• まちづくり・交通

大都市地域における住宅・宅地に関する世論調査(昭和49年6月調査)

2003年11月25日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

「大都市地域における住宅・宅地に関する世論調査」

内閣府政府広報室


調査の概要


・調査の目的
大都市圏に居住している者の住宅・宅地に関する意識および志向,ならびに住宅・宅地政策に対する意識等を調査して,今後の施策の参考とする。

・調査項目
(1) 住まいの現状に対する意識について
(2) 住宅に対する志向について
(3) 公的住宅に対する意識について
(4) 住宅・宅地政策に対する意識について

・調査対象者
(1) 母集団
首都圏(東京駅を中心とした半径50Kmの円内地区)
中京圏(名古屋駅を中心とした半径30Kmの円内地区)
京阪神圏(大阪駅を中心とした半径50Kmの円内地区)
以上の地域の市区町村に居住する世帯員2人以上の普通世帯の世帯主
(2) 標本数 3,000人
首都圏 1,481人
中京圏 608人 (注)
京阪神圏 911人
(3) 抽出法 層化2段無作為抽出法

・調査時期 昭和49年6月20日〜昭和49年6月26日

・調査方法 調査員による面接聴取

・調査実施委託機関 社団法人 新情報センター

・回収結果
(1) 有効回収数(率) 2,492人(83.1%)
首都圏 1,255人 (回収率 84.7%)
中京圏 474人 (回収率 78.0%)
京阪神圏 763人 (回収率 83.8%)

※ 重みつき 4510人
(2) 調査不能数(率) 508人(16.9%)
−欠票内訳−
転居 37人 長期不在 33人 一時不在 250人
住所不明 34人 拒否 130人 その他 24人
508人

・性・年齢別回収結果
性・年齢別回収結果
(注) 抽出率は中京圏のみ他の2倍とした。そのため,集計にあたっては他の圏の数は2倍に重みづけた。 
首都圏 1,255×2=2,510
京阪神圏 763×2=1,526
従って,本報告書では,有効回収数=4,510として全体のパーセントを算出してある。



調査票


(住まいの現状とこれに対する意識)
Q1 〔回答票1〕今の住宅は,このように分類した場合,どれにあたりますか。
(60.0) (ア) 自分の家(マンション,分譲アパート等を含む) →Q2へ
(4.7) (イ) 公営(都府県営,市町村営)住宅 →SQへ
(4.1) (ウ) 公団・公社の賃貸住宅 →SQへ
(23.4) (エ) 民間の賃貸住宅(貸家,アパート,マンション等すべてを含む) →SQへ
(6.9) (オ) 勤め先の給与住宅(社宅,寮,公務員住宅等) →SQへ
(0.9) その他 →SQへ



SQ お宅の家賃は1カ月いくらでしょうか。(N=1,805)
(9.1) 3千円未満
(11.5) 3千円〜5千円未満
(7.4) 5千円〜7千円未満
(9.6) 7千円〜1万円未満
(17.8) 1万円〜1万円5千円未満
(15.6) 1万円5千円〜2万円未満
(14.0) 2万円〜3万円未満
(7.5) 3万円以上
(5.6) 払っていない
(1.9) 不明



Q2 〔回答票2〕あなたが現在お住まいになっている住宅の周辺の自然環境について,どのように思っておられますか。この中ではどうでしょうか。
(20.1) (ア) 満足している
(44.5) (イ) まあ満足している
(26.5) (ウ) 多少不満がある
(7.6) (エ) 非常に不満がある
(1.2) わからない



Q3 〔回答票2〕では,通勤や買物,学校や病院など生活環境について,どのように思っておられますか。この中ではどうでしょうか。
(23.9) (ア) 満足している
(48.4) (イ) まあ満足している
(22.9) (ウ) 多少不満がある
(4.1) (エ) 非常に不満がある
(0.6) わからない



Q4 〔回答票2〕では,今の住宅の広さや設備などについては,どのように思っておられますか。この中ではどうでしょうか。
(17.8) (ア) 満足している
(37.5) (イ) まあ満足している
(34.4) (ウ) 多少不満がある
(9.7) (エ) 非常に不満がある
(0.6) わからない



(住宅建設に対する志向)
Q5 住宅の場所としては,交通や買物などの日常生活が多少不便でも,自然環境のよい郊外がよいと思いますか。それとも,自然環境などは多少悪くとも,交通や買物などの日常生活が便利な,既成の市街地がよいと思いますか。しいて言えばどちらでしょうか。
(50.9) 郊外がよい
(40.1) 既成の市街地がよい
(9.0) わからない



Q6 〔回答票3〕現在のお住まいとは関係なくお伺いします。大都市地域の住宅として,1戸建ての住宅について,あなたはどのようにお考えでしょうか。この中ではどうでしょうか。
(13.3) (ア) 1戸建ての住宅以外は考えられない →SQ1へ
(48.8) (イ) 1戸建ての住宅が望ましい →SQ1へ
(23.7) (ウ) 1戸建ての住宅でなくてもやむを得ない →Q7へ
(9.5) (エ) 1戸建ての住宅はあきらめるべきだ →Q7へ
(4.7) わからない →Q7へ




SQ1 では,そのようにお考えになる主な理由は何でしょうか。(M.A.)(N=2,801)
(23.9) 庭が魅力
(48.8) 気がねなく暮らせる
(25.9) ゆとりのある生活ができる
(39.8) 落着いた生活ができる
(11.1) 老後や子供のため
(7.7) 財産づくりになる
(2.4) その他
(1.6) わからない



SQ2 大都市地域では,宅地の広さは何平方メートルぐらいが望ましいと思いますか。(N=2,801)
(4.5) 100平米未満(30坪未満)
(20.4) 100平米ぐらい(約30坪)
(30.8) 150平米ぐらい(約45坪)
(25.3) 200平米ぐらい(約60坪)
(4.6) 250平米ぐらい(約75坪)
(2.1) 300平米ぐらい(約90坪)
(5.0) 300平米以上(90坪以上)
(7.4) わからない



Q7 では仮りに,お宅が大都市地域で生活するとした場合,住宅の部屋数は何部屋が望ましいと思いますか。ダイニングキッチンも1室と数えてお答え下さい。
(8.4) 3室
(31.0) 4室
(37.3) 5室
(13.8) 6室
(5.7) 7室以上
(3.9) わからない



Q8 仮りにあなたが,今,大都市地域で,新たに住宅を建築したり,購入するとした場合には,家計やよそからの融資なども考えて,最高でいくらぐらいまでのものなら建築や購入が可能だと思いますか。土地代金も含めてお答え下さい。
(1.6) 500万円未満 →SQ1へ
(2.5) 500万円〜700万円未満 →SQ1へ
(7.9) 700万円〜1,000万円未満 →SQ1へ
(14.2) 1,000万円〜1,500万円未満 →SQ1へ
(9.1) 1,500万円〜2,000万円未満 →SQ1へ
(8.8) 2,000万円以上 →SQ1へ
(22.4) 購入は不可能 →Q9へ
(33.5) わからない →Q9へ



SQ1 では,その資金については,金額自己資金でまかなうことが可能だと思いますか。それともよそからの融資も利用しなければならないと思いますか。(N=1,989)
(8.3) 全額自己資金で可能 →Q9へ
(86.7) よそからの融資も利用しなければならない →SQ2へ
(5.0) わからない →Q9へ



SQ2 借入金と利息の返済に,1年間に支払う額は,現在の家計を考えていくらぐらいまでが可能だと思いますか。(N=1,724)
(2.8) 10万円未満
(7.3) 10万円〜20万円未満
(20.8) 20万円〜30万円未満
(28.7) 30万円〜50万円未満
(21.8) 50万円〜100万円未満
(7.4) 100万円以上
(11.3) わからない



Q9 あなたが現在,通勤しているいないにかかわらずお伺いします。一般にお住いから勤め先までの通勤時間は,どの程度までならやむを得ないと思いますか。
(17.4) 30分ぐらい
(58.8) 1時間ぐらい
(18.0) 1時間半ぐらい
(2.0) 2時間ぐらい
(0.2) 2時間以上
(3.6) わからない



Q10 〔回答票4〕仮りに,あなたが現在,家を建てたり買ったりするとした場合,同じ価格であったならばこの中のどちらの方を選びますか。しいて言えばどちらでしょうか。
(28.6) (ア) 買物や通勤に便利な市街地の共同住宅(マンションや分譲アパートなど)
(59.2) (イ) 買物や通勤が不便でも郊外の1戸建ての住宅
(12.1) わからない



Q11 〔回答票5〕仮りに,あなたが大都市地域で新たに家を買うとした場合,中古住宅についてどのようにお考えになりますか。この中ではどうでしょうか。
(13.8) (ア) 中古住宅は考えられない
(28.0) (イ) 中古住宅でもやむを得ない
(22.3) (ウ) 中古住宅でもよい
(23.5) 一概に言えない
(12.4) わからない



Q12 〔回答票6〕ところで,お宅では将来の住宅について,どのような計画をお持ちでしょうか。この中ではどうでしょうか。子供さんなどのための計画も含めてお答え下さい。
(15.4) (ア) 新築・今の家の建替え →SQ1へ
(12.3) (イ) 分譲住宅・建売住宅・中古住宅の購入 →SQ1へ
(13.4) (ウ) 今の家の増築・改築 →SQ1へ
(3.5) (エ) 住宅を借りる →Q13へ
(0.8) その他 →Q13へ
(47.2) 計画はない →Q14へ
(7.5) わからない →Q14へ



SQ1 〔回答票7〕あなたがお考えになっている,将来の住宅計画の実現について,どのような見通しをお持ちでしょうか。この中ではどうでしょうか。(N=1,853)
(17.4) (ア) 実現できそう →Q13へ
(36.0) (イ) なんとか実現できそう →Q13へ
(30.3) (ウ) かなり実現はむずかしい →SQ2へ
(9.7) (エ) 非常に実現はむずかしい →SQ2へ
(6.6) わからない →Q13へ



SQ2 実現はむずかしいとお考えになる理由は何でしょうか。(M.A.)(N=740)
(60.9) 住宅・土地・建築資材などの値上がり
(8.6) 適当なものが手に入りにくい
(15.1) 子供の養育などほかに費用がかかる
(56.5) 資金の都合や返済が難かしい
(3.9) その他
(1.5) わからない



Q13 〔回答票8〕では,いまお答えいただいた将来の住宅計画がもし実現できなかった場合には,2番目の希望としてどのようにお考えでしょうか。この中ではどうでしょうか。
(0.7) (ア) 新築・今の家の建替え
(3.1) (イ) 分譲住宅・建売住宅・中古住宅の購入
(5.4) (ウ) 今の家の増築・改築
(6.7) (エ) 住宅を借りる
(1.3) その他
(28.2) 2番目は考えていない
(47.2) 計画はない
(7.5) わからない


(〔調査員確認〕Q12かQ13のどちらかで,「(エ)住宅を借りる」と答えた者に,以下のSQ1とSQ2を質問する。それ以外の者は,SQ1の「調査しない」に○印を付して,Q14へとぶこと。)

SQ1 〔回答票9〕住宅を借りる場合,あなたはどのような住宅に住みたいと思っていらっしゃいますか。この中ではどうでしょうか。(N=456)
(30.3) (ア) 公営(都道府県営,市町村営)住宅 →SQ2へ
(20.8) (イ) 公団・公社の住宅 →SQ2へ
(29.4) (ウ) 民間の1戸建て住宅 →SQ2へ
(4.4) (エ) 民間の木造建て共同住宅 →SQ2へ
(5.5) (オ) 民間の中高層共同住宅 →SQ2へ
(0.4) その他 →SQ2へ
(9.2) わからない →SQ2へ
調査しない →Q14へ



SQ2 では,そのような住宅を借りるとした場合,毎月支払う家賃は,現在の家計を考えていくらぐらいまでなら可能だと思いますか。(N=456)
(12.7) 1万円未満
(19.1) 1万円〜1万5千円未満
(28.9) 1万5千円〜2万円未満
(23.5) 2万円〜3万円未満
(5.7) 3万円以上
(10.1) わからない



(公的住宅に関する意識)
(〔調査員確認〕Q1で「(イ)公営(都府県営,市町村営)住宅」に○印を付した者は,Q14の「調査しない」に○印を付して,Q15へとぶこと。)

Q14 あなたは,公営住宅という言葉を見聞きしたことがありますか。(注)公営住宅居住者は「ある」,「知っている」として集計した。
(94.3) ある →SQ1へ
(5.7) ない →Q15へ
調査しない →Q15へ



SQ1 では,公営住宅は,都道府県や市町村が建てている住宅であることを知っていますか。(N=4,253)
(97.5) 知っている
(2.5) 知らない



SQ2 また,公営住宅は,低所得者のために建てている,安い家賃の住宅であることを知っていますか。(N=4,253)
(91.0) 知っている
(9.0) 知らない


(〔調査員確認〕下記のどちらかに該当する者については,質問文のうち(都道府県や……安い家賃の住宅で)は読まないこと。・Q14で「調査しない」者・Q14で,SQ1とSQ2の両方とも「知っている」と答えた者)

Q15 〔回答票10〕公営住宅は,(都道府県や市町村が低所得者のために建てている安い家賃の住宅で)最近建築されているものは3部屋とダイニングキッチンで1万5千円程度ですが,部屋数と家賃との関係について,どのようにお考えでしょうか。この中ではどうでしょうか。
(16.9) (ア) 家賃を高くして,部屋数をもっと多くした方がよい
(8.7) (イ) 部屋数を少なくして,家賃をもっと安くした方がよい
(51.1) (ウ) 部屋数も家賃も現在の程度が適切である
(2.7) その他
(20.5) わからない



Q16 〔回答票11〕公営住宅の入居者の決定方法についてお伺いします。あなたは,どのような方法がよいと思いますか。この中であなたのお考えに近い方をお選び下さい。
(29.5) (ア) 公募により,世帯収入が一定の水準以下の世帯から,抽選で入居を決定する
(54.5) (イ) 収入が低いとか,多人数であるとかなどにより,住宅に困っている世帯から優先的に入居させる
(1.1) その他
(14.9) わからない



Q17 〔回答票12〕公営住宅の家賃は,物価の上昇などとは関係なく,入居した当時の家賃のまま据え置かれています。これについてどのようにお考えでしょうか。この中であなたのお考えに近いほうをお選び下さい。
(33.9) (ア) 入居した当時の家賃のままでよい
(48.0) (イ) 入居後の家賃水準を考慮した家賃にした方がよい
(0.9) その他
(17.2) わからない



Q18 〔回答票13〕また,公営住宅や公団・公社の住宅の家賃について,次のような2つの考え方がありますが,あなたのお考えはどちらの方に近いでしょうか。
(43.7) (ア) 家賃は入居者の世帯収入に関係なく同じにする
(40.4) (イ) 家賃は入居者の世帯収入に応じて差をつける
(0.6) その他
(15.3) わからない



Q19 お宅では最近5年間に,公営の賃貸住宅の一般公募に申し込まれたことがありますか。また,公団・公社の賃貸住宅の一般公募に申し込まれたことがありますか。(M.A.)
(9.7) 公営住宅に申し込んだことがある →Q20へ
(11.2) 公団・公社の住宅に申し込んだことがある →Q20へ
(77.6) 公営住宅にも公団・公社住宅のどちらにも申し込んだことはない →SQへ
(3.5) わからない →Q20へ



SQ 〔回答票14〕公営の賃貸住宅や公団・公社の賃貸住宅に申し込みをされなかったのは,どのような理由からでしょうか。この中ではどうでしょうか。(M.A.)(N=3,498)
(4.5) (ア) 収入など申し込み制限がきびしい
(2.2) (イ) 部屋数が少なく狭い
(8.0) (ウ) 当選するはずがないと思った
(2.2) (エ) 家賃が高い
(5.7) (オ) 便利な場所に建設されていない
(1.5) (カ) 応募の方法がわからない
(5.8) (キ) 申し込み資格がない
(75.0) (ク) 申し込む必要がない
(5.1) その他
(1.9) わからない



(住宅・宅地政策に対する意識)
Q20 〔回答票15〕次に宅地についてお伺いします。あなたは,土地の値上りの原因はどこにあるとお考えですか。この中で,第1の原因と考えられるものはどれでしょうか。また2番目の原因と考えられるものはどれでしょうか。
(1番目) (2番目) (1番目+2番目)
(12.0) (10.2) (22.2) (ア) 世帯の細分化により,宅地需要が多くなった
(6.7) (6.3) (13.0) (イ) 1戸建て・庭つき住宅への需要が多くなった
(11.4) (10.2) (21.6) (ウ) 土地はあるが,地主が売惜しみしている
(4.3) (3.8) (8.1) (エ) 民間の土地業者などの宅地供給が十分でない
(29.0) (20.5) (49.5) (オ) 民間企業の土地の投機的な買占め
(4.6) (8.3) (12.9) (カ) 土地の流通機構がよくなく,需給が円滑でない
(17.0) (17.8) (34.8) (キ) 人口や産業が都市に集中した
(1.7) (3.5) (5.2) (ク) 公団・公社や地方公共団体の行っている宅地造成が,思うように進まない
(2.4) (4.3) (6.7) (ケ) 公共事業のための土地買収
(2.7) (1.1) (3.8) その他
(8.3) (13.9) (22.2) わからない



Q21 〔回答票16〕大都市地域において,都道府県や公団・公社等のおおやけの機関が大規模に宅地開発を行う場合,その宅地はどのように利用したらよいと思いますか。この中からあなたのお考えに近い方をお選び下さい。
(50.5) (ア) 公共住宅の用地として優先的に利用する
(30.4) (イ) 一般向の分譲宅地として優先的に利用する
(1.6) その他
(17.5) わからない



Q22 〔回答票17〕では,大都市地域において,都道府県や公団・公社等のおおやけの機関が,大規模に宅地を開発し,大量の宅地供給を積極的に行うことについて,あなたはどのようにお考えですか。あなたのお考えに近い方をこの中からお選び下さい。
(48.5) (ア) 宅地を大量に供給でき,住宅難の緩和に役立つので賛成
(16.5) (イ) 大都市の人口が益々増加し,過密化が促進されるので反対
(25.1) 一概に言えない
(9.9) わからない



Q23 今,申し上げたような,大規模な宅地開発を実施すると,個人の権利の制限など,いろいろ問題があると思いますが,あなたは現在の宅地難を緩和するためには,地主など一部の人々の権利を,ある程度制限することもやむを得ないと思いますか。それともそのような場合でも個人の権利はあくまでも優先すべきだと思いますか。
(41.2) ある程度個人の権利の制限はやむを得ない
(14.4) あくまでも個人の権利を優先すべきだ
(37.8) 一概に言えない
(6.7) わからない



Q24 〔回答票18〕大都市地域の米軍基地が返還された場合や,工場が移転した跡地の利用について,「中高層の公共住宅を建設して,周辺の人々をそこに入居させ,その跡地をさらに中高層の公共住宅や公園に利用する」という方法が考えられています。これについてあなたはどう思いますか。この中であなたのお考えに近い方をお選び下さい。
(43.1) (ア) 大都市の過密地域を整備するためによい方法なので賛成 →SQへ
(15.1) (イ) 周辺の人々の権利の制限などいろいろと問題があるので,その方法には反対 →Q25へ
(34.0) 一概に言えない →Q25へ
(7.8) わからない →Q25へ



SQ 〔回答票19〕では,周辺の人々が入居や転居に同意しなかった場合,あくまでも話し合いによって解決をはかることが望ましいわけですが,もし,どうしても同意が得られなかった場合,あなたはどのようにすればよいと思いますか。この中であなたのお考えに近い方をお選び下さい。(N=1,946)
(46.0) (ア) やはり公共の福祉のためには,強制的に転居させることもやむを得ない
(22.6) (イ) あくまでも個人の権利を守るために,強制的に転居させることには反対
(28.4) 一概に言えない
(3.0) わからない



Q25 〔回答票20〕宅地開発と自然保護との関係について,あなたはどのようにお考えですか。あなたのお考えに近い方を,この中からお選び下さい。
(14.5) (ア) 宅地開発のためには,自然破壊もやむを得ない
(43.9) (イ) 宅地開発よりも,自然保護を優先すべきである
(36.9) 一概に言えない
(4.7) わからない



Q26 仮りに,あなたが住んでいる近くに,住宅団地が建設されることになった場合,あなたはこうした団地の建設には賛成ですか。それとも反対ですか。
(39.9) 賛成 →Q27へ
(32.5) 反対 →SQへ
(27.6) わからない →Q27へ



SQ 反対される理由は何ですか。(M.A.)(N=1,467)
(40.6) 日当たりが悪くなる
(33.4) 自然が破壊される
(8.8) 近くに知らない人が増えるのはいやだ
(41.2) 人口が過密になる
(6.6) その他
(3.1) わからない



Q27 〔回答票21〕現在政府が行っている,住宅・宅地対策はいろいろありますが,この中であなたのご存知のものをあげて下さい。名前を聞いたことがある程度でも結構です。(M.A.)
(53.6) (ア) 住宅建設5カ年計画
(36.7) (イ) 日本住宅公団長期特別分譲住宅(家賃程度の負担で持てる分譲住宅)
(16.2) (ウ) 農地所有者等賃貸住宅(農地の所有者に対する賃貸住宅建設の助成制度)
(15.3) (エ) 公有地の拡大の推進に関する法律(公的機関が土地を優先的に取得できる制度)
(32.3) (オ) 宅地開発公団の設置
(40.6) (カ) 農地の宅地並み課税(市街化区域内農地に宅地並みの課税をする制度)
(27.6) (キ) 土地譲渡益重課制度(短期間もっていた土地の売渡し利益に対し高い税金を課す制度)
(43.0) (ク) 地価公示制度(土地について適正な価格を公示する制度)
(20.0) どれも知らない



Q28 〔回答票22〕あなたは,現在の大都市地域の住宅問題を改善するためには,政府はどのような対策に重点をおくべきだと思いますか。この中で,最も重点をおくべきものはどれでしょうか。また2番目に重点をおくべきものはどれでしょうか。
(1番目) (2番目) (1番目+2番目)
(24.5) (16.1) (40.6) (ア) 公団・公社の賃貸住宅の建設
(15.3) (18.4) (33.7) (イ) 公団・公社の分譲住宅の建設
(22.9) (18.3) (41.2) (ウ) 公営(都道府県・市町村営)の賃貸住宅の建設
(2.8) (5.1) (8.0) (エ) 民間企業の賃貸住宅建設の促進
(2.7) (7.1) (9.8) (オ) 民間企業の分譲住宅建設の促進
(17.6) (16.9) (34.5) (カ) 個人の持家建設の促進(融資の拡大など)
(0.9) (0.6) (1.6) その他
(13.2) (17.4) (30.6) わからない



<フェース・シート>

F1 〔性別〕
(93.8)
(6.2)



F2 〔年齢〕あなたのお歳は満でおいくつですか。
(10.8) 20〜29歳
(30.0) 30〜39歳
(28.6) 40〜49歳
(17.8) 50〜59歳
(12.8) 60歳以上



F3 〔本人職業〕あなたのご職業は何ですか。(具体的に記入)
<自営業>
(3.6) 農林漁業 →F5へ
(22.1) 商工サービス業 →F4へ
(2.7) 自由業 →F4へ
<被傭者>
(6.2) 管理職 →F4へ
(3.5) 専門技術職 →F4へ
(30.4) 事務職 →F4へ
(25.7) 労務職 →F4へ
(5.7) 無職 →F5へ



F4 〔通勤〕あなたは通勤をしていますか。
(68.8) 通勤している →SQへ
(31.2) 通勤していない →F5へ



SQ 〔通勤時間〕家を出てから職場までは,ふつう何時間ぐらいかかりますか。(N=3,104)
(34.8) 30分未満
(43.6) 30分〜1時間未満
(18.0) 1時間〜1時間30分未満
(2.9) 1時間30分〜2時間未満
(0.3) 2時間以上
(0.4) 不明



F5 〔学歴〕あなたが最後に卒業された学校はどちらですか。(中退・在学中は卒業とみなす)
(4.3) 小卒(未就学)
(29.1) 旧高小・新中卒
(42.5) 旧中・新高卒
(23.6) 旧高専大・新大卒
(0.6) 不明



F6 〔未既婚〕あなたは結婚していらっしゃいますか。〔「結婚している」と答えた者に〕配偶者の方はご健在ですか。
(92.8) 既婚
(5.2) 離死別
(2.0) 未婚



F7 〔乳幼児・小中学生の有無〕お宅には,乳幼児や小学生,中学生のお子さんがいらっしゃいますか。
(59.6) いる
(40.4) いない



F8 〔家族数〕ご家族はあなたを含めて何人でしょうか。
(13.2) 2人
(22.7) 3人
(35.3) 4人
(17.9) 5人
(10.9) 6人以上



F9 〔回答票23〕〔世帯年間収入〕お宅の収入は,ご家族全部あわせて,去年1年間で,およそどれくらいになりましたか。この中ではどうでしょうか。……ボーナスを含め,税込み額でお答えください。
(3.0) (ア) 100万円未満
(11.2) (イ) 100万円〜150万円未満
(25.3) (ウ) 150万円〜200万円未満
(24.7) (エ) 200万円〜300万円未満
(16.3) (オ) 300万円以上
(19.5) 不明



F10 〔住宅手当〕〔F3で被傭者と回答した者だけに〕あなたは,勤め先から,いわゆる「住宅手当」を受けていますか。(N=2,970)
(35.3) 受けている
(64.7) 受けていない



F11 〔部屋数〕お宅の部屋数は全部でいくつでしょうか。ダイニングキッチンも1室と数えてお答え下さい。なお,人に貸している部屋とか営業用の部屋は除いて下さい。
(1.3) 1室
(10.2) 2室
(24.2) 3室
(24.8) 4室
(17.3) 5室
(10.1) 6室
(12.2) 7室以上



F12 〔住宅の建て方〕〔調査員判断〕
(62.4) 1戸建て
(15.2) 長屋建て(いわゆる文化住宅も含む)
(20.5) 共同住宅(アパート,マンション等)
(1.9) その他




この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top