• 高齢社会

老人問題に関する世論調査(昭和46年8月調査)

2003年12月25日掲載

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内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

「老人問題に関する世論調査」

内閣府政府広報室


調査の概要


・調査の目的
一般国民の老人に対する意識及び自己の老後についての意識等を調査し施策の参考とする。

・調査項目
(1) 自分の老後に対する意識
a 老後の生活への不安
b 老後のすごし方
c 親と子供夫婦の同居について
d 老人ホームについて
(2) 老人に対する意識
a 自分の親の老人ホーム入居について
b 自分の親の世話について
c 老人への社会奉仕
(3) 老人対策への要望
a 国の施策への要望
b 敬老教育,社会福祉教育の必要度

・調査対象
(1) 母集団 全国の20歳以上の者
(2) 標本数 3,000
(3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法

・調査時期 昭和46年8月5日〜昭和46年8月11日

・調査方法 調査員による面接聴取

・調査実施委託機関 社団法人 中央調査社

・回収結果
(1) 有効回収数(率) 2,517人(83.9%)
(2) 調査不能数(率) 483人(16.1%)
−欠票内訳−
転居 70 住所不明 40
長期不在 75 拒否 74
一時不在 206 その他 18
(計483)

・性・年齢別回収結果
性・年齢別回収結果




調査票


Q1 老後の問題についてお聞きしますが……… あなたは,自分の老後の(将来の)生活に対して不安を感じることがありますか,別にそういう不安を感じることはありませんか。
(35.7) 不安を感じることがある →SQへ
(58.3) 不安を感じることはない →Q2へ
(6.0) 不明 →Q2へ



SQ 不安に思っていることはどのようなことですか。(M.A.)
(36.5) 健康に関する不安
(54.8) 経済に関する不安
(10.5) 住宅に関する不安
(19.7) 家庭の人間関係に対する不安
(11.5) 仕事に関する不安
(5.1) その他
(3.0) 不明



Q2 あなたは,一般的に考えて,親と子供夫婦は同居した方がよいと思いますか,別居した方がよいと思いますか。
(48.7) 同居 →Q3へ
(32.9) 別居 →SQへ
(16.6) 一概にいえない →Q3へ
(1.8) 不明 →Q3へ



SQ 親と子供夫婦はすぐ近くに住んだ方がよいと思いますか,別にすぐ近くでなくてもよいと思いますか。
(19.5) すぐ近くに住んだ方がよい
(12.2) すぐ近くでなくてもよい
(1.2) 不明



Q3 あなたは,老後も体が丈夫なうちは,働きたいと思いますか,あまり働きたいとは思いますか。思いませんか。
(83.5) 働きたいと思う
(13.0) 働きたいとは思わない
(3.5) 不明



Q4 働くこととは別に,老後も体が丈夫なうちは,何か社会奉仕的な活動をしたいと思いますか,そういうことをしたいとは思いませんか。
(42.4) 社会奉仕活動をしたい
(37.7) 社会奉仕活動はしたくない
(19.9) 不明



Q5 あなたは,「老人ホーム」というと,どういう感じの所だとお思いになりますか,一般的な感じで結構ですからおっしゃって下さい。(M.A.)
(14.5) 気楽なところ
(6.8) きゅうくつなところ
(8.0) 設備がととのっているところ
(4.0) 設備がととのっていないところ
(13.5) 気の毒なところ
(7.0) 明るいところ
(14.1) 暗いところ
(7.9) たのしいところ,ゆかいな所
(24.8) さびしい所
(34.0) 身寄りのない人がいくところ
(4.5) その他
(12.3) 不明



Q6 あなたは,結婚していらっしゃいますか。
(88.2) 既婚 →SQ1へ
(11.8) 未婚 →SQへ



SQ 親御さんは御健在ですか。
(11.1) 健在 →Q7へ
(0.7) 死去 →Q9へ



SQ1 あなたは,あなたの親御さん(舅・姑はのぞく)と同居していらっしゃいますか。
(20.5) 同居している →Q7へ
(67.6) 同居していない →SQ2へ



SQ2 〔回答票1〕あなたの親御さんはどうしていらっしゃいますか,この中ではどうでしょうか。
(9.3) (ア) 親たちだけで暮している →Q7へ
(23.0) (イ) 親と対象者以外の子供と暮している →Q7へ
(35.0) (ウ) すでに死去 →Q9へ
(0.2) その他 →Q7へ
(0.1) 不明 →Q7へ



Q7 設備がととのった老人ホームがあれば,親御さんが老人ホームに入ってもいいと思いますか,そうは思いませんか。
(13.5) 老人ホームに入ってもいい
(65.6) 入ってもいいとは思わない
(16.9) 一概にいえない
(4.0) 不明



Q8 〔調査員確認〕対象者の未既婚(Q6参照)
(X 既婚者→)かりに将来,親御さんが病気などで長く床につかれるような場合は,お世話は主にどなたがなさると思いますか。
(Y 未婚者→)あなたが結婚された後で,かりに将来,親御さんが病気などで長く床につかれるような場合は,お世話は主にどなたがなさると思いますか。
(50.3) 対象者本人あるいは対象者本人の配偶者
(38.1) 本人のきょうだい及びその配偶者
(3.6) 完全看護の病院入院
(1.2) その他
(6.8) わからない・考えていない



Q9 (全員に)あなたご自身は,将来老人ホームに入ってもいいと思いますか,そうは思いませんか。
(19.0) 老人ホームに入ってもよい
(61.3) 入りたくない
(18.1) わからない・考えていない
(1.5) 不明



Q10 あなたは,近所の寝たきりの老人の世話をしたり,老人だけの家庭に電話をかけたりするような奉仕活動に参加してもよいという気持ちがありますか,そういう気持ちはありませんか。
(39.8) ない
(60.2) ない



Q11 寝たきりの老人の世話をしたり,老人だけの世帯の世話をしたりする家庭奉仕員を市町村から派遣する制度がありますが,あなたは前にそういう制度をきいたことがありますか,きいたことはありませんか。
(46.3) きいたことがある
(53.7) きいたことがない



Q12(1) 〔回答票2〕老人の生活と健康を守るために,国の施策として,この中では,どれに一番力をいれてもらいたいと思いますか,……二番目はどうでしょうか。(1番目)
(44.0) (ア) 老人医療費無料化 →Q12(1)へ
(4.4) (イ) 老人家庭奉仕員,介護人の増員 →Q12(1)へ
(10.0) (ウ) 老人無料検診 →Q12(1)へ
(4.9) (エ) 各種老人ホームの増設 →Q12(1)へ
(2.2) (オ) 老人世帯向住宅の増設 →Q12(1)へ
(4.3) (カ) 三世代住宅の増設(親子・孫などが同居できるように) →Q12(1)へ
(17.4) (キ) 老齢福祉年金の増額 →Q12(1)へ
(4.3) (ク) 老齢者を扶養している人の税金の控除 →Q12(1)へ
(2.1) (ケ) 老人就業あっせん事業所の増設 →Q12(1)へ
(0.2) その他 →Q12(1)へ
(6.1) 不明 →Q13へ



Q12(2) 〔回答票2〕(2番目)
(15.6) (ア) 老人医療費無料化
(6.4) (イ) 老人家庭奉仕員,介護人の増員
(11.7) (ウ) 老人無料検診
(7.8) (エ) 各種老人ホームの増設
(5.0) (オ) 老人世帯向住宅の増設
(5.2) (カ) 三世代住宅の増設(親子・孫などが同居できるように)
(26.1) (キ) 老齢福祉年金の増額
(7.7) (ク) 老齢者を扶養している人の税金の控除
(5.4) (ケ) 老人就業あっせん事業所の増設
(0.5) その他
(2.6) 不明



Q13 社会福祉については,いろいろの施策ばかりではなく,国民一般がすすんで助けあおうという気持ちをもつことが大事だといわれていますが,あなたは,地域や学校で,社会福祉の理想と現状についてよく教える必要があると思いますか,そんなに教える必要はないと思いますか。
(77.0) よく教える必要がある
(11.0) そんなに教える必要はない
(12.0) わからない



Q14 あなたは,敬老の気持をもつように,現在の学校教育でよく教える必要があると思いますか,そんなに教える必要はないと思いますか。
(77.1) よく教える必要がある
(13.8) そんなに教える必要はない
(9.1) わからない



<フェース・シート>

F1 〔性別〕
(43.0)
(57.0)



F2 〔職業〕あなたのご職業はなんでしょうか。
<自営業>
(8.3) 農林漁業
(7.8) 商工サービス業
(1.7) 自由業・その他
<家族従業>
(5.6) 農林漁業
(3.9) 商工サービス業
(0.3) 自由業・その他
<被傭者>
(1.6) 管理職
(3.5) 専門技術職
(12.7) 事務職
(13.4) 労務職
<無職>
(30.4) 主婦
(10.7) その他



F3 あなたと世帯主との関係をおききしたいのですが,主としてお宅の生活を支えていらっしゃるのはあなたですか,ほかのかたですか。
対象者本人(実質上の世帯主) →F5へ
対象者本人以外 →F4へ



F4 〔世帯主職業〕(主として)お宅の生活を支えている方のご職業は何ですか。
<自営者>
(18.9) 農林漁業
(20.4) 商工サービス業,自由業
<被傭者>
(4.2) 管理職
(28.0) 専門技術職・事務職
(23.5) 労務職
(5.0) 無職



F5 年齢〕あなたのお年は満でおいくつですか。
(9.3) (13.5) 20〜29歳
(9.5) (14.3) 30〜39歳
(9.0) (13.2) 40〜49歳
(6.4) (7.8) 50〜59歳
(8.9) (8.1) 60歳以上



F6 〔学歴〕あなたが,最後に卒業された学校はどちらですか。(中退は卒業とする)
(11.9) 小卒(未就学)
(41.0) 旧高小・新中卒
(37.3) 旧中・新高卒
(9.6) 旧高専大・新大卒
(0.2) 不明



F7 〔回答票3〕〔役職経験〕あなたは,この中のどれかの役員をなさったことがありますか。いまなさっているものもあげて下さい。(M.A.)
(0.6) (ア) 地方公共団体関係の役職(知事,副知事,市町村長,市町村会議員)
(1.3) (イ) 教育委員,選挙委員,農業委員
(1.3) (ウ) 民生委員,裁判所の調停委員,保護司
(2.6) (エ) 各種協同組合,商工会議所等の役員
(2.4) (オ) 労働組合の幹部
(21.5) (カ) 町内会・部落会・自治会の役員および消防団の役員
(16.4) (キ) PTAの役員
(3.2) その他
(64.8) 役職経験なし・不明



F8 〔生活程度〕〔調査員判断〕
(2.0)
(18.2) 中の上
(58.2) 中の中
(19.0) 中の下
(2.5)
(0.2) 不明

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