQへ
    (20.1) (イ) 都道府県の公害審査会や国の公害等調整委員会のような公害紛争処理機関で解決をはかる →SQへ
    ( 5.3) (ウ) 裁判所に訴える →SQへ
    ( 4.6) (エ) 議員や有力者の仲介で解決をはかる →SQへ
    (12.9) (オ) あくまでも当事者同士で解決をはかる →Q14へ
    ( 0.9) その他 →Q14へ
    (16.7) わからない →Q14へ

    SQ 〔回答票7〕 それで,なぜそのような解決方法が最もよいと思いますか。この中ではどうでしょうか。
    (N=1,689)
    (72.8) (ア) 公平で信頼できるから
    (17.3) (イ) 手続きが簡単で処理が早いから
    ( 7.6) (ウ) 費用がかからないから
    ( 2.2) その他

    Q14 〔回答票8〕 交通公害のうち自動車による公害について,あなたの考えは,この中のどちらにもっとも近いですか。
    (33.7) (ア) ある程度自動車による公害が出ても,生活が便利になる方がよい
    (30.0) (イ) ある程度生活が不便になっても,自動車による公害のない方がよい
    (31.9) 一概にいえない
    ( 4.4) わからない

    Q15 〔回答票9〕 それでは,自動車によって起こされる公害を防止するためには,どのようなことが必要だと思いますか。この中から1つお答え下さい。
    (40.3) (ア) 自動車のエンジンなどの構造を改善する(排出ガスや,騒音の規制など)
    (20.2) (イ) 自動車交通量を抑制する(公共輸送機関への転換,マイカー利用の抑制,都市部へ自動車乗り入れの制限など)
    ( 9.8) (ウ) 自動車の通行方法を規制する(最高速度の制限,走行車線の減少など)
    ( 7.9) (エ) 道路構造を改良する(防音壁,緑地帯の整備など)
    ( 7.3) (オ) 沿道に適した土地利用・街づくりを推進する(緑地・公園・ビル・倉庫などの建物で騒音をさえぎるなど)
    ( 0.3) その他
    (14.2) わからない

    Q16 〔回答票10〕 仮に,お宅の近くに,新幹線,空港,高速自動車道路,ゴミ処理施設などの公共施設が建設されることになった場合には,どのようにお考えになりますか。この中であなたのお気持に最も近いものを1つえらんでください。
    ( 8.9) (ア) 公害問題はあっても,公共の利益のために協力する
    (26.6) (イ) どちらかといえば協力する
    (39.7) (ウ) どちらかといえば反対する
    (12.7) (エ) 絶対に反対する
    (12.2) わからない

    Q28 〔回答票21〕 生活環境(公害や自然環境の状況)について考えた場合,あなたが住んでいる地域だけでなく,国全体として政府に特にとりくんでほしいと思うものはどのようなことですか。この中から2つまであげて下さい。(M.A.)
    (43.0) (ア) 大気の汚染
    (33.6) (イ) 水質の汚濁(湖沼・川・海)
    (17.3) (ウ) 騒音
    ( 2.4) (エ) 振動
    ( 2.4) (オ) 地盤沈下
    ( 3.5) (カ) 悪臭
    ( 3.7) (キ) 土壌汚染
    ( 5.6) (ク) 野生動植物の減少
    (25.9) (ケ) すぐれた自然の風景がそこなわれること
    (13.4) (コ) ゴミ処理
    (12.0) (サ) 空カンの処理
    (13.8) (シ) 地球全体としてみた環境問題
    ( 0.7) その他
    ( 7.6) わからない
    (M.T.=185.0)


    Q29 〔回答票22〕 では,あなたが生活環境(公害や自然環境の状況)を良い状況にしていくく上での対策として,国や地方自治体に力を入れてほしいと思うのは,どのようなことですか。この中から1つお答え下さい。
    (19.4) (ア) 法律や条例などの規制をさらにきびしくする
    (25.2) (イ) 国や地方自治体の公害防止や自然保護に関する体制を充実する
    (20.2) (ウ) 公害防止技術の開発や自然環境を保護するための研究をすすめる
    (22.8) (エ) 学校教育や社会教育において,公害防止や自然保護についての内容を充実する
    ( 0.2) その他
    (12.2) わからない

    <フェース・シート>
    F1  〔性別〕
    (45.2)
    (54.8)

    F2  〔年齢〕あなたのお年は満でおいくつですか。
    (14.6) 20〜29歳
    (25.3) 30〜39歳
    (23.1) 40〜49歳
    (18.4) 50〜59歳
    (18.6) 60歳以上

    F3  〔職業〕あなたのご職業は何ですか。(仕事の内容がわかるように記入した上で,該当する項目に○をつける)
    <自営業>
    ( 7.0) 農林漁業
    ( 9.8) 商工サービス業
    ( 1.0) 自由業
    <被傭者>
    ( 1.6) 管理職
    ( 0.5) 専門技術職
    (13.4) 事務職
    (21.0) 労務職
    <家族従業者>
    ( 4.7) 農林漁業
    ( 4.2) 商工サービス業 自由業
    <無職>
    (27.1) 無職の主婦
    ( 1.0) 学生
    ( 8.6) その他の無職

    F4  〔学歴〕あなたが最後に卒業された学校はどちらですか。(中退・在学中は卒業とみなす。)
    ( 5.4) 小卒
    (34.9) 旧高小・新中卒
    (45.2) 旧中・新高卒
    (14.1) 旧高専大・新大卒
    ( 0.4) 不明

    F5  〔居住年数〕あなたは,この市(区・町・村)に住むようになってから,何年になりますか。
    ( 6.3) 2年未満
    (12.0) 2〜5年未満
    (15.0) 5〜10年未満
    (18.1) 10〜20年未満
    (48.6) 20年以上

    F6 〔回答票23〕 〔居住形態〕現在のお住まいについてお伺いします。今の住宅は,このように分類した場合,どれにあたりますか。
    (67.8) (ア) 自分の家(一戸建)
    ( 3.9) (イ) 自分の家(共同住宅)
    ( 6.1) (ウ) 公営(都道府県営・市町村営)住宅
    ( 2.6) (エ) 公団,公社の賃貸住宅
    (13.5) (オ) 民間の賃貸住宅(貸家,アパート,マンション等すべてを含む)
    ( 5.9) (カ) 勤め先の給与住宅(社宅,寮,公務員住宅等)
    ( 0.2) その他

    F7  〔自動車の保有〕お宅では,自家用車をお持ちですか。(自動二輪車は含めない)
    (72.4) 持っている
    (27.6) 持っていない

    F8 〔回答票24〕 お宅の生活程度は,世間一般からみてこの中のどれに入ると思いますか。
    ( 0.8) (ア)
    ( 8.5) (イ) 中の上
    (59.6) (ウ) 中の中
    (21.6) (エ) 中の下
    ( 6.4) (オ)
    ( 3.1) 不明

    F9  〔居住地〕(調査員判断)
    (58.5) 住宅の多い地区
    ( 3.7) 工場の多い地区
    ( 9.0) 商店その他の事業所の多い地区
    (28.7) 農山漁村地区
    ( 0.2) その他

    世論調査トップページへ世論調査(全調査表示)へ昭和56年度調査インデックスへ

  • Copyright©2012 Cabinet Office, Government Of Japan. All Rights Reserved.

    内閣府 Cabinet Office, Government of Japan 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)