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社会意識に関する世論調査(昭和47年8月調査)

2003年12月25日掲載

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内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

「社会意識に関する世論調査」

内閣府政府広報室


調査の概要


・調査の目的
一般国民の社会や国に対する基本的な意識を調査して,国政の基礎的な参考資料とする。

・調査項目
(1) 生活および社会に対する基本的態度
(2) 国民としての意識
(3) 日本の文化についての考え方

・調査対象
(1) 母集団 全国の20歳以上の男女
(2) 標本数 10,000人
(3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法

・調査時期 昭和47年8月30日〜昭和47年9月14日

・調査方法 調査員による面接聴取

・調査実施委託機関 社団法人 中央調査社

・回収結果
(1) 有効回収数(率) 8,220人(82.2%)
(2) 調査不能数(率) 1780人(17.8%)
 
−不能内訳−
転居 263 住所不明 149
長期不在 238 拒否 306
一時不在 756 その他 68
(計1,780)

・性・年齢別回収結果
性・年齢別回収結果




調査票


Q1 あなたの生活は,毎日いそがしいですか。
 
(80.7) はい
(19.3) いいえ



Q2 あなたはふだん生活の中で,生きがいや張り合いといえるようなものを持っていますか。
 
(78.4) 持っている →SQ1へ
(21.6) 持っていない(わからない) →SQ2へ



SQ1 〔回答票1〕それでは,あなたは主として,どういうことに生きがいを求めていらっしゃいますか。1つだけお答え下さい。
 
(44.6) (ア) 仕事・家事
(2.3) (イ) 勉強・教養
(8.1) (ウ) 趣味・スポーツ
(2.4) (エ) 社会に役立つこと(社会奉仕・社会運動・政治活動)
(37.5) (オ) 家庭・子供
(2.3) (カ) 信仰・信条
(1.3) その他
(1.5) 不明



SQ2 それでは,あなたはつらいことや苦しいことを乗り切る力になるような,生きがいを持ちたいと思いますか。それとも,別に持ちたいとは思いませんか。
 
(10.9) 思う →SQ3へ
(10.7) 思わない →Q4へ



SQ3 〔回答票1〕生きがいを持つとしたら何に求めたいと思いますか。1つだけお答えください。
 
(3.0) (ア) 仕事・家事
(0.5) (イ) 勉強・教養
(1.7) (ウ) 趣味・スポーツ
(0.4) (エ) 社会に役立つこと(社会奉仕・社会運動・政治活動)
(3.0) (オ) 家庭・子供
(0.5) (カ) 信仰・信条
(0.3) その他
(1.5) 不明



Q3 あなたは,大事なことを決めようとする場合に,相談をしようと思うような人や意見をきこうと思うような人がいらっしゃいますか。(N=7,337)
 
(88.6) いる →SQへ
(11.4) いない →Q4へ



SQ それはどんな間柄の人ですか。(M.A.)(N=7,337)
 
(12.3)
(12.5)
(12.8) きょうだい
(54.2) 配偶者(夫・妻)
(2.7) 祖父または男の親類
(1.5) 祖母または女の親類
(14.6) 同僚・友達
(5.0) 先輩
(3.6) 職場の上役
(0.7) 先生
(0.9) 近所の人
(0.6) 団体グループのリーダー
(5.4) その他
(0.5) 不明
  (M.T.=127.4)



Q4 あなたが強いつながりを感じたり,役立ちたいと思っている団体やグループがありますか。
 
(27.0) ある →SQへ
(73.0) ない →Q5へ



SQ それはどういう団体ですか。(M.A.)(N=8,220)
 
(3.7) 町内会・自治会
(6.1) 婦人会・青年団・老人クラブ
(0.9) 同窓会・クラス会
(1.5) PTA
(3.3) 趣味・スポーツなどのグループ・サークル
(1.9) 労働組合
(5.2) 職場・職域とそのグループ・サークル
(3.7) 宗教団体・人格の向上を目標とする団体
(0.7) 政治団体や後援会
(1.2) 社会福祉・社会奉仕の団体
(1.6) その他
(0.4) 不明
  (M.T.=30.2)



Q5 あなたは,今住んでいらっしゃるこの地方で育ちましたか,それともあなたが育ったのは別のところですか。
 
(54.7) この地方 →SQ1へ
(45.3) 別のところ・不明 →SQ3へ



SQ1 あなたのお父さんまたはお母さんもこの地方で育った方ですか。それとも別の地方で育った方ですか。
 
(45.1) この地方 →Q6へ
(9.1) 別のところ →SQ2へ
(0.5) 不明 →Q6へ



SQ2 それでは,あなたの両親または先祖のいた地方に,ふるさととしての関心をお持ちですか。
 
(4.5) 持っている
(4.6) 持っていない・不明



SQ3 それでは,あなたは,あなたが育ったところにふるさととしてのなつかしさを感じていますか。
 
(37.4) いる
(7.8) いない・不明



SQ4 あなたがふるさとを出てから何年になりますか。
 
(6.9) 5年未満
(8.4) 5年〜10年未満
(13.5) 10年〜20年未満
(15.8) 20年以上
(0.7) 不明



Q6 あなたは,今住んでいるこの地方に愛着を感じますか。
 
(77.4) 感じる
(15.8) 感じない
(6.8) 不明



Q7 〔回答票2〕ところで選挙にはいろいろありますが,このなかでいちばん棄権したくないと思っている選挙はどれでしょうか。2番目はどれでしょうか。
 
(1番目) (2番目)
(26.7) (12.6) (ア) 市区町村議会議員
(14.7) (19.0) (イ) 市区町村長
(2.0) (6.9) (ウ) 都道府県議会議員
(4.8) (11.6) (エ) 都道府県知事
(15.2) (8.5) (オ) 国会議員(衆議院・参議院)
(22.3) (2.4) どれともいえない(全部)
(14.3) (39.1) ない・不明



(社会に対する考え方)
注・Q8〜Q9は対象番号偶数か奇数かによって左列又は右列を聞く。 (N=4,185)
 
対象者番号奇数の者 →Q8(a)へ
対象者番号偶数の者 →Q8(b)へ



Q8(a) 〔回答票3〕(偶数番号の対象者)ところで,個人の生活と社会についてこのような考え方がありますが,あなたの考えはどの意見に一番近いでしょうか。
 
(27.4) (ア) 国や社会のことはあまり考えてもしかたがないから,自分自身の生活の充実に専心したい →Q9(ア)へ
(42.0) (イ) 自分自身の生活だけでなく,国や社会のことに目を向けたいと思うが,それだけの余裕はない →Q9(ア)へ
(19.0) (ウ) 個人の生活も社会の問題とは切り離せないから,国や社会のことにも積極的に取り組んでいきたい →Q9(ア)へ
(11.6) 不明 →Q9(ア)へ



Q9(ア) 〔回答票4〕ここに社会生活に関するいろいろな考えが書いてありますが,一つ一つについてあなたも同感できるかどうかお聞かせ下さい。まず(ア)についてはどうでしょうか。(どんな社会でも,全体の統一を保つことが大切だから,社会の秩序をみだすような行動は常につつしまなければならない)(N=4,185)
 
(56.3) 全く同感だ →Q9(イ)へ
(30.2) ある程度同感できる →Q9(イ)へ
(3.8) 同感できない →Q9(イ)へ
(9.7) 不明 →Q9(イ)へ



Q9(イ) 〔回答票4〕(イ)についてはどうでしょうか。(人間はだれでも何がしか社会的な役割を持っているのだから,それぞれの立場に応じた責任をはたす心構えが常に必要だ)(N=4,185)
 
(58.5) 全く同感だ →Q9(ウ)へ
(29.7) ある程度同感できる →Q9(ウ)へ
(1.8) 同感できない →Q9(ウ)へ
(10.1) 不明 →Q9(ウ)へ



Q9(ウ) (ウ)についてはどうでしょうか。(社会生活を送って行く上では,自分を犠牲にして社会や他人のためにつくす心構えが常に必要だ)(N=4,185)
 
(13.9) 全く同感だ →Q10へ
(41.0) ある程度同感できる →Q10へ
(32.3) 同感できない →Q10へ
(12.9) 不明 →Q10へ



Q8(b) 〔回答票5〕(奇数番号の対象者)ところで,「これからは国民は国や社会のことにもっと目を向けるべきだ」という意見と,「まだまだ個人の生活の充実に専心すべきだ」という意見がありますが,あなたの考えではどちらの意見に一番近いですか。 (N=4,035)
 
(33.4) (ア) 国や社会のことにもっと目を向けるべきだ →Q9(1)へ
(34.7) (イ) 個人の生活の充実に専心すべきだ →Q9(1)へ
(20.2) (ウ) 一概にいえない →Q9(1)へ
(11.6) わからない →Q9(1)へ



Q9(1) 〔回答票6〕次に社会生活についての考え方についてうかがいます。この2つの意見の中では,あなたの考えはどちらに近いでしょうか。(N=4,035)
 
(48.5) (ア) 社会生活を送って行く上では,それぞれの立場に応じた責任をはたすことが必要だ →Q9(2)へ
(25.3) (イ) それぞれの立場にとらわれず,個人の能力を十分発揮することが必要だ →Q9(2)へ
(26.2) どちらともいえない・わからない →Q9(2)へ



Q9(2) 〔回答票7〕では,この中では,あなたはどちらの意見に近いでしょうか。(N=4,035)
 
(44.1) 社会秩序を保つために,法律や道徳などの社会規範が必要だ →Q9(3)へ
(26.9) そのような社会規範より個人の良心を尊ぶことが必要だ →Q9(3)へ
(29.0) どちらともいえない・わからない →Q9(3)へ



Q9(3) 〔回答票8〕では,この中ではどうでしょうか。(N=4,035)
 
(21.9) 社会としてまとまりを保つため,みんなが従える社会的権威が必要だ
(47.8) 社会的権威よりも,個人個人がしっかりした考えを持つことが必要だ
(30.3) どちらともいえない・わからない



Q10 国に対する気持について伺いますが,あなたは国から何かしてもらいたい気持と,国のために何かをしたい気持とどちらが強いでしょうか。(N=8,220)
 
(48.2) 国から何かしてもらいたい
(13.1) 国のために何かをしたい
(23.9) 同じくらい
(14.8) わからない



Q11 今後,日本人は,いろいろな国の人と接触する機会が多くなると考えられますが,そのようなとき,日本人としての自覚を持つ必要がありますか,それともこのような自覚は,むしろ妨げにあると思いますか。(N=8,220)
 
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